年別アーカイブ: 2025

卓球再開〜!

帯状疱疹もだいぶ落ち着き、約1.5ヶ月ぶりに卓球ラケットを握っての練習再開ですー。久々に卓球ができるのは本当に嬉しいです。ついつい思いっきりラケットを振り回してしまいますw。

せっかくの再開ということなので、今回は以前にこのブログでも紹介させていただいたマスターズや東京選手権などでも上位で活躍されている今福 麻奈美さんの卓球スクールに体験にてお邪魔させていただきました。

今福卓球場はご自宅にて個人・少人数の教室、近くの市民体育館にてグループレッスン、そして他のクラブにて卓球のコーチングなどをご夫婦にて行なっているそうです。

今回は、ご自宅の方での体験レッスンに、特別にご夫婦一緒にコーチングしていただくことになりました。僕が到着した時は、ちょうど前のレッスンが終わったばかりで、3名ほどのご婦人たちと入れ替わり。人気のある卓球スクールのようです。ご自宅の1階に卓球スペースがあるのですが、どうしても家の中の卓球スペースとなるとちょっと狭いかな〜などと思ってしまうのですが、予想していた以上に広く驚きました。下がりまくるカットマンにはちょっと狭いかもしれませんが、通常の練習には十二分の広さがです。

このブログをはじめ、今まで国内外いろいろなところで卓球スクールなどを見てきているので、それなりに指導者を見る目は肥えている僕ですが、最初に結論を言うとこの今福卓球場は非常に良い卓球スクールと感じました〜。

今福ママの卓球レベルはかなり高いというのもありますが、今福パパのコーチングは非常に鋭くしかもわかりやすいというのが大きな理由です。世の中には卓球がうまくても、だからと言って指導がうまいかというとそれは別問題です。

特に若い卓球コーチなどは、自分の卓球や試合に夢中で名前は売れていても指導能力が決して高くなかったりします。また経験値が少ないため、自分と異なったスタイルの卓球に対してなかなかうまく指導できないというところもあったりします。(長年、いろいろな卓球スクールを取材して感じている結論のひとつですw)。

今福パパことしんじコーチは、ご自身の息子さんなどにも卓球指導している姿勢があるために、自分の卓球は3の次くらいになっているんですね。なので、今の状態からどのようにすればレベルアップできるかを適切に指導できる視点をもっているんですねー。

今回は1時間という限られた中でご指導をいただいたのですが、まずはフォアからはじまり、バック、ツッツキ、サービスからのオールラウンドといった流れの中で、僕自身の卓球スタイルを見てもらい、フォアに振られた時はこういうことを意識して返球した方がよいですよ〜、レシーブの時はこういうレシーブの仕方を加えた方がよいですよ〜などと、僕の卓球スタイルの変な癖の修正や新しい知識をいろいろとアドバイスしてくれます。しかもそのアドバイスは非常に理にかなっており、わかりやすいです。

他のスクールでは指摘されなかったアドバイスが次から次に出てきます。これを自分のものにできたらレベルアップした自分が目に浮かんできます。気が付けばあっという間に1時間が経っておりました!あーーっもっと学びたいと感じた卓球指導の時間でした。

まなみコーチ「今日はこの後、麻生区の体育館にて、マスターズや東京選手権などに出ている人たちでの練習会があるので、行きましょう!」

なんとこの後、石川県で開催されるマスターズに出場する30〜40歳の選手たちも集っての大会直前の練習試合形式での練習会を今福さんらの主催によって行われるというのです。これは参加しないわけには行きません!(もう下半身はすでにボロボロ状態ですが・苦笑)

ということでご一緒させていただくことに。そして、できることなら、今日学んだことを意識して、皆をギャフン!と言わせたいところです!

