10日間の1人タイ出張から帰国し、すぐに締め切りを迎えております。
忙しい? でも毎月のことです。
タイの速報では勝手に「ミニ用具のこだわり」というコーナーを設けて外国選手にいろいろ取材しておりました。リ・ミョンスンにはさすがに警戒されましたが・・・。
気になる人はアジア選手権速報をご覧ください。
空き時間にタイの協会の人(元代表選手含む)と試合をしたりして(だからぼくは汗ビッショリなのです)、仲良くなり、記念Tシャツをたくさんもらいました。
スケジュールはきつかったけど、楽しかったですね
タイの裏話はまた今度します。いらん? はい、了解!
さて、日本に帰り、秋の展示会に行ってきました。
でも今年はバタフライとニッタクのみ。
ということで先に行った関係でニッタク編です
ニッタクは5日の月〜9日の金曜までやっているそうで、一番空いていそうなところを狙っていきました。担当者にたくさん話を聞きたいので。
充実の試打ラケット
新ラバーはないので、ラケット!
言わずもがな「キョウヒョウ王」のようなラケット。
実はニッタクで一時期販売していた「キョウヒョウ王」ですが、今は価格の高騰やロットの問題などから入荷が難しい状況だと言います。もし入れても価格がめちゃくちゃ高くなるということで、
日本製でキョウヒョウ王を作る。そしてパワーアップさせる
というラケットです。
キョウヒョウ王は上板がコトですが、これは硬いウエンジ材を使用。
弾みが増し、粘着系ラバーとの相性も良いとのこと。ニッタクのキョウヒョウネオにピッタリ!
試打感想:5枚合板なのでスピードはそれほどでもないが、木材ならではの弧線はすごい。台上のボールでもソフトタッチで勝手に上に飛ぶので安心感がある。
そして弾みは確かに上がっているが、特別硬さは感じない。やはりしなり系のラケット。重量も軽めで、扱いやすい。キョウヒョウ王がほしい人はこれで良いかな。価格は5枚合板にしては高価だが、キョウヒョウ王に比べると安価。
次は
7枚合板で、これも上板が反発力のある素材を使用。
ホワイトウエンジという通常のウエンジ材よりも少し比重が軽いものを使用し、反発力と安定感を兼備。
ハードウッドのラケットはトップ選手に人気があるけど、中級者が使うと少し硬さが目立ち使いづらいが、これは少しマイルドになっているので使いやすい。中級者向けに価格も頑張って8千円!
試打感想:7枚合板らしい少し弾く感覚がある。それでも前というより上へ飛ぶから使いやすさに重点を置いているように感じた。これも重量が軽くて、両ハンドドライブ向き。弾みのバランスが良く、スピン系と合わせたらすごく一体感がありそう。
これも前作同様、完全受注生産の3万3千円の超高価ラケット。
6枚合板で上板のウォールナットはそのまま、中の4枚は桧。
桧にすることで軽量化とスピードを強化し、両面に裏ソフトを貼っても大丈夫なようにした。それでも95gはある。
6枚にこだわったわけではなく、7枚だと重くて5枚だと力がなかったから間の6枚にしたら一番バランスが良かったという。
裏裏だけど、コンセプトは変わらず、変化とスマッシュを使用する選手向け。
試打感想:前作に比べると少し軟らかくて弾むようになっている。ラケットが重いのでボールは抑えやすく、桧の味付けが打球感も良くしている。フルスイングした時は上の2本と比べても一番ボールが走った。ただ、自分はペンホルダーなので重すぎた。
ラージ用の最速ラケット。ジュエルブレードよりも速い。
ジュエルは表面の桧が厚くて中芯は抑え気味だったが、シャイニーは一番硬くてスピードが出るモデルだそうです。試打せず(忘れた)
ファスタークシリーズやアコースティックシリーズが非常に好調なニッタク。
アジア選手権では馮天薇がアコースティックカーボンを使用して3位入賞。それで劉詩雯に勝っていますから、説得力あります。
次回はみんなが気になるバタフライの展示会&新製品を紹介します。
アジア選手権男女ともに悔しかったですね。
ところで最近、ファスタークの存在が気になっています。
P-1は広がりつつあるのですか?それともまだ、G-1の方が人気があるのでしょうか。
広がっている分布はわかりませんが、G1のほうが人気(出荷枚数が多い)は間違いないようです
タイ出張お疲れ様でした‼︎
WG7は板厚はどれくらいですかね⁇
sk7に近い性能だったりしますか⁇
板厚は5.6㎜です。
弾みはSK7よりも飛ばないですね
やっぱり中国式ラケットは出さないんですね…
ラインナップ少なくて悲しいです。剛力の中ペンあるといいなぁと思ったりします。
剛力の中ペンなんて、誰も使えないですって。
でもハリケーンキングの中国式は出るかもしれません。プッシュしておきました。
内容と関係なくてすいません。
現在ヴェガジャパン使用していて切れた下回転を持ち上げるのに
苦労しています。技術もあると思いますが
もう少しシートがひっかかるものに変えたいと考えています。
スポンジやシートが硬すぎると扱えないために
候補としてヴェンタススピードと国際特注ヘキサーデューロを考えています。ジャパンのようなシートが硬すぎず、弧線が高く
少しシートがしっかりしたものだとどちらになりますか?
