カテゴリー別アーカイブ: 卓球馬鹿な生き方

ジャカルタで卓球三昧!その3

タイでもそうでしたが、さらに南のインドネシア。気温も高いが湿度も高いです。

Duri Selatan 2のメンバーの皆さんと試合をさせてもらいましたが、ひとりだけ汗ぐっしょりのバテバテ状態・・・。空調もほどよく効いているのですが、やはり日本の気候とはちょっと異なるため、チームメンバーと比較してもひとりだけヘロヘロ状態。

Aloiオーナー「とりあえずこれ飲んで、これでも食べてよ」

差し入れられたドリンクとドーナツのような甘いパンが、激うまです!このクラブでは練習時は、いつも飲み物と食べ物が用意されているらしく、練習の合間にいただくそうです。ありがとうございます。マスカットのような爽やかなドリンクと絶妙な甘さのドーナツが疲れを吹き飛ばしてくれます。

インドネシアはマレー系の人種が多いのですが、このクラブに集っている方々は中華系のインドネシアの方々。日本ではあまりピンとこないかもしれませんが、宗教的には国民のほとんどがイスラム教で、中華系の方はキリスト教、仏教が多いでしょうか。僕のもつイメージは中華系は華僑の方が多く、経済的にもリッチな方が多い感じです。

で、ドリンクとスイーツをご馳走になった後は再びメンバー達との試合を再開〜!大汗。ほとんどのチームメンバーとの対戦となったので試合は1ゲームマッチにしてもらいましたが、その結果はというと・・・秘密ですw。

笑いあり、ちょっとした緊張ありの日本とインドネシアの交流を兼ねた楽しい時間となりました。皆さん、日本人と対戦するのは初めてと言っていました〜。

このチームは週3回、この場所で練習をしているらしく、リタイヤしている人からビジネスマン、お医者さんなど職種は様々。機会があれば、日本のローカルチームと対戦してみたいよ〜と話しておりました。正直、クラブ選手権に出るか出ないかレベルのチームなら結構面白い試合になるんじゃないかな〜と感じました。

そして帰り際にはなんと、チームのユニフォームをいただくというサプライズなプレゼント。

Aloiオーナー「次回、インドネシアにくる時はうちのチームから試合出てね」

思いがけないプレゼントに感動です。はい、喜んで出場させていただきます〜。

で、僕の背景にちょこっと写っているサイケ柄の布地なのですが、なんとなんとこれは繊維関係の業務に携わっているAlioさんだから制作可能な卓球台用のカバー!

卓球台を常に常設しているからとはいえ、ネットを装着したままでそのまますっぽりかぶせられる卓球台カバー、しかもサイケなパターンで最高です!メーカーでもいろいろと出ていますが、こんな感じのおしゃれなのないはずです!恐れ入りました〜。

皆さん、どうもありがとうございました。また遊びにきたいと思います〜。

まだまだジャカルタでの卓球レポート続きます・・・

ジャカルタで卓球三昧!その2

今回、ジャカルタでの卓球事情をサポートしてくれるのはナショナルジュニアチームのコーチ経験もあるピウスさん。お父さんの影響でこどもの頃から卓球をはじめ、現在も若者たちのコーチングをしているとのこと。ちなみにTシャツからもわかるようにピウスさんはミズノの大ファンでした〜。

インドネシアにきて驚いたのは、実はジャカルタエリアだけでもかなり多くの卓球クラブが存在しており、各クラブが専有の卓球場をもっていることが多いということ。公共の体育館や施設ではなく、専有ですよ〜!!!

ということで早速、今回はいくつかのローカルのクラブチームの練習場にお邪魔させていただくことに。

最初に訪れた卓球クラブDuri Selatan 2は、なんとチームのオーナーAloiさんが所有するビルの中に卓球台を3台常設しているという練習場がありました!下のフロアは、オーナーのAlioさんが運営する繊維関係の会社になっており、そのトップフロアがこのクラブの練習場に。しかも無償で貸し出しているとのことで、チームメンバー嬉しいですね〜!