そして体験練習からの強化練習会に自分のレベルも考えずに参加させていただきましたー!まずはこのようにレベルの高い20〜40代の方が集っての練習会を開いているというのがすごいです。(自分ひとり60代寸前ですが・・・)

女性が中心の練習会ではありますが、男性陣も参加して女子選手たちの良き練習相手として、大会前の練習会といった空気の中で、見ているだけでもとても役に立ちますね〜。そして、僕はというと誰ひとりから1ゲームも取れませんでしたー!大涙。無論、今日の今日で学んだ教室でのアドバイスなど試す余裕も全くありませんでした・大汗。でも、とても楽しく良い時間をお邪魔させていただきました〜。

僕もバック面には異質ラバーを使用していますが、異質をフォア面で使用していいたり、独特の卓球スタイルをしている方など、異質を使用していた方が多かったのには驚かされました。そして皆、使い方が全然違います。僕もさらに学ばないといけないですね・・・・。

そして今回お世話になったしんじコーチ、まなみコーチ。ありがとうございました。いただいた課題を克服していきたいと思います〜。卓将さんに教わった時以来に、いろいろと学びの多い、体験となりました。ジュニアの方もそうですが、一般・シニアの方でレベルアップをしたい!という方は、本当におすすめのです。僕もまた遊びに行きたいと思いますー!

詳しくはこちらをご覧ください!

今福卓球場
ご自宅の卓球場と体育館にて教室を行なっています。

とりあえずはマスターズに参加される選手の皆さん、頑張ってくださいー!

社会人からの卓球デビュー

ここのところ、厄年なのかギックリ腰からの帯状疱疹とカラダのあちらこちらにガタがきており、現在メンテナンス中にあります・涙。

実は帯状疱疹は人生2回目なんです〜。1回目はなんと17歳の時になりました。(当時、お医者さんもかなり驚いていました)その時は、連日遊び呆けて、完徹後に山小屋へのアルバイトで、リフトの動いていない山のリフト下を数時間山登りし、高熱を発症。そしてそこからの帯状疱疹。当時そんな病気もしらずに、山の上で過ごし、下界にもどってきた頃には背中一面疱疹できていましたー大汗。

まあ、それで帯状疱疹の免疫があるだろうとたかをくくっていたのですが、免疫は30年前後できれるらしく、稀に見る人生2回目の帯状疱疹になってしまいましたー。それでも今回は、もしやと思い、早く病院に行き、まだ発疹が出はじめたばかりの段階で薬を服用したので、発疹はほとんど広がりませんでした。が、神経痛の痛みはそれなりにあり、1ヶ月以上たった今も痛がゆい状態が続いています・・・。

そんな訳で、ここ1.5ヶ月くらいは卓球もせずに大人しくしているのですが、いつも一緒に練習していただいている卓球仲間の試合観戦にはちょこちょこ顔を出しています。

今回、そんな卓球仲間のひとりでかなり前から紹介したい方がいるんです〜。たいていマスターズやクラブ選手権などの大会に出場されている方は、学生時代に卓球をやっていた方や学生時代から強かった方が多いです。社会人になって健康のためにはじめた、興味があってはじめたという方は、市民大会などでは拝見しますが、全国大会などではなかなかお目にかかれません。

今回、試合観戦に出向いた令和7年度東京選手権大会の神奈川県予選大会の会場にて、知り合いの方々が厳しい試合を勝ち残り、代表権をゲットしていましたが、関益男さんという方もハイシックスティーの部にで見事勝ち残りました。(写真右の白髪の方です)

実はこの卓球仲間の関益男さん、30歳半ばに卓球をはじめられた方なんです。ということは30年以上も前になりますが、はじめたばかりの頃の関さんの卓球を知っているので、その成長ぶりと卓球スタイルの変化には驚かされるばかりです。

学生時代から強かった同年代の方々を、社会人になってから始められた方が破るということは非常に少ないと思います。(まあ関さんには50代の僕もなかなか勝てませんし、正直多くを学ばせていただいています・大汗)

