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微笑みの国タイの卓球 その5

ジュニアのクラスでは、日本の卓球スクール同様に、フォア、ショート、バック、サービスと、基本練習からオールラウンドの練習に入ります。

そして印象的だったのは、複数のコーチが常に各台をチェックしてアドバイスを入れていることです。単に生徒同士が打ち合っているのではなく、要所要所でコーチが声をかけてまわっています。

時に全生徒を集め、全体に指導をすることも。いつも見られている、指導されているといった中で、生徒達の表情もとても真剣なのが印象的でした。

実はヒラヤマユウジ、先ほどサイドテープを貼ってもらったラケットを持参しており、タイのジュニアとラケットを交わそうと思っていたのですが、この空気の中ではとてもじゃないけど言い出せませんでした〜!大汗。

さらには3日後の週末には試合があり、日本からきたじじいのせいで感覚がくるってしまった〜となってしまったら元もこうもありません・・・苦笑。

練習の側では、生徒達の親御さんたちも日本の教室と同じように送り迎えを兼ねて我が子の頑張って練習している様子をチェック!とはいえ、週6日ですよ・・・。これには頭が下がります。しかもタイの方とはいえ、僕と同じように皆汗だく、扇風機をまわして暑さをしのいでおりました。

正直このアカデミーの生徒達のレベルはかなり高かったです。実はこのアカデミーはできてからまだ8ヶ月しか経っておらず、今後ここで学んだこども達が国際大会に顔を出す日もそんなに遠くないように思えました。

日本の卓球業界もそうですが、日本の卓球が強くなるためには、単に選手の努力だけでなく、そして卓球協会の存在だけでなく、そのさらにまわりにいる卓球を愛し、熱い思いをもった大人たちが真剣に動くことにより、可能性や道が開けてきたと思います。

ここタイでも今回知り合ったDonさんやPakornさんをはじめとした卓球を愛する人たちの存在が確実にタイの卓球を強くし、選手たちの道を切り開こうとしていると感じました。

そして近い将来、国際舞台の会場で今回頑張っていた皆さんに会えるのを楽しみにしていますー!!

今回は十分な時間がとれず、タイの人たちと卓球ができませんでしたが、ぜひ次回は王国の編集部も引き連れ、ラケットを交わしたいものです〜。タローさん、ご指名かかってましたよw。

微笑みの国タイの卓球 その4

今回のナビゲーターを務めてくれているPakornさん。バンコク市内の複数の卓球ショップのオーナーさんという認識でいたのですが、なんとなんと実は本格的なジュニアの卓球クラブ「DONIC SCG TABLE TENNIS ACADEMY」をもうひとりのタイの元ナショナルコーチの方と一緒に運営されていました。

ということで、そのクラブチームの練習している練習場へと案内してもらうことに。

連れていってもらった先にあったのはすごく立派な体育館〜!大汗。メインはタイでも人気のバトミントンを中心に使用されている体育館のようですが、卓球のナショナルチームの選手達もここで練習することもあるらしく、とにかくとても立派で素晴らしい施設です。

そしてPakornさんの営むアカデミーのコーチ達は元ナショナルチームのコーチ経験者が多くいます。ヘッドコーチのKorakij Sermkijseree氏も元ナショナルチームのコーチです。

練習をはじめる前の準備運動っと、ここまでは日本でもよく見る光景ですが、この後のラケットを使わずのストレッチとフットワークに、みっちりと時間かけるところは、日本のジュニアスクールの練習方法とちょっと異なります。限りなく日本のナショナルチームの練習スタイルのように思えました・・・・。

えー、まだやるのー?というくらいストレッチとフットワークに時間をかけておりました。前後左右への足の動きは細かい動きを必要とする卓球では本当に大事です。フットワークはラケットをにぎらず、シャドーにて様々なバリエーションにておこなっていました。