外からは全くわかりません。知らない人は絶対にくることはできないですね・・・。

壁面には各国のトップ選手の写真が飾られています。そして張本選手の写真もありました〜。空調も効いていてとても快適です。

皆さんの道具を見せてもらうと中国メーカー、そしてバタフライを使用している人が多いですね。「俺はこれ使ってるんだよね〜」とオーナーのAloiさんが見せてくれたのは、ニッタクのモリストSP。前回行ったタイではほとんど見受けることができなかったニッタクでしたが、その他にもG-1を使用している人もおりました。「これ、日本の伊藤美誠ちゃんが使ってるんだよ〜」と嬉しそうに話しておりました。美誠ちゃん、インドネシアでも人気ありますね〜。

前回、滞在したタイでは圧倒的に長崎選手の名前があがっていましたが、ここジャカルタでは伊藤美誠ー!、早田ひなー!、佳純ー!と多くの日本人選手の名前があがっておりました。日本でもそれなりに卓球が好きでないと、なかなか海外の選手の名前とか知らない人も多いのではと思うのですが、いかに卓球好きかということが民間レベルでも伝わってきます。ちなみに男子は圧倒的に張本選手、人気ありましたー!

若手から60代の方が参加しているのですが、その練習風景と卓球レベルは日本のローカルレベルとさほど変わりません。ここが日本と言われてもきっとわからないと思います。

そして、練習場の一角にはトロフィーや表彰状が飾られておりました。やはりそれなりの成績を残しているチームなんですね。

せっかくなので日本とインドネシアの親交を深めるためにも、メンバーの方達と1ゲームマッチにてラケットを交させていだくことに〜。

いやいや、どうして日本の人たちと練習、試合しているのとさほど違いはありません。インドネシアからの世界で活躍するトップ選手たちを見受けられないから、ローカルレベルもそんなに高くないのだろうと思っていましたが、決してそんなことはありませんでした〜!日本の卓球人達ともぜひ試合してもらいたいーと思いました。

2日連続での大会出場

あの連日暑かったアジアから帰国した日本も、すっかり暑くなっておりました・汗。
トップレベルの選手達と異なり、ローカルな卓球愛好家たちのこの時期の試合は、いかに暑さを制するかが技術同等のポイントになりそうと思うのは僕だけでしょうか?

そして帰国後すぐに待ち受けていたのは相模原市の団体戦の卓球大会〜!去年はじめて5部にて参加させていただき、あららら・・・と勝ち続け、4部、3部と昇格し、2部を目指す場違いのところにての出場です・汗。

個人戦なら、正直国内でたまってしまった仕事をやらなくてはならないため、欠場となるところですが、団体戦ということでそうもいきません。ダメ元で出場するなら、ダメなりに頑張ろう〜!っと思ったところ、なんと1位通過で2部に昇格が決まってしまいましたー!

奇跡です。

まあ、実力だけがすべてではありません。
運、そして運、さらには運と、いろいろな要素があるんですよね、きっと・汗。
ということで半年後には、2部にて戦うことに・・・。まさに茨の道とはこのことですね・汗。

そして奇跡といえば、もうひとつ。
実は奇跡的に1位通過した翌日もなんと別の大会に出場することに〜!そう2日連続の試合です。(よくそんな時間あるねーっとクリエイター仲間にはツッコまれますが、いや全然時間ないんです・・・)仮にあったとしても、通常家族が許可してくれません。(本当、よくかあちゃんが許可してくれたな〜と感謝です)

2週連続で試合に出ることも1年にあるかないかのレベルですが、2日連続での大会出場となると多分大人になってから初めてではないかと・・・大汗。

ということで、前日の試合で筋肉痛の下半身に鞭をうって、神奈川県は大和市で開催された団体戦の大会に出場してまいりました〜。

オープン大会ということで、強い選手、若い選手も結構参加されていますね〜。そんな中、今回参加させていただいたチームは50代の僕が一番若手というOVER THE HILLのチームです。

この体育館(大和スポーツセンター)には初めてきたのですが、駅から徒歩圏内というのもあってか、多くの参加者が参加されていました。男子は2シングルス1ダブルス、女子は3ダブルスと、男女別々の内容の団体戦。試合にはそんなに出ていないというのもありますが、男女別々の内容での進行は初めてでした〜。

しかも男性より女性の参加者が圧倒的に多く、全体の半分以上の卓球台は女子の試合にて使用されていました!女性の参加者が多い、女性に人気があるというところは、一般的に運営もしっかりされているとこが多いですよね〜。

第二体育館にも卓球台が設置してあり、家族やこどもたちが楽しそうに卓球をしておりました。いやーなんか、アットホームで素敵な感じいいですね〜。簡単な卓球指導みたいなこともおこなわれていました。

隣接している競技場もとても綺麗で驚きです。この日は陸上協議が行われておりました〜。

新しいところに来るとついつい散策をしてしまうのですが、体育館にもどって試合です。

大人になって初めてというのもありますが、2日連続での大会出場は思っていた以上に打球感覚やサービス感覚があり、遠い昔の学生時代を思い出しますね〜。(この日も相変わらずサービスミスは連発していましたが、前日よりはマシでした・苦笑)。しかしやはり2日目、下半身が結構悲鳴をあげておりました・・・。(アスリートじゃなく、クリエイターというのを忘れておりました!)

