月別アーカイブ: 3月 2015

春の展示会②ヤマト卓球

展示会、次はヤマト卓球です!

基本的に展示会の様子の紹介は、自分が行った順番でお送りさせていただきます。

2日目の朝イチでヤマト卓球に到着!!!

目玉はVICTASのV>15

47.5度のエキストラと40度のリンバーの2種類

 

トップシートのグリップ力のあるノンスリップ系のドイツラバーで、ドライブに対してのかけかえしやカウンターなどが良いとのこと。

XIOMの代理店をしているヤマト卓球の中で、オメガⅤとどう差別化していくのかと聞いたら・・・

オメガ=トップシートで引っかける

V>15=食い込ませて引っかける

つまりV>15はシートが軟らかめで強く打っても負けない。粒形状は1.7㎜のスティフタイプで少し太め。

 

打った感想は、シートは確かに柔らかいけど、ピンとテンションがかかっていて、食い込むけど反発力がありました。

リンバーはさらに食い込み安定感がありますが、ボールは少し浅めです。

2枚ともスワットとカルテットVFCに貼ったあったものを打ちましたが、木材で打っても特殊素材で打ってもなかなか重いボールが出てくれる。回転がかかるので、グンとかかったボールが台におさまります。展示会はあまり下がれませんが、このラバーは下がっても伸びてくれそう。これは良いラバー!! うーむ、フォアに貼りたい。。

そして広いところでちゃんと試打したい。飛距離のある重いボールが出そうなので、十分にフォアで活躍しそうです。GFT48から変更しようかなと迷わせるくらい。

ただし、価格は強気の6千円!

これがユーザーにどう受け入れられるのか・・・そして7月下旬発売という時期はどうだろうか。。。

 

VICTASのラケットは

ダイナウッドの日本式ペン

上板の桧を厚めにとり、ウッドファイバーを入れることで、まるで桧単板のようなラケットになる、とのこと。

しかも合板ならば割れにくいし、品質も安定する。

打ったら、かなりスイートスポットが広い! ダイナウッドはトップ向けという位置ですが、この広さは、むしろ初〜中級向けにありがたいと思う。いろんなところに当たってしまってもちゃんと弾みます。

打球感は桧単板に比べると割と柔らかい。スピード15をもっと柔らかくした打球感でした。

弾みはなかなか良い!

 

TSPブランドもウッドファイバー日本式を発表

WFS ハイの角型、角丸型、両面対応角型、両面対応角丸型があり、

弾みを抑えたミッドの角と角丸、ローターの角と角丸

というかなり多いラインナップ

両面対応というのは

日本式の裏面コルク&黒なしということで、ラバーを貼れるようになっています

WFS(ウッドファイバーシリーズ)を試打すると、

ハイ=安定感があって、思った以上に弾みます。操作性も良いし、本格的な日本式。ダイナウッドは高いという人はこっちで十分でしょう。打球感は軟らかめです。

ミッド=ハイよりも手に響きます。その分、弾みも少し抑えてありますが、これはオールラウンド系のペンとしては楽しい。中学生の時の自分に渡してあげたい。板厚はハイより薄い。

ローター=手にかなり響くけど、板は硬いので、粒高にも良さそう。両面裏裏はおもしろいですね。板厚はミッドより薄い。

このローターは松下雄二さん、渡辺武弘さんが試打をして意見を反映させたそうです。ふたりの共通意見は、飛ばないようにすること。抑える技術を軸にして、ボールはスイングと体で飛ばす!

 

もともとスイートスポットの広い日本式ですが、さらに広くなったシリーズは、初〜中級者にうれしいでしょう。

打ち損じのないラケットってあまり多くないので、これはかなり良かったです。両面対応のやつを、、、買ってみようかな。

春の展示会①バタフライ

今年も展示会の季節がやってきました。

まずはリーディングカンパニーであり、廃番やら価格やらいろんな意味で注目されてしまっていたバタフライへ行きました。

さすがですね。すごいのひとことです。

とりあえず、デカイ!!! 広い!!!

廊下にはラケットの歴史が展示されており、懐かしいから伝説的なラケットまで。。。

レジェンドルームには、そうそうたる人たちのラケットが展示。

これがヨニエルのラケットです

創業者の田舛彦介さんのラケットもありました。

 

では現代の用具に行きましょう。まずはシューズです

新シューズがあります

レゾラインTB

厚底のクッションタイプ。エナジーフォース系は前足部が細かったが、これは広くしてあり、幅広のアジア人の足に合わせている。

素材は前足部は柔らかく、中足部は厚くしてねじれを抑制。

現在、ティモボルも履いているようですが。。。シューズばっかりは履いてみてプレーしないと評価しようがないですね・・・。

デザインは攻め攻めです!

アシックスとの共同開発ではないので、性能でミズノ&アシックスにどこまで迫れるのか!?

 

ラバーの新製品はないので、ラケットへ行きます!

