カテゴリー別アーカイブ: 佐藤祐

安定感のあるボール

一般的に体の前で打つのが早い前陣のリスクのあるボール

引きつけて体の横で打つのが安定感のあるボール

という認識です。

安定している人の打球は、体の横まで引きつけていますね。

 

まあ、私は前で打ちます。

何故かというと、誰も教えてくなかったから、そのフォームが身についてしまったのです。

「引きつけていたら見えないじゃないか!」と中学時代に疑問に思ったこともあります。

安定感のあるボールを打つ人は引きつけますね。

それがたとえ、中陣でも。

これを見よ!

引きつけすぎ!?すごいですね。

全中王者&カデット王者の三部くん。

全日本ジュニアでは中学3年生で準優勝。

体は小さいですが、中陣からの両ハンドが非常に安定しています。

 

バックも引きつけてるーー。

 

私も三部くんを見習って、今日の練習は引きつけ重視で取り組みたいと思います。

ちなみに三部くん用具は、

インナーフォース・ZLCに05と05FX。

 

用具は真似られんな。

インナーフォースが重すぎる。

アディダスの用具

現在、今月号の作業に追われています。

グッズ特集は粘着系ラバーです。

思わず粘着系ラバーに変えたくなります。

が、、、私のぶつけるようなスイングでは扱いきれないので、グッとこらえようと思います。

 

さてさて、前回のブログで「ハヤブサZxiとアディダスのファイバーテックパワーとの比較」してくださいというコメントをいただきました。

細かくやると話題がそれだけになってしまうので、簡潔に。(※個人の感想です)

 

弧線はハヤブサ>ファイバーテック

スピードはファイバーテック>ハヤブサ

回転力はハヤブサ>ファイバーテック

といったところでしょうか。

ファイバーテックは直線に飛ぶのかよと思われるかもしれないですが、しっかり弧線を描いてくれます。しかし、ハヤブサのほうがその弧線は高いと思います。

板厚も厚いので、ファイバーテックのほうが威力重視。(それでもだいぶ安定しますよ)

ハヤブサは威力&安定重視ですね。

 

そうそう、あまりアディダスの用具って注目されていませんよね。

ウェアやバッグはよく見るのですが・・・。

肝心のラケット&ラバーは多いけどわかりにくい。

PシリーズやらRシリーズやら初見さんお断りのラインナップと5枚合板ばかりのラケット。

でもすごくいいものもあるので紹介します。

 

まずは

ファイバーテック・クラシック。

先ほどのファイバーテック・パワーより弾みを抑えたラケット。

板厚が5.4㎜と薄くて、操作性も良い。

スピン系テンション裏ソフトとの相性が良く、硬いラバーでも打球感は軟らかくなる。

インナー仕様ではないのに、インナーのようなスゴイやつ!

これは展示会で打った時に「おお!すげぇ」と思ったのを覚えていますね。中国式のグリップの形が気に入りませんが、ブレードの性能はかなり良かったです。

 

ラバーは

P7

ハッキリ言います。このラバー、最新のテンション系のくせに

そんなに弾みません!

そして回転も思ったよりかかりません。

ただし、上方向に反発する力がスゴイです。上に飛ぶのに、弧線をかなり描くのに、回転はそこまでかかっていない。

そしてスポンジ硬度は47.5度とかなり硬いはずだが、打球感は軟らかい。

この謎ラバーの秘密、それはシートの粒だけが倒れやすい仕様になっているのです。

パワーがある人だと、スポンジまで食い込ませて強い回転をかけることがもちろんできます。しかし、パワーがない人でも同じような弧線を作ることができるのです。(回転力は落ちますよ)。

技術がある人なら、同じ弾道なのに、相手にオーバーさせたり、落とさせたりできます。

そして意外にスマッシュが打ちやすい。

カットマンにもオススメです。

 

なんだか宣伝っぽくなってしまったので、2商品で止めておきましょう(笑)

ラケットを変更する時

個人的に2月は特に目立った試合がないので、ラケット変更を考えています。

本命のハヤブサZxi

使えば使うほど可能性が見えてこないので、やめようかと。

候補はやっぱり木材ラケットにしようと思います。

 

昨日は休みだったので、昼間にいろいろ試打

 

まずは7枚合板クリッパーウッド

打球感良し!飛び良し!ボールの重さ普通、

結論:両面貼って180g越えだから、なし!

 

次は5枚合板のプリモラッツEX

打球感良し!飛び良し!ボールの重さ良し!

