次々に選手が出てくる中、まだ予選なので、国も様々だ。
その中でも圧倒的な気だるさを見せたのは
ブルンジの選手だ。
正直、ツッツキしかできないのではないかと思うほど、個性的なスイング。身体能力のみでボールを打っている。
世界選手権にきて「あ、はじめて勝てそうな相手だ」と王国メンバーの誰もが思った。
それは海のない選手、泳いだことのない選手が水泳で世界選手権に出ていたあの映像を見ているようだった。
「えー、こんなボールが出せんのか?」「うひー、こんな回転量しらない」という新鮮な驚きを何度も見せていた。
これからもっと卓球にのめり込むに違いない。
私が見た選手だけかもしれないが、南米の選手はスティガ率が高い。
ローズウッド、クリッパーウッド、オフェンシブなど、木材が好きのようだ。
それにたいていキャリブラやネオスを両面貼っている。
ちなみにこの選手のラケットはカーボだった。あれも木材みたいなものだろう。
汗をかいたらどうなってしまうのだろう。
温度計をぶっ刺してみたい