とにかく若い人との試合は、ラリーのテンポ、スピード、パワーが違います。活字で表現するなら、目の前を通り抜けていくドライブやスマッシュにカラダが反応できないというより、今何か通った?といった感じです・笑。

とは言え、若い選手も現役バリバリではありません。練習不足からのミスはそれなりにあります。そしてポイントをとった時の雄叫びなら張本選手以上に、僕も頑張れます!笑。まあ、試合の方はおじさんとしてはそれなりに頑張ったと思いますが、うちのチームは予選2位あがりで、トーナメント1回戦敗退となりました〜。

今回、女性の参加者が多いということで体育館の外のあちらこちらから参加されている方々の声が聞こえてきます。

「〇〇さんのスマッシュは男性紛いのパワーあるよね。女性じゃないんじゃない!」「あのサービスすごいむかつく!あれがなければうちが勝ってったのに!」「あのババアなんなのー!」

以下省略・・・。

普段はあまり聞いたことのない女子卓球の一面を見てしまいました・汗。

まあ、そんなものですよね・苦笑。

初めての大和市での卓球でしたが、スムーズな進行のもと、とても楽しめました〜!また機会があったら参加させていただきたいと思います。

関係者の皆様、運営お疲れ様でした〜!

※大和卓球協会の許可を得て撮影させていただいています。

 

 

 

微笑みの国タイの卓球 その5

ジュニアのクラスでは、日本の卓球スクール同様に、フォア、ショート、バック、サービスと、基本練習からオールラウンドの練習に入ります。

そして印象的だったのは、複数のコーチが常に各台をチェックしてアドバイスを入れていることです。単に生徒同士が打ち合っているのではなく、要所要所でコーチが声をかけてまわっています。

時に全生徒を集め、全体に指導をすることも。いつも見られている、指導されているといった中で、生徒達の表情もとても真剣なのが印象的でした。

実はヒラヤマユウジ、先ほどサイドテープを貼ってもらったラケットを持参しており、タイのジュニアとラケットを交わそうと思っていたのですが、この空気の中ではとてもじゃないけど言い出せませんでした〜!大汗。

さらには3日後の週末には試合があり、日本からきたじじいのせいで感覚がくるってしまった〜となってしまったら元もこうもありません・・・苦笑。

練習の側では、生徒達の親御さんたちも日本の教室と同じように送り迎えを兼ねて我が子の頑張って練習している様子をチェック!とはいえ、週6日ですよ・・・。これには頭が下がります。しかもタイの方とはいえ、僕と同じように皆汗だく、扇風機をまわして暑さをしのいでおりました。

正直このアカデミーの生徒達のレベルはかなり高かったです。実はこのアカデミーはできてからまだ8ヶ月しか経っておらず、今後ここで学んだこども達が国際大会に顔を出す日もそんなに遠くないように思えました。

日本の卓球業界もそうですが、日本の卓球が強くなるためには、単に選手の努力だけでなく、そして卓球協会の存在だけでなく、そのさらにまわりにいる卓球を愛し、熱い思いをもった大人たちが真剣に動くことにより、可能性や道が開けてきたと思います。

ここタイでも今回知り合ったDonさんやPakornさんをはじめとした卓球を愛する人たちの存在が確実にタイの卓球を強くし、選手たちの道を切り開こうとしていると感じました。

そして近い将来、国際舞台の会場で今回頑張っていた皆さんに会えるのを楽しみにしていますー!!

