日別アーカイブ: 2015年2月20日

エメラルドは使用者の力量を測る

ようやく発売、と言っても良いでしょう。

スティガのエメラルドVPSⅤ

すでにEditor’sEYEでの動画をアップしていますが、改めて打ってみました。

まずは誰向きかと言うと、、、

当然ながら攻撃選手。それもスピード重視で打ち抜きたい人向けです。私の主観ですが、思った以上にかっ飛びます。

 

本当に5枚合板なのーー?

と思うほど、弾みます。しかも弾きが強め。フォア打ちの段階から飛ぶナー、と感じるほど、前へ飛び出します。

5枚合板という先入観がなければ、アリレートカーボンのようなラケットでした。

木材でアリレートカーボンを表現したら完成しました!という表現が一番感覚的に落ち着くと思います。商品名を出すとタクシームでフォア打ちした球離れの感覚に近い。

 

さてさて、早速スピン系テンションのラバーを両面に貼ったら、まあ飛びすぎて難しい。

いつもより良いボール、スピードのあるボールで打ち抜ける回数は確実にアップしているけど、コントロールがとてもきかない。大半のミスの原因はオーバーミス。

愛用アルバが回転量の多さで飛ばしているならば、エメラルドは回転をかけているけど、それ以上にラケットの弾きで飛ばしているイメージ。

「この回転量ならここに入るかなー」と頭でイメージして打ったら、弾きの分だけボールがオーバー。

しかし、勝手に弾いてしまうラケットは回転は少なくなりますが、エメラルドは比較的回転量もある。軽いボールにはなりづらいのが良いところです。

だからこそ中陣での打ち合いには滅法強い!  引き合いってこんなに楽なんだなーと思うほど良い木材ラケット。契約ではなかったらぜひ賢二君に使ってもらいたい。

しかし、両面にスピン系テンションを貼る人は技術力が必要です。ハッキリ言って、難しい!

そう、このラケットを使うに当たって

技術力

は相当に求められる。5枚合板の中でも難度の高いラケットです。自分は使っていて「へたくそ! お前にはまだ早いよ!」ラケットに言われている感覚になりました・・・。

 

そして同じVPSシリーズのインフィニティと共通している部分もありました。それは弾きが強い故の台上の暴れやすさ。

ツッツキ、ストップなど、最小限の低さと弾みがほしい技術が暴れまくる! これはインフィニティも同じで、弾きが強い故に小さいパワーでも余計に弾いてしまう。

 

そこで考えた結果、

小さいパワーでは全く飛ばず、かけた時にしっかり飛ぶラバー!

そう粘着ラバーを貼ってみたら、ちょうど良いのではないのかなと!!!

 

案の定、ツッツキとストップは全く問題なし!

そして

えー、キョウヒョウってこんなに飛んだっけ?と思うほど補助剤テイストの弾みが実現。

あー、これは中級者の粘着使いには最高のラケットができちゃった・・・

 

台上が収まるのは当たり前だけど、結局スピード不足で打ち抜けなかった粘着使いは、スピードを求めて特殊素材のラケットに移行する。しかし、それだとドライブの時にしなりが生まれず、あまりかかっていない棒球のようになってしまう・・・と感じる人に朗報。

契約ではなかったらぜひ時吉君に使ってもらいたい。

 

もちろんテナジーや他スピン系テンションを合わせても良いけど、使いこなすにはかなり高い水準の技術力を求められます。

価格も22000円とかなり高額なので、ヒョイヒョイとオススメすることはできませんが、今まで以上にスピードがほしい木材ユーザー、粘着使い、そして技術力のある上級者に良いです。

 

自分ならばバックは柔らかいスピン系を貼るけど、

フォアにはトリプルを貼りたい。

とにかく弾みよりも回転がかかるラバーを貼れば良いので、スピン系テンションにはこだわらなくて良いラケットです。

スピン系テンションだと回転&弾みも高いので、このラケットと合わせるととても扱えない。

トリプルを貼ってみて、またレポします。