コロナの緊急事態宣言にて、ここ数ヶ月は全く卓球ができていない状態ですが、自らの卓球ができないならと、久方ぶりに有観客開催のTリーグの開幕戦を見に行ってまいりました〜!
昨年は無観客にて開催されたTリーグですが、今年は観客人数を制限しての開催ということで、琉球アスティーと木下マイスター東京の開幕戦に大田区総合体育館に足を運んでまいりました。
日本選手権を始め、トップレベルの選手達のライブでの試合観戦は本当に久々でテンション高く会場入りです。
コロナ禍での開催ということで、観客の人数制限もあり、観客数は多くはなかったですが、Tリーグのグッズの販売エリアにはそれなりの人だかりできていました。
そして、東京オリンピックで使用されたものと同じデザインのSaneiさんの卓球台が展示されていましたね。
東京オリンピック卓球試合会場入りしての連日の撮影、別冊卓球オリンピック号の編集などで大忙しだった王国の柳沢さんも会場入りしておりました〜。
そして久方ぶりのTリーグの試合観戦ですが、選手入場などさまざまな演出がパワーアップされてかっこよくなっていました〜!格闘技の試合に来たかの錯覚に陥りましたw
今回驚いたのはTリーグの試合観戦は初めてという来場者が半分以上を占めていたということ。是非、今回の試合を皮切りに今後会場でTリーグの試合盛り上げていただきたいものです。
アスティーとマイスターの試合となると、水谷選手、張本選手、吉村真晴選手などオリンピックで活躍し、世界的にもトップレベル、そして一般的にも知名度の高い選手達が参戦します。卓球はあまりよくわからないけど、トップ選手をみたい!という初来場の方も多く見受けられる今回の開幕戦。
しかしながら、会場にて発表された対戦オーダーの中には3選手は入っておらず、僕のすぐそばにて座っていた親子からは「えー水谷選手とか出ないの?」の声が・・・・。そうだよね〜、子ども達もそうですが、有名選手を見たい!といった卓球のルールもよくわからない一般の観客もそれなりにいたはず。この人達は2度とTリーグ観に来てくれないかもな〜っと、ちょっと残念な気持ちになりました。
ところが、なんと試合には参戦しないものの、水谷選手が登場!すると会場内の空気が一気に盛り上がります。会場に来ている子供達の喜んでいる姿が想像できます。試合をしなくても、会場に顔を出している出していないでこんなに空気が変わるものなんだな〜と改めて感じることに。(ちなみに吉村選手はコロナ陽性自宅療養中、張本選手は海外遠征中だったのかと・・・思います。)
昨年度優勝の琉球アスティーと2位の木下マイスター東京の対戦ということもあり、試合の方は最後の最後までもつれる試合展開。そして要所要所のスーパープレイに会場が響めきます。
最後は大島選手が2試合連続で勝利し、3-2で木下マイスター東京を開幕戦の勝利に導きました。大島選手の実力と気合いもありますが、木下マイスター東京に勝利に大きく貢献していたのは、なんといっても水谷選手。
各選手のゲーム間のインターバル、タイムアウトには、選手に対してベンチサイドから細かく指示出し、コーチングしていましたね。(これは会場にいないとよくわからないかもしれませんね)。やはり、水谷選手のコーチングとしての存在も別格ですね。タイムアウト直後のサービスから水谷効果が目にとってわかります。
応援席では、それぞれのチームサイドに陣取ったファンの応援が・・・。大島選手の対戦を祈るような思いで応援している女性ファン達がとても印象的でしたね〜。
それにしても、卓球ファンは本当にマナーがいいです。声出し応援禁止というのもあるのか、誰一人大声を出さずに、拍手と応援グッズだけで一生懸命応援していましたね〜。(僕的にはいつもの応援団もおらず、寂しい感ありましたが、コロナ禍ですからね・・・)
本当に多くの来場者が楽しむことができた開幕戦だったと思います。大島選手あっぱれです!
1年目と比較して、運営側も大きく成長したTリーグの試合だったと思います。(上から目線ですみません・汗)
僕は昔、野球少年で小学時代は6年間野球をしていました。そして初めて父親に連れて行ってもらった、プロ野球のナイターの試合を今も覚えています。Tリーグは、大人だけでなく、卓球をする多くの子ども達にも観てもらい、楽しい思い出を作ってもらいたいですね〜。
やはりTリーグは会場で見る方が100倍楽しい!!個人的には今回、及川選手のスイングスピードの速さに衝撃を受けました!!すごい・・・・です。やはり会場でないとわからないものいっぱいありますね。
来月も見に行くぞ〜!