今回は十分な時間がとれず、タイの人たちと卓球ができませんでしたが、ぜひ次回は王国の編集部も引き連れ、ラケットを交わしたいものです〜。タローさん、ご指名かかってましたよw。

微笑みの国タイの卓球 その4

今回のナビゲーターを務めてくれているPakornさん。バンコク市内の複数の卓球ショップのオーナーさんという認識でいたのですが、なんとなんと実は本格的なジュニアの卓球クラブ「DONIC SCG TABLE TENNIS ACADEMY」をもうひとりのタイの元ナショナルコーチの方と一緒に運営されていました。

ということで、そのクラブチームの練習している練習場へと案内してもらうことに。

連れていってもらった先にあったのはすごく立派な体育館〜!大汗。メインはタイでも人気のバトミントンを中心に使用されている体育館のようですが、卓球のナショナルチームの選手達もここで練習することもあるらしく、とにかくとても立派で素晴らしい施設です。

そしてPakornさんの営むアカデミーのコーチ達は元ナショナルチームのコーチ経験者が多くいます。ヘッドコーチのKorakij Sermkijseree氏も元ナショナルチームのコーチです。

練習をはじめる前の準備運動っと、ここまでは日本でもよく見る光景ですが、この後のラケットを使わずのストレッチとフットワークに、みっちりと時間かけるところは、日本のジュニアスクールの練習方法とちょっと異なります。限りなく日本のナショナルチームの練習スタイルのように思えました・・・・。

えー、まだやるのー?というくらいストレッチとフットワークに時間をかけておりました。前後左右への足の動きは細かい動きを必要とする卓球では本当に大事です。フットワークはラケットをにぎらず、シャドーにて様々なバリエーションにておこなっていました。

そしてストレッチ、フットワークが終了し、ようやくラケットを握っての練習がはじまります。

その前にまずは給水。写真では感じられないかもしれませんが、実は体育館の中は冷房は効いておらず、かなり蒸しています。外に比べたら涼しいものの、タイの気候に慣れていない僕にとっては何もしていないのに汗がダラダラと溢れてきます。真夏の日本の小学校の体育館のような感じでしょうか・・・。

このアカデミーでは練習は週6回1日3時間。学校に属した部活動がないタイですが、学校の授業終了後に自宅にもどり、皆アカデミーに通ってくるとのことです。

そしてようやくラケットを握っての練習開始です。日本でもそうですが、タイでも皆待ちに待ってたかのようにラケットを握り各コートに散らばります。

基本的には年の近い者同士、卓球のレベルの近いもの同士であらかじめ決められた相手と練習を行っていました。

このアカデミーに入ったばかりの生徒や低学年の生徒はフリーで打つのではなく、数台を使い、各台にコーチがつき、多球練習にてフォーム、ボールを弾く感覚、ボールを狙ったところに打つ感覚などを身につけるための練習をおこなっています。

正直、一般の卓球アカデミーであるのですが、日本の味の素ナショナルトレーニングセンター並みの強化チームの練習のようにも思えるくらい、ビギナーのコースもコーチも生徒も真剣に練習に取り組んでいました。

狙ったコースに打つための練習にはカラーキューブを使用しておりました。徐々にキューブの間を狭めたりして狙ったところにしっかり打てるようにの基本練習ですね。ちなみにこの女性のAnisara Muengsukコーチはスターシニー選手の元コーチでもあります。

微笑みの国タイの卓球 その3

タイにくるのは30年ぶり。いろいろな意味でバンコクの町はとても綺麗になっていました。アジアでも有数の観光国として、観光名所も沢山あります。しかしながら昔より空気は綺麗に感じますが、バンコク市内での大気汚染はまだまだ深刻なようです。さらには車の渋滞もひどく、市内の車移動は予想以上に時間がかかります。

そんな渋滞の中、今回は観光なしで卓球めぐりをしている僕のためにわざわざ更なる混雑エリアを通り、チャイナタウン側の王宮や有名なお寺のそばを通ってくれました〜。(感謝です。)

観光雑誌などでもお馴染みのタイの寺院は特徴的な屋根瓦の色彩、そしてこれでもかー!とまでに金箔を使用したものが多いです。

夜の桟橋のライトアップなども日本だったら青系などが多いのですが、タイでは当然金色です!いやいやどうして、金色のライトアップ予想以上に綺麗で神秘的でしたー!

