月別アーカイブ: 5月 2016

ひっそりと7月発売

ITTF(国際卓球連盟)のHPの世界ランキングを見ていると・・・

 

なんじゃこの写真!

もうちょっと良い写真あるだろ!レベルではなく、完全にITTFが遊んでます。

 

小ネタでした。

 

そういえば、7月発売の新製品がひっそりと予約開始しています

特にドニック

新たに契約選手になった周雨

そのモデルが発売!

 


周雨1

5枚合板で上板はウォールナット

硬くて、しなって、弾む5枚!

去年、文佳が使用していて、なんだ?と思っていたラケット

ようやくお目見えです!

 


続いて、周雨2

こちらは上板が黒檀の5枚合板

 

そして恐らく周雨が使うであろう

周雨3

木材5枚+アラミドカーボン2枚

周雨はもともとビスカリアを使っていたので、3本のうち似ているとしたらコレか。バウムエスプリとの違いはまだわかりません。

 

しかも、うれしいことに全部中国式があるんです!

同時に

ワルドナー、パーソン、アペルグレンなどのCFZシリーズの中国式も発売!

また、木材6枚+カーボン2枚のオフチャロフオリジナルセンゾーカーボンの中国式も!

硬くてぶっ飛びのラケットです。

 

個人的に興味があるのは

ブルーファイアのビッグスラム

スポンジ硬度はJP03などと同じ40度ですが、

トップシートが柔らかくなっているとのこと。ニッチなラバーですが、良さそうです。

 

他メーカーの新製品が発売しきった7月くらいに投入するのは目立つちゃ目立つので良いのかな−。

 

 

最後にやたら問い合わせがあった塩野モデルの話です。

みなさん、情報が速い!よく見てるなー。

 

これ!

待望の塩野真人モデルラケット!

発売は7月ではなく、今秋頃になります。

合板構成は、珍しい3枚!

スプルースのみ3枚!です。

デフプレイに比べると明らかに硬い打球感。

そして初速が速いカットラケット。

結構飛ぶけど、カットラケットの範囲内らしいです。面白そうなラケットが出てきましたね。発売が楽しみです!

XEBIOはゼビオと読む

昨日は荒川沖という常磐線の駅へ

今回は卓球ショップではなく、総合スポーツ店のゼビオ(正式名称はスーパースポーツゼビオ)へ

このロゴ、見たことありますよね

何て読むか知らなかったけど、ゼビオ

仙台で行われた女子ワールドカップ

 

最近、卓球に力を入れているのです

 

荒川沖にはゼビオドームと言われるドデカイショップがあるのです。

大きさ、ナント2500坪!

 

卓球のラバー

ラケット

 

ボールもかなりの量

オリジナルプラボールも・・・すごい

公認ウェアではありませんが、

練習着には良さそうな卓球風のウェア

割引されて、2千円でした!安い!

 

 

他にも

サポーター

サプリ

 

プロテイン

なんでも揃います。さすが、自らスーパースポーツを名乗るだけある

 

そして

熊!滝!

 

卓球台!!!

 

この台すごいです。

ゼビオオリジナルの台なんですが・・・

25,800円!!!! 安すぎないか・・・。しかも送料無料・・・。

12,800円のほうはコンパクトサイズですが、

25,800円のほうはちゃんと国際規格サイズ。

一番の目玉商品だぜこれ!!!!

 

 

とにかくでかくて、何でも揃うところでした

 

たまには総合スポーツショップも良いですね。卓球ついでにいろいろ買えます。

 

 

ぼくは 

ちょっと興味があった加圧トレーニングのウェアを買ってみました。

ダイエットになるかな???

欧州予選後編

ちょっと暑すぎて、いろいろやる気がおきません。

どれくらいやる気がないかと言うと、、、関東学生リーグの用具記事を書かないという選択肢を選ぶくらいやる気がありません。

写真をダーッと見て、、「あ、これはおもしろくできない」と思いました。

あしからず

 

というわけで欧州大陸予選後編へ

ドイツ女子の団体メンバーは、シャン・シャオナ。

ペン表の円熟プレーで、取りこぼしも少ない。怖い存在。

もともとチャイニーズULCを使っていて、今は同じグリップの特注のよう。中身を変えたかどうかは不明。

 

もっと怖い存在のハン・イン

VICTASの松下浩二にキョウヒョウ、バックはスペクトル。

 

世界選手権では負けて勝ってのドイツでしたが、五輪ではこの二人が入り、さらにパワーアップ。

ハンイン2点使い、そしてゾルヤとシャンシャオナのダブルス。強いって。

ドイツ女子・・・要注意。

ちなみにゾルヤはロフコスフォースにリズムPを使用

 

ヨーラつながりでポータを紹介。

TPEファイトを使用

スウェーデンのリフェンは懐かしの王楠を使用

帰化選手が続々出てくるのが五輪。波乱の予感

こちらも帰化選手。ウクライナのコウレイ。

でも彼は世界選手権に出ているので情報が少ないわけではない。

カーボネード190を使用。

今月の試打動画にあがっています

こちら

使い手を選びますが、良いラケットです。

 

 

五輪予選は熱い・・・はずなんだ。でも今回のやり方には賛否・・・いや否しかないか。

必死だったのは、ランキングで救われない人たちだけだったのかもしれない。

だからこそ

3度目の正直、エクホルムおめでとう!