そしてストレッチ、フットワークが終了し、ようやくラケットを握っての練習がはじまります。

その前にまずは給水。写真では感じられないかもしれませんが、実は体育館の中は冷房は効いておらず、かなり蒸しています。外に比べたら涼しいものの、タイの気候に慣れていない僕にとっては何もしていないのに汗がダラダラと溢れてきます。真夏の日本の小学校の体育館のような感じでしょうか・・・。

このアカデミーでは練習は週6回1日3時間。学校に属した部活動がないタイですが、学校の授業終了後に自宅にもどり、皆アカデミーに通ってくるとのことです。

そしてようやくラケットを握っての練習開始です。日本でもそうですが、タイでも皆待ちに待ってたかのようにラケットを握り各コートに散らばります。

基本的には年の近い者同士、卓球のレベルの近いもの同士であらかじめ決められた相手と練習を行っていました。

このアカデミーに入ったばかりの生徒や低学年の生徒はフリーで打つのではなく、数台を使い、各台にコーチがつき、多球練習にてフォーム、ボールを弾く感覚、ボールを狙ったところに打つ感覚などを身につけるための練習をおこなっています。

正直、一般の卓球アカデミーであるのですが、日本の味の素ナショナルトレーニングセンター並みの強化チームの練習のようにも思えるくらい、ビギナーのコースもコーチも生徒も真剣に練習に取り組んでいました。

狙ったコースに打つための練習にはカラーキューブを使用しておりました。徐々にキューブの間を狭めたりして狙ったところにしっかり打てるようにの基本練習ですね。ちなみにこの女性のAnisara Muengsukコーチはスターシニー選手の元コーチでもあります。

函館で卓球 その4

ということで、特別に店長、コーチ2人と1ゲームマッチの試合をさせていただくことになりました。

さらになんと先程の僕とジュニアとの試合を参考に、ハンディーをいただけることになりました〜!!!

ヒラヤマ「3〜4点くらいのハンディーですかね?」
吉田店長「まあ、そのくらいですかね・・・」

するとクラブチームのジュニア女子の松田亜紗妃さんが
松田さん「6点くらいあげてもいいんじゃないですかー」
とさらなる助けの一言が〜!
吉田店長「・・・」(無言)

なんと素敵なジュニア女子だ〜!

ということで6点のハンディーをいただき、店長との試合開始です!
クラブチームのメンバー達は当然普段お世話になっている店長、コーチを応援すると思いきや、みんな僕の応援をしてくれるではないですかー!

なんと素晴らしいジュニア達だ〜!

その応援の甲斐あって、なんとなんとヒラヤマユウジが6-0からスタートして、11-?で店長に圧勝です!

「これハンディーなくても負けてるよ」「もっと体重落とさないと!」とジュニア達から厳しい声が店長に・笑。

そう、みんな店長に勝ってもらいたいんですよ!

実はこのブログをスタートして、ハンディーをもらっての試合は一度たりともありません。ハンディー戦はあくまで余興ですので、クラブチームの皆さん安心してくださいw。

そしてここから店長、コーチと
改めてガチ対決。

もし僕が試合に勝ったら、タクティブ函館店のTシャツをいただき、負けたら買って帰るという条件で1ゲームマッチの試合がスタートしました。

とにかく試合がはじまるとクラブチームのメンバー達が僕を応援してくれ、いつも以上の力を与えてくれます。(やはりどちらが弱いかわかるんですね・苦笑)

クリエイターの意地の見せ所です!タクティブ函館のTシャツをいただいて、お土産に毛蟹でも買って帰りたいところです〜。

そして試合の内容は割愛させていただきますが、大勢の方の予想通りにタクティブ函館のTシャツを購入させていただくことになりました〜涙。
(吉田店長の試合は0-8と危うくスコンク負けするところでした・大汗)

クラブチームのジュニア達に関しては、単に卓球の実力だけでなく、しっかりと挨拶ができ、チームワークがよく、そして活きいきとした表情がとても印象的でした。こういうところでこども達に卓球させたいなとつくづく感じました。次回会った時はコテンパにやられてしまうんだろうな〜。

そして今回の僕のように、ちょっと仕事でとか、観光でとかで函館に行かれる場合は、事前予約でぷらっと打つのも楽しいのではないでしょうか〜。

仕事仲間は蟹やご当地のお土産を買い込んでいましたが、僕の今回の函館土産はTACTIVE函館のTシャツ!になってしまいましたが、これもありですねw。

タクティブ函館店の情報はタクティブ公式サイトでチェックしてくださいね!

