先日、福岡からわざわざ荒木和敬さんが来てくれました。
何のためかというと、
本誌連載企画「我ら、ペンホルダーズ」の撮影です
シェークハンドをぶっ倒せ!というサブタイトルが入っている危なっかしい企画です。
荒木さんは40歳まで片面ペンでやっていましたが、もうショートは使わないと決めて40歳から裏面打法に取り掛かりました。
そして全日本マスターズで表彰台!
普通は昔の選手が裏面を貼ると弱くなったり、プレーが崩れたりして、成績を保てないのですが、荒木さんはしっかり裏面打法をものにしました。
そこで「30歳から始める裏面打法のすすめ」というテーマで出演していただきます。最初は「40歳から」だったのですが、マスターズ世代からということで30歳からに変更。
連載までもう少々お待ち下さい。動画もYou Tubeで流していく予定です。
と、その時に試打相手のテツ(青森山田→中央大)と用具が似ていたんですよね。
荒木さんはフォアにディグニクス05 バックにテナジー05FX
テツはフォアにテナジー05ハード バックにディグニクス05
ふたりともフォアとバックでディグとテナジーを使い分けていました。
なぜ荒木さんはフォアがディグなのか、テツはバックなのか。
テナジーとの使い分け、性能はどう違うのかなど、
2人の選手で打って、意見交換をしました。これは本誌では使わないのでブログと動画で紹介したいと思います。(ガッツリ見たい人は動画へどうぞ!)
まずテツは青森山田という超エリート街道を歩いてきた男なので、用具に関心がありません。テナジーとディグしか使ってないので、もうどっちでも良いという感じでした。
でも硬さにこだわりがあり、フォアのほうが自信があるので、ハードに当てても球が走る05ハードが良いとのこと。逆にバックは安定させたいからディグ。
荒木さんは自分のフォアスイングが下から上へ振るので、
ラバーは飛距離がほしいからディグ。
用具で飛距離を出して、スイングで弧線を作るとのこと。
荒木さんは結構下がるので、飛距離が足りないと打ち込まれてしまうみたいです。
バックは安定重視、まだ裏面はフォアほど自信がないので弱いスイングや間に合わなかった時でも入るものにしているとのこと。
この打ち合いをやっていた時にどんどんテツがバグっていって、
05ハードとディグの違いがわからなくなっていきました。
終いには
「一緒っす」
とかいい出すし。
でも明らかにテナジー05ハードのほうが回転量があり、ボールの弧線が高かったです。受けていた荒木さんも「テナジーのほうが抑えづらい。カウンターで狙いにくい」とコメントしていました。
打っていて回転ならばテナジーのほうが上かなと。
ディグはそこにスピードと飛距離が追加されているイメージですね。
ボールは深く入るし、速さもある。
でも前陣で打つとその分、オーバーしてしまう。
そしてスピードがあるので、返球も速くなってしまい、戻りが遅いと連打できない。
自分もディグはすごいラバーだと思いましたが、返球が早すぎて自分がついていけませんでした。
常に戻ることができる体と飛距離をコントロールできる技術力があってこそのディグですね。だからトップ・オブ・トップに愛されるのでしょう。
まだまだテナジー派、そしてディグ派が混在すると思います。
回転&安定のテナジー、スピード&飛距離のディグ。
ふたりの意見交換動画もぜひ御覧ください!
楽しみです(^_^)ノ
ためになる企画になると思います
裏面打法導入問題を中心に迷走し続ける令和のペンホルダーズにとって荒木さんは一筋の光明ですね。
令和こそ裏面ふりたい勢を救います
ちょっと本筋から外れると思います。申し訳ありません↓
荒木さんほど裏面が振れたらテナジー05FXより少し固めのロゼナとかでも大丈夫だと思うんですが色々と試されたんでしょうか!?
試しまくりです。ロゼナはちょっとだめみたいです
荒木さんのTwitterとか見てるとシェークを日本式にしたりしてますもんね。
普通に日本式出て欲しいです。
日本式の需要が・・・。特注するしかなくなってきました