モリストSP VS アタック8

裏裏のラバーで長年に渡って卓球をし、3〜4年前からバック側を表ソフト(アタック8)に変えてから、いろいろな異質ラバーの面白さを楽しんでいます。今となっては、裏バックでショートの感覚すら全くありません・・・・汗。

そんなある日、知人から薦められてモリストSPを使用してみることに。
そう伊藤美誠選手が使っているニッタクのラバーです。

知人「ヒラヤマさんの卓球にはモリストSP合ってると思うけどな〜」

確か、アタック8を薦められた時も同じ事を言われました・・・・。

両方とも同じ表ソフトのラバーですが、アタック8は変化系、モリストSPはスピード系とそもそもラバーのスタイルが異なります。

「アタック8 モリストSP  比較」にて検索をかけてみると「表ソフトと言っても全く真逆な性質のラバーのため比較できないでしょう〜」的なコメントが多く見受けられます。

真逆な性質のラバーというのに両方とも僕に合っている?とはどういうことでしょうか???

さっそくアタック8ユーザーの僕がニッタクのモリストSPを入手して、試打してみることに〜!

試打をして真っ先に感じたのは、とにかく飛びます・・・・。そしてコントロールのしやすさ。はじめての使用なのに気持ち良く打てます。

相手の放った強打のドライブも非常にリターンしやすいと同時に、弾いたボールのスピードはアタック8とは比較にならないくらい速いです〜汗。
(限りなく素人卓球に近い僕がやりやすい!と感じるということは、本当にやりやすいんですw)

無論、伊藤選手の卓球レベルとは雲泥の次元のレベルですが
それでも、とにかく打っていて非常に気持ちのよいラバーです。

ブロックやストップはしやすく、それでもって自分からバンバン攻撃を仕掛けたくなってしまう、そんなラバーです。

試打に付き合ってくれた相方に感想も聞いてみることに

ヒラヤマ「結構このモリストSP使いやすかったんだけど、アタック8とこのモリストSPどちらの方が僕に合ってる思います?」

パートナー「確かにモリストSPの方がミスは少ないし、安定して返球しているように感じるけど、、、戻ってきたボールはこちらもアタック8に比べると打ちやすい感じがするな〜」

なんと僕も打ちやすいけど、相手にも打ちやすいボールが返球されているとのこと・・・・汗。
逆にアタック8はモリストSPに比べると僕も打ちにくいのですが、相手にとっても打ちにくいボールが出ているとのことです。

つまり伊藤選手のような天才的プレイヤーは含まずに、僕のような凡人プレイヤーがこのラバーを使うとなるとある程度のラリー戦を視野に入れた展開を考えなければならなそうですね・・・。

ちなみにアタック8で返球したボールはモリストSPと比較してスピードがなく、飛ばないため、相手選手の空振りなどのミスを誘ったり、ナックルや揺れるような変化があるため、強打するのが難しいボールが出たりします。さらに台上で2バウンドするストップなども出しやすいです。

そういった意味で、WEB上で「正反対のラバーで比較のしようがない」という比較書き込みが多いのもうなずけます。

つまりどちらのラバーが良いとか悪いとかではなく、自分が目指したい卓球スタイルが大切ということですね〜。

前陣速攻にて、フォアでもバックでもバンバン攻めたいタイプの人は、モリストSPかなりよいのではと思います。

そして緩急・変化を重視し、相手をペースを崩しつつチャンスにフォアで攻めるタイプの人にはアタック8なのでしょうか。

ちなみに、7枚合板とカーボンの2種類のラケットでそれぞれを試打してみましたが、ミスが少なく安定といった意味では、どちらのラバーも7枚合板の方が安定しておりました。カーボンの方がインパクトした後の鋭さとスピードが増さるといった感じです。毎日練習できる方ならカーボン素材で安定したプレーを実現できるかもしれませんね〜。

しかしながらアタック8ユーザーとしては、アタック8のいやらしさを残しつつ、少しでもモリストSPのようにコントロールができるラバーがあったらいいな〜などとついついないものよがりの欲が出てしまいます・・・。

いつもお世話になっている小川コーチとアームストロングの原田社長にさりげなく相談してみると、そんな夢のようなアタック8の特注版があるというではありませんか〜!

ということで、一部の選手のためにカスタマイズした特注版のアタック8を試打してみることに〜!

次回に続く・・・
>> 特注アタック8 プレミアムテンション

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