月別アーカイブ: 11月 2019

オーストリアOPは熱かった!

東京で開催されたチームワールドカップ、なんか男女卓球チームがメダルを取るのは当たり前!的な流れがマスコミを中心にはびこっているせいか、メディアでの扱いも大きくなかったように思います。

確かに女子に関していうと、オリンピックでもロンドン、リオと2大会連続でメダルをゲットしているかもしれませんが、やはりそれをキープしているのはやはりかなりスゴいことだと思いますよね〜。

男子に関していうと、主軸の水谷選手不在の中、ドイツを破り堂々たる3位。感動させていただきました。

打倒!中国は当然ですが、男子に関して言うと、ドイツ、イギリス、韓国、台湾などなど、日本を含みの団子状態。国内での競争もまさに団子状態。今回チームに選抜されなかった森園選手、大島選手、上田選手、吉村和弘選手などなどの今後の活躍にも期待です〜。

そんな東京で開催されたワールドカップの男女共にメダルを獲得するという快挙の興奮も冷めやまぬうちに、舞台はヨーロッパはオーストリアに。

移動する選手、関係者も大変ですが、視聴する卓球馬鹿も大変です・・汗。

試合結果をニュースサイトで数字で見るのと、ライブや動録でじっくりと観戦するのは全く別ものです。勝敗が全てといえばそうですが、やはり結果だけでは見えないものが卓球の試合は多いですよね〜。

といいつつ、結果から言うと

張本選手と早田ひな選手の息の合ったミックスでの初優勝おめでとうございます〜!

正直、決勝より準決勝のフレンチペアーの試合の方がハラハラドキドキの展開で、寿命がちょっと縮みました・・・苦笑。

試合終盤にて、早田選手がネットしてしまい、まだプレイが続行している状態で「Wops, Sorry」とばかりに謝罪したことが、相手のポイントになってしまうなんて長年ルールに携わってきたのに知りませんでした〜!ITTF TVの解説者のアダムも「えっ何が起こったの?」と慌てふためいておりました・・・。

裏返すと早田選手の人の良さの表れかと思いますが、せめて1回目はイエローにルール改正できないですかね〜。

シングルスだと、時間的にそんな余裕がないですが、ダブルスだと僕も知らずによくやっておりました〜!!大汗。今後気をつけなくては〜。

日本選手の試合ではありませんが、ドイツのティモ・ボル選手と中国の樊振東選手の試合もまた正直観戦していた疲れ果てました・・・・。

途中経過もさることながら、最終ゲームにまでもつれる展開の中、ティモが10-8のリードでマッチポイント。過去一度も樊振東選手に勝利したことのないティモの奇跡の勝利を会場のファン、アダム、そして僕も願っていましたが、樊振東は強かった・・・・・。

何度となくあったティモの勝利チャンスをことごとくしのいでの逆転勝利。

まさに実力と運が味方したとしか思えない奇跡の勝利でしたね〜。この試合でも寿命がかなり縮みました・・・・。

そして女子ダブルスでは、木原選手・長崎選手が優勝です。一昨年より去年、去年より今年とグングン実力をつけているのが目にとってわかりますよね〜。

そしてそしてやはり今回の大会では、伊藤美誠選手の大活躍!

優勝本当におめでとうございます〜。

日本時間夜中の1時に開始した女子の決勝戦。目覚ましを合わせて、しっかりとライブ観戦させていただきました〜。

地上波(BS?)でも放送していたようですが、今回はITTF.TVのボブロウ解説のもとの試合観戦。彼の解説は中立であり、アメリカ人的なユーモアーがあるので聞いていて楽しいのですが、やや日本人選手びいき感がありますよねw。そこがまた好きなんですが、、、、w

そして試合が終了したのは、夜中2時。

すぐに寝れればいいものの、この後興奮してなかなか寝付けませんでした〜!大汗。(今、事務所で眠いです・・・・)

ワールドカップでのマッチポイントを握ってからの敗戦後のベンチでの表情を見ていただけに、優勝したこともそうですが、やはり心の底から喜んでいる表情を見ることができたのが嬉しいですね〜。

それにしても、今回の伊藤選手の準決勝、決勝後のインタビューの同時通訳者には喝!ですねw。

美誠ちゃんの言っていること、ちゃんと英語に訳せてないし、会場に伝わってないし・・・・・・汗。

頼むよ〜ITTF〜!

はじめてのシニア大会〜!

