続・ゴールデンタンゴを打つ

引き続き、継続使用をしています。

ヨーラのゴールデンタンゴです

 

使えば使うほど、なかなかに魅力が出てきますね。

 

特徴のひとつに「弧線が超高い」こと。

 

あまりに高いと逆に嫌なんですが、ボールの飛び出しがめちゃくちゃ高くて、それゆえにバウンド後もグオーンと上に跳ね上がる。

弾道が異様で特殊

おもしろい。

フォア打ちの段階でめっちゃ上に飛ぶから、「オーバーミスした」と思っても、そこからグイッと台に収まる不思議な感覚。距離感をつかむのに慣れが必要でした。

相手の台にやや浅くドライブが入った時は、弾道の頂点が肩よりも上にいくので、めちゃくちゃ打ちにくそう。イメージは速いループドライブ。

吉田海偉さんが「ループドライブはできるだけ高いほうが良い。相手は怖くて上から抑えるだけになる。逆に低いと角度を合わせやすい」と言っていたのがよくわかる。

 

スピードは結構出ます。今までの粘着ラバーの中でもかなり出る。翔龍よりも速いんじゃないかな!

 

 

そしてインパクトの許容範囲がすごく広い。

粘着ラバーの特長でもあるレシーブのやりやすさはかなりのもので、台上での止まりも良い。

やや強く打つ(中打)、結構強く打つ(強打)、という攻撃技術でもイイボールが出ます。

粘着のデメリットとしては一定以上のインパクトで打たないと、棒球になってしまう・・・。

でもゴールデンタンゴはそれがない。テンション系のように、広いインパクトに対応してくれる。これはありがたい!!!

 

デメリットとしては、基本的にボールが上に飛ぶので、ブロックが難しい。

入るけど、次も打たれる。バックには向かないかな。バックバックで常にかけていければいいですが。逆にふわんと前に落とすブロックはやりやすい。

 

レベルとしては、しっかり振れる中級者以上の選手。

しっかり振れることが前提で、その中でインパクトの強さを変えて様々なボールを操ることができる。そこに弾道の特長が個性として活きてくる。

 

使いやすいとはいえ、ヴェガヨーロッパやラクザ7ソフトのような扱いやすさではないので注意。でも47.5度のスポンジが使える人であれば、問題ないでしょう。

 

これは、、、、、アリ!!!

新しい粘着性ラバーとして、十分な存在感があります。

とりあえず自分は継続使用です。下回転がおもしろいくらい上がりますし、何より弾道を操る感覚が面白い。

 

価格が5800円と、ちょっと試すには躊躇する値段なんですが、、、

ザ・粘着 ということではなく、今のスピン系テンションにスピンマックス(だいぶ前に発売されていたラバーを粘着性に変身させる道具)を塗ったらおもしろそうだなーと想像している人にオススメです。

 

いろいろなラケットに貼りましたが、これとのコラボが良かったです。

一度、ゴールデンタンゴで試合に出てみようかな。

ゴールデンタンゴを打ってみた

ゴールデンタンゴ

少しですが打ちました。

 

情報のおさらいをすると

粘着性ラバー

テンション系

スポンジ硬度が54度

ドイツ製

のラバーです。

 

54度というと、近年のドイツ製ではほとんどない。

攻撃用ならば硬くても47〜50度。

50度以上はカット用のVS>401(57.5度)くらいで、ガチガチのラバー。

あまりに硬くて、重すぎて、あとカット用ということも考慮されてMAXが発売せずに、2.0mmが最高厚だったくらい。

 

それに近い硬度ということですが、、、果たしてどうなんだろうと思い、フォア打ちをすると・・・

 

あれ?

硬くない。ちっとも硬くない。

しかも重くない。

どうなってるんだ?と思いましたが、、、

 

触ってみるとシートがすごく軟らかい。

粒間隔が空いているわけではなく、粒が詰まっていながら軟らかい。

つまり素材が軟らかいということでしょう。

フォア打ちやブロックでもクニュっとシートに食い込む感覚があります。

柔らかくて微粘着のトップシートは、タキネスチョップのようなクセのない回転のかけやすさ。

そのシートでボールをキャッチし、テンションスポンジでパキーンと飛ばす。

なるほど、そういう方法で回転とスピードを両立したのか。

 

また、スポンジにもちょっと工夫がありました。

携帯カメラなので、見にくいですが、

 

いつもの気泡系のスポンジではありません。

09年のヘキサー(アンドロ)が発売してから、ドイツ製の定番となった気泡系スポンジですが、このゴールデンタンゴには採用されていません。

 

むしろ、スピード系のスポンジ。これならスピードが出るはずだ。

しかも硬度以上に柔らかく感じ、重量が重く感じないのも納得。

 

粘着シートでクニュっとつかみ、スピードスポンジでパキンと飛ばす。

その組み合わせのせいなのか、打球音も独特で、ピキン!みたいなワンランク高い音が出ます。

カウンターも落ちないし、ドライブもテンション系の打ち方でも飛ぶし、いいですね。

粘着らしいミートでの飛ばなさと台上の飛ばなさは踏襲していますが、少々ボールはキレイに飛びます。

それでもオメガVツアーと打比べると、相手はゴールデンタンゴのほうが圧倒的に取りにくいとコメントしてました。

 

むむむむ、なかなか良い粘着かもしれません。

もう少し使って、性能を探ります!

