卓球には個性が大事と言われますが、用具で個性を出している人もいます。
対戦相手が知らないラバーを使っていたら「うえー、嫌だなぁ」と思いますよね。表だったり、粒高だったり、一枚だったりして、負けたあとに「裏裏とやりたかった」という論点がずれた言い訳をする人もいます
相手は勝ちたいから個性追求。用具追求しているのです。
「用具で負けただけだし、技術では勝っているし」という言い訳をする人には、試合ではなく練習最強という意味のない称号をあげましょう。
まあ、私もその傾向が2年前まではありました
済美の黒田選手。
両面表ソフトです。その情報だけでも相手にダメージを与えられそうです。
インナーフォース・ZLCにVO>102とVO>101。
奈良女子の橋田選手。
デフプレイクラシックセンゾーという劇的に軽くて、劇的に弾まないカットラケットに、
クエーサーという回転はかかるけど、スピードが遅いスピン系を組み合わせています。
つまり、抑えやすく、ブチ切れです。ちなみにクエーサーは廃番となりました。GFTが発売されたのでお役ご免ということですね。
いつも思いますが、奈良女子はゼッケンがかわいい!
イイネ!
岩国商業の高木選手。
ラケットはなんとゴースト! マニアックすぎます。
そしてラバーはT-REXとスピンピップス。
すごい!やっぱりカットマンはこうでなくては!
文台杉並の王選手。
ティモボル・ALCにテナジーですが、バックはラザント系
木更津総合の計良選手。
超軽量のフォティーノ・ライトを使用して、ドライブとスマッシュで佐藤瞳選手から2ゲームを奪う健闘。
そして
2部のシングルスで優勝したふたりも個性的
男子の多田選手と女子の田中選手
ふたりとも剛力(多田選手は特注仕様)に裏ソフト+変化系ラバー
特に多田選手はアンチ! 王子サービスとフォアドライブ、そしてバックのアンチとか、対戦相手はかなりハマっていました。
もちろん、師匠は
作馬六郎さんです
さすがです!
サービスの重要さを教授して、そして練習は自分で組み立てて、応用させる。
選手自身に考えさせる力をつけさせる作馬さんの教えは、
自分の武器や個性を自分自身で見つけるヒントをくれます
(※2年前に王子卓球センターを訪れた時の写真です)