日本で初めて開催されたラグビーのワールドカップ。今までラグビーに興味がなかった人達をも熱く感動させてくれました。僕自身は実は父親が大のラグビー好きで、正月には秩父宮競技場に毛布をもって大学選手権大会に足を運んだりしておりました〜。

そんなラグビーワールドカップの決勝戦の日、高知県では卓球のマスターズ日本選手権大会が行われており、また時同じにして、僕は神奈川県は相模原市で行われましたシニアダブルスオープン大会参加させていただきました〜。

シニアの大会デビュー戦ですw

当たり前なのですが、会場をいくら見渡しても若い人が全くおりませんw。しかしながら皆元気はつらつ試合に向けて練習に励んでおりました。いやいや、ついこの間までは20〜30代だと思っていたのに、気がついたら自分ももう50代なんですね〜。20代、30代の皆さん、すぐですからね〜w。

今回の大会参加、実はマスターズに参戦しているため相方がいなくなった知人のK氏の臨時のパートナーとしての参加です。
ダブルスを組むパートナーとの合計年齢によって、90歳以上の部、110歳以上の部、120歳以上の部といった感じで各部に分かれての試合展開。

ヒラヤマはK氏と共に110歳以上の部に参加することになりました。そしてその前に混合ダブルスの試合もあり、K氏の知人の70代のOさんとペアーを組み120歳以上の部に参加することに。

実は混合ダブルスの大会に出場というのもほぼ初体験

はじめてお会いしたOさんはカットマン。若かった頃は、ペン表の攻撃主体の選手だったようで、「カットマンといいつつも、すぐに打ってしまうんですよ〜w」とのこと。サービス、レシーブは早く回転がかかっており、とても70代とは思えない卓球です。

そんなOさんとの混合ダブルス。蓋をあけてみれば、予想通りに足を引っ張っているのは私ヒラヤマユウジです。

「大丈夫ですよ、次は入ります」と優しくOさんに声をかけてもらいつつも、ここぞというチャンスボールをミスります・涙。

いつもは若い人達に相手をしてもらっているために、スピード、パワーなどいろいろなものが微妙にスローなのかもしれませんが、うまい人ならすんなりと、ためを作ったりして調整するのでしょうが、そこは下手くそなヒラヤマユウジ、なかなか思うように調整できません・・・涙。

結局、予選のリーグ戦は負け越してしまい、下位トーナメントにまわることに。

会場に穴があったら隠れたい・・・そんな気分です。

気持ちを切り替え、下位トーナメントで上位を目指すことに。
試合を重ねるごとに、初めてペアーを組むOさんとの息も合ってきて、2ゲーム先取されてから3ゲーム取り返す試合展開、マッチポイントを握られてから4点連取での逆転勝利など、あらよあらよと気がついたら、下位トーナメントにて優勝してしまいました〜。

優勝も嬉しいですが、70代のOさんがとても嬉しそうにしていたのが、僕にはなんとも嬉しかったです〜。

そして優勝賞品は、なんと「タマゴ」

ヒラヤマ「えっ、ボールとか靴下とかじゃなくて、タマゴですか!?」
Oさん「あら、ヒラヤマさん、このタマゴ、相模原で有名なタマゴでとても美味しいのよ〜」

なるほど、確かに卓球用品よりも地産地消の美味しいものをいただける方が嬉しいですねw。

予選から含めて、ここまで6試合。下位トーナメントとはいえまさか、こんなに勝ち進むとは思っておりませんでした。そして、もうこの時点で下半身は笑いはじめ、腰には微妙な痛みが走っています。

しかし、ここからが本番のダブルスの試合です〜!
(マジか〜大汗)

気分的にはもう満足ですw。

そして始まったダブルスの試合では、なんと卓球教室を運営し、日本のトッププレイヤーであり、現在はTリーグでも活躍する森園美咲・政崇姉弟を育てあげた森薗パパとの対戦です。

おー、森薗政崇選手、お父さん似なんですね〜。しかもお父さんも左利きのプレイヤーです。

などと森薗パパを観察しているうちに試合はあっという間に終わっておりました・・・・汗。

いやいや、どこに飛んでくるかわからない、軽やかなスイングから生まれてくる低く沈むドライブに全く反応できませんでした・・・・。

森薗パパ「息子には、ヒラヤマさんとは激しい試合展開の末、勝ったと伝えておきますね〜」

ありがとうございます〜涙。

森薗家では、星一徹のような厳しい卓球指導という記事を何度か読んでいたので、もっと怖い方かと思っておりましたが、とても優しいお父さんでした。

卓球指導に関して厳しいというのは、若い選手にとって、上達するためには願ったり叶ったりといったところではないでしょうか。

そしてダブルスの決勝トーナメントに進んだ時の試合数はすでに10試合目。周りのシニアのプレイヤー達はバシバシと卓球をしていますが、もう僕の下半身は動きません・・・・・。

最後の試合も引き締まった試合展開。そしてジュースにもつれる緊迫した状態の中、僕の空振りによるサービスミスであっけなくTHE ENDです・大汗。

えっ今何が起こったの?とばかりに、パートナー、相手の選手達の目がそろって点になっておりました・・・・・。

パートナーのKさん、すみません・・・大汗。

何はともあれ、とても楽しいシニアデビュー戦(混合も含めて)となりました〜。

いやいやいくつになっても楽しめる卓球はラグビー以上に素晴らしいスポーツです。

そして自宅にて相模原のタマゴを美味しくいただきました〜!
ありがとうございました。