先日、知り合いのオジサマに「全然ブログやってないじゃん」と言われました。
そうなんです。今はSNS(Twitter・Instagram・You Tube)ばかりでブログはあまり手づかず。
でも映像で見たい人もいれば、活字で見たい人もいるようで。
久々に書いてみます。
新型コロナウイルスの影響で春の新製品の影が薄い。
みんな卓球ができないから用具を買わない・変えない。そりゃ仕方がない。
では本日から春の新製品を振り返り、その中での注目商品をピックアップして紹介していきましょう。
トップバッターはバタフライのアイビスです
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勝手にいろいろな憶測をされてしまったラバーです
憶測①バタフライの新粘着ラバー?
各メーカーが粘着ラバーをリリースしているのでバタフライも対抗したラバーを出したと思われた。新製品だから性能が高いと思われた。でも実はノンテンション
憶測②ゲリラ発表
7月1日発売という新製品時期から外れたゲリラ発表だったので、かなりの注目を浴び、超高性能を期待された
憶測③立ち位置
ラバーの色が曇ったグリーンという斬新なカラーリングにすることで、「これはロゼナのような立ち位置のラバーではないか?」と思われた。つまり『ディグニクス09C』の廉価版のラバーと勘違いされた
メーカーは何も言及していないが、憶測が憶測を呼び、勝手な見解でアイビスのハードルは上がっていった
発売されるとYou Tubeでも試打動画や見解動画が次々にアップされていったが、そのどれもが「首をかしげる」結果に終わっています。
そりゃそうだ。その人たちが比べていた対象がディグニクスやテナジーなのだから。
ゴリゴリのテンションラバーを使っている攻撃型の選手は、当然のごとくノンテンションのアイビスを高く評価はしなかった。
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では一体、アイビスとはどんなラバーなのか?
AIBISS
「Arc Innovation By Improved Sheet&Sponge」の略で
「より良いシートとスポンジによる革命的な弧線」という意味だ
めちゃくちゃ硬い50度(タマス表記)のスポンジは、ドイツ硬度だと約60度
バタフライ史上、最も硬い!
実は中国市場では低価格帯の粘着性ラバーが今なお人気があるんです。
卓球人口が多い中国で売れるラバー、ほしいですよね。
でもバタフライの粘着を見てください。
現状の粘着ラバーのラインナップは
タキファイヤドライブ、タキネスドライブ、タキネスチョップ、タキネスチョップ2
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ちょっと弱いですよね。
あの松下浩二さんが現役時代愛用していたタキファイヤですら、発売してすでに24年も経っています。
そろそろこの辺のラバーに変わる最新タイプがほしい・・・
というので アイビスが登場
タキネスシリーズは今なおカットマンなどに人気が高いラバーです。
ぼくもジュニア&シニアのカットマンと当たった時によく見ます。
でもここからパワーアップした粘着ラバーを選ぼうと思ったら、バタフライの中で選ぶとディグニクス09Cまでジャンプアップしないといけない・・・。
これは飛び級すぎて無理でしょう。
そこを埋めるアイビスです
ターゲットはタキネスなどの粘着ラバーを使っていた人たちでしょう。
その人たちに高性能ラバーを!という意味での救世主がアイビスなのだ
だから
おいおいディグ09cに比べて全然良くないよ!
テナジーより全然かからない。弾まない。
という声はお門違い。
中国市場向けで中国のみで発売することもできたでしょうが、並行輸入で高値で売りさばく人たちが絶対出てくるので、日本でも発売したことは正解だと思います。
海外限定のバタフライの新作粘着ラバー!!!
ってだけで売れそうですし。
ぜひともアイビスは、粘着ラバーを使うカットマン、タキネスからパワーアップしたい人、初級〜中級のカットマンなどに使っていただきたい。
名前のとおり、攻撃時の弧線はものすごいです!
そしてカットした時の押されなさ、鋭い直線もすごいです!
カットの回転は本当にかかります!硬いので振りまくっても飛ばずに台におさまります。
使うターゲットがわかっていれば良いラバー!
だからディグやテナジーとは比べないでね。
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久々の更新を嬉しく思います。
アイビスの「目指しているところ」がとてもわかりやすく、参考になりました。ありがとうございます。
アイビスは動画でも出していこうと思います
一時期、気に入って使っていたVS401みたいな感じで使えるのかな?と興味はあったのだけど、タキファイア並みに弾まないとキツイかなと思うと試すのに躊躇してます。ネットでは攻撃選手の評価が低くて参考にならないので、カットマンの動画や意見が出るとありがたいです。
強い男子が批評するから駄目なんだと思います。
これはスマッシュ用です
はじめまして。
アイビス使っています。
使いやすくてとても気に入っています。
けどネット上では言いたい放題言われていて使っている身としては、
正直悔しいです。
ゆうさんがブログで言いたいことを代弁してくださったので、
すごく嬉しいです。
ありがとうございます!
誰向けかを考えると見えてきますね