月別アーカイブ: 12月 2018

特注アタック8 【45度スーパーイエロー】

先日までの様々なラバー検証にて、すっかり手首と肘を痛めてしまったヒラヤマですが、

「練習や試合で手首痛めるとかならわかりますけど、検証で痛めるってありえないですよね〜笑」と心にまで追い打ちをかけてくる王国担当編集者の高部氏。確かにありえませんよね・・・汗。

実は先日のKO Proの検証の後に、異質ラバーのエキスパートともいうべき、卓球アカデミー・ストリームの小川先生が「せっかくなのでいろいろと試してみませんか〜」と様々なメーカーのアンチ、粒高、表ソフトなどを試打させていただきました。皆さんもそうだと思いますが、やはりいろいろなラバーを試してみないと自分に合っているかどうかわかりません。

おー、このラバーはこんな感じなんですね〜などと小川先生と軽くオールラウンドをしつつ、僕のプレースタイルを見ていただくこと15分。
小川先生「ちょっと待ってて・・・」とアカデミーの事務室から1枚のラバーを持って戻ってきました。

なんとそれは見たこともない
黄色いスポンジのアタック8〜!

小川先生「これアームストロングのベクターの45度のスーパーイエローのスポンジをアタック8に貼ってもらった特注品なんです。多分、ヒラヤマさんのプレースタイルには合うと思います」

【ヒラヤマスタイル】
台にへばりついて、全く下がらないバタバタ卓球の前陣速攻。バック面に表ソフトをはり、台上にて変化プレーでしのぐものの、バックハンドでの攻撃にイマイチ自信をもてない人のスタイルのこと。

アタック8ユーザーの方はご存じかもしれませんが、アタック8は一般的に店頭に販売されているのは硬度40度のスポンジで、その他にこのブログでも紹介させていただいた41度、43度、48度、53度というのがアタック8のスポンジ硬度のラインナップ。

45度というのは基本存在しません。

無論、現行のカタログにも、アームストロングのWEBサイトにものっていません。

僕自身は昨年より48度の硬めのアタック8を使用しているのですが、48度の魅力はなんといってもストップ。台上で2バウンドするストップや、フワフワとした遅めのストップで相手の打つタイミングをずらすというのにとても効果的でした。

しかしながら、それなりにパワーがないとパンパンといった相手のコートに突き刺すようなボールをなかなか出すことができない〜!という部分も多々ありました。

逆に40度〜43度では、突き刺すようなボールは出しやすいのですが、台上で2バウンドといった死んだ球を出すのが48〜53度のように楽ではありません・・・。

そんな中間的な硬度45度の特注アタック8は、ベクターのスポンジというのも影響しているのかもしれませんが、従来のアタック8の変化を残しつつ、48度のように止まり、そして48度より攻撃しやすいです。(非力の僕が言うのですから、うまい人が使ったらかなりすごい武器になるのではないでしょうか)

早速、メーカーのアームストロングに問い合わせてみると、なんと特注にて一般販売も可能だそうです〜。
(メーカー小売り希望価格4700円(税別)だそうです〜)

なんか一般に販売されていない特注というだけで、嬉しくなってしまうのは僕だけでしょうか・・・苦笑。
(それだけで、強くなった気になれますw。)

ちょっと硬めのアタック8を使用していて、もっと楽に攻撃したい!と思っている方や、通常のアタック8で、もっとストップを止めたい、ボールの威力を殺したいと思っている方は試す価値がありありの1枚です。

興味のある方はぜひアームストロングにお問い合わせみてください〜!。
(店頭経由での注文も可能だそうです)

あっ、商品名はアタック8 特注45度スーパーイエローです!
※粒の大きさ、スポンジの厚さなども確認くださいね〜

グランドファイナル熱かった〜!

2018年のグランドファイナルスゴかったです。

格闘技でいえば、大晦日に行っているRIZIN、歌でいうなら紅白、そして卓球ならこのグランドファイナルといった感じでしょうか。

昨年2017年は、男子はオフチャロフ、女子はCHENが優勝し、ダブルスは大島・森薗選手が優勝、女子は早田・伊藤選手が準優勝という結果でしたが、今年は皆さんすでにご存じの通り、若干15歳の張本選手が優勝という快挙を成し遂げました〜。

結果をみれば4-1という圧巻の勝利なのですが、やはりライブで試合をみていると、もうハラハラドキドキの連続で勝利する瞬間まで目が離せません。行きたいトイレも我慢しての試合観戦となりましたw。

女子のダブルスも昨年の屈辱を晴らすかのような早田・伊藤選手のストレート勝ちでの優勝。実に見事でした。

上位入賞は果たせなかったものの、多くの日本選手の活躍に感動させていただきました〜。21点のルールで育った僕にとって、11点ルールは本当に実力差が出にくいシビアで難しいゲーム展開の競技だな〜と感じてしまいます。

しかしながら、今回このグランドファイナルのいろいろな試合を見ていると、いつもと何かが違う。

何だろう?