水谷隼のグリップデザインリニューアルバージョン「水谷隼・ZLC」

スーパーZLCが出た時点で「水谷ブレードシリーズ」にすることが決定していたとのこと。これからは見た目でスーパーZLCとZLCの区別がつきにくくなります。グリップの縦線の色で判別できますが・・・。

 

さあ、こちらは期待の木材シリーズ、「ハッドロウ」

完全新作のハッドロウ・SR

上板に硬いウエンジ材を使用した7枚合板。ボールを突いただけですが、弾くけど持つタイプ、上板で弾いている感はほとんどないです。

ボールを突いた時に、スッと中までボールが食い込む感じがあり、コントロールがかなり良さそうです。

スティガのハードウッドシリーズのようなラケットかな、バタフライらしくないなーと思いましたが、打球感はラケット全体で打てるようなバタフライテイストになっています。ここはさすが!!!

同じく7枚合板シリーズのハッドロウ・SK

SRよりもマイルドに作られている7枚。板はSK7タクティスと同等の物を使用。

5枚シリーズのハッドロウ・VR

これは今回の展示会のラケットの中で一番ビックリしました。

硬くてパンチがある5枚なんですが、ラバーを貼ると顔がかわります。すごく柔らかい7合板を使っているようなイメージです。

案の定 弾みは ハッドロウVR>ハッドロウSR なんです。

7枚より5枚のほうが弾みます。VRが5枚なのに7枚っぽい、SRが7枚なのに5枚っぽい。

2本とも木材ならではの打球感が素晴らしいですが、個人的にはVR推しです。これ、すごい。ほしい! でもオープン価格が怖い。

そして4本目のハッドロウ・VK

これはコルベルスピードのブレードとのこと。

しかし、ハッドロウはVとかRとかKとかいろいろついてわからないという人もいると思います。それぞれの略称を学べば簡単です。

V=5枚(ローマ数字のⅤ)

S=7枚(SEVENのS)

R=(Revolution=上板ウエンジ材の革命)

K=(コルベル的な使いやすさ)

最初のVとSで合板枚数を把握して、次のRとKで性能を把握する。

 

 

次は特殊素材の新シリーズガレイディア

ガレイディア・ZLCはみなさんの想像通りです。

3枚+ZLCときたら、アムルタートですね。

ガレイディア・ALCは3枚合板+ALCなので、孔令輝スペシャルかなと思いましたが、

性能的にはアイオライトと孔令輝スペシャルの中間くらいだそうです。

ガレイディア・T5000はバタフライ史上トップクラスの弾みとのこと。シュラガーよりも弾むらしいです。バチバチ系の人向け!

インナーフォースレイヤーは説明不要でしょう。

レイヤーとはイラレやフォトショを使ったことがある人ならばわかるように、階層という意味です。中の階層に特殊素材を入れているということで、以前のデザインリニューアル。

ただし、

ZLCのブレードサイズが小さくなっています。

前は大きくて重くなっていましたが、ティモボル系の大きさに変更。琉球アスティーダ特注モデルですね(笑)。渡部さん、まだ使ってますか??

 

日本式ペンはサイプレスが3種類。

JP1=9.3㎜

JP2=9.0㎜

JP3=8.7㎜

と厚さで分けられている&桧のランクも違うとのこと。もちろん厚いほうに良い桧が使われています

中国式の形が変わりました。

でかでかというよりは、ちょっと縦長。吉田海偉ラケットと同じ形に統一されています。

やっぱりハッドロウ・VRは良い! 平均91gに耐えられるのであれば使いたいラケットです

反転式の日本式。

左のガレイディアリボルバーRは3枚+ALC

つまり、パラドックスです。ブレードの形が変わっています。

右のハッドロウリボルバーRは板はVRで、厚さもシェークと中国式と同じ。ただし、面の小ささ、重量の軽さが手伝って、弾みはかなり落ちています。平均66gなんで・・・、そこは仕方がないです。

両面のスピン系を貼れば、全然弾みは問題ないでしょう。弾みを抑えてあるので粒高系の変化ラバーを合わせるのもあり!

 

カット用のハッドロウシールド

渋谷プロモデルの復刻番です。

このラケットは次号の四大ライバル用具カット編に登場します。是非読んでください!!

 

と、全体的にラケットのデザインはシックになり、さらなる格好良さになりました。

ラケット棟の見学もできましたし(これは写真撮影NG)、楽しいツアーでした。

荘智淵、フレイタス、アポローニャなど豪華な世界トップランカーの海外選手のライブデモンストレーションや記念撮影など全体を通して、さすがバタフライと言ったところです。

荘智淵は奥様と一緒に来てました。夜は池袋に買い物に行くそうです。

今日はバタフライでブログが埋まってしまいました。あまり長くするのもなんなので、他メーカーは明日から順次にします。

 

会場でいろいろな人に声をかけていただきましてありがとうございます。意外に見られているのね、このブログ・・・。下手なことはかけませんなぁ

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