先週の金〜日と、全日学へ行ってきました。
大学の試合は、中学・高校に比べると盛り上がりはやや控えめです。
理由は保護者が中高に比べると少ない。圧倒的に少ない。会場が揺れるような大応援にはなりません。観客から見たら、盛り上がりに欠けると思われますが、選手もガッツポーズ合戦にはならないため、試合を冷静に見ることができます。
大学の試合は見方が変わります。
それまでライバルだった選手たちがまた違うチームに分かれ、時には同チームになり仲間になる。
それまでの高校の試合を見ていると面白いかも
2年連続、3番ダブルス〜4番シングルスで対戦している町と有延
インターハイ団体決勝ではお互いにダブルス1勝1敗、シングルス1勝1敗
このふたりがダブルスを組んでいるのかーと思って見ていると、ちょっとワクワクする。
また、高校までと違って、「やる、やらない」の選択がわりと自由。自分次第の部分が大きくなるので、伸びる選手は本当に伸びる。
良い例が
インターハイでのシングルスは3年間ノーランカー。
しかしそこから大学で一気に伸び、今や世界選手権の日本代表。
大学の4年間で、彼は変わった。
こういう「化ける」選手も出てくるから大学卓球はおもしろい
化けそうな選手
昨年のインターハイ2位という実力者だけど、すぐにでももう1ランク強くなりそう。もっとガツガツやっても良いと思う。
鍛えたフットワークとフォアの威力はまさに東山流
最近はバックの強さもプラスされてきて、大島2世になるかもしれない
彼はインフィニティVPSⅤに変えたことを報告に来てくれました。
弾む5枚合板で、パワー自慢が打ってもしっかり応えてくれる。「これすごく良いです」とお気に入りでした。さすが樊振東をも唸らせるラケットだ
初〜中級の選手が使うと弾みすぎるかもしれません。上回転の打ち合いはものすごく良いですが、台上で弾いてしまい、コントロールできない人もいます。
性能だけ考えると、5枚合板に擬態した特殊素材ラケットです。
「金になるサービスを持つ男」
彼がしっかりと自分のサービスの原理を解析し、人に教えるノウハウを身につければ、すごいことになると思う
今大会もサービスエースを連発。神のサービスの伝道師になれば、別の意味で化ける男。
全日学の用具の話はまた今度にします。
大学に入り、自分次第になることで、今まで疑問に思わなかった自分の用具に敏感になる人も多いです。だからいろいろ用具が変わっていておもしろい。
とりあえず、自分の今のブームはリズムテックです
柔らかいラバー好きだけどパワー不足を感じている人、
柔らかいラバーを使っているけどツッツキ、ストップが浮いてしまう人
などには革命的なラバーだと思います。
それでいて打球音も良い(強打時には金属音が鳴ります)。柔らかすぎなくて、押し負けない。
うーむ、軟ラバもここまできたかーと実感するラバーですよ。価格は少々お高めですが、これはたまらんラバーです。
そろそろフォア:翔龍、バック:リズムテックの疑似中国選手になってみようかな。