昔から軟らかいラケットが好きなんですが、
硬質でスピードのあるラケットに憧れもあります
そりゃー、中国式ペンホルダーだったら「ガシアンエキストラ」から始まり、「クリッパーウッド」まで扱えたらどれだけいいかと思いますが、
いつまでたっても「ガシアンエキストラ」寄りの好みです。
と、思っていたら、こんなラケットを打ってみました。PICK UPの動画撮影の合間に打ったので、さわりレビューです
コア7 OFF+
というアンドロの7枚合板です
破壊力抜群な7枚合板ラケット!
非常に高い弾みを備えた7枚合板ラケット。その反発力と攻撃性能は全領域でパワフルなプレーを可能にする。
というメーカーの説明文を読むだけで、めちゃ飛びそうというイメージが湧いてきますが・・・
はい! めちゃ飛びです。
いつものスイングで打つとオーバーするので、1.5歩下がって打ってやっと入るくらい飛びます。
中陣で苦にならないくらい飛びます。打球感も硬質で、カーン!と高い音で弾き飛ぶ!
クリッパーウッドとかSK7とか寄りのスピード重視の硬質7枚です。素晴らしく弾みます。打ち抜くプレーが好きならいい感じ!
台上もまあまあコントロールがききます。ツッツキがポーンとあがることも少ない。
特徴的なところは打球の弾道ですね。結構ライナーです。ブロックが気持ちよく相手コートにライナーで刺さります。
前に前に飛ぶので、スイングが下から上に振っても、思った以上に鋭いボールになります。ここは慣れが必要。
中国式に関してですが、すごく特徴があります。
グリップが・・・細いというか小さい
形も特徴があり、丸に近い楕円形。
なんていうか、薄いグリップです。
持つところがガッチリしていると、ボールもドカーンと出るイメージがありますが、
コア7OFF+は持つところは繊細で、ボールがドカーン!
中ペンみたい浅くでも、日ペンみたいに深くでも握れます。
グリップが細いからこそ、自ずと重心は先端寄りですね
私の勝手なイメージだと
李静のプレー
グリップはやや深いが、裏の3本指は浅め
台上の繊細さをグリップでだし、強打を一発で決める板のパワー
ううむ、李静のプレーにピッタリのラケットだ
ちなみに、私は李静のプレーが大好きです。
さらっとかわすサービス、固いショート、台上のうまさ、フォアの安定感、技の多さ。そして化物みたいなフットワーク。
シェークに対抗するために、一発タイプになりがちだったペンドラの中で、無理をしないクレバーなペンドラだった李静。
ぜひ、李静のようなプレーを目指す人に使ってほしいですね