ペン粒いました全中国運動会
出場するだけでもすごいこの大会で、ペン粒とは・・・。すごい。しかもベスト16
商圓圓
読み方は(シャン・ユエンユエン)
ラケットはヤサカのダイナミックス17
木材11枚合板とグラスファイバー4枚にカーボン2枚という聞いただけでもめちゃくちゃなラケット。
もう廃番になっています
板厚が7mm以下になっているので、そこまで弾まない。
押されない板で粒との相性はまあまあ。
粒高は大維(ダーウェイ)製のようです
前にとある全国上位クラスの選手に話を聞いた時、
「中国製の粒高・表は注文するたびに性能が違うから困る」と話していました。
スポンジの色も違うこともあるし、厚さも違うし、粒の大きさが違うこともあるとか。
「よく使えるね?」と聞くと、
「だから試合の直前は代えられない。貼って2〜3日はそのラバーに慣れる期間です」
中国粒はいやらしいのも多いですが、品質の安定がなかなか・・・。
自分もいろいろな中国ラバーを使いましたが、貼ってすぐいつもの感覚じゃないので怖くて使えません。
貼ってから2〜3日すると馴染んで飛ぶようになるとか、逆に怖すぎる。
試合前に切れてしまった、破れてしまったらどうするの?
いつ、どこで買ってもある程度の品質が保たれているものが良いです。
だから私は日本製とドイツ製が好きです。
中国ラバーも全部が全部というわけではなく、最近は品質向上も見受けられるようですし、一昔前は日本・ドイツ製もバラツキがすごかった。
メーカーさんに聞くと、品質の部分はかなりお金をかけないといけない部分みたいですね。特に卓球ラバーは焼いているので、どうしてもバラツキが出てしまう。
一般的なゴム業界では1.7〜2.2mmなんて、誤差というか、ひとつのロット扱い。
卓球はその範囲で、中・厚・特厚を分けるから特に細かい!
品質という部分はひとつの魅力であり、強みだと思います。
考えてみるとたった0.5ミリで弾みも重量も変わってしまうのですから驚きですね。ある程度卓球を経験した人ならそれを敏感に感じとるのですから人の感覚はすごいです。
ただ、昔はラケットやラバーの重量に個体差があることを知らず、好みの重量を選ぶなどといったことは考えもしませんでした。今は特別レベルが高いわけでもないのに重量にこだわって購入しています。私のような面倒な客が多くなるとメーカーや小売店も大変だと思います。
ダイナミックス17、度々このブログに登場してましたね。
ヤサカは11枚合板で軽量なシナジーなどユニークな合板商品が多いイメージがあります。