月別アーカイブ: 6月 2019

ワールドツアー3連戦〜!

中国、香港、そして日本とITTFのワールドツアーの3連戦が終わりました〜。
選手の皆さんもそうですが、応援する側もクタクタになったのではないでしょうか〜w。

正直、ジャパンカップの時は、日本選手のプレーに疲れがチラホラと見え隠れしておりました・・・。

国内の移動でも結構疲れると思うのですが、やはり国をまたいでの移動は決して楽ではありません。中国などは3連戦の香港オープンにトップ選手達を出場させずにといった対策をとっておりましたが、やはり東京オリンピックの選考がかかっている日本人選手達は、ひとつでも多くの国際大会へ出場して良い結果を出したいというのがあるため、疲れていようが、プレーの精度が落ちようが、この3連戦に出場。かなり大変だったと思います〜。

そして母国の日本の大会となれば、他国でのツアー戦より上位に食い込みたい〜といった強い思いもあったのかもしれませんね〜。

様々な一般メディアでは、張本選手が世界ランキング599位の孫聞に1回戦ストレート負け、伊藤選手が顧玉ティンにやはり1回戦負けと報じていたが、そういう時もありますよね〜。まあ、皆さんゆっくり休んで来年のオリンピック目指して、よい状態にもっていってください〜。

そんな中、ここのところ目にとるように成長がわかるカットマンの佐藤選手。シングルス、ダブルス共にいつも上位に食い込んでいますが、丁寧戦で見せた守備での粘りに感動です。

香港オープンでの中国の木子選手との戦いにも感動しましたが、あの拾いまくりはスゴいです。
現在においての日本、いや世界最強のカットマンといった間違いないですよね〜。

そして、この3連戦でもうひとつの注目と言えば、張本選手と早田選手のダブルス。
コラ〜!なんでハグしないw

違ったそこじゃなかったw。
(ちなみにヒラヤマ家はハグ文化ファミリーなので、いつでもハグハグですw)

まだ公式戦ではそんなに出場経験ありませんが、非常に息の合ったペアーだったのではないでしょうか。ジャパンカップの決勝戦はちょっとシュシン選手が調子良すぎましたw。さすがシュシン選手といった感じです。

何はともあれ、選手の皆さんお疲れ様でした〜。
来年のジャパンオープンは東京にもどってこないかな〜

ラケットの修理

卓球にて練習や試合などでラケットを卓球台にぶつけ、ラケットのエッジが欠けてしまったり、またラバー交換で古いラバーを剥がす際に、ラケット面がささくれのように剥がれてしまったなどの経験は誰もがあるのではないでしょうか。

そのまま使っても、そんなに練習や試合などにて影響はないものの、やはりエッジがかけまくっているラケットを見るのは悲しいものです。

WEBサイトでは、「ラケットの修理は禁止」といった解釈のもと、修理したラケットは公式戦では使用できないといった情報を目にします。

僕はクリエイターということもあるのかもしれませんが、自分で直せるレベルの修理は自分でしたいという気持ちがあります。修理したから、卓球がうまくなる訳ではありませんが、気持ちが違いますよね〜。

ということで、ラケット修理に関して確認をとったところ、ブレードの加工は原則ダメで、打球面が平らでないといけないけど、ふちの補強は認められているとのことです。

基本的には、その大会の審判長の判断に委ねられるといった感じでしょうか。

まあ、日本国内ではそんな輩はいないと思いますが、国が変われば考え方も変わり、修理というレベルではなくラケットの反発をよくする素材に変えてしまったり、金属入れたり(笑)など、いろいろな改造する輩が出てくる可能性もあるかもしれません。

そんなことも踏まえ、おおっぴらにラケットの修理ができないこともうなずけます。

まあ、バンバンラケットを買い換える余力のある人は良いかもしれませんが、僕の場合は正直ラバー交換だけでもいっぱいいっぱいw。(次なる離婚騒ぎにつながります・・・・)

ましてや、すでに廃盤になっているラケットなどは、買い換えたくても入手困難です。

先日も事務所にてラバー交換のため、ラケットに残ったグルーを指先でこすりながら取り除いていたところ、グサリ!とばかりにささくれのトゲが指に突き刺さりの出血状態に・・・涙。

実は僕自身もラケットの修理・補強といったことは「個人で行ってはいけない」と思っていたので、今まで修理とかしたことがなかったのですが、エッジ部分の補強くらいならOKそうということで、、人生初となるDIYによるラケット修理試してみました〜。

というほど、大げさではありませんが、木工パテを購入し、修理したい部分に塗り、乾いたら紙やすりなどで成形を行い、完成です!

木工パテが乾くまでに短くても10時間以上の乾燥時間を待ってからの成形作業となるますが、DIYでのフローリングの欠けやウッドの壁を直すような感覚でハードルは高くありません。


今回使用した木工パテが一番適しているかは除いておいて、簡単に修理が完了しました〜!木工パテということで、パテ自体もとても軽量で、ラケットの重さもほとんど変わりませんでした〜!

今までラバー交換の度に、欠けた部分を見ては心が凹んでいましたが、この修理でテンションもかなりアップ!