道が渋滞していようと、車の中では卓球の話題で盛り上がります。

20代Aコーチ「日本の卓球はレベル高いし、かわいい選手多いですよね〜」
20代Bコーチ「早田ひな選手は強いだけでなく、かわいいよね〜」
20代Aコーチ「かわいいと言ったら、長崎みゆうだろうー!美人だよねー!」

まあ、タイにいる間にいろいろと日本の選手の名前はでるのですが、圧倒的に人気なのは長崎選手。2017年、そして2019年の世界ジュニアなどのタイでの大会で大活躍している長崎選手の知名度と人気はとても高いです〜。僕自身、相模原市というエリアに引っ越して、長崎選手の育った海老名とは近いんだよーっと話に便乗して自慢しておりました・・・すみません。

今回、観光の時間はなくても、食事をしなくてはなりません。今回は毎日トムヤンクンは食べたものの、これでもか!というくらいエビ系料理を食べました〜。特にバンコク北部の方では、エビというよりは川で獲れるエビ、つまりザリガニの新鮮な料理が多く。ガツガツと食べておりました〜。やはりどこの国に行ってもマーケットを見るのは楽しいですね〜。カブトガニも売ってましたが、一体どうやって食べるのか、味はどうなのかとても疑問です。。。

フィリピンにワークショップで頻繁に出向いていたというのもありますが、すっかりアジアの水に対しての免疫ができたらしく、以前に取材したインド、そして今回のタイでもお腹を壊すということは全くありませんでした。やはり国際舞台で活躍する選手は、どこの水でも、料理でも、お腹を壊さないという能力も必要かもしれませんね〜笑。

微笑みの国タイの卓球 その2

タイでは、サッカーを筆頭にバトミントン、ムエタイ、バレーボールなどのスポーツが人気があり、卓球に関してはそこそこといった感じです。まあ、日本でも卓球の人気が上昇傾向にありますが、卓球よりも人気のあるスポーツもそれなりにありますし、同じような感じでしょうか。

しかしながら、卓球関係者や卓球愛好家の熱は予想以上に熱かった!

今回タイでのナビゲーターとしていろいろとサポートしてくれたPakornさんにタイの卓球事情のお話を伺いました。タイのナショナルチームのコーチ経験もあるPakornさん曰く、目先の目標はタイで世界卓球を開催することらしいです。ITTF主催のさまざまな大会は開催しつつも、まだタイにて世界卓球が開催されたことがなく、なんとかタイで世界卓球を開催したい!と走り回っているようです。

そして今回、もうひとりタイの卓球協会に事務総長として席をおきつつ、タイ国内の様々なエリアにて、ジュニア達の卓球指導にあたっているDonさんにも会う予定だったのですが、どうしても僕とのスケジュールが合わずに、また次回タイにきた時お会いしましょう〜!ということになっておりました。

しかしDonさん指示のもと、急遽Pakornさんの運転でDonさんの職場に立ち寄ることに・・・・。

卓球のコメンテーターとしても活躍しているDonさんですが、いただいた写真の背景にはなぜかバトミントンの試合が・・・。まあ、いいか〜笑。

Donさんとお会いした日、外の気温は40度越え・・・。いろいろと話をしている間もDonさんの熱い表情とは裏腹に、ちょっとへばっている僕の表情が見え隠れしていますね〜。でも話はちゃんと伺いましたよ〜汗。

Donさん「日本は味の素ナショナルセンターのような施設があって、国をあげて卓球強化をはかっているし、本当に羨ましいよ〜」と、日本とタイの卓球のおかれている状況の違いを語ってくれました。日本と異なり、タイには学校に所属した部活のようなものが存在しないため、卓球を学ぶためには外部のスクールに通う必要があります。また学校に運動部が存在しないため、日本のような学校対抗の選手権大会のようなものもありません。そのため能力のある選手を見つけ出すのも一苦労のようです。

Donさん自らがタイ国内をまわり、いろいろな場所で卓球の指導をしつつ、選手達の能力やレベルをチェックしているように感じました。またタイ国内に留まらず、ローマ、コンゴ、ブータンなどいろいろな卓球途上国での卓球普及活動も若い頃からライフワークとして行っているとのことでした。

日本のコーチ陣でも海外に出て卓球の普及活動をおこなっている方がおりますが、Donさんもまさにそんな方でした。

微笑みの国タイの卓球 その1

コロナウィルスのパンデミックによる海外への渡航も解除されつつある中、久々に海外の卓球事情をチェックしにほほ笑みの国タイへと行ってまいりました。

卓球においては、Tリーグの日本ペイントマレッツに所属していたスターシニー選手や東京オリンピックにて石川選手を相手に健闘したオラワン選手などタイの選手に注目している人も多いのではないでしょうか。

まあ、とりあえずタイと言えばトムヤンクン。これを食べなければタイの卓球事情は語れませんw。トムヤンクンはちょっと苦手〜という人もいるかもしれません。僕も30年くらい前にバンコクにて、はじめてトムヤンクンを食べた時は「勘弁してくれ〜!!大汗」と思いました・苦笑。