関さんは今回の東京選手権予選もそうですが、マスターズ予選も代表になったりしております。社会人になって「こども達と卓球をするためにはじめた」というのが関さんが卓球を始めるきっかけになったそうです。実は関さんは長年にわたり、都内の児童館に勤めていたんです。そして、児童館にてこども達の卓球相手をする機会があり、こども達に負けないようにしないといけないという思いから、卓球をはじめられたそうです。

他の都道府県でも代表になるのは難しいと思いますが、参加者数の多い神奈川からの代表というのは本当に凄いことだと思います。

全国多くのエリアで社会人になってから卓球をスタートした人も多いと思います。そして市民大会などのローカルな大会に出場することを目標に頑張っている人もいると思いますが、ぜひ関さんのように全国大会を目指し、頑張ってもらいたいものです。そう可能性は無限大です!

僕は学生からやってますが、今だに全国大会なるものは観戦でしか行ったことがありませんが・・・涙。マンガのたける君と一緒ですね・苦笑

リストバンドメモ

ラジオを聴きながら仕事をしていると、情報番組の中ちまたではリストバンドメモ的なものが流行っているとのこと。

もうかなり前から流行っているのかもしれませんが、歳を重ねることに世の中の流行にはなかなかついていけないのか、気にしなくなっているのか、リストバンドメモとは何ぞや?とった感じです。

番組での説明を聞いてると、まさにスポーツ選手が手首につけるリストバンドのようなもので、そこに忘れてはいけないことなどなどをメモるための商品とのこと。手首をパッと見るだけで、メモを確認できるため、携帯などのメモ帳アプリのように携帯を取り出し、アプリを開いて、メモ内容を確認するという煩わしさがないため、人気なっているらしい。

昔、うちの娘がボールペンや油性ペンで手の甲ぎっしりに書いていたTO DO的なあれですね・・・。

まてよ、まてよ、これは卓球に使えるでないかー!
平野選手などがゲームとゲームの間に取り出し、プレイの確認のためのノート。あれの代わりになるだろう〜!油性ボールペンで書いても、消しゴムなどで消せるため、何度でも使用可能です。

女性の腕時計のように手首の内側に、自分の注意しなくてはいけない癖、不利の展開の時の修正方法などを簡略的にこのリストバンドメモなるものに書いておけば、タオルを使う時、サービスを出す時に無駄なロスタイムをかけずにチェックできるではないですかー!!!気分はアメフトのクオーターバックがフォーメッションの確認のために着けているリストバンドのようです〜。

ルールブックには特に記載はないようですが、まあグレーゾーンになるのですかね・汗。でも練習中に使うのは問題ないと思うので、自分の欠点、常に意識したいことなどなどをメモ書きしておけば実力アップツールになりますね。(試合や練習前には頭の中に入っていても、いざ試合や練習を開始すると忘れてしまう人多いですよね〜笑)

Amazon、無印良品、LOFT、100円ショップなどで購入できるみたいですが、僕はいろいろと吟味して、LOFTで販売している「WEMO(ウェアラブルメモ)」なる商品をゲットしました。若干重みはありますが気になりません。手首の細い僕でも問題なく使えます。白色が多いですが、卓球で白はNGになりやすいので、色付きのタイプがいいですかねー。

人によっては「強気!」「絶対負けない!」「力ぬけ!」など自分に言い聞かせる一言入れるのもありかもですねー。

厳密なルール上にて試合中に手の使用は可能なのかは王国さんにチェックしてもらいたいですねー。

ギックリ腰とシニアダブルス大会

ここ数年は、1年に1回ギックリ腰になっており、今年は猛暑の中、自宅の螺旋階段のサビ落としのケレン作業とサビ止め塗装の最中にいきなり、ピキン!とギックリ腰になってしまいましたー!娘に塗装の残りを任せ、ほふく前進で自宅のリビングに避難しました・涙。猛暑の中、中腰での作業、水分不足などいろいろと原因はあるのでしょうが、癖になってしまったようです・・・・汗。

