今回、韓国の男子選手の進化は目を見張る物がありました
抜群のサービス力、速すぎるフットワーク、そしてメダル獲得でついた自信。
素晴らしいポテンシャルでした。
彼は速すぎる。中陣で打っても体が全然崩れなくて、体がのけぞらない。
そして何と言っても、
バックハンドが超進化!
シェークオールフォアだった一時期とは見紛うほどのバックハンドの完成度。
前陣でのタッチ、快帯、一発。ヨーロッパのような中陣からの盛り返しはないものの、サービス後の3球目はほぼ両ハンド待ちで、回り込みはチャンスボールのみ。
ちょっと前までインナーZLFタイプを使っていた李尚洙も今回はインナーフォースレイヤーALCに変更
日本戦で2点取りした鄭栄植
イケメンです。
昨年までバタフライの契約選手でしたが、現在は違います。
そのため、用具をガラリと変えて登場。
バックの安定感と威力、鋭さがエグくて、強かった・・・。
フォアも独特なボール。
大会序盤はフォアのカウンターミスが多くて、あまり状態は良くないなぁと感じていたんですが、徐々に入るようになり、日本戦では最高の仕上がり状態でした。
負けない3番手
張禹珍も今回大活躍
身体能力が高くて、縦横無尽に走り回る。
ロングサービスがうまいので、ストップ&チキータ主軸の選手は戦いにくいでしょう。
また、以前は少し団結力に欠けてる感じがあったのですが、今回は積極的にアドバイスをしたり、応援したり、ムードメーカーになってました。
世界ジュニアで優勝して、台に乗ってパフォーマンスしていた頃が懐かしい。
彼の最大の長所は
台上ドライブ
相手のレシーブが少しでも浮けば、ためらうことなく踏み込んで打ち込んでいく。
ロングサービス後は下がって両ハンド待ち、
それを警戒している相手にはハーフロングでストップを少しでも浮かせて台上ドライブ。そしてまたロングサービス。
この連携が効いてました。
実は鄭栄植と張禹珍の用具は全くおなじ
ラケット:キョウヒョウ龍5
フォア:キョウヒョウ3ブルースポンジ
バック:オメガ7アジア
用具の中国選手化が見られますが、バックがテナジーor中国ラバーではなくオメガというところが特徴的
しかも7アジアということでスポンジ硬度が52.5度という硬いラバー。
非常に重そうだ。でも振り回せたら・・・・ゴクリ。
キョウヒョウのえぐさ、キョウヒョウに合わせたラケット、そして別弾道が出せるオメガ
技術向上もですが、用具変更も今回の強さの一端を担っていると思います。
韓国選手のコルベル離れが少し寂しい気がしますね…
ところで鄭栄植選手はいわゆるフリーになった感じですかね?
少しフリーでしたが、次の契約決まりました
ジョンヨンシクはフォアバックともにフォームが独特で気になります。大矢選手と似た体の使い方かな?
前腕のスピードが速すぎてビビります
鄭栄植と張禹珍のバック面のラバー、オメガシリーズのどれかなーと思っていましたが7アジアだったんですね!2人ともバックが速くなった気がしていましたがラバーの影響がありそうですね。
安宰賢も2人と同じ用具っぽいので、韓国の用具は李尚洙などの昔と同じようなタイプと、鄭栄植などの中国っぽいタイプに別れていくんですかね。
人と違った色を出そうとすると、まずは用具から!というのは世界共通ですね
鄭栄植はシューズもフットワークになっていましたし自国メーカーのXIOM契約になるんですかね。世界トップの選手達が色々な用具を使ってくれると用具好きとしてはとても嬉しいです。このブログもとても面白いのでこれからも頑張ってください!
まさか日本が韓国に負けるとは思いませんでしたね。日本はドイツ戦に備えて、丹羽君を温存したのが裏目に出てしまった。
韓国選手は脱テナジーで中国選手っぽい用具構成になってきてるんですね。
世界選手権という大舞台で超格上の日本を倒すとは天晴でした。
温存という考えはなかったと思います。
そして日本は格上でもないですね。戦力分析しても韓国のほうが上だと思います。
チョンヨンシクはどこに契約するんですか?
なんでオメガ7アジアは硬度変更したのでしょうか。そのままであれば買おうと思ってたのですが50度超えだとキビシイですねー。
47.5のプロだと新シートの関係で軟らかく感じすぎるので、硬く変更しました。
もう少し軟らかいのはヴェガツアーで代用できます
参考になりました。
ありがとうございました。
早速ツアー買いに行きます
記事とは関係ないですが、数年前まで水谷隼zlcを使用している選手がかなり多かったですが最近の高校生などは張継科zlcの使用率の方が多い気がします。
プラボールになり柔らかい用具に変更する選手が多い中なぜ水谷隼zlcより硬い張継科zlcを使うユーザーが増えているのでしょうか?
グリップの問題かと思います
世界選手権取材お疲れ様でした。
もう用具見るだけで重そうで今の世界レベルのテンポの速さでしっかり振り抜けるフィジカルが本当に凄い。
見た目は細いですが、筋肉びっちり詰まってますよね。
ゆう様、世界選手権お疲れ様でした。
ジャンウジンのストップレシーブに対する台上は素晴らしいテクニックですよね。
さて、韓国人選手も使用している馬龍のラケットですが、なかなか日本では入手しにくいと思います。
近いラケットとなるとどの辺りになるのでしょうか?
ニッタクの馬龍カーボンあたりが近いものでしょうか?
返信、お待ちしております!
馬龍カーボンか、アポロニアか、そのあたりかなと
ヴェガアジアdf を使ってみて、ツッツキがオーバーすると感じました。自分は、バックはツッツキやミート系のブロックを多用し、ドライブ系の技術はあまりしません。(フォアはドライブ多用)
ツッツキが浮かず、かつミート系がやりやすいバック向きのラバーをおしえてください。
ラクザ7はいかがでしょうか?
キョウヒョウのブルースポンジを一度でいいから使ってみたい。
オフチャロフセンゾーv1にキョウヒョウを貼って使っているのですが、5枚合板の時の方が感触がよかったので、変えよう考えているのですが、周雨1と馬林エキストラオフェンシブ。しなりを重視しています。