全日学の用具を見る!

全日学で見た用具を紹介します。

今や男子ではかなりの少数派になっているバック表型。

専修大の久住選手は、インナーフォース・ZLCにテナジー/フレアストームⅡのバタフライ染めですが、なぜかサイドテープはヤサカ。

駒澤の加藤くんは、両面にクエーサー。

ラケットはフォルティウスFTで、重量がかなりありそうです。

あ、身体のことではないですよ。

加藤君と話していたら、田中満雄君が「デブがふたりで話していると暑苦しい」とか茶々をいれてきました。

両面テナジーに水谷隼ラケットの尾留川選手(法政大)。

 

そういえばコメントで水谷隼のレビューを聞きたいということでしたので、

書いてみます。

 

バタフライの黄金レシピで作られている木材5枚+ZLC2枚の最初のラケット。

個人的に人気の理由と思うのは、「弾みすぎないこと」。

ティモボルスピリットやビスカリアと同様に板厚が5㎜台なので、扱いやすさの中で弾みがある。

打球感はアリレートカーボンよりも硬くなっているので、好みが分かれるところだが、下がった時にはより飛距離が出る。

性能はアリレートカーボンの上位互換みたいなイメージだが、手に響く感じが全く違うから、より特殊素材好き向けのラケットだと思います。

すごいのは回転がちゃんとかかるし、ミートも直線で飛んでいくところ。

アリレートカーボンより、弾く!とイメージしたほうがいいかも。

ZLCのラケットの中でもバランスタイプですね。もう少し飛ばすのがティモボルZLCですが、水谷隼のほうが抑えがきくので人気があるのかなと。

と、こんなところですね。

 

法政大のエース、鹿屋選手も水谷隼。

野田学園出身選手は水谷隼がスタンダードラケットになっています。

同じ野田出身でも、さらにボールの速い有延君は、

スーパーZLCです。

異常に速いです。

近畿大の花岡選手はコスパラケットのスワット。

両面オメガかな? ブラックスポンジです。

 

パワータイプの藤木選手は、ハイブリッドNCT。

これに両面テナジーなんて、よく振れますね。

 

高校時代はインナーフォースULCだった池田選手は、

クリッパーウッドになっていました。

木材の世界へようこそ!

 

 

最後は

ベスト16で終わってしまった吉村くん。

ですが、魅せるダイナミックなプレーは個人的にファンです。

ラケットを見ると、一見特注です。

中身はティモボル・ALCのレンズなし、プリントなしの特注です。

ブレードはそのままティモボル・ALCです。

スーパーZLCはやめたみたいですが、ボールは相変わらず速い・・・。

シェークでレンズが邪魔という人は多いですよね。そしてブレード面のプリントもトップ選手レベルは関係があるのです。

それは、

また後日紹介しましょう。

全日学の用具を見る!” への 12 件のコメント

  1. スーパーzlcが出たからには次はスーパーalcが出るはず!
    と半分冗談半分本気で考えてたのですがそのような情報は業界で流れていないのでしょうか?
    試作品を作ってみたけどこれ…誰が使うんだ?みたいな感じでボツになってたりしたら面白いですよねw

    1. おそらく重すぎてしまうと思います。
      ザイロンは軽いからこそ、編めたのかなと。

  2. ヤサカは唯一、5mmのサイドテープがありますね。
    インナーフォースZLCの5.7厚に6mmテープだとラバーにハミ出るのを嫌っているのかもしれません。

    1. 確かにそうですね。
      5㎜は貴重です。ちなみにペンはサイドテープをすると格好悪い気がするのでやっていません。

  3. はじめまして。質問がございます。

    バウムエスプリを以前このブログにて取り上げていらっしゃいましたが、ティモボルスピリットやティモボルALCとは打ち比べるとやはり違うものなんでしょうか?

    お時間ございます時に、ご回答いただければ幸いです。

    1. 使っている合板、特殊素材、厚さなどは同じです。
      だから同様の物と考えていいと思います。

      違うところがあるとすれば、、、

      接着剤ですかね。それがどこまで影響するか・・・

  4. スーパーZLCの新作ラケットはいつでるんでしょうかね笑
    個人的には現在水谷選手が使ってるであろう、水谷隼スーパーZLCに期待してます。

    1. 水谷くんのSZLCはまだ発売が決まっていないそうです。
      価格を下げて欲しいですね

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です