ZLC→ALC。特殊素材は2強時代

ねっとりとしつこい暑さで、クーラーのある時代に感謝している毎日です。

熱かったり、湿気が高かったり、日本人でもこんなに嫌なのに、海外の人はもっと嫌なんでしょうね。

あー、近づいているインターハイが心配です。今回は体育館と武道館に分かれているとのことですが、片方には空調がないとか・・・。選手、、、ガンバレ!

 

さて、先週の土日はインカレに行ってきました。とはいいつつも、東京なので泊まりではなく通いです。

インカレで用具を見ていて思うことは

ALCが多い!

ZLC勢だった人も徐々にALCに変わりつつある。

特に男子は一時ZLCがかなり普及していたが、今はZLCが6に対し、ALCが4くらいのイメージだ。

吉村くんはZLC→SP-ZLC→ALCと渡り歩く。

大坂くんは、フィルメア(インナーカーボン)→ファイヤーフォールAC(インナーALC)とALC寄り。

殊勲賞の平野君。硬めZLC(ティモZLC)→柔らかいZLC(水谷隼)→ALC。

徐々にだが軟らかめにスライド。

駒澤の二枚目、鈴木選手。ALCの中でも少々板厚ラケット(メイス)使用

エリアカから駒澤に進学した松田くんもALC。

早稲田の山本勝也くん、ALC。

40年ぶりのベスト8入賞した関西学院大の久野選手もALC。

埼工大の郭選手もALC(ビスカリア)

 

そして何と言っても

丹羽くんがALCを使用しているのがでかい。

木材→ZLF→ZLC→SP-ZLC→ALCという変遷

 

ちなみにお姉ちゃんは

インナーフォースT5000。

インナーULC→3枚+ZLC→インナーカーボンという異色の変わりよう。

 

それまで主流だったALC

その後、性能の高さでZLCが人気になったが、結局ZLCだと扱いづらいという人が、インナーZLCに移る。

だけどインナーZLCだと決め球に欠ける人が再びALCに戻る。

特殊素材トラックのマラソンが始まっております。

ALCは打球感の軟らかさと回転のかけやすさが人気なので、それに慣れているとどうしてもZLCは硬く感じてしまうのでしょうね。

今はALCとZLCの2強。そこにSP-ZLCが割ってはいるかどうかは楽しみです。

「張継科・SP-ZLC」はみなさん、「あれ?思ったほど弾まない」と思った人が多いようですが、「水谷隼・SP-ZLC」はかなり飛びます!2本の比較などは今月発売の卓球王国でドーンと特集するのでお楽しみに!

女子の動向は次回紹介します。

ZLC→ALC。特殊素材は2強時代” への 5 件のコメント

  1. 面白い特集ありがとうございます。

    私の身の回りもALC増えてますが、
    この時期にALCが流行ってるのは、
    実は世界卓球の影響なのではと思っています。
    日本代表チームの丹羽選手、松平選手はじめ、
    海外選手もZLCよりもALC多かったので。

  2. それだけいいと言われている水谷SZLCを本人だけ
    何年も使い続けているというのはなんともいえないですね。

  3. トップ選手でさえZLCは硬いと感じるんですね。女子のトップ選手には木材が多い気がします。回転重視の場合は迷わず木材のみを選んだ方がいいのかもしれないですね。じわじわと木材のみにもどり、気付けば周りに特殊素材使用者がいなくなった、なんてこともありえるのではなでしょうか

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