月別アーカイブ: 5月 2016

キョウヒョウラケットの小ネタ

紅双喜のキョウヒョウラケットシリーズ

選手の一文字を冠して、

元祖はキョウヒョウ王からスタート

もともとは王励勤の05年世界選手権優勝記念ラケットでした

これが当時の広告

それから

王2、王3、皓、皓2、皓3、龍、龍2、龍3、龍5、寧、霞、そして博(これは厳密に言えばキョウヒョウシリーズではない)

 

多いです。

 

昨日のブログの通り、キョウヒョウシリーズのラケットがこれから新しいバージョンになっていくようです。(値段が下がれば良いんですが・・・)

 

新ラケットは

1:ブレードが小さくなり、

2:グリップのエラがやや広くなり、

3:重量が軽くなり、

4:重心がグリップ寄りになるようです。

ブレードが小さくなれば必然的に重量が軽くなり、重心も手前に来る。当たり前のことですね。

もともとキョウヒョウシリーズはブレードが大きいので、より一般ユーザー向きになるようですが、大きいブレードのほうが弾む!飛ぶ!という人も多いので、そのへんは好みですね。

 

昔は木材系の最高クラスと言われたキョウヒョウ系ラケットですが、

今は選手のニーズに合わせて特殊素材が入ったラケットも多い。

 

ひとつ小ネタです。

実は特殊素材入りのキョウヒョウラケットは、グリップデザインが違います。

たとえば

7枚合板の龍2だったら

グリップに黄色い線が入っています。中国では三日月と言っているらしい。

この三日月が特殊素材入りのラケットになると

 

見ての通り、灰色が入り、2軸になっています。

これが特殊素材入りを表すデザインです。

センターカーボンの皓3も2軸です。

 

まあ、小ネタということで・・・。

 

キョウヒョウラケットについてもうひとつ小ネタです。

馬龍が使っているラケット、

キョウヒョウ龍5、つまり特殊素材が入っています。しかし、おかしなことが。

三日月だけで、2軸入っていないじゃないか!

と思われる人。。。いると思います。たぶん。

 

 

実は国家チーム用のキョウヒョウラケットは特殊素材ラケットであっても三日月だけに統一されています。

何の意味があるのかわかりませんが、市販用と見分けることができます。

きっと性能もいいんでしょうねー。ぼくらが手にすることはありません。

 

そして今後はデザインを統一していくとのことで、この情報も今だけのものになります。

逆に2軸のほうが今だけなのでレアになるかも!!

テレビ東京世界選手権打ち上げ

まずは世紀の一戦の映像を!ここでしか見られません!ホント!

これは何の模様かと言いますと・・・

一昨日、テレビ東京さんの「世界卓球2016感謝の集い」という打ち上げに参加させていただきました。

今大会、高視聴率で社長賞をGETし、年間大賞も狙うとか。

場所は品川!

駅から直結!

豪華なビュッフェにお酒!

 

堪能させていただきました。ありがとうございます。

映像はその中のエキシビションマッチです。大盛り上がりでした。

ふたりともお酒が回っているので、足もとはフラフラです(福澤さんはさらに「ジャストミート!」と叫んでしまったので、途中から頭もフラフラに)

ちゃんと二人には公開許可を得ておりますので、ご安心ください。

 

声優の神谷明さん、元AKB48の梅田彩佳さんもいらしていたので、

写真を撮ってもらいました。

 

ケンシロウ、キン肉マン、冴羽遼、毛利小五郎(旧)

ぼくにとってはドンピシャの世代なので、緊張感が顔に出てますね。

 

こちらは4月でAKB48を卒業した梅田彩佳さん

ぼくもデカイですが、梅田さんが小さい&細いので余計でかく見えてしまう。

 

楽しい会でした!

高視聴率! おめでとうございます!

年間大賞を取ったらまた会を開きたいとのことです。

とってー!

用具ランキング更新

 

4月の用具ランキングが更新されました。

意外にも新用具のランキングは多くない!

目新しいのは馬龍カーボンくらいかな。

 

本格的に春の新製品が入ってくるのはこれからなので、来月あたりはいろいろ来そうです!