新製品・・・何使う?

しばらく試合がないもので・・・用具をあれこれ使っています。

 

夏〜秋の新製品も少しずつ。

注目度と性能でいったら

 

ミズノのQ3ですね

テナジーとドイツ製に割って入る第三勢力になるラバーです。

独特な打球感と性能

今まで感じたことがない飛び方をします。

おもしろいのが、かかっている感じが全然しないのに、ボールは意外と回転がかかっているところ。

シートでギュン!スポンジでグッ!ともって回転をかけている感覚があまりない。でもちゃんとラバーがレスポンスして回転がかかる。

軽く当てただけでも結構かかる。下回転をキュッと合わせて持ち上げた時に、今まで以上の回転を感じました。かかっている感じがないのに、なんでこんなにボールが上がるんだ??と。不思議な感覚です。

 

もう少し使い込んで分析したら、また追記しますね。

 

もうひとつはすでに発売しているゴールデンタンゴ

 

まだ打ってはいないんですが、春の展示会で感触が良かったのを覚えています。

今日、少し試打してみます。

 

プラになって翔龍がヒットしていることもあり、粘着ラバーもある意味良いんじゃないか、個性として使えるんじゃないか、テンション系と張り合えるんじゃないかという感じがあります。

 

攻撃の良さは折り紙つきですが、守備ができる粘着がほしいところ・・・。

この2枚はさてどうだろうか。

 

粘着はトップの意見も大事ですが、中級レベルの意見も特に大事だと思います。

続・カットマン

カット編をもう少し紹介

明徳義塾の加藤選手

ラケットは松下浩二スペシャル

 

意外と多い松下SP。

特殊素材入りなので、球離れはやや早いですが、そのぶん相手の強打の影響も受けづらい。

 

大フィーバーを起こした鶴岡東の内田選手

今大会、唯一木造くんに土をつけた

ラケット・・・なんだこれは?松下プロモデルかな??

ブチ切れバックのラバーはカールP1ですね

 

就実の中村選手

裏裏です。

ラケットは剛力。え?剛力に裏裏でカット?? 重そう・・・。

 

四天王寺の大川選手も同じく剛力系

ミキハウスの選手たちの剛力率がかなり高い!!

 

富田の渡辺選手

安定のデフプレイセンゾー

同じく富田の加藤選手

こちらは松下浩二

 

 

うーむ。カットマン、多いぞ

カットも多い

カットマンが強いです。

とんでもない強さの小学生、小塩選手をはじめ、カットマンが強いです。

インターハイにもたくさんのカットマンがいました。ペン編をぶっちぎって、カット編へ。

 

 

済美の篠原選手。

ラケットはスーパーディフェンシブ

 

鎮西学院の李楠選手

ラケットは朱世爀

 

粉河の上野選手

ラケットは松下浩二

 

今大会、インターハイ初出場となった近江兄弟社の藤井選手

ラケットは朱世爀

 

正智深谷の田尻選手

ラケットはデフプレイセンゾー

 

現高校生トップチョッパーのひとり

専大北上の吉田選手

ラケットは松下浩二スペシャル

 

明豊の川野選手も松下浩二スペシャル

 

彼もトップ選手のひとり。野田学園の竹崎選手

ハッドロウシールドです。

ちなみに竹崎選手の下の名前は「千明」なのですが、読み方は「ゆきひろ」と読みます。

 

徳島市立の石田選手

ラケットは松下浩二オフェンシブ

 

愛み大瑞穂の石田選手

ラケットはハッドロウシールド

 

 

就実の山本選手

ラケットは松下浩二スペシャル。

山本選手のバックカットはものすごく独特で、ボールがバウンド頂点から急速に沈むんです。傍目から見ていても、まるで上から風が吹いているかのごとく、グッと急にボールが沈む。

見惚れるほどの変化っぷりでした。

 

これだけカットマンを紹介しておきながら、、、

 

次号弊誌での「作馬六郎の王子卓球」ではカット打ちを特集します

 

DVDも合わせてよろしくお願いします

 

購入はこちらで!