でも、今は日本でもよく食べるほど好きになっております。やはり本場のトムヤンクンは味の深みが違います!(本当は違いはよくわかりませんでした!が日本よりは安く美味しいというのはわかります)

タイに到着し、感じたのはやはり暑さと湿度の高さ・・・・。何もしなくてもダラダラと滝のように汗が出てきます。

そして今回もタイに到着後、最初に足を運んだのは、王宮でもワット・アルンなどのの有名な観光地ではなく、バタフライ、ドニック、そしてを中国メーカーの商品を中心に扱っている卓球ショップ「Ping Pong Inter」。

ショップ入り口にはドーンとスターシニー選手のポスターが貼られています。まさに彼女はタイの卓球の顔ですよね。

オーナーのPakornさんに話を伺うと、日本のショップと同じくパンデミックの期間はどーーーんと売り上げが落ちたそうで、現在は回復しつつあるとのこと。今回お邪魔したお店以外にも複数店舗卓球ショップをもっているらしいのですが、バンコクだけでなくタイ全土から注文がとれるネットからの売り上げが伸びているとのことでした。日本と同じですね・笑。

タイでは他の卓球メーカーと比較すると圧倒的にバタフライが人気があるようで、今回お会いした選手達も確かに圧倒的にバタフライを使用している人が多い感じがしました。

人気はディグニクス、テナジー。そして発売になって間もないグレイザーも売れているとのことです。

ショップの雰囲気はまるで日本の卓球ショップに似ています。卓球台がおいてあり、ラケットやラバーなどを試打が可能とのことです。ショップの外にはソファーが設置してあり、お店にきたお客さんどうしもくつろぎながら卓球談話が楽しめそうな感じです。

実は日本でエッジテープを貼る予定だったのですが、せっかくタイに行くなら日本で貼らずにタイで貼ってもらおうと思い、卓球ショップの店長さんにお願いしてタイでエッジテープを貼ってもらいました〜。

店内には水谷選手やボル選手のサイン入りラケットも展示されていました。戸上選手の直筆のサインもおいてありましたよ〜。

日本から遠く離れたタイでこんな感じで日本選手のサインが飾られているのは本当に嬉しいですね〜。

その中で一際目立っていたのが、スターシニー選手のイラストレーション。クリエイターとしてすぐに目につきました。とても素敵なイラストレーションです!このイラストレーションはスターシニー選手にあげるためにオーナーのPakornさんがイラストレーターにお願いして描いてもらったとのことでした。

骨折後の2度目の大会!

骨折後、2回目となる大会に出場してきました〜。1回目はブログにも書いたクラブ選手権神奈川予選、そして今回は横浜リーグ前期の大会・・・・っと両大会はただでさえ僕にとってレベルが高い試合なのに、4ヶ月のブランクと骨折後の足の違和感と恐怖を足にかかえながらの出場です・大汗。

現在のTリーグの存在や世界における日本選手の活躍で、参加選手は以前より多く、若い方が増えたように思えます。

そして大会前日の明け方にはあの早田ひな選手が王芸迪選手にゲームオールのジュースで勝ち切った試合をライブで見ておりました。もうカラダをひねらせ、心臓バクバクの状態で最後のジュース展開を見守っていました。

そして早田選手の涙に、もらい涙してしまいましたー!
で、慌ててベッドにはいったものの、あっという間に朝です。正直、個人戦だったら今日の試合は絶対にキャンセルしていましたー!

で、眠い目をこすりながら大会会場入りです!

眠そうな顔であくびをしている参加者を大勢見かけましたが、皆仲間ですねw

前回の久しぶりの試合では会場にラケットを3本持ち込んで、試合ごとにラケットを変えて試合に挑みましたが、今回は腹をくくりサイバーシェイプウッドだけを会場に持ち込みました。

このラケットはサイバーシェイプカーボンと比較して、とにかく安定しています。(特にバック面のアタック8との相性もいいです)練習不足の人にとっては、1発で決めるプレーより、まずは安定して入れるというレベルの卓球が大切です。

あとは目くらまし戦法として、指にしっかりネイルを〜!(相手の選手がネイルに気を取られているうちに不意打ち攻撃をかける戦法ですw)

実力がなければ、いろいろと考えないといけないですね!笑。

そして僕にとってはレベルの高い横浜リーグ、以前使っていたカーボンならまだ可能かもしれませんが、決めたと思ったスマッシュが当たり前のようにもどってきます。お願いだからミスしてくれ〜っと思っているラリーでもこちらが先にミスしてしまいます・涙。