約2週間後にはシニアダブルスの大会が控えており、安静にするというよりは、ストレッチなどをして、なるたけ動かすという最近のギックリ腰療法にて、なんとか大会までに卓球ができる状態にもどしましたー!(完治ではありませんが・・・)まあ、シニアの大会となると、僕のようにどこかしら痛めていたり、怪我をしていたりしながらも参加している人は多いのかもしれません。

シングルスなら棄権すればよいのでしょうが、ダブルスや団体など仲間に迷惑をかけてしまう場合は簡単に棄権という訳にはいかないですよね。

試合当日はコルセットをして、参加させていただきました。

今回はシニアダブルスの大会ということで、参加ペアーの合計年齢で90歳以上、120歳以上、140歳以上、150歳以上とクラスがわかれます。僕は今回、90歳以上の部にての参加です。

そして結果はというと
優勝です〜!
(888888888)

無論、ダブルスを組んでくれている相方が上手いというのは大前提なのですが、実はこの大会、ミックスダブルスが午前中にあり、午後から男子・女子それぞれのダブルスが開始されます。ほとんどの参加選手が午前中のミックスから参加している中、僕らペアーは午後からの男子ダブルスのみに参加です。

一般の大会ならまだしも、シニアダブルスの大会では、ミックスから参加してしまうと、午後の試合はややお疲れ気味の状態からのスタートになるんです。以前に、ミックスから参加させていただき、それなりの成績を残させていただいたのですが、午後からの男子ダブルスはもうヘロヘロ・・・といった感じで、動くのも面倒くさいーといった卓球をしたことがありました。なので、今回は男子ダブルスだけの参加とさせてもらいましたー笑。

予想は見事的中!午前中から参加され、ましてや上位に食い込んだ選手ほどヘロヘロになっているのがわかります。

しかしながら、簡単に勝たせてもらえるかというと決してそうではありませんー涙。予選リーグでは勝ったり負けたりの攻防が続き、午後からの参加なのに自分ヘロヘロになってきてしまいましたー大汗。

決勝トーナメントからは、これではいかんとばかりに、自分を奮起させ、集中するために、久しぶりに大声を張り上げながら試合をさせていただきましたー。(正直、張本くんのチョレーより大声だったので、相手選手の皆さんにはこの場をお借りして謝罪いたします・・・・失礼しました)

昔からそうなのですが、声を出した時の方が勝率がよいんですよねー。

準決勝、決勝はどう見ても相手がヘロヘロ状態というのに、激戦でしたが、なんとか無事に勝利の女神が微笑んでくれましたー。(午前中から大会に参加しなくてよかったです〜♩)

そして今回の相模原市での試合、他のところと違って表彰状がもらえるんですー🎵これは僕の中でかなり嬉しいんです〜。

が、そのいただいた表彰状をよく見ると、表彰状の僕の名前が半分欠けてしまっているではないですかー。うーん、相方に頼りきって試合をしての優勝というのが、協会の人たちにばれていたのかもしれません・汗。次回はちゃんと名前を入れてもらえるように、自分もしっかり試合に貢献したいと思います・苦笑。でも皆で楽しく試合できるのは本当にいいですね〜。

 

