インドで卓球 その3

広い大会会場をさまよっているといきなり現れた超特大の丹羽選手の壁面パネル。海外で日本選手のこんな大型パネルが見ることができると本当に嬉しいです。

開場前の試合会場では、今回唯一、日本女子で出場の森さくら選手がコーチと一緒に試合前の最終調整を兼ねた練習の真っ最中。早めに会場に到着してよかった〜と思った瞬間です。

すでに森選手がアンダー21と女子シングルスで2冠の快挙を成し遂げたのはご存じだと思いますが、この時点では試合に向けての緊張感漂う空気全開でありました。

その緊張に反して、まあ世界卓球などでもそうですが、ほのぼのとした空気の中、今回の大会に参加される審判団の記念撮影〜。彼らも世界中いろいろなところから集まりますから、「おーーー、久しぶり」「元気してた?」などといった会話をしているのではないかと勝手に想像していますw

そして今回の大会ですごい!と思ったのは選手が入場する際の演出。

ライティング、スモーク、そして音響、メチャクチャ格好よかったです。今まで国内での世界選手権や日本選手権などの大会しか見ていませんが、うわ〜インド卓球協会、力入れてる〜!といった感じです。

森選手の対戦相手は地元主催国のインドの選手。招集された地元の応援団がインド選手の応援を開始。日本の選手にとっては完全なアゥエイ。実はこの時、編集部の高部氏と僕はITTFの責任者の方と王国編集部のはからいでプレス席を用意していただき座っていたのですが、ここでは応援できない〜!とばかりに一般席へ急遽移動。

どう見ても日本から来ている一般の応援団らしき人は高部氏と僕以外には全く見うけられないため、ここぞとばかりに日本から持参した日の丸を広げ、森選手の応援を開始〜!

気合いを入れて「もう一本〜!」などと声を出して応援していたのですが、後ろの方の座席から僕らをしのぐ大きな声で、日本語の応援が聞こえてくるではないですか!

具志堅隆氏

なんとそこにいたのは、今回チームドクターとして日本からきていた具志堅先生。インドなどの途上国では、水の影響などでお腹を壊したり、体調をくずす選手が少なくないためチームドクターの存在は非常に重要。でも具志堅先生、それだけでなくかなり気合いを入れて全選手の試合の応援をしておりました。(僕から見るとドクターというより、まさに応援団長にしか見えませんでした・・・)

そんな具志堅応援団長のもと、団員の僕ら2人を加え3人で日本選手の応援を開始〜!といいつつ、他の取材などもあり、僕らは会場にそんなに長く入れなかったのですが、具志堅先生は全日本選手の試合の応援をされていました〜。

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