今月発売の卓球王国本誌の作業が一段落しました。
グッズ特集は
「世界の選手に聞いた 用具のこだわり」
メンツが渋すぎる!
来年の自分にプレッシャーかかります。
ハンガリーなので、警備が緩いと良いんですが(練習場への出入りが可能かどうかで、だいぶ成果が違う)
さてさて、春製品が次々に発売されて、いろいろと評価が聞こえてきました。
今回は
なんかやたらと人気があるらしい。
GTT45
別冊グッズ2018でも他の用具ソムリエの方々が勧めていました。
どれどれーと自分も使ってみました。
まず、厚さが1.6mmしかないので、選択肢がない。
初心者は逆に「この厚さが最適だよ!」と言われたほうが良い。
ぼくも卓球をスタートして2年くらいは「中」を使っていました。
理由はよくわからない。周りが中だったから。
すごいのは、価格が
3200円
というところ。
マークVと同じ価格ですよ。入門用もここまで来たか!という性能。
名前のとおり、スポンジ硬度は45度
作りはヘキサーとほぼほぼ同レベル。つまりスピン系テンション。
もともと6千円で売っていたラバー(今は5千円)レベルと思うととてもお得。
さて、打ってみよう。
ほほほ、
結構良い
「中」だからこそのコントロールの良さ、抑えやすさ、ミートのやりやすさはもちろんですが、
ツッツキの切れ味や上回転のかけやすさは、スピン系テンションの恩恵を受けている。
バック対バックは、キュッとかかるので、かなり良い。
普通の高弾性やスピード系テンションならば、バック対バックのかけ返しで落ちちゃうけど、GTTは入りますね。
ミートも良いので、当てすぎても入るからありがたい。ミートはややナックルで飛ぶので、相手も取りづらい。
当然、下がると飛ばないから前陣向け。
回転をかけてもそれほど飛距離は変わらない。むしろ飛ばない。チキータはちょっと強く当てないといけないです。
いないか。初心者でチキータする人・・・。
逆に言えばツッツキは切りやすいし、止まるからOK
ヴェガイントロはもう少し硬質で、かけやすさよりも、回転量の上限が高い。
GTTは回転量よりも、かけやすさとコントロール。
同じ3200円次世代入門スピン系テンションの中でも棲み分けがされています。
どちらかと言えば、GTTのほうが、より入門用かなーと思います。
だから、国際卓球とかでも入門用セットとして好評なんですね。
侮るなかれ、GTT
ページ右上はルクセンブルクのニー選手ですね。楽しみです。カンテロ選手や他の海外ペン選手もいつかお願いします。
カンテロは2016でやってたような。
表ソフトに求めるものはコントロールみたいな記事を読んだ記憶が、
別冊グッズ2018最高でした。
「こだわりすぎた男たち」は来年以降も是非継続希望です!
本誌 用具のこだわり 大変興味深く読ませていただきました
取材は大変かと思われますがこれからもよろしくお願いします