全日本社会人、全日本団体、、
大人たちの全国大会では用具がガラリと変わってきています。
プラボールの余波はまだまだ選手に用具を悩ませているようです。
プラボールの性能、質が安定しない限り、まだまだ正解はでないようで、それはトップだけではなく、みなさんも同じでしょう。
どう変わったのか、それをトップ選手の用具変更から学んでみましょう。
インナーフォースZLCからSK7へ。
もともと木材使いだったから問題なく戻れたのかなと。しかしSK7がすでに廃番となっている今、代わるラケットがほしい。
ヤマト卓球との契約もあると思いますが、
クリッパーウッドからスワット5PWへ
5枚合板・・・?しかも激しなりの5枚へ。割と大胆な変更です。
バックの表ソフトもモリストSPからVO>102に変更したのも関係しているのかな。弾きが強くなって、ラケットを抑え気味にしたのかな。
ビスカリア→水谷隼へ。ALCからZLCになって弾みアップ。もともと柔らかいタッチで、ボールを吸収させる技術の天才なので、つかみよりも弾みを求めたのかなと。
みんな、行ったり来たりしています。
張一博くんはニッタク契約が終わり、一度は劉詩雯へ変更しましたが、今はインナーフォース・ZLCへ変更
コルベル→インナーフォース・ZLC→劉詩雯へ落ち着き、
フォアはテナジーからファスタークG-1へ変更
両面テナジーからフォアV>15エキストラ、バックGFT48へ
まだちょっと変える予定みたいです。
重すぎやしないか・・・・。
ハイブリッド(9枚)→インフィニティ(5枚)→クリッパーウッド(7枚)と合板枚数がいろいろ変更している模様
あ、合板ラケット、木材ラケットについては今月発売の卓球王国本誌「用具ゼミ」にて特集しています。木材ラケットの特徴、性質がわかりますので、ぜひ読んでみてください。
何気なく木材ラケットを使っている人、木材ラケットって何が良いんだろうと疑問だった人、木材以外を使っている人も、ラケットへの理解を深め、より自分に合ったものが選びやすくなるでしょう。
フォアを翔龍に変えて、かなり良さそうです
自分ももう少し打球点が早ければ使いたいんだけどなぁ
と、ざっと見るだけでもみなさん、変わっています。近年では考えられないくらい見る度に変わっています
特にカットマンは悩んでいるみたいですね
硬くてかかるラバーへ変更
ラケットは剛力だから、どんだけ重いんだ!!!
さて、次の試合は後期日本リーグです。
また変わっているのかな−。悩んでいるんですよね。
変わった選手は声をかけてくれるとうれしいです(笑)
それにしても、アジア選手権でも思ったけど、ラリー中のストレート攻撃をする際、選手によって打法が全然違うので面白い。
一番とてつもないものは樊振東
中陣のラリー中で、打球点の落ちて台の下からストレートへホップアップするようなフォアドライブ。これがすごすぎる。
コースだけなら打てるが、下から打っているのに、スピードが異常だから相手が反応できない。普通は打球点が落ちたら速いボールはこない、ましてやストレートにはこない、だからみんなクロスで待つ。
これは樊振東しか打てないボールなんだろうなぁ。
荘智淵は少し弾道が高くなっても良いから確実に入れる。クロスに比べて少し緩めに打つ。弾道が高いから逆に相手が取りづらい
方博はとんでもない水平スイングで上からストレートへ打ってくる。
それを可能にするのはとてつもないスイングスピードのおかげ?
そして最後は技巧派・許昕
許昕は前陣だとシュートドライブで相手のフォアサイドを狙いますが、
中陣からはカーブドライブでストレートを狙うからすごい。
普通にストレートに打たれるよりも、曲がるし、横回転が強いからカウンターがやりづらいと言ってました。(某NTコーチ談)
ストレートに攻める様々な特集もおもしろそうだ