国際大会や全国大会のレベルは除いておいて、ローカルレベルの大会でのエッジ修理をしたラケットの使用が公にOKをが出るようになれば、きっとメーカーからもラケット修復キットなるものが販売されたり、全国の卓球ショップなどでの公認にて修理ができるようになったりと、いろいろとプラスの展開あるかもしれませんね〜。

やはり、ものは大切に使わないとね・・・・。

はじめての中国ラバー

このブログをはじめるまでは、卓球道具はほぼ固定の不動といった状態。ただでさえ練習する時間はそんなにとれないということもあり、ひとつの道具に徹底的に慣れる!というスタイルでした〜。

しかしながら、卓球王国さんとの絡みをはじめ、いろいろな道具を試す機会に恵まれてからは、「もっと自分に合ったラバーやラケットがあるかもしれない!!」とばかりに従来の不動スタイルからはほど遠い状態になってしまいました〜。

そんな日々がもう数年以上続いております。

でも、ようやくある程度自分のスタイルに合った道具というのがようやく見えてきたような気がしてまいりました〜!

特にラバーです。

やはり四六時中、道具を変えていては、ただでさえ下手くそな卓球の実力が全然上がりません・大汗。そろそろひとつの道具に的をしぼり、限られた時間の中で一生懸命練習したいという気持ちが高まります(つまり、試合で全然勝てない日が続いていると言うことです・・・・涙)

よーし、しばらくはこのラバーで頑張るぞ〜!と、2020年のオリンピックの年に合わせて気持ちを高めることに決めた矢先に耳元で聞こえる悪魔の囁き・・・・。

悪友A「ヒラヤマさんの卓球スタイルなら一度くらい中国ラバーも試してみたら?」

中国ラバーですか???

そういえば、今まで一度も中国ラバーは使ったことがありません。

そしてススメられた初めての中国ラバーはヤサカから発売されている「翔龍」。

中国ラバーと言えば、粘着ラバーが多く、ラバー自体が重く、しっかりと打てない人は使用しない方がよいといったイメージがあります。

WEBなどでも、中国ラバーが合う人、合わない人が二分化されている傾向があるようにも思えます。しかしこの翔龍は、初心者から中級者でも扱いやすいというラバー!(とあちらこちらのWEBにも書かれていましたw)

せっかく2020年の東京オリンピックに合わせて、このラバーで頑張るぞ〜!的なモードに入っていたのに、心がゆれてしまいます。

そして気がつけば、「翔龍」が手元に・・・苦笑。

弱粘着系でややテンション系ラバーという位置づけのような情報がWEBサイトに転がっておりました。

ということで、早速中国ラバーを試してみることに〜!

まず最初に打って感じたことは、最近の誰でもが簡単に回転がかけられるテンション系のラバーと比較すると、同じフォームでは簡単には回転がかけられません。

最近のテンション系は、しっかり打たずの手打ちだけでも、勝手に回転がかかり飛んでいってくれます。なので、練習をしていても、ついつい手打ちで、ラバーまかせての打ち方になっているような気がします。

そんな手打ち傾向の打ち方でなく、体全体を使って打つと、低く気持ちよい弾道のボールが出ます。まあ、そもそも僕はパワーがない非力タイプのプレイヤーなので、体全体で打たないと良いボールが打てません・苦笑。(最近はラバーのおかげで、手打ちでもそれなりに良い球が出るので、さぼっていました・・・・汗)

これを使いこなすには最近使用していたテンション系のラバーで打つ時のフォームをフォア打ちレベルから変えなければならない〜ということを直感しました〜。

そして、次に感じたのは、相手のドライブの重さを感じず、とても返球しやすいということ。

やはり若い男子のドライブなどは非常に重く、返球するために抑えて打っているつもりでも球の重さや回転におされ、オーバーミスをしてしまいます。

それがですね、、、、この「翔龍」、球におされるという感覚がほとんどないんです・・・不思議です〜!。その結果、返球というだけでなく、カウンタードライブやミート打ちのスマッシュが打ちやすいです〜!!!ガチテンション系のラバーと異なり、飛びすぎずというのがいいですね〜。(これが世の中の人にとっていいのかはわかりませんが、僕の卓球にはマッチいたします〜)

特にミート打ち、スマッシュ打ちの時はカキーンという、なんとも言えない金属音がたまりませんw。「あれ、ボール割れてるんじゃない?」と思ってしまう練習相手も出てくるほどですw。

これは本当にヤバいです!!!!

さらには、コントロールしやすく、球にスピードがあるように思えます。練習に付き合っていただいたパートナーには、「球は速いけど、いつもより球自体も重いです」とのコメントも・・・・。打っている本人的には球軽そうだな〜と思うのですが、受け手がいうので間違いありません・・・汗。

今回は翔龍の厚をカーボンに貼っての試打ですが、前陣速攻のミート系中心の僕にとっては、かなりそそられるラバーです。

弾道も低めです。

ガッツリのドライブのかけあいの展開は、後方からかけあうより、中前陣から早めのテンポでカウンターぽっくにリターンする攻め方が効果がありそうな気がします。なんというかドライブが気持ち良く沈みますw

カーボンではなく、合板などの木材ラケットの方がこのラバーは合うようなことがWEBに書かれていたので、ちょっと合板でも試してみることに。

ラケット自体は若干重くなりましたが、他の中国ラバーと比べるとこの翔龍は軽くラケットが重くなるということはなさそうです。合板での試打も、それなりに良い感じですが、僕の卓球にはカーボンでの使用があってそうです。

ここら辺は実際に打ち比べてみての好みかもしれませんね〜。

今回は中国ラバーもちょっと試してみたい〜という軽い感じでの試打だったのですが、、、、、、ちょっと本格的にこのラバーに慣れてみたいと思いました〜。表面が翔龍で裏面がアタック8のイエロー45度となると、なんかかなりイヤラシい卓球スタイル目指せそうな気がします〜。

価格も安いので、ミート打ちが多い前陣速攻系の方にはちょっとオススメです。