ホームマッチで見た木材事情

欧州編の後半にいきたいとことですが

 

と、その前に

先日シチズンVS愛工大のホームマッチを見に行きました

設営するところから初めて見ました

周りの協力があってこそなんだなと企業スポーツの在り方を学ぶことができました

結果はホームのシチズンが負けてしまいましたが、

ホームだからこそ、「次頑張って!」「まだまだこれから!」「本戦期待してます」など応援の声にあふれていました。

他スポーツだと負けたら罵声を飛ばしたりありますが、その感覚がよくわからない。3連敗したらサポーターがバスを取り囲むとか・・・・。それって応援者なのかな?

 

ちなみにOB選手たちも支えています

天才サウスポー渡辺将人さんは点数係

軟らかラバーが生み出す精緻なカウンターが印象的だった谷口さんは音響担当

オープン戦に出まくって、現役時代より強いのでは?と周りが噂する河原さんと、

まだまだ現役選手並のフットワークで働く田中満雄くんは設営係

 

そして他社員さんの力もあり、

この食堂が

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こう生まれ変わるんです。この距離で見る卓球は素晴らしい!

 

帰りはミズノの玉山さんと藤本さんと夕飯

選手だったら知らない人はいないほど、有名人の玉山さん(右)

ちなみにお酒は全く飲めません。

マレーシアの世界選手権でもずっと一緒で

ブルーモスクの中で記念写真も撮りました。

本当は婚姻の儀式の場らしいです。危ない!

 

そのとなりの藤本さんは、同志社大卒のバリバリプレーヤー

岡山の玉野光南高出身

顔の赤さから想像するとおり、もちろん酒は飲めます。今後、どこかで同卓になったときは、じゃんじゃん飲ませてあげてください。

 

 

 

今回、用具的に気になったのは

シチズンが全員木材ラケットになっていたこと。

 

神巧也くん

馬林エキストラスペシャル

7枚合板

やや硬いですが、球持ちが良く、パワーを活かせるラケット

 

主将の森田侑樹くん

SK7

すでに廃番になってしまったが、弾きの強い木材で飛距離抜群

 

 

加藤悠二くん

フォルティウスFT

こちらも硬くて飛距離が出る7枚合板。SK7に比べて軽打の弾きがある。

もともと加藤くんはSK7やスイフターMFを使うなど、木材寄りの選手であり、学生時代からミズノイメージもあったので不思議ではない

 

軽部くんと

久保田くんは

スワット

言わずとしれた超コスパラケット

5枚合板みたいな7枚合板。上記3商品に比べると柔らかくて、かなり使いやすい。

打って良し、守って良しのバランスの中に威力がある。

「これって5枚じゃないの?」(久保田)と間違えるほどの抜群の球持ちです。

シチズンの攻撃選手、全員が7枚合板になっていた・・・。

そしてカットマンの御内くんはもちろん5枚合板。

 

 

改めて木材合板の見直しがされてきているのかなと思いました。

卓球グッズ2016で「木材ラケットに未来はあるのか?」という企画をやりましたが、「勝手に過去にしないでね」というのが本音だろうか。

 

あ、6月上〜中旬に発売されるオメガ5ツアーDFですが、

軽部君がフォアをこのラバーに変えていました。

欧州予選その1

五輪アジア予選はこれくらいにして、ヨーロッパへ行きます

予選を抜けたアポローニャは

しっかりと

本人モデルを使用中

ポルトガルカラーが格好良い!

ゴズィーに勝って代表権を獲得したグルーツ(デンマーク)

15年蘇州大会で松平健太くんに勝った選手ということで、印象に残っている人も多いでしょう。ラリーに強くて、どこからでも打てる。

蘇州大会の時はアディダス契約選手で、

ハイパータッチという

アディダス版のティモボルALC系ラケットを使っていました

そして両面にテンゾンウルトラSF

でしたが、、、

アディダスが事実上の撤退になってしまったので、

ビスカリアに両面テナジーに変更

 

グルジボウスカは

ずっと愛用していたティモボルZLFを変更して、

インナーフォースレイヤーZLCへ

変えられてしまいましたが、

※ロゴ変更にあたり新ブレードデザインバージョン

 


ティモボルZLFはすごく良いラケットなんです

板の硬さにジャストフィットするZLFの硬さ。

木材のような一体感があり、弾む合板のようなラケットなのです。

硬めで飛ばしたいけど、特殊素材の暴れは勘弁という人、いいですよ。

今見たら、平均重量も下がっていて83gとのこと。使いやすそうです!

