ゴールデンタンゴ
少しですが打ちました。
情報のおさらいをすると
粘着性ラバー
テンション系
スポンジ硬度が54度
ドイツ製
のラバーです。
54度というと、近年のドイツ製ではほとんどない。
攻撃用ならば硬くても47〜50度。
50度以上はカット用のVS>401(57.5度)くらいで、ガチガチのラバー。
あまりに硬くて、重すぎて、あとカット用ということも考慮されてMAXが発売せずに、2.0mmが最高厚だったくらい。
それに近い硬度ということですが、、、果たしてどうなんだろうと思い、フォア打ちをすると・・・
あれ?
硬くない。ちっとも硬くない。
しかも重くない。
どうなってるんだ?と思いましたが、、、
触ってみるとシートがすごく軟らかい。
粒間隔が空いているわけではなく、粒が詰まっていながら軟らかい。
つまり素材が軟らかいということでしょう。
フォア打ちやブロックでもクニュっとシートに食い込む感覚があります。
柔らかくて微粘着のトップシートは、タキネスチョップのようなクセのない回転のかけやすさ。
そのシートでボールをキャッチし、テンションスポンジでパキーンと飛ばす。
なるほど、そういう方法で回転とスピードを両立したのか。
また、スポンジにもちょっと工夫がありました。
携帯カメラなので、見にくいですが、
いつもの気泡系のスポンジではありません。
09年のヘキサー(アンドロ)が発売してから、ドイツ製の定番となった気泡系スポンジですが、このゴールデンタンゴには採用されていません。
むしろ、スピード系のスポンジ。これならスピードが出るはずだ。
しかも硬度以上に柔らかく感じ、重量が重く感じないのも納得。
粘着シートでクニュっとつかみ、スピードスポンジでパキンと飛ばす。
その組み合わせのせいなのか、打球音も独特で、ピキン!みたいなワンランク高い音が出ます。
カウンターも落ちないし、ドライブもテンション系の打ち方でも飛ぶし、いいですね。
粘着らしいミートでの飛ばなさと台上の飛ばなさは踏襲していますが、少々ボールはキレイに飛びます。
それでもオメガVツアーと打比べると、相手はゴールデンタンゴのほうが圧倒的に取りにくいとコメントしてました。
むむむむ、なかなか良い粘着かもしれません。
もう少し使って、性能を探ります!