第10回世界ジュニアでは中国勢が完勝でした。
男子シングルスで優勝した樊振東は、本誌速報班も「世界チャンピオンになる!」と太鼓判。
まだまだ卓球は粗いですが、15歳とは思えないパワフルな両ハンドは、来年の世界選手権パリ大会で爆発するかもしれないですね。特に顔つきがすごい!いたいた、こんな不良!
さて、そのチャンピオンの用具と言えば
ビスカリア(バタフライ)にキョウヒョウ×テナジーと
五輪チャンピオン張継科と同じ!
これは樊振東に限ったことではなく、
ベスト4に入った中国男子ジュニア代表の林高遠、徐晨皓も同じ用具なのです。
とんでもないパワーです。あ、日本のジュニアはマネしないほうがいいでしょう。
絶対「飛ばない」とか、「使いづらい」とか文句が出るはずなので。
中国ジュニア男子は特殊素材ブームのようですね。
この用具をあれだけ振り回せるパワーだけを見ても日本勢は負けたと思ってしまいます……。
一方、ペンホルダーの范勝鵬はしっかりローズウッドを使用中。
許昕、馬琳、王皓など、ペンの先輩に見習って5枚合板を受け継いでいます。
シェークは特殊素材、ペンは5枚合板というのが、今の中国男子のトレンドのようですね。