函館で卓球 その3

ということで、先ほどまでガッツリ練習をしていた小中学生のクラブチームの皆さん10名全員と練習試合をすることにー!。といっても時間的な問題と僕の体力的な問題で、6-6からの1ゲームマッチの展開でお願いすることになりました。

まあ、クラブチームのみんなの実力は先程のガチ練習を見ているので、わかります・大汗。あとは、どこまで自分が頑張れるかの戦いですね・大汗。

そしてタクティブ函館のクラブチームVSヒラヤマユウジのガチンコ対決がスタート!

とにかく国内外問わず、ジュニア選手達はラリーのピッチが早く、ミスが少ないというのがあり、ここのクラブチームのみんなも同じです・汗。このピッチの早さが、中高年には辛いです。そして鋭いサービスにもあたふた状態でした。

正直、一方的な全敗覚悟でいどんだのですが、今回は運良くもつれる試合展開の末の勝利というのが多かったですね。(日本語で言うところの、勝たせてもらった勝利ですね・・・・)

その勝因の理由のひとつは裏面の表ソフト(アタック8)。みんな異質ラバーにはあまり慣れていなかったようで、その処理にてこずってしまったようでした。そしてもうひとつは「試合、メチャクチャ緊張したー!」「変に力がはいちゃった」とばかりのフィニッシュミスに助けられた感じでした〜。

練習通りの調子ならもっとあっさり勝利したかもしれないのに、緊張からついつい力が入ってしまいオーバーしてしまったり、ネットにかけてしまったりといった感じで、僕としては助けられました・汗。(もし裏ソフトを使ってなかったり、0-0からスタートしたゲームなら、きっと全敗でしたね・汗)

しかしながら、最後に登場してきたクラブチームのエース、横津麻斗さん、渡邊心咲さん、乾 良多さんの3人にはコテンパにやられてしまいました〜。変に力まず、コースをついた鋭いスマッシュやドライブにお手上げ状態・汗。参りました!!!

今回、全員と対戦して、すごくいいなーと感じたのは、クラブメンバーの団結力。自分の試合ではなく、チームメイトが戦っている時も、みんなで一生懸命応援したり、アドバイスしたりと、10人みんなで束になって向かってきているような雰囲気に圧倒させられました。

通常、こういった試合の時は、自分の試合ばかりを気にして他の人の試合は二の次になりがちですが、それが全くありません。まさか、画像詐称している店長の指導とはあまり考えたくありませんが(笑)、きっと店長およびコーチのしっかりした指導がベースにあるんですね。

それにしてもクリエイターとして、最後にクラブチームのエース達に3連敗したまま、函館の地を去るわけにはいきません。この悔しさは店長、コーチにぶつけるしかありません。

Be continued・・・

函館で卓球 その2

そして2階の方に顔を出してみると、今日は試合に参加することを目的としたクラブチームの小中学生達がガッツリ練習しています。練習スペースとは別に保護者などが見学したり、休憩したりできるスペースがしっかり設けられており、僕もここから中の練習の様子を見学させてもらうことに。

台ごとに練習内容が異なり、球出しなども自分たちでしっかり出しつつのかなり本格的な練習です。1階のジュニア教室のこども達とは、異なった真剣な空気感。特にコーチが何か口を出しているというのも感じられなかったので、「自分たちでカリキュラム決めているの?」と聞いてみたところ、事前にコーチから練習内容を指示され、それに沿って、皆で台ごとに分かれて練習しているとのことでした。

今日は時間があったら、ちょっと打たせてもらいたいなっと思っていたのですが、クラブチームのみんなの球をミートする感覚、きれいなフォームをみていると、なんか微妙に持ってきたラケットを出しづらくなってきてしまいました・汗。

吉田店長「少し打ってみますか?」
タクティブ函館店の吉田店長が声をかけてきてくれたのですが・・・

あれ?吉田店長・・・WEBサイトのプロフィール写真となんか随分違うような・汗。かなり恰幅が・・・。

ジュニア一同「もう少し痩せないとダメだと思います!