張本兄妹

多くの卓球ファンならかなり前から感じていたと思いますが、今の日本の卓球は張本兄妹の存在なしでは語れません。

お兄ちゃんは小学生、妹の和美ちゃんはちびちびで、、、といった時もついこの間のように感じるのですが、時間が経つの早いですね。

卓球の技術に関しては二人とも飛び抜けて素晴らしいものをもっておりましたが、それ以上に驚かされるのは「人としての振る舞いの素晴らしさ」です。

強いだけでなく、さまざまな場面での挨拶や礼に多くの卓球ファンも感銘を受けているのではないでしょうか。

張本兄妹

また兄の張本智和選手に関しては、「中国人コーチは中国選手に勝利した後に挨拶にいっても、目すら合わせない。もっとリスペクトして欲しい」「Tリーグのゲームルールを見直して欲しい」、そしてメディカルタイムアウト問題にて妹の美和ちゃんには「もっと自分が強くなれ」など、兄の智和さんはしっかりとした視点のもと、最近いろいろと意見を発しています。そもそもTリーグに関しては観客視点でいろいろと思うところは僕自身もありますが、やはり選手視点でのコメントは非常に重いです。

中国コーチに関してのコメントは、英語にてあっという間にYoutubeなどでそのシーンの動画と共に世界に向けて拡散され、世界の人々の知るところとなりました。

最近は以前のような絶対王者ではない中国卓球にて、相手をリスペクトできないコーチ陣の現状(まあ、共産党へのポーズでもありますが・・・)は今後変化していくのではないでしょうか。

多くの卓球ファンが知っているように張本兄妹のご両親は中国人で、卓球コーチとして日本に招かれた方です。日本で生まれ、日本だけで育った方は感じにくいという部分もあると思いますが、外国にて住むということはそれだけで非常に気をつかいます。(特に島国の日本は・・・汗)

僕自身はアメリカに約5年、フランスに半年ほど住んでいたことがありますが、いろいろとサポートしてもらっているうちは良いのですが、生活に慣れいろいろと意見をしたり、不平不満を言い出すと手のひらを返したように外国人扱いされて叩かれたりします・・・・。(人種差別をはじめ、ちょっとやそっと叩かれても負けないくらいのメンタルはこの時に鍛えられたのかと思います・苦笑)

日本もまた非常に独特な国で、人口密度の高く、プライドも高く、よそ者を受け入れる土壌ができていません。そんな環境の中、ご両親はいろいろと苦労してきたと思います。そういうバックグランドが、人に気を遣うことのできるこども達を育てあげたのではと思っています。

将来強い卓球選手になりたいと思っているこども達、そして学生さんも、張本兄妹を手本に技術的な部分だけでなく、人としての振る舞いも学んだらいいなと思います。

まあ、見た目も生き方もはちゃめちゃな僕が言っても説得力はありませんが、こんな僕でもいつも彼らの卓球外の言動、振る舞いには感銘を受け、いい歳のおやじですが見習いたいと思っています。(卓球は見習えないので・・・苦笑)

まあ、ふたりともまだ若いので、今後、大人になって離婚、不倫、美人局、親権、違法ギャンブルなどさまざまな問題と直面する可能性もあるかもしれませんが、ないことを願いたいですね。(これも僕がいうと説得力ないですね・大汗)

世間がなんと言おうと、多くの卓球ファンは暖かく二人を応援してあげて欲しいです〜。

EUROPE SMASH2025

スウェーデンで開催されたWTTヨーロッパスマッシュのせいで、連日寝不足になった方も多かったのではないでしょうか。
スウェーデンには友人が多くおり、ここ数年内に足を運びたいと思っていたのですが、ここのところ出費がかさみ、懐事情があまりよくないため見送りになってしまいましたが、今回もU-NEXTにて日本人選手達の熱い戦いから、最終日の決勝戦2試合まで楽しませていただきました。

今回のヨーロッパスマッシュを見ていて強く感じたことがあります。

それは選手達の疲労

日本選手もそうですが、中国、韓国、そして他の国の選手達も、プレイの精度が低くなり、いつもならしないようなミスが試合の中でかなりあったのではないでしょうか。まあ、皆同じ条件下といえばそうですが、いろいろと波乱の多い試合が多かったように思います。