結論:さすが前本命ラケット。使いやすいが戻るのもシャクだ。

 

その次はエバンホルツの5枚

打球感良し良し!飛び良し!ボールの重さいまいち

結論:合わせたラバーが悪い。再考してもう一度チャレンジ。

 

というわけでもう少しエバン5を使います。

前は全然好きではなかったエバンですが、特殊素材から戻った今使ってみると案外良いかも。

全部メジャーなラケットじゃねーか、と思う人。

そうです。メジャーでいいのです。

マニアックな用具は少々飽きました。

誰も使っていないという優越感よりも、代えがきかない、スペアが持てない不安のほうが大きいです。

ましてや個体差の大きいラケットですから、同じものが手に入る可能性を考えてしまうと……。

特注ラケットや激レアラケットが折れてしまった時の虚無感はもういやですね。

 

振っているうちにグリップからメリメリと折れたラケット。

こいつの代えはとうとう見つからなかった・・・。

 

さて、エバンには久々にテナジー05をフォアに貼ってみましたが少々違和感が。・・・・アレ?なんだ?

05ってこんな感じだったっけ?

以前はもっとつかんで飛ばすイメージでしたが、変わってしまったのかな?ぼくだけの感覚なら勘違いでしょうが、テナジーが変わったのかもと思う人はコメントください。

今度展示会でバタフライの開発スタッフの人に聞いてみたいと思います。

見てますよ(笑)

本日は協和発酵キリンで撮影でした。

撮影の途中に小野竜也くんが登場し、

「ブログ見てますよ!北朝鮮の情報とか(笑)」

と初めて選手に「見てますよ」と言われたかも。

 

一体、誰が見ているんだと疑問になっていたこのブログ。

今まで「見てますよ」と言われたのは、リアル友達(卓球関係)がほとんどで、他には全日本ではバタフライのラバーの製品開発スタッフの人に言われたりなど、ニッチすぎる読者しかいないのかと思っていました。

選手も見ていてくれているんですね。

だったら、選手は会った時にもっと用具情報をください(笑)

「私○○に替えました」「あの人○○を試しているらしいですよ」とか言ってね。

 

というわけで、本日、小野くんからの用具情報。

先日、ティモボルスピリッツの話をしたときに下山くんも使っていると書きましたが、現在は変えているようです。

ファイヤーフォールACに変更。

3本のうちのブルーラケットですね。

小野くん自身はファイヤーフォールFC(赤ラケット)

赤ラケットはいいですね。カッコイイです。劉詩文ラケットもカッコイイ。

ちなみに本日、笠原くんが使っていたラケットも赤

アナトミックは外せません。前に使っていたのが弾まなくなったからいろいろ試しているらしいです。

 

撮影後、食事の時の一枚。

田勢さん夫婦と息子さんのはるとくん。

なんと、はるとくんは、投げキッスをしてくれます。

プレイボーイです!

世界代表夫婦のサラブレッド、さすがです。

接着剤の選択

昔はラバーによって接着剤を分けていました。

スピードグルーですが……。

フェアチャックを基本にしているが、

中国ラバーにはノリコクリーンを塗るとか。

エコロエフェクトの接着力が弱いから、エコロのあとにフラッシュグルーを塗って、ブレンドしたりとか。

いろいろありました。

でも今も結構各社違いがありますね。

トロトロ系で接着力の高い「ファインジップ」。いつの間にか値上げしていてガッカリ。

「Eジップ」とか、「ターボフィックス」とかサラサラ系は、お店でもよく使われていますね。

その中でも私のお気に入りは「ラテグルー」です。

サラサラ系の中でもさらにサラサラですごく伸びる。

剥がした時も木に残りづらいし、膜がたまりにくい。

何と言っても厚く塗りすぎないので、重量が重くならないというところです。

 

お得な1Lを買って、自宅に置いてあります。

1日1枚はラバーは張り替えているので。

価格が・・・

ヴェガとオメガ4が値上がりだってねー。

でも誤解しないでください。

「売れっから値上げしちゃおうぜ!」ということではありません。

円安だからです。

ちょっと前まで1ユーロ90円くらいだったのに、今は120円くらいまで上がっています。

グローバルな競技ならではですね。

値上げといっても300円程度なので、気にせず気にせず。

 

 

ヴェガは安価で高性能と、庶民の味方。

安価な用具で頑張っている代表選手もいますね。

現日本代表には・・・いないかな。

 

こ、この選手は・・・・!

ベラルーシのチチェチニン。

カットマンは高くならない、はいコレ定説!

の時代は終わりました。

フォアのラバーがテナジーとなり6000円ラバー増殖。

 

そんな中、、、チチェチニンは

バックの粒はカールP-1

これは普通ですね、テンション粒のカットマンはまだあまり多くありません。

しかし、フォアのラバー・・・こ、これは!!!

トリプル??

トリプルだと!?