DVDでは作馬さんと福岡春菜さんの詳しい解説、卓球論が収録されています。

ぼくは両面裏ソフトですが、めちゃくちゃためになりました。特にカット打ちは全戦型共通でためになります。

 

インターハイ、あれ?ペン多いぞ

今年のインターハイはペンが多かった・・・気がする。カットマンも多かったけど。

なんとなくペンって良いじゃない。

私も何やかんやでペンが好きと、「我らペンホルダーズ」のページを作っていて思います。

今回はペン

 

 

日本航空の天野選手

中ペンの表ソフト。裏面もうまい。

スワットにスペクトル。裏面はわからないけど、たいてい2つのメーカーが揃っていると3つ合わせたくなる。あ、でもサイドテープはアンドロか。

 

吾妻の浦選手

中ペン表。

馬林ソフトカーボンとスピネイト

裏面はテナジーでサイドテープはドニックというなんとも心躍らせる

サービスはラケットを反転して裏ソフトで出す。裏面ツッツキもする。多彩です

 

姫路商業の塩屋選手

中ペン裏裏ドライブ

女子でキョウヒョウ龍5使えるのか、すごい。(自分は重くて無理)

フォアは銀河のラバーみたい。

 

秋田商業の齋藤選手。

中ペン裏裏ドライブ

馬林ハードカーボン使用

日南学園の深野選手

中ペン裏裏ドライブ

ん?キョウヒョウ龍2かな。

 

慶應義塾の川瀬選手

中ペン裏裏ドライブ

馬林エキストラオフェンシブにテナジー

 

済美の篠崎選手

ペン表、裏面なし

ラバーはVO>102

 

たくさんいて、ペンホルダー編、続きます。

帰還と編集

インターハイから戻ってきました。

そして、今はそれをページにしております。

 

そのため現在、インターハイ当日取材よりも忙しいです。

 

特集には男女シングルスベスト8の選手の用具も掲載予定です。

傾向としては、男子はZLCがまたちょっと増えてきたかなと。

女子は多種多様。

 

よく見たラバーは、テナジー、ファスターク、V15、GFT、ラクザなど、誰もが知っている国内メーカーのラバー。

海外メーカーではオメガがかなり多い。ブルーファイアはほんの少し。

 

全国大会ではやはり国内メーカーが強い。

 

ラケットはバタフライのZLC、ALCシリーズに加えて、

剛力、アコースティック、馬龍のニッタク製

カルテット、丹羽孝希、ファイヤーフォールのVICTAS製

スワット、スワットパワーなどTSP製

紅双喜のキョウヒョウシリーズ

フォルティウスFT、そして新発売のフォルティウスFT Ver.Dもよく見ました。

欧州だと、スティガがダントツで多かった。

 

ラケットも国内メーカーの勢力強し。

それも誰もが知っている用具。

 

でもこういうアクアブレードとか見ると、テンション上がりますね。

 

 

女子シングルスベスト4に入った秋山さんのラケットなんて、

それを使っている人は自分は過去1人しか見てない。

割りと新しいラケットなのに、オープン大会でも見たことない。

 

時間ができたら、いろいろ載せていきたいと思います。

 

 

インターハイでは選手の高校生よりも大人の人に多く声をかけていただきました。

あんなに大勢の大人に見られていると思うと・・・ブログをもう少し丁寧に書こうかな。

(すみません。コメントは返せていません。忙しいので、パッと返せるものだけ返します)

2週続けて・・・

当たっちまった。

BIG

え?儲かってないよ

 

 

6等だよ

当たってもマイナスだよ

卓球ユートピアにはまだ遠い

 

 

日曜日は調布のMI青春卓球クラブへ行ってきました。

ぼくの練習ではないですが、行ったら・・・

 

8月1日にマサの講習会があるようです。

正直、安い。めちゃ安い。

 

1日かぁ・・・行きたいけど、インターハイ中だ。

残念。

 

調布駅から徒歩3〜5分の好立地にあるので、気になる人はぜひ!

MI青春卓球クラブ

からくも・・・

卓球王国 3−2 卓球レポート

で辛くも卓球王国が勝利!!!

(前回は3-0で卓球レポートが勝利)

 

4単1複の4人団体

卓球王国側は3人とニッタクニュース1人の構成。

過去にインターハイ出場者あり、インカレチャンプあり、マスターズ猛者あり、

でもオヤジたちのグダグダで熱い試合になりました。

 

そのあとはみんなで乾杯!

楽しいひと時。前期後期で年に2回やろうかという話に。

 

これからも報道3誌、頑張ります!

 

カメラの疑問

コメントで「カメラを2台使い分けていたのはなぜですか?」という質問がありました。

文字より、見せたほうが早いと思って、回答させていただきます。

 

まず2台持っていますが、本体も違いますが、大きな違いはレンズの長さです。

 

イメージ図はこんなやつ

 

これはアップ写真を撮る用

つまり

こんな写真

 

そして2台目は

ちょっと短いレンズ

 

つまり

 

こんな写真

 

大きく分けると

人物そのものを撮るのか、その状況を撮るのか

 

それで使い分けています