定年退職前の多くの卓球愛好家の方々は、仕事に追われつつ、家族との時間もしっかりとり、そして限られた時間の中で卓球の練習を楽しんでいると思います。
僕も同じで、頑張って週1回、月に3〜4回練習することを目標でしょうか(仕事が立て込むと3ヶ月に1回といったこともあります・・・)。
それでも、大きなレベルダウンなしで卓球を続けているということは、まあ所詮そのレベルの卓球をしているということなのですが・・・汗。
そんな僕の卓球ですが、褒められたり、ちょっと自信があるものがあります。それはなんとサービスです。信じられないことに、最近ではどうやってそのサービスを出しているんですか?とまで聞かれることも。(実業団の選手やコーチにまで褒められました!)
やはり一般レベルの卓球において、相手がミスをする、つなげるレベルのレシーブしかできないサービスをもてると、後のプレーがそれなりのレベルでも優位に組み立てを行うことができます。
かなり前に発売されているので今更感があるかもしれませんが、大きな学びがあったのが表題の「水谷隼の大サービス」。最初はムック版の方を読んでいたのですが、やはり一見は百聞にしかず、DVD版の動画をにて、一連の動作がクリアに。
非常にわかりやすく、丁寧に自身の出しているサービスに対して説明してくれるので、サービスをきるためのコツや、ナックルの多様化など、自分のサービスを飛躍させてくれる基となりました。(多分、もっている人はうなずいていると思うし、僕とラケットを交わしたことのある方も感じていると思います・笑)
卓球王国から発売されてる商品だから、よいしょしているんじゃないの?という声もあると思いますが、それは10%くらいですかね・笑。水谷選手のサービスの様々なバリエーションがどう出されていて、どのようなことに意識をしているのか、ラケットのどの部分にあてているのかなどが細かく説明しているのが本当に役立ちます。
でも当たり前といえば当たり前ですが、やはり王国から出ている卓球本は他の出版社のものとはレベルが違います・笑。(他の出版社はほぼ100%、王国絡みの書籍を参考に制作してると思います・・・)
ぜひ、サービスをもっと磨きたいと思われている学生さん、独学で今まで卓球を続けてきた中高年の皆さん、おすすめしますよ〜。
追加情報としては、何度も読み返し、もう今はかなりボロボロになっていますが、「続 卓球戦術ノート」(著:高島規郎)もかなりおすすめです。(これも残念ながら、王国から出ているんですよね・苦笑)