今回の大会の様子はスウェーデンでは、国営放送にて放送していたようで、多くの国民が観戦する中での決勝まで残り、そして自国の大会で優勝したモーレゴード。中国の林詩棟選手には申し訳ないですが、終始モーレゴードを応援しておりました〜。シーソーゲームのゲーム展開の中、3ゲームオールでむかえた最後のスマッシュとロビングの攻防は本当に両選手ともとてもすごかったです。日本人の僕がこれほど興奮しているのですから、自国スウェーデン人の人たちはかなり盛り上がったと思います。試合を視聴していた人は強く感じていたと思うのですが、あの中国の応援とスウェーデンの応援がほぼ同じ、いやスウェーデンの応援がまさっていたかもしれません。中国の応援にまさる応援などここしばらく見てなかったような気がします。まあ、最近、卓球がかなり人気になりつつあるスウェーデンで、卓球人口かなり増えるのではないでしょうかーw

いろいろなメディアですでに多く取り上げられているので、ここでは細かいことは割愛させていただきますが、男子ダブルス張本。篠塚選手のベスト4、女子ダブルス張本・大藤選手の準優勝、伊藤・大藤・橋本選手らのベスト8、対中国相手に健闘している姿を毎日朝3〜4時くらいまでカラダを反らせながら観戦・応援しましたw。

その他の日本選手もどう転ぶかわからない試合展開の中での悔しい敗戦が多かったように思います。

そして最近中国に恐れられている、カットマンの橋本帆乃香選手。ぜひ、中国の方には帆乃香選手より、タクシン会長のおじいちゃんの方がもっと恐ろしい存在ということを知っておいてもらいたいですね〜。

WTTのランキングで上位に留まるため、また留まることで出場できる大会があるため、どんなに過酷なスケジュールでも選手達は出来る限り参加の意向示すわけですが、その密なスケジュールにより今回のように選手達の疲労がところどころに見えてくるようになってきたり、また日本の選手だけでなく他国の選手でも経済的な余力がない選手はWTTの大会に実力があっても出られなかったりといった問題もチラリほらりと見えてきます。ぜひぜひ少しづつでも良い方向に改善されたらよいなーと感じてます。WTT頼みますよ〜。

WTTチャンピオンズ&メディカルタイムアウト

横浜で開催された今年唯一の日本での国際大会「WTTチャンピオンズ横浜」。会場となったBUNTAIはかつてフォルクスワーゲンオープン・萩原杯、アジアカップなどの国際大会が開催されていた横浜文化体育館が生まれ変わって建てられたところです。あの頃は自宅や事務所で車で1時間弱の場所なので、スケジュールが合えば、当日会場入りし、当日指定席が簡単に入手できました。しかしながらここ数年は、卓球人気の高まりと、中国からの応援団により、当日券どころか事前予約のチケットすら購入できません・汗。今回はバタバタしており、まあ当日券が買えるようなら行こうかな〜的に考えていたのですが、事前予約サイトですでにチケットは完売、そしてWEB上に「完売の場合、当日券の発売はありません」との記載がホームページにありましたー!涙。

結局、U-NEXTにて試合を観戦することになったのですが、

まずは
ハリーおめでとう!

もう、この一言につきます。WEBではユニフォームを脱いだパフォーマンスを非難する人もいるけれど、以前元中国代表の張継科選手が優勝してユニフォームを破ったパフォーマンスにて非難されていましたが、今回の張本選手の見て、張継科選手の気持ちがなんとなく理解できました。苦難を乗り越え、それだけ嬉しいということですね。でもパンツや下着まで脱がなくてよかったです。

それにしても長年卓球観戦している人は感じていると思うのですが、全体的に日本のトップ選手達のレベルがここ数年でとても成長しているのが目に取るようにわかります。リオオリンピックの時など、水谷選手が中国の馬龍選手から1ゲームとっただけでもう奇跡で、目に涙ためて観戦してました。最終的には2ゲームとりましたが、他国の選手は中国選手からは1ゲームもとれないのが当たり前の時代でした。女子に関していうと、中国選手同士の決勝戦などはもう異次元のラリーでしたね。女子に関していうと結果的には中国選手が上位を占めていますが、やはり内容が全然違います。あの異次元の選手達と互角に戦っている日本選手達が大勢います。(孫選手は例外とします・笑)