 

まだまだ現役、そしてファンも多い

クレアンガ

カーボンラケットを愛用していた彼もついにラケットを変更

水谷隼SPZLCへ

 

なんてことだ。

プラボールが原因なのかはわからないが、ラケットを今まで全く変えなかった選手たちまでもが、こぞって変えている。

皆さんのプラボール対策は落ち着いた頃でしょうか。

自分は今となっては、うまくなりたいとかはなく、打って打ってひたすら用具の性能を知りたいという欲求しかないです。

世の中、いろんなマニアの人がいますが、自分を何マニアかと改めて思うと、「性能マニア」かもしれません。収集マニアではないです。最近、要らんラケットはどんどん人にあげちゃってますし。

ただ、ペンホルダーばかりなので、削りがあるので、なかなか引き取り手がいないのがネックです

注目の若手・グラシメンコ

日本でこの選手が好きだという人にまだ会ったことがない

しかし、えげつないほどのフォアドライブ、ミスのないバックドライブ。

江天一

現地読みはジャン・テンイ

コルベルSK7などを使っていましたが、今はアリレートカーボン系

中国ラバーでも特殊素材を合わせる人が増えています。普通、扱えないって。

物真似棄権!

そして可哀想に、せっかく大陸予選を勝ち抜いたのに、協会に認証されずシングルスには出られず。

 

 

五輪大陸予選を突破し、今注目の若手と言えば

突然登場したノリノリ男

カザフスタンのグラシメンコ

カタールオープンで大島祐哉選手にも勝利。今、大注目の若手です

プレー自体に派手さはないですが、バックハンドがうまく、無理な回り込みはしないタイプ。

そして足があるので、中陣のラリーも強い。チキータよりもストップ重視で少しに日本人っぽいプレーです

カザフスタンからこのような選手が出てくること自体すごい

ダイビングで返球する執念!

顔も格好いいので、人気が出そうです

 

 

使用ラケットはこちら

 

クレストAR+

という新作。国内ではまだ未発売。

7枚合板+ZFカーボンという謎の特殊素材を搭載。

7+2ですよ!それで板厚5.9㎜という薄仕様。どんなラケットだか打ってみたいもんだ。

 

ちなみにクレストは2種類あり、さらに弾むクレストOFFは

イングランドの3番手 ウォーカーが使用中

なんかこのクレストOFF、おかしい合板構成なんですよね

上板の下にZFカーボンで、その下にフリースカーボンという、カーボン2連結

規定厚さ大丈夫なのかな・・・と心配になる。

 

それでいてこちらも5.9㎜と超薄設計。

楽しみなラケットです。

小ネタとウェア

これくらいシンプルなウェアも良いね

ティバーのTシャツタイプのウェア。これなら普段着でも良い感じ!

↑ティバージャパンのHPではサイズ限定ですが、お安く売っていました。

2430円!! 安い!

 

今日は2本目なので、小ネタです

サウェータブットのラケットケースにはリラックマ

実は海外でも人気があるのです

実に女の子らしいです

 

が、、、

バーコード付きなのはあまり女の子っぽくない

 

同じに見える2枚の写真ですが、

ゲーム間でバンダナを変えるアチャンタ

インドで卓球を始め、今やブンデスの名門・ボルシアデュッセルドルフで活躍するインド人もビックリの先駆者なのです。

インドの英雄は無事五輪切符をゲット

こちらは

ティバーと10年契約を結んだ陳建安

あまりピンと来ないかもしれませんが、世界チャンピオンに名を連ねています

13年パリ大会のダブルスチャンピオン

ラケットは自分の名前のCCAというものがありますが、最近はもっぱら13年パリ大会記念ラケットを使用

それにしても10年契約ってすごいですね。大抵は複数年契約ですが、10年経ったら陳建安も34歳ですよ。

ティバーはサムソノフに代表されるように長く使うスタイルなのですね。

オフチャロフは陳建安を超える20年契約なので、珍しくはないのか・・・な。

 

以前、契約更新の際に1年契約を打診されて、看板選手が他メーカーに移ったこともあります。選手にとっては契約メーカーも重要。用具はもちろんですが、ウェアも変更になる。

 

実はウェアは選手を見る上で結構重要なポイントだと思っています。

 

用具を使う、使わない以上にウェアを着るのは信頼の証

用具は性能うんぬんがあるので自分に合う、合わないがありますが、ウェアはそれほど差というものがないので、こだわらないのではなく、「せめてウェアだけでも着てあげたい」という心が重要になる。だからウェアはメーカーとの信頼の証

チームのウェア、日本代表のウェアなどは決まっていて、自分では選べませんが、個人戦だけは自分がお世話になっているメーカーのものを着る、着たい!