まあ、ここは北海道、東京と違っておいしい海産物や野菜がいっぱいあるし、わかるような気もしますが、もう少し絞った方がいいかもしれませんね・苦笑。

全国様々なエリアに卓球スクールはあるものの、やはり首都圏と異なり人口の少ない分、スクールの集客とか運営は大変なのではと思ったところ

吉田店長「ジュニアを中心に生徒さんや卓球をやる方はそれなりに集ってくれている感じがしています。それより大変なのは雪かきですね」

雪かき?

吉田店長「僕はもともと北海道出身なので、冬の寒さや雪の辛さとかも十分知っているんですが、それでもやはり冬の駐車場の雪かきだけは大変ですね・・・」

確かに〜。タクティブ函館店の前にある駐車場スペースはそれなりの広さがあります。さらには店舗までの導線を雪が積もるたびにスコップ片手に雪かきするのは重労働ですね。ご苦労様です。わかってはいましたが、北海道・東北エリアならではのあるあるの悩みですね。

話はそれましたが、せっかくなので函館にてちょっと卓球をさせてもらいたいと思います・・・。

Be continued・・・

函館で卓球 その1

先日、仕事とプライベートの両方で北海道は函館に足を運ぶことに。函館といえば、函館山からの夜景、赤煉瓦倉庫街をはじめ、港町ならではの観光地が沢山あります。

日中は仕事をし、そして夜は函館山からの夜景、そして赤煉瓦倉庫などを散策、、、っと思ったのですが、やはり北海道での卓球事情なるものも気になります・笑。ということで、今回は函館の観光地を横目に、マイラケット片手に卓球スクール・タクティブ函館店にお邪魔させていただきました。

だいたい、ノートPC、カメラ、筆記用具などの他に荷物の中に卓球ラケットとシューズなどが入っているのが同行仲間からみたら摩訶不思議。

函館駅からバスでもすぐなのですが、今回は時間がなかったのでタクシーに乗り込みいざタクティブ函館店へ。

タクシーの運転手「あー、最近できた通りに面した卓球場ね。知ってるよ。実はうちの社長も最近卓球はまっているらしくて、多分そこの卓球場に通ってるんじゃないかな〜。最近、卓球盛り上がっているもんね〜」

おー、タクシーの運転手さんからそんなセリフが出るとは思ってもみませんでしたが、嬉しいですね。

佐藤瞳選手の函館出身をはじめ、丹羽選手、吉田雅己選手と北海道出身の選手活躍していますし、トップレベルの選手達が育つ土壌が北海道にはきっとあるんですよね。

そんな話をタクシーの運転手さんとしている途中で、あっという間にタクティブに到着しました。

さっそくスクールの扉をあけてみると、目に飛び込んできたのは卓球ショップを彷彿させる充実した卓球道具の数々。いろいろなメーカーのラケット、ラバー、ユニフォーム、そしてチャック、サイドテープなどの備品に至るまでをしっかり扱っています!ディスプレイの仕方がもう卓球ショップですよね・・・汗。

ここタクティブ函館店では、卓球教室はあるものの、会員制というしばりを設けていないらしく、商品を買った人が、台が空いていればその場で貸し台として練習も可能だったりするみたいです。他の卓球スクールでも卓球用品扱ったりしているところはそれなりにあると思いますが、基本的にはスクールにくる人を目当てとしたディスプレイの仕方です。しかしここ函館店の品揃えとディスプレイだと、スクールを利用しない人でも卓球ショップとして気軽に入りやすいですね。

さっそく中を見学させていただくと、1階と2階の両フロアーにて、卓球の練習ができるスペースが用意されています。

1階では、ジュニア教室がおこなわれていました。卓球をはじめたばかり、卓球未経験といった子ども達がコーチと一緒に卓球をしています。まあ、ラケットに球を当てて楽しんでいるのかな〜と思いきや、コーチの球出しによる多球練習や、マシンを使った練習としっかりした内容です・汗。