とにかく、選手達の空振りが多い、サービスミスは多い、ネットが多い、ラリーが続かない、etc….。

そしてその理由は王国のグランドファイナルレポートの中に書かれていたのですが、「表面がツルツルして飛ばない卓球台」だったそうです〜!

納得ですw

大会ごとに試合球、卓球台、湿気など、試合を行う上で多少の誤差を生み出す要素は当然あるとは思いますが、今回の大会はその誤差の許容範囲を大きく越えていたんでしょうね〜。

まあ、自分レベルならきっと全く気がつかないのかもしれませんが・・・大汗。

しかし、どこかの地方都市の市民大会ならともかく、年間の卓球界のトップを決めるグランドファイナルにてこのようなことは起こってはいけないでしょう〜。(正直、張本選手、早田・伊藤選手が優勝しているから怒りも半減していますが・・・)

確かに皆同条件にてプレーしているといえばそうですが、そもそも通常の卓球台でプレーしてきて選ばれたトップ選手達ですから、その最後の大会で異なった球質を生み出す台を使用するというのは、双魚、ITTFやはりあかんでしょ〜!という感じです。

まあ、張本選手、早田・伊藤選手が優勝してくれたから今回は大目にみますw。

半粒ラバー K.O. Pro検証 その3

クリエイターの僕ではこのラバーの検証にも限界があるため、表・粒・アンチなどの異質ラバーに詳しい卓球アカデミーストリームの小川先生に協力していただくことに。(ついでに前回このブログで検証したKillerも再検証〜!)

アカデミーを運営する小川先生、アタック8のアームストロングのラバーをはじめ、今回のDr. Neubauerのラバーなどもいろいろと検証しているらしいのですが、このKO Proは初めてのこと(というより、まだ日本国内で販売されておりません・・・汗)

そしてラケットを手に取ると、いきなり計測器を取り出し、粒の大きさをチェック。(先生、マニアックですね・・・さすがです)

小川先生「アタック8とのL粒より、若干小さいけどほぼ同じですね。でも粒が柔らかいですね」

そして早速マシン相手に試打を開始。

そして最初に出た一言が「思ったより使い辛くはないけれど、飛ばない!ですね。これはしっかり振れないと飛ばないラバーです」
小川先生が打った球が次々にネットにかかります。

小川先生「Dr. Neubauerのラバーはプロというのが商品名に記載されたものは、基本スポンジがさらに硬くなります。なので、それなりに力がないとこのラバーを使いこなすのは難しいかもしれないですね。KOの方がまだスポンジも柔らかく、このラバーよりは飛ぶと思います。」

やはりドイツメーカーのラバーということもあり、基本力(パワー)のある男性選手を想定して作られているため、日本人選手には不向きなのでしょうか。


パッケージもメチャクチャ男性的ですしね・・・汗。

小川先生「ただ一般的な粒高よりはコントロールしやすいし、下回転なども気にしないで打てるので、しっかりと振れる人で、粒高から変更するのはありかもしれません。逆に表を使っている人には難しいかもしれませんね」

僕のように使用した時に「うわ〜、これ面白い。ちょっと頑張って使ってみようかな〜」といった姿勢があれば、徹底的に練習をして、ラバーに慣れていくということも考えられそうですが、アタック8に慣れるため以上の険しい道が待っていそうです・・・。

せっかくなのでDr. NeubauerのKillerも検証していただくこと。

小川先生「おー、これはKO Proと違い安定していて打ちやすいです。アタック8よりも弾みます」

実は僕もKillerとKO Proをここ3ヵ月以上使ってみて、Killerの方がいろいろとプレイの可能性があるのではと思い始めておりました・・・。

小川先生「あとナックルとか攻撃とかいろいろな可能性はありそうですが、両方に共通してアタック8のようなふらつくような変化が少ないかもしれないです。そういった意味では扱いずらさはあるけれど、その見返りが少ない感じがします。」

ヒラヤマ「どういったプレイヤーにオススメですかね?」
小川先生「うーん、わかりません・・・・汗」

先生〜!