とはいえ、蓋をあけてみれば、全部で4チームと対戦したのですが、個人とダブルスでは1回ずつしか負けませんでした〜!(ぱちぱちぱち!) 若者と違い、おやじの骨折はそんなにスムーズに完治しないのですが、前回の試合よりは頑張った自分を褒めてやりたいです〜w。

ネイル戦法は全く効果ありませんでした・大汗。

まあ、ゲームの勝敗はさておき、とにかく卓球の試合ができる喜び、楽しさを感じておりました〜。(きっと僕の相手をしてくださった選手の方々もそれを感じていただけたのではないでしょうかー)

そして今回一番辛かったのは、時間です・大汗。朝の9時過ぎに会場入りしたものの、最後の試合が終わったのは夜の6時半前後ー!(途中からは疲労と共に寝不足の睡魔が襲ってきて、チームメイトにもう帰っていい?と何度も尋ねてしまいました〜。夕方5時くらいからは本当に辛かったです〜)

実はこの日、海外(スウェーデン)からきている友人の息子さん達と晩御飯を食べる約束をしており、待ち合わせの時間を遠に過ぎておりました〜。で、試合が終わると同時に一目散に会場を去り、待ち合わせ場所に集合し、そのまま晩御飯を食べにいくことに〜。そして思い出したのが、スウェーデンといえば現在僕の使用しているラケットSTIGAのある国ではないですか!で、STIGA知っている?と聞いてみたら、知ってるよ!とのことでした〜。

でも、卓球ではなくて、PICKLEBALLというテニスとラケットボールの中間的なスポーツ用品のメーカーということで知っていました・汗。スウェーデンは卓球強いんだよ!と話したら、驚いてました・・・。まあ、そんなものですよね・汗。

何はともあれ、試合直後から3日近くたった今でも下半身の筋肉痛が辛く、階段の登り降りが廃人のような状態です・・・。次回の試合までには、もう少し元の状態に近い感じで卓球できるように、リハビリしたいと思います!(まわりからは以前よりうまいと言われているのが、納得できないのですが・・・・)

久しぶりの大会出場!

足を骨折してから早5ヶ月。少しずつ卓球の練習にも参加し、やはり卓球は楽しいな〜と改めて実感しております。そして約半年ぶりに大会に出場することになりましたー!しかもクラブ選手権神奈川予選・・・・大汗。

ちょっと試合には出たいけど、いきなりこんな試合に出て大丈夫なのかー!という声が聞こえてきそうですが、本当その通りです・汗。

まあ、大会に出るなら、まずはラケット選び!

実は、久々に卓球をして今の自分に最も適したラケットはどれなのか?というレベルで悩んでいる状態にあります・汗。

おいおいそんなレベルで大会でるなよーとの声も聞こえてきそうですが、本当その通りです。

しかも悩んでいるラケットは2本ではなく、3本

大会を明日にひかえ、とりあえずはどのラケットを使用するかを決めるために、マシンを使って最終試打をおこないました。
まずは骨折をする前の1年間使用していたサイバーシェイプカーボン
とにかく、フォアに関しては気持ち良いほど早くそして飛んでくれます。カラダを使って打つと、前陣スタイルの僕にはボールが飛びすぎてしまうため、結構手打ち気味になる傾向があるんです。でも攻撃力抜群です。しかし、バック面のアタック8との相性がイマイチで、いろいろと不安定。アタック8特有のいやらしい球を出すのも一苦労・・・。

次は最近購入したサイバーシェイプウッド
まだ数回しか打っていないのですが、フォア・バック共にとても安定していて打ちやすいです。しかしながら、サイバーシェイプカーボンを使用していたため、比較するとパワーとスピードがかなり落ちる気がします。卓球仲間からも、球遅すぎ・・・と言われてしまう始末です・涙。

最後は、サイバーシェイプを使用する前に使っていた特殊素材の福原愛プロZLF
アタック8ユーザーの愛ちゃんや安藤みなみ選手も使用していた福原愛モデル。アタック8の処理は他のラケットより打ちやすいです。特殊素材を使用しているため、サイバーシェイプウッドよりはスピード感とパワーがあります。ただし、時間がなく1年半前のラバーが貼ってあります・大汗。

という3本を1時間近く打ち、これだ!と思うものを使おうと思ったのですが、どれを使用するか決まらず、結局3本のラケットをもって大会会場入りすることになりましたー。

チームメイト「えー試合当日にラケット3本で悩んでいるなんてありえない」「ちょっと勘弁してよー」とブーイングの嵐です・大汗。まあ、久々の試合ということもあり、どちらにしても即戦力にはほど遠いのですが・・・。

さて今回のクラブ選手権神奈川予選は、予選リーグで3試合あり、上位チームが決勝トーナメントへ進むという流れです。ということで、予選で3チームと対戦するということなので、3本それぞれ使用してみることにしましたー!

