先日、アーティストやクリエイターが集った席で、知り合いのアーティストの方の奥様が中学時代に卓球をやっていたという話を聞き、
ヒラヤマ「そうなんですか〜、今度ぜひラケットを見せて下さい」
とお話ししたところ
奥様「今日、ここにありますよ〜」
とのことで、急遽ラケットを見せていただくことに。
中学を卒業してからそのままの状態で保管していたらしいです。
(大人になって卓球を再開するとこのパターン多いですよね・笑)
そして、いざラケットを見てみると
うぉ〜、かなり年季が入っている感プンプンのラケットが登場!
グリップ周りもかなり削り込んでありますね〜!
(ラケットケースもかなりスゴいです)
かれこれ、20年くらいは経っているのでしょうか・・・。
ラケットはすでに廃盤となっているTSPの「ワールドカップ」。
そしてラケットに貼ってあるラバーは表ソフトでTSPの「スピンピップス」。
こちらは現在もTSPにて販売されていますが、
このラケットに貼ってあるスピンピップスは、もはやスピンピップスではありません・・苦笑。
なんというか、質感がゴムというより、かっちかっちのプラスチックといった感じです。時間が経つとラバーはこんな感じになってしまうんですね・・・・。
以前に台湾に取材に行った時にみかけた、長いこと使用されていないと思われるラケット達を思い出してしまいましたw。(このラケット達は本当にいろいろな意味でスゴかった・汗)
でも自分が愛用していた昔の道具とかが出てくると、当時の練習風景などを思い出しますよね。ちなみに僕の中学時代に使用していた卓球ラケットは、卓球を再開したときに、地元の卓球ショップのおやじさんに「あー、もうこれラケット死んでるわ。うちの方で処分しとくよ」と新しいラケット購入と同時に処分されてしまいましたw。
さてさて、そして次に目に留まったのは、ケースに入っていたオレンジ色のボール。
今はもう使用されていない38mmのセルボール。
38mmから40mmにボールのサイズが変わったときは、そんなに違和感はなかったのですが
やはり改めて38mmを眺めると小さいですね。
奥様「えーーー、そうなんですか、卓球ボールって今は大きいんですか?」
昔卓球をやっていたという方は様々なルールの変更に驚きますよね。
僕自身未だに21点ルールの時代に戻りたいと思ってしまいますし、シェイクのラバーも裏表同色の方がビジュアル的に好きでした。
ん?あれれ・・・・
ボールをよく見てみると、なんとSANEIのボールです!
三英さんといえば卓球台。
まさかボールを作っていたとは全くもって知りませんでした〜!
なんか昔の道具はやはりいいですね〜。
今の時代の脚光を浴びている卓球ではなく、暗幕を締め切った暗い体育館で、コンコンと地味に練習している昔懐かしの卓球風景が蘇ってきますw
ぜひこのラケットは、僕のように処分せずに、大切に保管していただきたいものです。そして新しいラケットをゲットしてぜひ卓球を再開してください〜!