卓球楽しいですか?と聞いてみると「楽しい!」「面白い!」との元気な返答が。この練習続けていたら、楽しさに加え、あっという間にうまくなってしまいますね・汗。

いやいや本当に楽しそう・・・。

そして2階の練習スペースの方に移動してみることに・・・

Be continued・・・

第2回 アタック8試打会レポート 【おまけ】

そして、試打会終了後に、今後のT Port卓球スタジオの店長の座をかけて、1ゲームマッチで尾留川コーチVSヒラヤマユウジのガチ対決が行われました!

小川コーチ「ヒラヤマさん、尾留川コーチは国内イケメン男子コーチベスト10に入っているから気をつけた方がいいですよ!」という意味不明なアドバイスのもと試合を開始!(小川コーチもベスト10に入ってなくてもベスト15には十分入れますから〜)

泣いても笑っても1ゲーム。しかも初見の試合ともなれば、たとえ尾留川コーチが元全国ベスト8のコーチであっても、左利き、アタック8、前陣速攻という飛び道具を使えば、奇跡は起こります。そしてこちらは所詮クリエイター、失うものはなにもありません。

元全日本ベスト8でT-Portの店長尾留川さんとクリエイター・ヒラヤマユウジの月とすっぽん対決でしたが、試合は日本中の卓球愛好家の予想に反してジュースにもつれる大混戦!

そしてジュースでリードしたのは、またしても会場内の参加者の予想を反して、私ヒラヤマユウジでした〜!(本人が一番驚いています・笑)

そして、そしてさらにサービスは私ヒラヤマユウジ!

過去この展開の1ゲームマッチで負けたことは1度もありません!

僕がここでやることは、ただひとつ。この1ゲームで出していない必勝サービスを出す。それだけです。相手がそれをミスれば試合終了、つないできたら3球目を相手コートに沈めるだけです〜。

そして、卓球王国ブログのプロフィールに元全日本ベスト8に勝利という経歴が追加されます!

緊張感ただよう会場内の空気の中、ヒラヤマユウジの出した必勝サービスは
なんとなんと

痛恨のサービスミス!(マジか〜号泣)

そしてその後は尾留川コーチがジュースでリードをうばい、最後は華麗なバックハンドでのレシーブエースを決められ、あっさりとゲーム終了となりました・・・。(早すぎて体が全く反応できませんでした・大汗)

今回もマンガのようなオチですね・・・・・苦笑。

まあ、読者の方はお気づきかと思いますが、尾留川コーチは終始、僕がとれそうもないようなサービスは出さず、僕のレベルに合わせたオブラートに包んだような試合展開してくれていました〜。(多謝)

今回のアタック8試打会の撮影に持参した一眼レフのカメラ。会場にてボディーにレンズを取り付けようとしたところ、レンズのボディーにつける側の保護キャップが外れません・・・汗。

かれこれ35年以上カメラをいじっているのですが、現場でカメラのレンズのキャップが取れなくなったといったアクシデントは一度たりともありません。小川コーチをはじめ、男性陣皆で輪ゴムやラバーなどを巻いたり、ドライヤーで熱してみたりと、いろいろと葛藤したのですが、キャップが外れる気配が全くありません・・・。

ということで、今回の試打会はスマフォでの撮影だけになってしまいました・・・。大変失礼いたしました!!

