秋の新製品のさわり動画を少しずつだしていこうとした矢先、
そう言えば、春でまださわっていない製品、そして夏にヒョンと出た製品さわっていないな、と思いました。
しかもそういう用具に限って、いいものがあるんです。
ということで、今回はレガシーカーボンをチョイスしました
キャッチコピーは
未来への遺産
すごい。オラオラオラ!って感じですね
それだけ自信のある用具ってことです。
このラケットで導入された新しい試みは、特殊素材です。
12Kエナジーカーボン という新たなカーボンを使っています。
それにより
軽量でありながら反発し、スイートスポットが拡大
とのこと
合板構成は5+2のアウター。
上からリンバ・12kエナジーカーボン・パイン・アバチ(アユース)の構成
価格は23000円+税とお高めですが、
あれ?なんか似たような立ち位置の用具があったような・・・
ダイナスティカーボンです
許昕使用でヒットしたラケット
アウターにTextream+というカーボンを使用
このラケットも高反発・スイートスポット拡大を謳っていますが、レガシーと一体何が違うのか?
さっそく打ってみました(動画で確認)
大きな違いは弾道にありました。
ダイナスティは弧線です。もう許昕みたいな大きな弧線。
レガシーはそれよりもやや直線です。樊振東みたいな決めに行く直線。
そしてレガシーのほうが少し軽量。平均重量は87gです。(ダイナスティは95g)
ダイナスティはドライブに圧倒的な威力を出しますが、
レガシーはドライブとミートのどちらでも威力が高い
両打法を使う選手はもちろん、時間が間に合わなくてスイングできない選手はラリー中に当てるだけになってしまうこともあるでしょう。
手が出てしまうだけ、かけられなくて押してしまうだけ、バックは叩きたい
という選手にはレガシーカーボンのほうが合っていると思います。
自分個人で言うと、レガシーですね。ミート系を使うし、軽量のほうがありがたい(最近のラバーが重すぎるので)。
プラになってスマッシュもっと打ちたいなぁと考えていたので。
裏面も趙子豪みたいにミートでバチバチ打ちたい。
レガシーは直線的ですが、オーバーする感じはあまりなくて、収まる直線。
あくまでダイナスティに比べると直線という表現です。スピン系裏ソフトと合わせるとバランスがとれます。「DNA PRO H」や「オメガ7 プロ」と合わせた時に好感触でした。
両ラケットの共通点であるスイートスポットの広さは本当にすごいと実感。
どこで当たっても安定します。あたり損ないが圧倒的に少ないラケットですね。
見た目も良いし、素晴らしいラケットです。
ただ、価格が・・・・23000円+税とお高めなので。
動画のラストに登場した新入社員・タドウさんですが、きっと来週には購入していると思います。笑
大きく曲がる・大きい弧線・うなるようなドライブの許昕イメージのダイナスティカーボン
刺さる・弾き返す・ドライブ速攻・カウンターの樊振東イメージのレガシーカーボン
中〜上級、そしてトップクラスが使いたくなるラケット、
そして高いレベルの性能で選べる2大ハイエンドラケットだと思います。
これからこの2本がスティガの顔になるんだろうなぁ・・・。だからレガシーなのか。