夏を前に、いろいろ前期リーグが始まっています。
ん?日本リーグとかじゃなくて、自分が出る試合です。東卓や区や市のリーグに登録しているので、毎年2回は必ず試合があります。ありがたや。
よく「自分は○○選手のプレーを目指している」という話で盛り上がることはありますが、最近は憧れる夢の選手と現実に参考にする選手で分けたほうが良いなーと思い始めています。
ちなみに私も動画を見るときに2つに分けています。ペンホルダーを分類してみましょう。
夢のプレー部門(スポーツとしての観賞用。真似?できるわけないでしょ!!!)
1、柳承敏
神がかり的なフットワーク、人生おかしくするようなフルスイング。彼のプレーは観賞用として割り切って観ないと、無茶なフルスイングのクセがついてしまい、卓球がぶっ壊れます。
2、許昕
異様に深いグリップと伸ばしすぎる裏の3本指。なぜこれで指にボールが当たらない!!?? 柳承敏以上のフットワークと身体能力は、真似しようとしても真似できない。クラシックなオールフォアスタイルのまま現代に来てしまった迷い人。
3、王皓
彼の裏面打法に惑わされた人は数知れず。シェークに勝てる裏面がペンでもできると世界中を勘違いさせた男。
真似してもできない。なぜなら彼は中国一の天才であり、世界一の天才である。彼以上の裏面使いはもう現れないかもしれない。裏面を打つための特殊なグリップはフォアのシュートドライブを捨て、肩中心のスイングに。巻き込みサービスからの三球目ミドルへのフォアドライブは、世界最強の三球目攻撃。
4、馬琳
彼のプレーを観た後には、何でもカウンターが入るように思えてしまうから不思議だ。しかし、実際にコートに立つと、1本入っても連続で入らない泥沼にいることがわかる。馬琳の域に達すると、天才を超えて変態になる。
5、韓陽
堅すぎるショート、どこにくるのかわからないドライブ、そして柔らかすぎるボールタッチ。彼も真似ができない天才。
素晴らしく落ち着いたプレーは参考になるが、半端に真似をすると相手に蜂の巣にされてしまう危険がある(体験済み)。ちなみに私はプレー的に一番韓陽に似ていると言われますが、真似をして大やけどしました。
しかし、韓陽さんは試合のコース取りなどがとても素晴らしく、中級レベルでも参考になります。
では参考編へ
1、梁柱恩
どっしり落とした構えと、基本的にはフォア中心で、ショートを混ぜていくタイプ。日本選手っぽい卓球で、穴のないオールラウンドに加えて、フォアの一発もあるミスター優等生。
サービス後の位置、緩急、押し引き、フォアドライブの打ち所など、参考点は多い。ペンドラならまず彼を観ておけば大きく崩れることはない。
2、李静
変態的なフットワークがあるものの、浅めのグリップから放たれるストップとフリックの2択台上。無理をしないフォアドライブといざというときだけの裏面は、非常にバランスが良い。ショートの堅さと前陣での駆け引きを観れば、、
「あぁ、おれってこういうプレーがしたいなぁ」
と思うハズ!
参考編が少ないですが、
つまり、観る卓球は中国&韓国のスーパースターで栄養を取り、学ぶ卓球は香港が良いということです。
では、今日も李静をイメージしながら練習へ行ってきます!