月別アーカイブ: 4月 2015

世界戦が終わるまで・・・

なんか歌のタイトルみたいになってしまいましたが、、、

ちょっと忙しすぎてブログの更新が滞っております。

 

①卓球王国7月号の編集

②別冊グッズ2015の編集

③世界選手権蘇州大会

などなど重なって、てんてこ舞いです。

とりあえずは世界戦が終わり、7月号(5月21日発売)の作業が終わるまでは缶詰になりますので。5月21日発売号には世界戦の模様がガッツリ載るため、中国から帰ってきてからも忙しくなりそうです。

別冊グッズ2015のほうはいろいろと面白い企画もあるのでご期待ください。

テナジーVSポストテナジー

ペンホルダー座談会

硬度計で統一ラバー硬度を作る

あとは

こだわりすぎたマスターズの猛者の用具、カット用具、実業団選手のプラ対応

などなど、おもしろいことやります。

 

追記:別冊グッズ2015は5月16日発売予定です!

 

とりあえず、本誌と別冊と世界戦に集中させていただきます。世界戦が終わったら(本誌まで)、また更新しますね−。

世界戦でネタをたくさん仕入れてきますので、、、ではでは!

 

コメントは見るので、隙をみて返したいと思います。

じわじわ翔龍

なかなか面白いラバーです

ハイ、これ翔龍!

中国製微粘着テンションのラバーなのですが、

なかなか面白いのです。

 

ラバーはザ・中国ラバーのようなガチガチに硬くて、ミートするとビパン!という音はしません

天極に2度塗りしたような打球感と柔らかさ。

ミートは思った以上に飛ぶので、中国ラバー特有のショートのやりづらさはありません。その代わり、ナックルなどのちょっとした変化は少ないです。

そして、強打がおもしろい!

強く打てば打つほど、アホみたいにドライブのスピードが速い!

スポンジがグニュっと食い込むので、シートで打っても、食い込ませて打っても大丈夫!他のラバーと比べてみても、スピードは一級品。

普通、粘着ならスピードよりもスピン!という評価になるでしょうが、このラバーの特徴は強打時のスピードです。言いかえると、強いインパクトに耐えられるスポンジです。自分のパワー次第でコントロールできるので、打球のスピードを操作しやすい。

シートの食い込みも中国製にしては良い。だからビタ止めストップはやりづらい(汗)。ツッツキ、ストップ、技術力がないと、テナジー05並に飛んでいってしまいます

オールをして感じたことは、ループやつなぎのドライブがナチュラルに変化するので、相手のブロックミスがいつもよりも多い感じがしました。

下がった時の相手のボールに合わせた引き合いは、さすがにスピードは遅いですが、飛距離はドイツ製と遜色ない!

お、恐ろしいねこれ。

高校選抜では希望が丘の中澤選手がフォアに使用していました。たしかにえげつないフォアドライブとサービスを放ちます。遠くから見ても弾道がえぐかった。

他にも、実業団選手が少しずつですが翔龍に変えているようです。やるね、翔龍!

 

今までGFT48を使っていましたが、打球感は似てないものの、ラバーの飛び出し方や扱いやすさは似ています。

ドライブの威力 翔龍>GFT48

ドライブの安定感 GFT48>翔龍

相手のミス 翔龍>GFT48

ミートの打ちやすさ GFT48>翔龍

ショートでの変化のつけやすさ 翔龍>GFT48

ラリーの安定感 GFT48=翔龍

です。

正直、スピン量は、「うわ!さすが中国ラバー!」というほどではありません。ただ、ドライブがナチュラルに変化するので、相手は取りにくそう。落としたり、オーバーしたり、こっちの意図するところ以外で点が取れました。あとはカットマンに勝てれば、いいんですが・・・。カット打ち、どうなのかな・・・カットマン相手に試打したい。スマッシュは難しそう

似てるけど、ちょっと特徴的な翔龍。

塗ったキョウヒョウではありません!塗った天極です!