張本選手が勝利インタビューで話していた通り、選手の努力あってですが、運営陣やコーチなどの研究・努力なしでは、日本卓球がここまで来れたとは思えません。そういった意味ではやはり張本選手が言っていた「みなさん、おめでとうございます!」が非常に正しいコメントかもしれません(僕は思わず笑ってしまいましたが・笑)

そして今回の大会にて大きな話題となっている「メディカルタイムアウト」。女子準決勝2-2で迎えた最終ゲームにて張本美和選手4-2でリードしている時に早田選手のとったメディカルタイムアウトにコーチングもおこなっている岡コーチがトレーナーとして早田のところに駆け寄ってマッサージをおこなったというものだ。

長年、王国にてルールのコミックを描かせていただいていた僕も、ゲーム終了後の美和選手の涙のインタビューを見るまでは、大きな違和感を感じることなくゲームを観戦していました。

美和選手がコメントを発しなかったら、多少の違和感を感じる人がいても、ITTF、JTTAなど誰一人何も気にしなかったと思います。

これは17歳の女の子により、大人達が気がつかされたというところではないでしょうか。

ルール上厳格にしていない慣例やルールというものはいろいろとあると思う。審判への挨拶、相手選手への握手、ネットやエッジの時への相手選手への簡単な謝意などなど、、、。別にしなくてもルール上は問題ない。そして今回の問題は美和選手の指摘している慣例からおこった「平等性」です。

今回日本人選手同士の対決ということで、ちょっとその背景が見えずらいかもしれませんが、例えば、この試合はお互いにコーチはなしで日本人と中国人が試合をおこないましょうという取り決めで試合をし、試合の最中メディカルタイムアウトの時に中国人コーチがメディカルスタッフとして出てきて、対応をおこない、その後ゲームが逆転して日本人選手が負けたら、あなたはどう感じますか?ということですね。

17歳の涙を2度と見ることのないように慣例の見直し、ルールの見直しなど早急に対応した方がよいですね。美和ちゃん、あっぱれです。

そしてこれに付随して思うことは、早田選手への誹謗などがWEBで目立つこと。彼女としたら、本当に腕や指の痺れを少しでもよくして改善したくという思いのもとメディカルタイムアウトをとったと思うし、大会のメディカルスタッフより自分のコーチ兼トレーナーの方が腕の状態をわかってくれているからリクエストし、それが審判長から許可されたというこで非はないと思います。ここまで騒がれて非があるとしたら、それは許可した審判長の采配かと思います。

次戦となった準々決勝の陳幸同戦にて残念ながら早田選手が負けてしまいましたが、「美和ちゃんなら勝っていた」「全力で中国選手応援しました」などのコメントがあるのを知ると、なんか心の狭い日本人多いな〜と悲しくなってしまいます。

女子決勝戦で多くの中国ファンが孫穎莎選手の応援をし、同じ中国人なのにアウェーの中で戦っているような陳幸同選手。表彰の時もその延長に感じましたが、なんかコメントしている方達は同等レベルに感じてしまいます。日本の卓球ファンならあのような中国の卓球ファンのようになってもらいたくはないですね〜。もっと心広くもちましょうよ。

マスターズ予選

連日暑い日が続いていますが、正直日中の都内を歩くのはかなりしんどいです。
そんな暑さ続く中、この11月に石川県にて開催される卓球マスターズの予選が全国で始まりつつあります。