 

今月は

卓激屋、国際卓球、卓球屋、卓球家840、卓球ショップiruiru、スポーツショップキタザト、プロショップユゲ

(敬称略)の7社のご協力をいただいて、総合ランキングを算出しています。

 

いつもありがとうございます。お近く人、ウェブで買い物する人、ぜひ検索して、寄っていっていください。リンク、貼っておきます。

卓激屋

国際卓球

卓球屋

卓球家840

卓球ショップiruiru

スポーツショップキタザト

プロショップユゲ

 

 

メーカーさんがかなり気にしているとの話も聞きます。

メーカーによっては自社の用具の順位変遷グラフも作っているとか・・・・。

大陸予選その2

更新増やしていきます。

コメントを見ていると、「そんなことよりもオレに合った用具を教えてくれ!」という感じですね。気持ちわかります。ぼくが読者でも、他人の用具よりも自分の用具に夢中になりますが。でも全部をさばききれそうもないので、更新を中心にしていきます。

 

アジア大陸予選の2回目です

近年、強化され、大会も積極的に行われているタイ

若きエースはスターシニー。

昔からの読者ならばサウェータブットというほうがお馴染みでしょう。

ティモボルZLCにテナジー使用

前でも行けますが、やや下がって両ハンドを振るタイプ。時折見せるしゃがみ込みサービスが厄介です

派手さはないが穴のない選手ーーーーシンガポールのガオ・ニン

またラケットを変えています。厳密に言えば戻してる

 

まずは

クリッパーCR WRB

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

張継科ALC

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

カーボネード190

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

そして、

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 

と、張継科ALC→クリッパーCRという同じ道を戻っていっています。

はい、現在はクリッパーCR WRB

悩める男なのか、何でもいいのか・・・・。わかりません。

 

15年世界チャンピオン、そしてそのままリオにまで行くんだろうなーと

馬龍

唯一リオ五輪のシングルスに当確と言われている男。

 

使用用具は

キョウヒョウ龍5に両面キョウヒョウネオ3

フォアがブルースポンジの41度、バックがオレンジスポンジの37度らしいです。

キョウヒョウ龍5と言えば、これから市場に出るものは新しいバージョンになって、ブレードのプリントがなくなります。ブレードサイズやグリップはほとんど変わらないとのことですが、重量は軽くなり、重心も手前になります。

つまり中級レベルでも使いやすく変更。

見分け方はグリップサイドの刻印で、古いバージョンのものは作った日付が掘られており、新しいバージョンは入っていないそうです。

これについては詳しく明日書きます。

 

最近絶好調で、リオ五輪ではとても怖い存在となっている黃鎮廷

張継科ALCの中国式と両面テナジー05

しっかり振るから使える組み合わせ。

4月発売号と5月発売号の2回に分けて「我らペンホルダーズ」では黃鎮廷の技術について解説しています!

よろしければ見てください。

この黃鎮廷ですが、、、

テレビ放送だと「コウチンテイ」と呼ばれているみたいです。

初めて聞いた時・・・誰だ?と思いました。

ウォンチュンティンで慣れすぎました。

読み方って難しいですね。

基本的にはテレビだと中国選手は日本語読みになるので、

張怡寧→チョウイネイ になります。

弊誌だとチャン・イニン と現地読み

 

なぜ中国を日本語読みするかは歴史的背景があるので、興味のある方は調べてください。

 

でも違和感がある人とない人もいますね

表記 日本語読み(赤字) 現地読み(青字

馬琳 マリン マリン 同じ!コレは楽!

馬龍 マリュウ マロン まだ誰のことを言っているのかわかる

王励勤 オウレイキン ワンリチン これもまだわかる

劉国梁 リュウコクリョウ リュウグォリャン どちらも馴染みがある

王楠 オウナン ワンナン 圧倒的にワンナンが良い

樊振東 ハンシントン ファンジェンドン 濁音がなくて弱体化したみたい

胡麗梅 コレイバイ フーリーメイ 違いすぎて困る

帖雅娜 チョウガナ ティエヤナ ガナは嫌だな。華麗さがなくなる

杜凱栞 トガイキン ドゥホイカン どっちのほうが女子っぽい?

