2009年より、僕自身の制作活動とは別に、ひとりのクリエイターとしてアジアの学校などでデジタルワークショップなる活動をしているんです。コンピュータやペンタブレットを使いCGやデザインなど手に職をつけるための技術と知識を学んでもらっています。
今回で4回目となるフィリピン 南部でのデジタルワークショップ。熱帯雨林気候のこのエリアはまさにヤシの木があちらこちらにあるジャングルのような土地。毎回そうなのですが、ワークショップの合間をみては学校の卓球部の学生達とラケットを交えます。
日本から持ってきたラケットを片手にフィリピンの学生達と卓球勝負。
学校の教室にて机と椅子を教室の外に運び、卓球台を準備。
思わず中学生の頃を思い出してしまいました。
(窓の外にヤシの木は生えていなかったけど・・・・苦笑)
湿度の高い気候の中では、ちょっと動くだけでTシャツやシャツだけでなく、下着まで汗びっしょりに。
学生達のラケットを見せてもらうと、かなり年期が入っているのがわかります。
最後にラバーを変えたのは数年前とのこと。
途上国の人達にとっては、ラケットやラバーはとても高額でなかなか購入することができません。またこのエリア周辺には卓球道具を扱っているお店がなく、飛行機にのってマニラなど都市部に出ないと卓球用品を買えないとのこと。日本の卓球環境にあらためて感謝です〜。
とにかく与えられた道具で一生懸命に頑張っているといった感じです。ちなみにラケットとラバーはみんなDONICでした。
床が土埃まみれなので、当然ラバーもかなりホコリかぶってます。
でもそれがここでは当たり前。
これじゃ、サービスもきれにくいし、ドライブもかからない。
が、そんな小さなことは気にせず、 思いっきりのプレーというのがとても印象的。
ここには指導者もあまりいないエリアらしく、仕方ないな〜とばかりに
先日、卓将先生から学んだばかりの知識を活かし
「あのね〜、レシーブを待つときは、こういう風にして、ラケットはもっとこういう風にもった方がいいよ〜」などと、いかにも自分が「卓球できる男」を振るまい、生徒達から尊敬の眼差しを受けてしまいました!(卓将先生すみません!汗)
この指導していた様子が学校の先生から校長先生の耳に入り、デジタルアートだけでなく、滞在中に卓球の指導もお願いしたいとの話しが舞い込んできた・笑。このエリアの学校では、運動部などは外部のコーチにボランティアで指導を頼むということがおこなわれているのだという。
卓球のマンガは描けても、残念ながらコーチはできません!すみません・・・。
初めまして。
こちらの方々を前に一カ月使っただけでラバー悪くなってきたなどとは言えないですね。日本はやはり恵まれていると再確認しました。
国が変わると、いろいろと経済状況も違ってきますよね。ちなみにフィリピンの平均年収は約30万円と言われてます。
こんにちは、リパ市在住の者です。フィリピンで卓球台を購入したいのですが、どこで販売していますか?マニラまで1時間程です。価格など、お教えください。
コメントありがとうございます〜。僕はフィリピンに住んでいないので正直わかりませんが、WEBから通販で買うのが一番手っ取り早いと思います。ルソン島ならケソンやメトロマニラに所在の業者が8500ペソくらいから通販しているみたいです。