基本的には左利きの僕はダブルス要員なので、ダブルスでしっかりと勝利したいところです。

そして、初戦の試合ではまず特殊素材の福原愛プロZLFにてダブルスに参加することに。前日の練習で安定性、スピード感といいちょうどよい感じという認識があったので、この試合でよい感じなら今日はこのラケットで行こう!といざ試合へ!

そしてダブルスの結果は0-3の惨敗・大汗。
いやー、やはり1年半前のラバーは辛かった。思ってた以上にサービスやカットを切ることができなかったし、ドライブがかからなかったです。(ボールの弾みはよかったのですがね〜)そもそも一年半前のラバーで実力もないくせにクラブ選手権に出る姿勢がいかがなものかっとお叱りの声が飛んできそうです。

やはりマシン打ちだけでは、サービスの切れ具合、細かいつなぎなどのプレイでのラケット感はわからないですよね〜。

そして続く第2試合。1年半前のラバーは諦めて、サイバーシェイプカーボンにて挑み勝利を目指します!このラケットは、骨折前に1年間使用していただけに、一番感覚があるラケット。まあ、ラバーの方は8ヶ月以上前のものになりますが・・・・

そしてダブルスの試合はというと再び0-3の惨敗・大汗。
いやー、2試合目となると、単に道具のせいだけでなく、自分のフットワークの鈍さ、回り込みの遅さなど、筋力の落ちているところに試合感覚の鈍さを実感させられてしまいました〜。

そして続く第3試合。もうここまでくればサイバーシェイプウッドを使用しないわけにはいきません。(チームメイト的にはもうどうでもいいから好きなラケットでやってちょーだい!みたいな感じです・苦笑)

そして今回のダブルスの試合はというと、結局は2-3で負けてしまいましたが最後の最後まで頑張りましたー!・大涙。
まあ、ゲームカウント的に見ても、試合内容ではこのラケットが一番安定していました。ラバーも1週間ものの新品でしたしw。骨折後に一番練習していたラケットだったので、つなぎやラリーでの凡ミスも少なくといった感じでした〜。

要するに普段使用している道具が一番なんです・汗
(小学生でもわかります・・・)

とにかく久々の試合ということで、練習不足のせいもあり、全然怖くて打つことができませんでした・汗。いつもなら攻めてるようなボールでも、ついついつないでしまいましたー。まわりからも「もっと積極的に打たないと!」「ボール見すぎてる!」「台との距離感が変!」などたくさんのお叱りの言葉と罵声をいただきました〜苦笑。やはり練習しないとダメですね。

そして今回はダブルス要員と考えていたのですが、最後の最後にチーム2-2で5番目のシングルスにまわってくるという苦行に見舞われることに。そしてゲームカウント2-2になり、勝利した方のチームが勝つというドラマやマンガでよくある展開に〜。

そしてなんと10-8でヒラヤマリードのもと、マッチポイントをむかえることができました〜。そしてヒラヤマサービスからのあまくもどってきたレシーブを見逃さずの3球目スマッシュ!が見事に決まり、雄叫びと共にガッツポーズ!をしていたところ、相手からのまさかまさかのスマッシュリターン!

ガッツポーズをとっていたため、リターンに反応できずにまさかの失点。チームメイトも呆れてました・・・すみません。(クラブ選手権予選、そう簡単に決まりませんよね・大汗)

試合はジュースにもつれ込むというよくある負けパターンでしたが、今度は相手の選手が絶対的なチャンスボールをラケットの角に当ててのホームラン。なんと勝利が転がり込んできました〜(なんか、たけるくんの漫画の展開に使用したい感じです・苦笑)

しかしながらうちのチームは1勝2敗で決勝トーナメントにはいけませんでしが、久しぶりの復帰戦。楽しませていただきました。
次回の大会に出るときには、しっかりとラケットを決めて参加したいと思います〜。

チームメイトの皆さん、対戦チームの皆さん、いろいろありがとうございました〜!

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