微笑みの国タイの卓球 その5

ジュニアのクラスでは、日本の卓球スクール同様に、フォア、ショート、バック、サービスと、基本練習からオールラウンドの練習に入ります。

そして印象的だったのは、複数のコーチが常に各台をチェックしてアドバイスを入れていることです。単に生徒同士が打ち合っているのではなく、要所要所でコーチが声をかけてまわっています。

時に全生徒を集め、全体に指導をすることも。いつも見られている、指導されているといった中で、生徒達の表情もとても真剣なのが印象的でした。

実はヒラヤマユウジ、先ほどサイドテープを貼ってもらったラケットを持参しており、タイのジュニアとラケットを交わそうと思っていたのですが、この空気の中ではとてもじゃないけど言い出せませんでした〜!大汗。

さらには3日後の週末には試合があり、日本からきたじじいのせいで感覚がくるってしまった〜となってしまったら元もこうもありません・・・苦笑。

練習の側では、生徒達の親御さんたちも日本の教室と同じように送り迎えを兼ねて我が子の頑張って練習している様子をチェック!とはいえ、週6日ですよ・・・。これには頭が下がります。しかもタイの方とはいえ、僕と同じように皆汗だく、扇風機をまわして暑さをしのいでおりました。

正直このアカデミーの生徒達のレベルはかなり高かったです。実はこのアカデミーはできてからまだ8ヶ月しか経っておらず、今後ここで学んだこども達が国際大会に顔を出す日もそんなに遠くないように思えました。

日本の卓球業界もそうですが、日本の卓球が強くなるためには、単に選手の努力だけでなく、そして卓球協会の存在だけでなく、そのさらにまわりにいる卓球を愛し、熱い思いをもった大人たちが真剣に動くことにより、可能性や道が開けてきたと思います。

ここタイでも今回知り合ったDonさんやPakornさんをはじめとした卓球を愛する人たちの存在が確実にタイの卓球を強くし、選手たちの道を切り開こうとしていると感じました。

そして近い将来、国際舞台の会場で今回頑張っていた皆さんに会えるのを楽しみにしていますー!!

今回は十分な時間がとれず、タイの人たちと卓球ができませんでしたが、ぜひ次回は王国の編集部も引き連れ、ラケットを交わしたいものです〜。タローさん、ご指名かかってましたよw。

微笑みの国タイの卓球 その5” への 2 件のコメント

  1. タイのレポート、ありがとうございます!
    タイは良くいく国で、今年のお正月にも行ってきました。
    次回は町の道場にラケット持参でいってみようと思います~

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