何はともあれ、試打用・プレゼント用のアタック8をご提供いただきましたアームストロング、そして会場を提供いただきましたT-Port卓球スタジオ、そして参加者へのコーチングをしていただきました卓球アカデミーストリームの小川コーチ、T-Port卓球スタジオの尾留川コーチ、そして卓球道具の貸し出しをおこなってくれた卓球王国にこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

卓球アカデミーストリーム、T-Port卓球スタジオに関しては、後日あらためてご紹介させていただきたいと思います〜。

第2回 アタック8試打会レポート その2

そしてここからが試打会の本番です。この台はスポンジ硬度40のラケットといった感じで、台ごとに異なった硬さのスポンジのM粒・L粒のアタック8を貼ったラケットを用意し、参加者同士でクロス打ちにて、試打を開始です。一定の時間で台を移動し、次の台に用意されたスポンジ硬度の異なるラケットで再び試打ということを繰り返し、用意された異なった全てのスポンジ高度のアタック8を体感。

実は王国ブログでの告知を通じての試打会は2回目ですが、小規模では何度か開催しています。やはり変化の大きいアタック8ということもあり、実はなかなかラリーが続きません。ふわふわとしたナックルボールは本当に打ちづらいです!

しかし、今回の参加者の皆さんは卓球経験が豊富のせいか、異質ラバーになれているせいか、ラリーがしっかり続いています! おーーーー!これはすごいです。僕自身も表ソフトの異質ラバーの人との練習はまだよしとして、アタック8の選手を相手にラリーを継続できる自信はあまりありません・大汗。

試打打ちの際に、アタック8の使用感というのも大切ですが、実際にどんな球が出ているのかを今回の試打会では自身で体感してもらうことも大切です。異質ラバーにおいては、いくら自分が打ちやすくても、相手にとっても返球しやすい球が出ているのでは効果も半減。やはり自分が打ちやすく、相手が打ちにくい球が出ているアタック8に巡り会えるのが理想ですよね。

今回特に皆さんに試打していただきたかったのは、以前は特注として受注生産だった硬度45度のスーパーハイテンションのアタック8。アタック8の変化を残しつつ、もっと攻撃したいという人向けのラバーです。これはすでにアタック8を使用しているユーザーには、飛びすぎる!という感覚があるかもしれません。

しかし、他社のよく弾む異質ラバーを使用していて、アタック8の変化を取り入れたい!と思っている方にはおすすめです。僕自身、現在はOXを使用していますが、それまではこの45のハイテンションを小川コーチからすすめられて使用していました。

スポンジ硬度が40と53では同じアタック8でも全くの別物。「私は48が打ちやすい気がします」「45をちょっと本格的に使ってみたい」「今、41を使っているけど、特に変えなくても大丈夫と小川コーチからアドバイスをいただきました」などいろいろな参加者の声が聞こえてきます。

同じアタック8でもこうも違うのか!というのを参加者の皆さんには体感していただけたのではないでしょうか?

ちなみに僕は40 → 48 → 45 → OX(現在ここ)と移行してきました・苦笑。

そして一通りの試打会が終わり、コーチ陣や、オーナーの鎌田さん、そして私ヒラヤマユウジを交えて、皆で自由にフリータイムをおこないました。通常のアタック8に加え、いろいろな素材のラケットに貼った一枚ラバーのアタック8も自由に使用していただきました。

「バタフライの福原愛モデルのラケットが打ちやすいです」「グリップテープが巻いてあると打ちやすい」「カーボンってこんな感じなのですね!」などこちらでもラケットに関して新しい発見があったみたいです。(そういえば、OXに関してのコメントが僕にはあまり聞こえてきませんでした・・・苦笑。)

まあ、とにかく一枚ラバーは飛びません・笑。無論、まだ半年ほどしか使用していないクリエイターレベルの実力ですが、慣れてくるとスポンジありのアタック8の時よりミスが少なく、特に強打に対しての返球(=なんとか相手の台上に入る)できる確率がOXにしてから格段にあがりました。(木で打つ感覚に慣れてきたのでしょうか・・・)

僕自身も参加者の皆さんとのフリータイムはオールラウンドをさせていただきました。まあ、試打会であれだけラリーが続くレベルでしたのでなんとなく想像はついていたのですが、オールラウンドにて一緒に練習をさせていただいた皆さんのサービスがなかなか鋭く、フリータイムのはじめは主催側というのもあり上から目線でオールラウンドをさせていただいていましたが、気がつけば下から目線になっておりました・・・大汗。

「すみません、もう一度今のサービスお願いします!」とレシーブミスの連発です・汗。キレていないようでキレているサービス、予想外のところに出されるサービスなど、よい勉強になりました!