あるいはこれがいいというのがあればご教示お願いします。
シートの好みはありますね。私も硬すぎるシートは苦手です。
ヴェンタスだとあまり変わらない、むしろもっと柔らかくなってしまうので、
少し硬くなりますがファスタークC1とかですね。
弾みが結構あがっていいのであれば、リズムPです。
シートが柔らかくても滑らないです。が、、、スピードは結構出てしまいます。出て文句言う人はいないか・・。
ありがとうございます。
考えてないものでしたのでありがたいです!
オメガVヨーロを硬さと重さで諦めたのですが
リズムはもう少しソフトな感じでしょうか?
飛ぶということで台上が少し心配です。
タイの裏話期待しています(笑)
もう少しソフトです。
台上は少々難しいかもしれませんが、それは柔らかいシートの宿命です。
ただ、今度柔らかくても台上が飛ばない素晴らしいラバーが出ます。それは追々
そのラバー気になります(笑)
ちなみに特注ヘキサーデューロがその上記の条件だと合わなかった
理由が聞いてみたいのですが…
あとリズムPはラザントグリップに近い感じがしますが
シートのかかりはリズムが上でしょうか?
以前ラザントグリップ使ったときに擦ったときのサーブの切れだけ不満だったもので
特注ヘキサーデューロはシートが硬めですから。
リズムPとラザントグリップは似て似つかぬものです。
食い込みとスピードはリズムPのほうがいいですね。ラザントグリップは少し柔らかめのラバーの中ではパワータイプで、強いインパクトにも応えてくれます。
回転のイメージですが、
リズムPは食い込ませてかけて、
ラザントはシートでかけるタイプです
何度もありがとうございました。
ラザントグリップがかなり柔らかく感じたんですがラケットのせいかもしれないです。リズムとともにまた使ってみたいと思います。
水谷選手は80をフォアに変えましたが、バック面は64ですか?
両面80です
ちなみに「80をフォアに変えた」のではなく、「フォアを80に変えた」です。
記事に関係ない事ですみません。
用具の事で相談があります。
今、フォルティウスFTにフォア、GFT48 バック、オメガVアジアを貼っています。
そこで、フォアのGFTですがラケットとの相性といいますか、打球感や硬さ、回転などは素晴らしいのですが弧線が低く、下がったときの飛距離や打ち抜くスピードがやや足りないと感じてきました。
そこで、V15エキストラを試したのですが、木材に貼るとラケットとの一体感がないと言うか、ブヨブヨと柔らかく感じてしまいうまく使えませんでした。そして別誌を読み次はラクザXかフォアもオメガVアジアを試そうと思っています。オメガはたまに反転して使うのですがスピードはピカイチですが弧線が低く感じてます。
なので第一候補はラクザXと考えています。ですがラクザの場合、V15の時のようなあの一体感のないブヨブヨな打球感にならないかが気になってます。また回転、スピードはGFT48に比べ、どう感じるかを教えて頂けませんか?GFTくらい硬いラバーのコシを感じ、上に飛んでく様な感じでスピードが上がる感覚だとベストなのですが…
プレースタイルは前中陣で両ハンドを振ってくスタイルです。
長くなりましたが、よろしくお願いします。
V15は本当に木材には合わないなーと感じています。
ラクザXは硬くて、7枚と合わせている人も多いです。ただGFTよりももっと硬く感じます。
回転量、スピードのMAXはラクザXのほうが上です。しかし、硬さが目立つので、安定感は少々落ちます。
回転をしっかりかけられる人ならギューンと上へ飛ぶので良いとも思いますよ。
ありがとうございます!