おそロシア! あ、ベラルーシだった。(旧ロシア帝国領なので許して)

ラバーは同時に替えたい

昨日、本ちゃんラケットのヴェガジャパンが1カ月くらい使ってヘタれてきたので、新品に貼り替えました。

でも同時期に裏面のテナジー80はまだ生きているっぽい感じがしたから大丈夫だろうと思っていたら・・・。フォアが新品になることで、バックの劣化具合が一段とわかるものですね。

フォアのほうが使っているし、バックはまだいけっかな、同時に変えなくてもいいや

というのは間違いでした。

新たな気持ちにもなるし、これからは同時に変えようと思います。

サブラケ(試打用)は無神経に毎日貼るラバーを変えているので、こっちはどうでもいいです。

本ラケくらいは神経質になろうと思います。

 

全然話は変わりますが、今日はいろいろとお客さんが多いです。

真剣にインタビューに答えているところをパチリ

パーソンとツーショットにしてやりました。

シチズンの満雄くん。(眠そうだな)

坂本竜介、高木和健一、森田有城などの第二期青森山田勢黄金世代が、高校卓球界を制圧していたころ、同じ青森県からインターハイに出場。

東奥のエースとしてベスト8まで勝ち上がる。

そして大学では駒澤のエースとして奮闘し、全日学でも8入り、選抜ではベスト4入りしました。

 

そういえば、この頃の選手って、みんなティモボル・スピリットを使ってましたよね。満雄くんもそのひとり。

下山くんはいまだに愛用しているし。

 

ティモボル・スピリット、現在のティモボル・ALC

以前、この同一の2本が、同時発売されていた時期がありました。

それも結構な期間。

ティモボル・ALCとしてリニューアルして出して、すぐにスピリットは廃番にする予定だったのですが、両方同じくらいの数が売れていたので、なかなか廃番に踏み切ることができなかったと聞きます。

贅沢な悩みです。

メガヒット特殊素材ALC・・・さすがだ。

 

おっと、失礼!

これはティモじゃなかった。バウムでした。

 

北朝鮮、謎の強さ

昨日の話題、アムルタートを使っていた選手を思い出しました。

 

キム・ジョンでした。

それにしても北朝鮮って、謎の強さがありますよね。

一体どんな練習をしているのやら……。

北朝鮮選手の用具は、

ほとんどがバタフライです。

裏ソフトはほぼテナジー。

 

ペンドラのリ・チョルグも単板に05

カットマンでも

リ・ミョンスンもジャン・ソンマンも

朱世爀にテナジー&フェイントロング

北朝鮮はバタフライ王国に違いない

・・・・・・・と思ったが、

こ、こいつは!!

ロンドン五輪で朱世爀を破ったキム・ヒョクボン

使っているラケットは・・・なんと

ガシアンマックスウッド

 

なつい

ずーっと大切に使っていたのでしょう。

将軍様はバタフライ縛りはしていないようです。

失われたと思ったら……

全日本チャンピオン丹羽孝希くんが使用中のラケットと言えば

そう、アムルタート

3枚合板、ZLカーボン、上板が桧。

どれをとってもガチガチのカッ飛びラケット。

こんなの使えるのは打球点の早い人だけです。

回転もかけづらい。一般人だとかかるまえに弾き飛ばしてしまいます。

丹羽くん曰く「25だから回転もかかりますよ。問題なし」とか。

いやいや、このラケットにフォア「25」、バック「05」の変態組み合わせなんて、あなたしか使えないですよ。

実は昨季でアムルタートは廃番予定のラケットでした。

次代はインナーや軽量など使いやすくて回転がかかるラケット。アムルタートはその真逆を突き進んでいるため、ラインナップから外す予定だったのです。

しかし、丹羽くんが使っているなら話は別。五輪代表が使用しているラケットを廃番にするわけにはいかなくなり、存続が決定。

そして今は全日本チャンピオン使用ラケットとなったので、ますます廃番にできなくなったようです。

 

このラケット、なくなっても困らない・・・と思っていましたが、他にも使用者がいるようです。

まずは、中国電力の三宅なっちゃん。

平成22年度ジュニアチャンピオン。

早い打球点で叩けるスピードがあってこそですね。

三宅さんもアムルタートがなくなるという情報をキャッチして、ラケット変更を考えていたらしいです。

「代わりになるものがなくて、なくならなくて良かった」と胸をなで下ろしたそうです。

 

さて、海外でのアムルタート使いは・・・

 

北朝鮮のハン・ヘソン

なんか、北朝鮮は他の選手も使っていたような・・・。

 

ぜひとも、この人に使ってもらいたい。

ヘラクレスよ、もう一度!

今日は撮影でした

今日は撮影で、終日外へ行っていました。

休憩中にじぃ~っと本を読む

 

ロンドン五輪ベスト8の岸川くん。

じっくり読んでいるページ、それは

今月号のサービス特集。しかも岸川聖也サービスのページ!

やはり自分の技術が解説されているのは気になるようです。

 

今日入手したラバーの貼り替え日数情報

岸川:練習だけなら10日くらい

神:練習だけなら1週間

水谷:練習だけでも2日

高木和卓:練習だけでもちょっと硬いとか、気に入らないと半日

 

卓ちゃんすげぇ・・・