怪我と周りのサポートに感謝

スポーツ選手と怪我はきっても切り離せない関係にあります。単にラケットを使用した練習だけでなく、下半身強化のための筋トレなど、一般人が想定する以上に身体を酷使しています。

次元は全然違いますが、一般の人も過度の練習で身体を酷使すれば当然体を痛めたり、怪我もします。僕のように卓球とも練習とも全く違うところでも怪我をすることも加齢とともに増えたりします・・・(どさくさに紛れて加えた感がありますね・汗)

全治2ヶ月と診断された足の骨折もようやく1ヶ月が過ぎ、順調に回復に向かっているようです。そして1ヶ月近くラケットにも触れていません・汗。あともう1ヶ月の辛抱といったところでしょうか。

卓球をはじめいろいろなスポーツで、身体を故障し、リハビリに専念している選手たちの気持ちをちょっとだけ感じつつも、不便な松葉杖生活にも慣れ始めました・苦笑。

そして怪我をしなければわからなかった、新たなる発見がいっぱいありました〜。それは、日本人の優しさ。

自分で言うのもなんですが、僕の風貌は知らない人はなかなか近寄りがたいものをもっています・苦笑。夜中に新宿界隈をうろうろしていると必ず職質を受けます・汗。そんな僕に対しても、松葉杖で歩いていると、見ず知らずの多くの方が近づいて、サポートの手を差し出してくれるのです。

バスにのると、シルバーシートのおばあちゃんが席を譲ってくれようとするので、「あっ大丈夫ですよ〜。骨折れてるだけで、元気に立てますから〜」とおばあちゃんにお礼を言っていると、バスの運転手さんが「ただいま足の不自由な方が乗車されましたので、ご協力をお願いします」と車内アナウンス。すると、他の席の若い方が「ここ座ってください」と・・・。「いや、本当に大丈夫なんですよ〜」と改めてお礼を言っていると、「座ってください!」と再びバスの運転手さんのちょっと怒り混じりのアナウンスが・・・。

バスから降りる時も、松葉杖の使い方がよほど不慣れに見えたのか、手を貸してくださるご婦人の方が・・・。さらには松葉杖を手に持ち階段をゆっくり登っていると、女子高生達が「松葉杖持ちますよ〜!」とかけ寄ってきてくれたりと、困った人に手をさしのべてくれる習慣がしっかりと根付いておりました・・・。

身内や友人ならまあ当然ですが、見ず知らずの多くの方が当たり前のように手を差し伸べるというのは、現在のような通り魔や無差別のような犯罪が多い社会の中ではなかなかできにくくなっていると思うのですが、かなり感動しました〜。

自分が弱者の立場になり多くのことを学んでいます。これには骨折にちょっと感謝ですね・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です