V15、特殊素材に合わせたら別物で素晴らしかったですが…やはり自分の実力じゃ素材は無理でした(笑)
参考になりました!ラクザ良さそうですね!次のフォア面はラクザXにしようと思います!
特殊素材ラケットを基準にしている選手になら
素晴らしいラバーだと思います。ラクザはむしろ木材に合わせたいラバーです。ちょっと硬すぎて……
最近はトップ選手でもコロコロ用具を変える選手が多いように感じますが、自分に合うものを見つけるというのはかなり大変なのでしょうね。わたしはまだまだ下手ですが、アムルタートを使いはじめてから、勝手に飛びすぎることが多くなりました。ミスの原因がわかりづらく、学生という限られた時間の中でより強くなりたいのですが、今のままで慣れていくか、5枚に戻して技術の精度を上げていくかで悩んでおります。ラケットに慣れる時間が無駄な気がして・・・。
アムルタートはなかなか難しいラケットですね、高級だから変えづらいというのもありますが。
アムルタートと使うのであれば、自分の打球点の位置を確認すると良いでしょう。
あのラケットは打球点が落ちると厳しいです。下回転打ちはかなり難しいです。
自分の試合での打球点が高いならそのままアムルタート、落ち気味なら5枚合板が良いでしょう。
威力うんぬんよりも、ラケット選びは自分の打球点を優先して選べば間違いがありません。
用具ゼミはいつまで続ける予定ですか?
あと2〜3回です。
最近ラバーを両面高弾性にしたところブロックが当てれば入るレベルになりました。 また両ハンドを振り回してもちゃんと台に収まるし軽いから楽だし安いしといいところばかりです。
球質も変わっているようでいつもまったく打ちぬけない相手がミスするようになりました。
あえて昔の用具を特集するのも面白いんじゃないかと思いました。
それはアリですね。
ぼくも変化やブロックを求める裏面は昔のラバーでも良いと思って、いろいろ探しています。
記事と関係なくてすいません。
現在、バックにシグマⅡヨーロを使っていてフラットに弾いたときはとても良いのですが少し飛びすぎてしまいます。なのでシグマより少し弾きが抑えられていてもう少し回転がかかるラバーはないでしょうか。
ラザントグリップなどはどうでしょうか。
ラザントグリップはもう少しかかりますが、感覚は硬くなります。
それでも大丈夫なのであれば。
キョウヒョ8ってどんなラバーですか?
プラ対応ということですが、neo3とどう違いますか?
ネオよりもスピードがあがっています
馮天薇さんが使っているアコースティックカーボンはFLでしょうか。
また使用ラバーをご存じでしたら教えていただけないでしょうか。
フレアです。
フォアはキョウヒョウネオ3、バックはテナジーの・・・なんだっけな
回答いただきありがとうございました。
馮天薇さんのファンなので大変うれしく思います。
ニッタクつながりで質問ですが、
今はタマスの反転日ペン(パラドックスR)を使っていますがドライブ強化を考え「ミグノン」と「双MF角」のどちらかで迷っています。メリット&デメリットがあれば教えていただけないでしょうか?
どちらにしてもパラドックスよりは重くなります。
ミグノンのほうが弾みます。操作性は同じくらいです。
双は単板なので、強くぶつけると割れる危険性があるので、粒高でカットショートをするならばやめておいたほうが良いと思います。
ドライブ強化でしたね。
メリットとデメリットはそこまで考えなくても良いでしょう。弾きが強いのがミグノンで、つかみが高いのが双です。
好みで選んで良いでしょう。
返信ありがとうございます。
本当に迷っていたので背中を押してもらえた気持ちになりました。
参考にさせていただきます。