たとえば

シチズンは団体戦に出るチームウェアが上からバタフライ、ミズノ、VICTASなどあります。

しかし、学生時代からヤサカにお世話になっている神くんは、

個人戦ではヤサカを着る

もう契約ではないが、ウェアで返すのが恩義

 

別冊卓球グッズ2016

発売になりました

 

年に1度の卓球用具だけの1冊

卓球グッズ2016

 

昔は新製品の情報や、用具のトリビアなどが多かったですが、

今年はここ1〜2年の用具の情勢が中心です。もちろん新製品情報はマストで入っていますが、もっと濃いもの・・・

たとえば、

ほぼ全表ソフトの粒形状サイド写真入り

はっきり言って、気持ち悪いです。

座談会はカットマン

4人のタイプの違うカットマンが揃う信号器材で、

カットマンならではの悩み、その解決法、用具変更などなど話し合い

 

また、

マスターズ世代の人たちのこだわりすぎた用具選びや、

なんとなく曖昧になっている「打球感」という項目にピックアップしたり、

シューズにこだわってみたり、

価格改訂後のテナジーと対抗ラバーの動きを追ったりなど、、、、

読めばきっとお腹がふくれる1冊になっています。

 

普段、用具にはあまり興味のない人でも(そんな人はこのブログは読んでいないかもしれないが・・・)

用具の情勢を知るならこの1冊で十分!

ぜひ読んでみてください。

 

 

大陸予選その4

誰? カットマン?

 

ウズベキスタンのキム・オルガ

ディフェンシブ リフレックスシステム

現行品ですが、なかなか見ないレアラケット

 

アラミヤン兄弟の弟

愛称はニーナ

インナーフォースレイヤーZLC お馴染み黄色ラケット

兄のノシャド

ずっとティモボルALCを愛用していましたが、ここにきて「水谷隼」に変更

同じZLCでも

アウターの兄、インナーの弟

 

プレースタイルもそうですね。

上からの速攻、カウンターの兄はプレーの鋭さが増すアウター

ラリー主体でボールをつないで粘る弟は安定感重視のインナー

 

 

 

ランキングで救われない人たちにとって、この予選がすべて。

五輪に出るということは大変なのです。

 

むむむ!

いくらドラえもんが好きだからって、

そのTシャツはどうなのさ・・・丁寧。

大陸予選その3

どんどんいきましょう!

五輪予選に出る用具、それは本気用具!

 

本日一人目は

タイのオラ・ワン。

安定ラリーでつないでいると思ったら、いきなりフォアのカウンタースマッシュで襲いかかる。スマッシュ打てる選手は強いよね。

パーソンCFZにブルーファイア、アクーダの組み合わせ。

シューズはカバンビスター2

ジュニア用としては申し分ない性能です。

23㎝まであるので、もし入るのであれば、大人でも良し!

 

ゴリゴリのドライブ女子

リンイエは前までビスカリア&キョウヒョウ&テナジーのバリバリ男子中国モデルでしたが、、、、

ラケットを劲极9に変更。日本未発売なので、気にしなくて良いです。

かっ飛ぶ7枚合板です

それにしても・・・

刺青! 女子版張継科だなぁ

 

デカくて太くてパワーある李虎

世界ジュニア王者ですが、その後帰化して、世界選手権には出られない。

でも五輪には出てきます。

ガオニンと同じ用具です。体型だけでなく、用具も同じ道を辿るか。

クリッパーCRWRBにキョウヒョウ、テナジー

 

部長!!!!

と呼びたくなるルックスの

フレディップ選手(インドネシア)

誰だ? 安心してください。ぼくも知りません。でも出場していたので一応紹介。

クリッパーウッドに両面キャリブラ

このバックスイング、強い!!!

 

もうひとりインドネシアの選手

課長!!!!

カーボネード145に両面キャリブラ

パチパチ系の選手はエアロックよりもキャリブラが好まれるみたいです。

エアロックアストロのグリップ感は魅力だけど、スピード感はキャリブラのほうが上。上回転のラリーにも強いし、とにかく金属音が気持ちいい!

 

一方、

センス男・ヤンツーは

クリッパー系からキョウヒョウ龍5へ

さすが、ちゃんと国家チーム用の三日月一閃

 

 

では今日はこのへんで

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