まあ、僕との練習はエンターテイメントみたいなものですが、フリータイム時間の中でも小川コーチ、尾留川コーチによる個別アドバイスなどがおこなわれており、参加者の皆さんにとってはメリットのあるフリータイムだったのではないでしょうか。

最後は最後まで会場にいらした参加者の皆さんと記念撮影!今回は前回開催よりも時間をのばしての開催となりましたが、参加者のみなさんお疲れ様でした〜。個人的には多くの同年代の方々と楽しいひと時を過ごさせていただき、時間があっという間に過ぎてしまったように思えました〜。

またいつか次なる試打会を開催したいと思っています。今回参加できなかった方は、ぜひ次回をお楽しみに〜。

第2回 アタック8試打会レポート その1

先日、東京はT-Port卓球スタジオにて開催されたアタック8試打会の様子をご報告〜!

異質ラバーとの対戦を苦手としている人はそれなりにいますが、その中でも特にこのアタック8に対して極端に苦手意識を出す人は結構います・笑。しかもこのアタック8は、粒の大きさ、スポンジの硬さ、厚さと、全部で70種類以上あるので、アタック8を使用している人も自分が使っているアタック8が自分にあっているのか、ガッツリ打ち比べをしないとなかなかわからないところがあります。(うち比べていると余計混乱してくる・・・ということもありますが・苦笑。)

今回は、東京にある卓球スタジオT-Protさんのご協力のもと、様々な種類のアタックを用意して、2回目となるアタック8試打会を開催いたしました。

試打会にて用意させていただいたのはラケットの両面(裏表)にL粒、M粒と粒の粒の大きさの違うものを貼り、40(店頭で市販されているもの)、43、48、53の4種類に加え、45のスーパーハイテンションのアタック8、さらにはほOX(一枚ラバー)のアタック8を合版、特殊素材(ファイバー)、カーボンと材質の異なるラケットに貼ったものなど合計16本のラケットを用意しました。

スポンジの厚さは基本的に中で統一し、ラケットの重さも全て167gにそろえているため、基本的な部分にて、アタック8を比較しやすいように調整済みです。

店頭で販売されているアタック8はスポンジの硬さが40というのが一般的なので、アタック8ユーザーはこのラバーを使用している人が圧倒的に多いです。他の表ソフトラバーと大きく異なるのが、1.2ミリという表ソフトと粒高の中間くらいの粒の高さ。ここから生まれる微妙な変化やナックルがこのラバーの特徴です。

L粒とM粒の粒の大きさの違いはやはりL粒の方が粒が大きいため安定はするものの変化が乏しく、逆にM粒は変化は大きいけど、扱いが難しいというのがアタック8です。

しかしスポンジの硬さを換えたりすることで、今まで扱いづらかったM粒がそれなりに使えこなせる感じがする!ということもあります(ヒラヤマユウジ実体験語録)

せっかくアタック8を使用するなら、やはりM粒でしょ!という、元卓球王国編集者ゆうさんの台詞が今も耳元から離れません・笑。

今回の試打会はアームストロング社公認でアタック8を熟知されている卓球アカデミー・ストリームの小川コーチ、そしてT Port卓球スタジオの尾留川コーチのWコーチの指導もあります。

今回会場を提供してくれたT Port卓球スタジオのオーナーの鎌田さん。自身もアタック8のヘビーユーザーであり、実は第一回目のアタック8試打会の参加者でありました。(その頃はまだ卓球場の運営はされていなかったそうです・・・)

ヘビーユーザーの証拠として、T Port卓球スタジオの一番目立つところにはトップおとめピンポンズ名古屋で活躍しているアタック8ユーザーの安藤みなみ選手のサインがありました!(安藤さん、僕にもください!)

