最近、木材系もしくはインナー系からアウターに変えました。
時代はアウター・・・というわけじゃなくて、アウターも問題なく使えるようになったほうが今後の用具ページにも活かされるかなぁと。
木材でも十分弾むんですよ。木材で良いかなーと思うくらい。
でもトップ選手に話を聞くと、「いやー、カーボンじゃないときついっす」というのばかり。
あまりに感覚が違いすぎるのも変だと思っていたけど、この前少し理解できました。
単純にボールが違うから。
ぼくは現在東京でしか試合をしないので、9割くらいはニッタクボールで試合をします。
だから練習もニッタクボール。
でもトップ選手はワールドツアーが紅双喜、
18年世界選手権(選考会含む)はタマスのAボール
日本リーグはニッタク、
大学生、高校生はジャンケン
特に最近は同じメーカーのボールでもバージョンがあるので、感覚がぜんぜん違う。
インターハイではジャンケンでかなり有利不利が変わる。
他チームが使っていないということで、あえてTSPの一番古いボールを使うチームもありました。
ちなみに
T2は紅双喜のバージョン2
紅双喜はバージョン3まで出ており、17年のワールドツアーは韓国オープンからバージョン3を使用
と、年末にTSPのシームレスボールで試合があったので、いつもの用具で出たら、全然飛ばなくて、これならカーボンにしたいという願望が出たのです。むしろカーボンじゃないと無理ってくらい。
でもニッタクボールは飛ぶので木材でも十分。
悩ましいところ。
ということで、ちょっと整理します。
現在、国内の試合がほぼニッタク、TSP、バタフライで構成されているため、3社のみで紹介
バージョン1のボール(非常に柔らかくてイレギュラーする)
初期バタフライ、初期TSP
バージョン2のボール(やや固め)
バタフライGボール、TSPシームレス
バーション3のボール(固めで弾みが良く、イレギュラーしにくい)
バタフライAボール、TSPCP40+、ニッタク
と、大きく分けて3パターン
Gボールは他のボールとくらべても少々特殊でした。音、弾み、打球感、どのボールとも被らなかった。今度の世界選手権にはバタフライのAボールを採用していることで、今後はAを主力として販売していくのでしょう。
TSPはバージョン1・2のボールを廃番にして、バージョン3のCP40+の1種類に絞る。
どのボールもニッタクに近づいてきた感があります。
でもまだニッタクがどのボールよりも硬くて弾む感じがします。品質も良い!
そのため、海外組の中には「今の用具だと飛びすぎる」と言う人もいますね。
全日本はニッタクボールなので、海外組はやや用具調整をしているようです。
結論は
筋力や技術力などの基礎的な問題もあるが、
そもそも一般選手とトップ選手では基準となるボールが違うから用具選びも変わってしまう。
そういうことなのかなと。