中国は海外勢をどう見てる?女子シングルス編

続いて、女子シングルス編

中国の卓球雑誌、ピンポン世界でのリオ五輪予想ページです。

つまり、中国記者からみた海外勢の戦力分析。

単純な強さではなく、対中国の強さに重きを置いているようです。

 

最大のライバルにあげたのは

馮天薇 脅威度★★★★★

馮天薇とやるときはいかに先手を取るのかが重要になる。彼女はビッグゲームでも超一流の中国選手に勝ったことがある。万全の状態でこられると丁寧と李暁霞でも注意が必要だ。ただ、中国代表がしっかり準備をすれば実力どおり、負けることはないだろう。

 

一番手にあげときながら、「負けることはないだろう」って・・・。中国女子がどれだけ強いのかわかる記事だ。

石川佳純 脅威度★★★★

この2・3年は非常に充実している。かつては福原愛に比べて日本で一番怖い選手ではなかった。

今はボールに威力が出てきている。特徴は第1に速さ。第2に連続攻撃。そして3番目にサウスポーであること。最近中国選手との試合を見ても、速さで明らかに中国選手に不利というわけではない。そういう選手は少ない。大体が中国選手の速さについてこられない。石川佳純は3球目、4球目のあとでも速さについてこれる。それが彼女の強さを物語っている。

なかなか高評価。でも★の数は馮天薇よりも低い。やはりビッグゲームでの対中国の実績でしょう。2010年モスクワ大会の馮天薇はそれだけサプライズでした。

そのほかには★3つに

リー・ジャオ、ハン・イン、福原愛、鄭怡静の4人

帰化選手かアジア選手。生粋のヨーロッパ人はひとりもいませんでした。

愛ちゃんの評は

スポーツ選手向けの性格でビッグゲームになった時に自分の力を発揮することができる選手。しかし、戦型のうえでの限界がある。バックハンドでの決定打は難しく、フォアの威力も十分なものではない。

これはかなり辛口。誰と比べてるんだ。。。閃光のようなバックハンドは、十分に決定打になるし、フォアの連打も決定力がある。しかし、丁寧、李暁霞に比べると・・・ということか。中国記者の目線は厳しい。

日本選手のところに、

日本選手はコートでのマナー、試合態度が良いし、非常にファイトのあるプレーをする。2020年東京五輪に向けて意欲、野心がある。

というコメントがありました。

日本人のマナーが認められているのはとても誇れることです。中国記者がそう言うのだから、記者会見の時のスマホはやめさせてほしいと思うが・・・。

中国は海外勢をどう見てる?女子シングルス編” への 2 件のコメント

  1. いつも楽しくブログを拝見させて頂いております。
    全く本記事や用具の話とはズレてしまうのですが、オリンピックを見て、卓球の審判に興味が湧きました。
    ああいう国際大会の審判になるには一体どのような資格?要素?要項?が必要なのでしょうか?

    1. 日本卓球協会で審判員の試験を受けることが出来ます。
      五輪にはブルーバッチ(国際上級審判員)の人が配属されます。日本からは1人行ったみたいです。

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