いろいろな異質ラバーの検証を行っている小川先生にも「?」マークをつけさせたKO Pro。

3回に渡る検証結果をまとめてみると

・KOよりもスポンジが硬く、コントロールしにくくなったがスピードが出る
・しっかりとラケットを振ることのできるパワーが必要
・変化はさほどない
・下回転、サービス回転などに全く影響されず攻撃できる
・ドライブマン相手にはメリット大

といった感じです。特に4番目の回転に影響されないというところが僕が数カ月にわたり検証している中では大きかったです。うまい選手だと試合で、サービスの回転がわからなかったりしてレシーブミスや甘いレシーブになってしまう事がありますが、そんな時にもリターンエースがとれるスピーディーな攻撃的レシーブを様々なシーンで演出してくれました。

それと対ドライブマンのドライブに対して、突き刺すような早いナックルでのリターンは効果的でした。

表や粒高でもっと攻撃的なプレーを増やしてみたいという方にはKO Pro使ってみてはいかがでしょうか。(今回検証していませんが、日本人にはKOの方があっているかもしれません)まずは、国内ですでに販売されているKOからスタートですかね・・・。

この3ヵ月に渡りの検証で僕はなんと手首と肘を痛めてしまいました〜!涙。今まで一度たりとも卓球で身体を痛めるということはなかったのですが、手首はかなりきています・・・・。やはり検証はほどほどにですかね〜汗。

半粒ラバー K.O. Pro検証 その2

前回からの続きで、KO Proを徹底検証〜!
ということで、このラバーを使用すること1ヵ月。

このラバーにだいぶ慣れてきたと同時に、本来のアタック8の貼ってある自分のラケットではボールがうまく打つことができなくなってしましました〜!大汗。

なにわともあれ、このKO Proは打っていて面白い。
しっかりと面を作れればブロック、プッシュ、スマッシュ、ドライブと早く微妙な変化をもたらす返球ができます。(しっかり面を作れれば・・・です・苦笑)しかも相手の強打の重さを感じません・・・。通常の粒高よりコントロールしやすいというのもあるのかもしれません。

特に面白いと思ったのが、相手の回転に影響されにくいラバーのため、横回転の時に、通常左回転の球に対しては右回転をかけて返球するのですが、あえて左回転に左回転をかけて返球するととんでもない返球になり、一体ボールにどんな回転がかかっているのか自分自身も混乱してきますw


そして、このラバーで打った球の特徴としては、相手コートでバウンドしてからの伸びるような軌道です。打ったボール自体がスライスしているような感じなので、伸びているように感じるのかもしれませんね〜。

なので、低い打球の球をパチンと弾くのはアタック8などより難しいと感じました〜。

そして今回は地元でいろいろな方の協力をいただき、いざ練習試合を行いこのラバーの効果を検証。

基本的に僕は前陣速攻というスタイルで前にへばりついてプレーするタイプなのですが、対ドライブマン系選手へのこのKO Proの与える効果は絶大でした〜!

変化そのものはアタック8の方がなんとも言えないイヤラシいボールなのですが、パチンと弾いた時のスピードと相手のドライブによって生まれるこちらからの逆回転(つまり下回転)で振り遅れるか、ツッツキなどでつないで返球するかといった状態に追い込まれておりました。アタック8を使用しての時より、皆やりにくそう感がプンプンしておりましたw。

しかしながら、スマッシュ、面打ちを中心とした前陣速攻タイプの選手との対戦ではなかなか辛いものがありました・涙。特に下回転をかけられた時やナックル系のボールでせめられた時の対応がしっかりできないと、パンパン気持ちよく打ち込まれてしまいます・・・。

もうサンドバッグ状態でした〜!
悔しい〜!

(そもそも1ヵ月くらいのマシンを使ったクリエイターごときの練習で、このラバーを使いこなせる訳はありません・・・)

サンドバッグ状態でありましたが、それでも可能性と楽しさをヒシヒシと感じさせてくれるラバーではありました。

あくまでも僕個人的な感想ですが、世の中の人が皆ドライブマンだったら、迷わずこのラバーを極めると思いますw。

次回は、ちゃんとした外部のエキスパートの方を呼んで検証したいと思います〜。

Be continued…..