このブログをはじめるまでは、卓球道具はほぼ固定の不動といった状態。ただでさえ練習する時間はそんなにとれないということもあり、ひとつの道具に徹底的に慣れる!というスタイルでした〜。
しかしながら、卓球王国さんとの絡みをはじめ、いろいろな道具を試す機会に恵まれてからは、「もっと自分に合ったラバーやラケットがあるかもしれない!!」とばかりに従来の不動スタイルからはほど遠い状態になってしまいました〜。
そんな日々がもう数年以上続いております。
でも、ようやくある程度自分のスタイルに合った道具というのがようやく見えてきたような気がしてまいりました〜!
特にラバーです。
やはり四六時中、道具を変えていては、ただでさえ下手くそな卓球の実力が全然上がりません・大汗。そろそろひとつの道具に的をしぼり、限られた時間の中で一生懸命練習したいという気持ちが高まります(つまり、試合で全然勝てない日が続いていると言うことです・・・・涙)
よーし、しばらくはこのラバーで頑張るぞ〜!と、2020年のオリンピックの年に合わせて気持ちを高めることに決めた矢先に耳元で聞こえる悪魔の囁き・・・・。
悪友A「ヒラヤマさんの卓球スタイルなら一度くらい中国ラバーも試してみたら?」
中国ラバーですか???
そういえば、今まで一度も中国ラバーは使ったことがありません。
そしてススメられた初めての中国ラバーはヤサカから発売されている「翔龍」。
中国ラバーと言えば、粘着ラバーが多く、ラバー自体が重く、しっかりと打てない人は使用しない方がよいといったイメージがあります。
WEBなどでも、中国ラバーが合う人、合わない人が二分化されている傾向があるようにも思えます。しかしこの翔龍は、初心者から中級者でも扱いやすいというラバー!(とあちらこちらのWEBにも書かれていましたw)
せっかく2020年の東京オリンピックに合わせて、このラバーで頑張るぞ〜!的なモードに入っていたのに、心がゆれてしまいます。
そして気がつけば、「翔龍」が手元に・・・苦笑。
弱粘着系でややテンション系ラバーという位置づけのような情報がWEBサイトに転がっておりました。
ということで、早速中国ラバーを試してみることに〜!
まず最初に打って感じたことは、最近の誰でもが簡単に回転がかけられるテンション系のラバーと比較すると、同じフォームでは簡単には回転がかけられません。
最近のテンション系は、しっかり打たずの手打ちだけでも、勝手に回転がかかり飛んでいってくれます。なので、練習をしていても、ついつい手打ちで、ラバーまかせての打ち方になっているような気がします。
そんな手打ち傾向の打ち方でなく、体全体を使って打つと、低く気持ちよい弾道のボールが出ます。まあ、そもそも僕はパワーがない非力タイプのプレイヤーなので、体全体で打たないと良いボールが打てません・苦笑。(最近はラバーのおかげで、手打ちでもそれなりに良い球が出るので、さぼっていました・・・・汗)
これを使いこなすには最近使用していたテンション系のラバーで打つ時のフォームをフォア打ちレベルから変えなければならない〜ということを直感しました〜。
そして、次に感じたのは、相手のドライブの重さを感じず、とても返球しやすいということ。
やはり若い男子のドライブなどは非常に重く、返球するために抑えて打っているつもりでも球の重さや回転におされ、オーバーミスをしてしまいます。
それがですね、、、、この「翔龍」、球におされるという感覚がほとんどないんです・・・不思議です〜!。その結果、返球というだけでなく、カウンタードライブやミート打ちのスマッシュが打ちやすいです〜!!!ガチテンション系のラバーと異なり、飛びすぎずというのがいいですね〜。(これが世の中の人にとっていいのかはわかりませんが、僕の卓球にはマッチいたします〜)
特にミート打ち、スマッシュ打ちの時はカキーンという、なんとも言えない金属音がたまりませんw。「あれ、ボール割れてるんじゃない?」と思ってしまう練習相手も出てくるほどですw。
これは本当にヤバいです!!!!
さらには、コントロールしやすく、球にスピードがあるように思えます。練習に付き合っていただいたパートナーには、「球は速いけど、いつもより球自体も重いです」とのコメントも・・・・。打っている本人的には球軽そうだな〜と思うのですが、受け手がいうので間違いありません・・・汗。
今回は翔龍の厚をカーボンに貼っての試打ですが、前陣速攻のミート系中心の僕にとっては、かなりそそられるラバーです。
弾道も低めです。
ガッツリのドライブのかけあいの展開は、後方からかけあうより、中前陣から早めのテンポでカウンターぽっくにリターンする攻め方が効果がありそうな気がします。なんというかドライブが気持ち良く沈みますw
カーボンではなく、合板などの木材ラケットの方がこのラバーは合うようなことがWEBに書かれていたので、ちょっと合板でも試してみることに。
ラケット自体は若干重くなりましたが、他の中国ラバーと比べるとこの翔龍は軽くラケットが重くなるということはなさそうです。合板での試打も、それなりに良い感じですが、僕の卓球にはカーボンでの使用があってそうです。
ここら辺は実際に打ち比べてみての好みかもしれませんね〜。
今回は中国ラバーもちょっと試してみたい〜という軽い感じでの試打だったのですが、、、、、、ちょっと本格的にこのラバーに慣れてみたいと思いました〜。表面が翔龍で裏面がアタック8のイエロー45度となると、なんかかなりイヤラシい卓球スタイル目指せそうな気がします〜。
価格も安いので、ミート打ちが多い前陣速攻系の方にはちょっとオススメです。