天極使いの人、お待たせしました!という1枚です

 

と、最近ブログがご無沙汰なので、新製品紹介を書いてみました。ヨイショじゃないですよ、ガチ感想です。

展示会では緩くドライブして打っただけだったので、ポテンシャルを感じなかったですが強く打った時にイメージが変わりました!

これからじわりじわりと使い手が増えそうです

個性追求

卓球には個性が大事と言われますが、用具で個性を出している人もいます。

対戦相手が知らないラバーを使っていたら「うえー、嫌だなぁ」と思いますよね。表だったり、粒高だったり、一枚だったりして、負けたあとに「裏裏とやりたかった」という論点がずれた言い訳をする人もいます

相手は勝ちたいから個性追求。用具追求しているのです。

「用具で負けただけだし、技術では勝っているし」という言い訳をする人には、試合ではなく練習最強という意味のない称号をあげましょう。

まあ、私もその傾向が2年前まではありました

 

済美の黒田選手。

両面表ソフトです。その情報だけでも相手にダメージを与えられそうです。

インナーフォース・ZLCにVO>102とVO>101。

奈良女子の橋田選手。

デフプレイクラシックセンゾーという劇的に軽くて、劇的に弾まないカットラケットに、

クエーサーという回転はかかるけど、スピードが遅いスピン系を組み合わせています。

つまり、抑えやすく、ブチ切れです。ちなみにクエーサーは廃番となりました。GFTが発売されたのでお役ご免ということですね。

いつも思いますが、奈良女子はゼッケンがかわいい!

イイネ!

岩国商業の高木選手。

ラケットはなんとゴースト! マニアックすぎます。

そしてラバーはT-REXとスピンピップス。

すごい!やっぱりカットマンはこうでなくては!

 

文台杉並の王選手。

ティモボル・ALCにテナジーですが、バックはラザント系

木更津総合の計良選手。

超軽量のフォティーノ・ライトを使用して、ドライブとスマッシュで佐藤瞳選手から2ゲームを奪う健闘。

 

そして

2部のシングルスで優勝したふたりも個性的

男子の多田選手と女子の田中選手

ふたりとも剛力(多田選手は特注仕様)に裏ソフト+変化系ラバー

特に多田選手はアンチ! 王子サービスとフォアドライブ、そしてバックのアンチとか、対戦相手はかなりハマっていました。

もちろん、師匠は

作馬六郎さんです

さすがです!

サービスの重要さを教授して、そして練習は自分で組み立てて、応用させる。

選手自身に考えさせる力をつけさせる作馬さんの教えは、

自分の武器や個性を自分自身で見つけるヒントをくれます

(※2年前に王子卓球センターを訪れた時の写真です)

ペンを見た!でも中ペン

高校選抜ではペンホルダーもちょくちょく見ました

滝川の増田選手。インナーフォース・ZLCにフォアはテナジーです。

裏面は違うようですが、オレンジスポンジなのでG1かGFTか。。。

三重県の高田の板崎選手。クリッパーWRBに両面テナジーのようです。

板崎選手はいろいろ通なのかな。

足もともアディダスでバッチリ決めています!

速報でも書きました。明誠の岩田選手。

インナーフォース・ZLCにファスタークG1、バックはブルーファイアでしょうか。

速報で書いた次の日にお母様からメールをいただきました。小学校6年生の時に車にはねられてしまい、大腿部を骨折。歩けるようになるのかわからない状態から、リハビリを頑張ってきたそうです。そこから全国大会に出るとは、並々ならぬ努力を重ねてきたのでしょう。

気迫あふれるプレーで、すっかりファンになりました。

さてペンホルダー続きます

古川学園の佐藤選手。馬林ハードカーボン、フォアはオメガ系です

地元香川の高松中央・明田選手。アコースティックにテナジー

シングルス(2部)のほうではベスト4のうち2人がペン

日大三島の平松選手はエキストラ7。廃番になってしまった名品です。フォアはオメガ系ですね。

そして仙台育英の武藤選手。

おー!!ハヤブサZXiの中国式なんて、自分以外使っている人初めて見た・・・。

名作なんですが、まず店に置いてない。そして割と高いので手が出づらい。

軽量番水谷隼みたいで使いやすいんですけどね・・・。