今回は30〜60代の女性が中心に多くの方に多くの方にご参加いただきました。第1回目の開催時は、遠方青森から参加されたヘビーユーザーの方がいらしたので、今回も遠方から来られても満足いただける体制をとったのですが、、、今回は関東どまりでした・笑。

また昨年のパラ卓球選手権でクラス8にて活躍している今泉大地さんも参加してくれました。

今泉さん「以前にアタック8を使用していたのですが、こんなに種類があるのは知りませんでした。もしかして自分にあうのがあるかもしれないと思い参加しました。」

そうなんですよね、アタック8は硬度やスポンジ厚、そして粒の大きさにによって全然違ってきます。何かヒントになるものに出会えるといいですね。今泉さんはパラリンピック・パリ大会の代表候補。自分にあう卓球道具に出会い、ぜひパリ大会への代表の座をつかんでもらいたいですね!

試打会のスタートは、卓球アカデミーストリームの小川コーチから、一般面ソフトとアタック8の違い、打ち方のポイントなどをT Port卓球スタジオの尾留川コーチと共にレクチャリング。単にあたえられたラケットを試打するより、どういうことに気をつけ、考えて試打するとでは身に付くものが違ってきます。

レクチャーを終え、各コートに分かれ、アタック8試打会の開始です。

栃木のめしだ卓球スタジオ 後編

めしだ卓球スタジオでの個人指導は続きます・・・。

めしだ会長「ヒラヤマさんはバック面にくる下回転をバックで打ち返したいということでしたが、変にバックハンドに拘らず、美誠パンチのような打ち方を取り入れたらどうですか?」

えっ?美誠パンチ?ですか・・・・。僕的には美誠パンチ、ハリーパンチも取り入れて卓球しているつもりなのですが・・・

めしだ会長「ヒラヤマさんのただのプッシュですw。パンチはこうやって打つんです〜」

おーーーー、僕が今まで美誠パンチ、ハリーパンチと思ってやっていたものは、単に気合の入ったプッシュでした〜!(現実を知ってショックです・涙)

めしだ会長「この打ち方を覚えると、バックハンドよりミスは少なく効果的な攻め方ができますよ」

ボクシングの感覚で言うとジャブのような腕の使い方でしょうか・・・。
めしだ会長〜!目から鱗です!この方がバックハンドより、すごく安定し、下回転を攻撃的に返球できます〜。
(この練習を10分くらいしただけで、今までその部分の筋肉を使ってなかったため、すぐに筋肉痛になりました〜)

(実はこの技術を取り入れる卓球をすることにより、この後、ヒラヤマ卓球が大幅に進歩することになるのです・・・そのお話はまた今度。)

さらには慌てず、もっとためて引きつけてからバックを打つなど、いろいろと嬉しいばかりのアドバイスをいただくことに。短い時間でしたが、いやいや栃木に卓球やりにきてよかったな〜っと、心底思いましたw

さてさて、スクールの方では、ジュニア達の卓球教室が始まりました。今日は参加者が少ないとのことなので、邪魔にならないように見学をさせていただくことに〜。

めしだ会長「うちのスクールに通う子ども達は初心者の方が多いというのもあるのですが、スクールとしては日本代表を育てるようなスタンスではなく、楽しく上手くなるといったことを目指しているんです」

確かにYoutuberとしてのめしだ会長を見ると、楽しく卓球をして、多くの人に卓球を楽しんでもらいたい〜!という姿勢がプンプン伝わってきますが、今日の僕に対する指導を見ると、生徒達かなり強くなるように思えてしまいます・・・。

ここに通い始めて数ヶ月という生徒さんの練習の様子を見ても感じます。これから栃木の卓球盛り上がっていきそうですね〜。

今はジュニアを中心とした教室展開が多いそうですが、大人の方もウェルカムみたいです。いろいろな卓球が絡む企画も考えているようですので、栃木で卓球している方は是非是非顔を出してみてはいかがでしょうか〜!おすすめです!

めしだ卓球スタジオ
〒322-0601 栃木県栃木市西方町金崎502 ウエストフレーズ1F
都賀インターから車で5分,西川田駅から車で15分
東武金崎駅から徒歩10分
公式サイトはこちらから

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