許昕 キョキン シュシン 圧倒的にシュシンがいい

 

とまあ、ザッとですが、普段現地読みに慣れているためですが、日本語読みは違和感あります。

大会では英語アナウンスでもちろん現地読み。

職業柄ですが、選手に話しかける時に現地読みでないと気づいてもらえないのもありますが。。

ジャパンオープンも近いので、もし選手に声をかけるのであれば、現地読みのほうが確実に気づいてくれます。

今のところ、中国も主力がエントリーしています。

馬龍、張継科、許昕、樊振東、方博、劉詩雯、丁寧、李暁霞、武楊、朱雨玲

オールスターです。

特に人気の丁寧は「ていねい」と言っても絶対にわかりません。

ディンニン と呼んであげてください!

 

ジャパンオープンは6月15〜19日・東京体育館です

久々に海外選手用具を視察

久々に世界の選手の用具シリーズです。

五輪のアジア大陸予選の写真から最新用具を見ていきましょう。

それにしても全く、この予選に何の意味があるんだか・・・。

中国の報道では李暁霞をシングルスに出すとか孔令輝が言ったとか言わないとか・・・。実際どうなのかな。個人的予想では出ないと思われるが。

前回のロンドンの時も例の選手を辞退させて丁寧を出したし・・・おっと誰か来たようだ!!!話題を戻しましょう

 

香港の杜凱栞

今大会は劉詩雯を破った。今、世界で劉詩雯に勝てる海外選手がいるんかい!とビックリ。もし劉詩雯が五輪のシングルスに出られなかったら、この試合が決め手だったでしょうね。人生を決めてしまった1戦になってしまったかもしれない。

相変わらずフォアはキョウヒョウ、バックテナジーの中国スタイル。

ラケットはスティガのインフィニティVPS。5枚合板の中では軽いタッチで弾み、飛ばしやすい。硬質な板です。パワーヒッターにも良いラケット。

 

続いて韓国のシングルス枠に飛び込んだ

サウスポーの田志希

たしき と読みたいところですが、ジョン・ジヒと読みます

韓国は徐孝元2点使いの田志希、梁夏銀のダブルスの布陣でしょうね。手強い。

それにしてもどうした!?ウェア!

上は代表ウェアのXIOMだけど、ショーツがミズノ。所属チームのだろうか・・・。

帰化選手らしく、こちらもフォア・キョウヒョウのバック・テナジー。

合わせるラケットはインナーフォースレイヤーZLC。

ぐうの音も出ません。間違いない。

私個人の感覚だと、まだ硬い感じがしますね。木材ユーザーよりも素材ユーザーがもう少しつかみたいと変更しているイメージ。

バリバリの木材ユーザー、特に中級者はここに到達する前にまだ試すべきラケットがあるはず。

 

全く同じ組み合わせの人を発見!

シンガポールのエース・馮天薇

相変わらず、ラケットをコロコロと変えています。

ALC系が多かったけど、一時期アコースティックカーボンにして、すぐにALCに戻り、今はインナーZLC。

ALCでは弾まないけど、ZLCでは弾みすぎるところで落ち着いたのだろうか。

個人的には張継科時代が一番強かった。

このラケットですね。

ちなみに、、、

2010年モスクワの奇跡の時は

チューブカーボWRB

5枚合板です

なぜか私、1本新品を所有

 

添芯が分厚いタイプです。5枚っぽくないパキンという打球音で弾き飛ばします。

次回に続きます

国際オリジナル追記

前回、散々書いた国際卓球オリジナルですが、

仕様がやや違うという指摘を受けたので、ここでキッチリ整理&おさらいしておきます

 

3本共通

シェークブレード形状:SK7ベース

中国式ブレード形状:トレイバーK OFF中国式ベース

日本式ブレード形状:タウラスベース

反転式ブレード形状:ストリークR-Hベース

 

KA5プラス

グリップ形状:アルテロベース

中国式グリップ形状:セプティアーCベース

反転式グリップ形状:ストリークR-Hベース

CSⅤALL+の表面材をコト材に変更、ブレード厚を6.0㎜に

 

KA7プラス

グリップ形状:インナーフォースALCベース

中国式グリップ形状:トレイバーK中国式ベース

日本式グリップ形状:タウラスベース

 

KAスピード

グリップ形状=KA7プラスと同じ

反転式=KA5プラスと同じ

トレイバーKをベースにシェーク&中国式のみ上板をリンバへ変更

 

ということです。

中国式の面の大きさがシェークと同じなので、小さいというのが地味にうれしいポイントです。

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