ビビビっとくる用具が少ないので、新製品に乗り換えできずにいます。
春の新製品は、ほとんど打ちましたが、うーむ・・・。
目指す方向が一緒過ぎて、微差の世界になっています。もっと別方向からアクションを起こすようなものはないものかと感じていますね。
本家を追い越すには、微差では勝てません。大差をつけて追い抜かないと印象的にも勝てないのですよ。
以前、ある選手にラケットの試打をしてもらった時「これは今使っているラケットと同じレベルの性能だ。すごく良いね!」
と言いながら「じゃあ替えても良いくらい?」と聞くと
「いやそれはしない。同じ、もしくは少しくらいの性能差だったら今使っているのを使いたい。それはラケットへの、そしてメーカーへの信頼度です。さらにもっともっと良いものだった時に変更を考えます」
と言われてしまいました。
つまりそういうことです。野心的な用具、お待ちしております。
女子の銅メダルチーム2つの用具に行きましょう
まずはシンガポールチーム
泣く子も黙る女番長・馮天薇。
張継科(旧モデル)にキョウヒョウ&テナジー
キョウヒョウはオレンジスポンジの3です。
ただ、、、まあ反り方が・・・。
打球をしていなければ可愛くなるユ・モンユ。
インナーフォースALCに両面テナジー。
10年ユース五輪シングルス銀メダリストのリー・イザベルスーユン。
松下プロαにキョウヒョウ。バックはスペクトル。
続いて香港チーム
まあ、この人は置いておいて。。。。
この人も置いておきましょう。出産あけでも感覚は鋭いです。
しかし、トップアスリートからは後退してますね。
注目は香港の若手です。
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エースを継承した李皓晴。
張継科(旧モデル)と両面テナジーというなんというパワフルな組み合わせだろう! 女子とは思えんパワーだ。
まさに嵐の女・呉穎嵐。パワフルな両ハンドで平野さんと激闘を演じました。逆転負けをしましたが、そのパワープレーは見応えありましたね。
ラケットは
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日本では未発売。
「オプティマム プラス」
あれ? そんな名前のラバーがあったような・・・。
ラケットの話でした。
これは5枚合板です。
日本ではオプティマム シンクがありますよね。
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この硬めで(中芯は軟らかい)弾みの良い5枚合板のパワーアップ版です。
重量はシンクより重めですが、弾みも上がっているとのこと。
なかなかレアなラケットを使っています。
そしてバックはお馴染みのテナジーなのですが、
フォアはなんとヴェガプロです!
オメガでもシグマでもなく、ヴェガプロです!
早矢香ちゃんがヴェガプロをやめたと思ったら、新たなヴェガプロ選手が現れましたか〜。
ブロックが固すぎる女・杜凱琹
世界ジュニアの時は、
金髪のやんちゃ少女だったのに、
今大会は
サッパリとなり、
ちょっと石垣ちゃんに似てる。。
ベンチに入ると
呉穎嵐と同化する髪型になってしまい、遠くからだと見分けがつきにくい
そんな杜凱琹の用具はインフィニティVPSⅤにブルースポンジのキョウヒョウとテナジーでした。
今大会は香港チームがおもしろかったです。
強さもですが、監督が李静に変わって、やる気がみなぎっています。
誰よりも大きな声での応援とガッツポーズ!
そして抗議! 監督が選手の主張を信じてやらなくてどうするという見本です。
アドバイスも選手によってやり方を変えていました。ベテランには厳しく、若手には優しい表情が多かったですね。
日本との準決勝には敗れましたが、その戦いぶりと強さを見せたチーム香港に拍手を送りたいです!