現状の住まいのある神奈川県でも先日卓球のマスターズ予選が行われました。年に1度の全国への登竜門のこの大会は、僕にとってとてもとても楽しみな予選会です。

去年は3回戦で敗れてしまいましたが、50代最後となる今年はなんとか4回戦まで進むことを目標に、毎回試合前日のぶっつけ練習という大会への姿勢を改め、仕事時間を調整し、大会の1週間前からチームメイトにお願いし、過去ないくらい練習時間をとりましたー。(実力ないくせに、どれだけ普段練習していないんだー!大汗)

そして裏面は粒高から、アタック8にもどすと同時に、変化より安定性の高いL粒を使い、少しでもミスを減らすという対策をとることに。

これで負けたら仕方ないという状態で当日試合に挑みましたー!

そして試合はというと

なんと1回戦負けでしたー!・大涙

過去1度もこの予選会では1回戦での敗退はなかったのですが、これがスポーツの世界ですね〜汗。

実は今年は1回戦から実業団の選手とあたるという組み合わせ。トップ選手などもそうですが、どこで誰と対戦するのかというのが僕のような軟弱選手には大きく響きます。今までが運が良かったんですね〜。

ちなみに今回は、仮に相手選手が試合中に熱中症で倒れ試合を放棄し、2回戦へと進んだとしても、次はシードの選手とあたるというところに入っていました。組み合わせ表を見た瞬間に、目標の4回戦など夢のまた夢でした・大汗。

とはいえ、やはりスポーツですから、何が起こるかわかりません。僕自身も試合の結果は負けてしまいましたが、最後の最後まであきらめずに戦いましたし、負けても爽やかな気分でしたー。

試合の方は1回戦でさっさと終わってしまいましたが、予選会の方は最後まで試合観戦をして楽しみました。一緒にダブルスを組んでいただいている仲間や知り合いなどが次々と代表を決め、いつの日か、自分も代表になれたらな〜などの思いもちょっと出てきました・笑。

それにしてもこの神奈川は参加者も多いけど、強い人も多すぎ!こうなったら来年は2週間前から練習はじめますー!

USスマッシュ2025と区民大会

アメリカはラスベガスにてUSスマッシュが開催しており、張本選手、田中選手、伊藤選手、そして橋本選手など日本選手達が熱い戦いを見せてくれています。

いやー、Youtubeにてハラハラドキドキの試合展開に、ラスベガスに飛んでいきたい気分です。それにしても今大会から導入された様々なサービスの変更にて、試合の流れが変わってしまったりと、なんとも言えないところもありますね・汗。

そして、そんな熱い戦いの中、地元横浜では個人戦の区民大会が開催され、1年ぶりに大会に参加させていただきました。

Youtubeで日本選手達の熱い戦いを見てしまうと、ついつい同じようなプレーをと、ついつい力が入ってしまいますが、どんなに頑張っても足元にも及びませんね。

実は現在、いつも練習をさせてもらっている地元の小学校の体育館が7月・8月の2ヶ月間改修工事を行なっているため、2週間近くラケットに触れていない状態での参加です。

まあ、練習していようがしていまいが、悲しいことにいつも卓球の感覚はあまり変わらないという悲しい現実があるため、それなりに頑張れるだろうー!と気合だけは十二分に試合に参加させていただきました。

今回は日本ではなかなか着る機会のないインドネシアのジャカルタのクラブチームのユニフォームにて大会に挑みました!

今までは練習をしなくても、まあケアレスミスはそれなりにあっても、さほど実力的には変化はないと思っていたのですが、60近くになると、しっかり練習しないとカラダが動かない!ということを身をもって感じましたー!

前後の動きは問題外で、左右のフットワークが「あれ?」っと自分で感じるくらい鈍いです。それでもいざ試合が始まると、無理をしてでも動いてしまう自分がいます。しかしそれを継続すると確実に怪我へとつながってしまいます。

やはり試合に出場するなら、コンスタントに練習をして、下半身を動かす癖と筋力を保たないとダメですね。

試合の方は、もうダメダメです。まあ、いつものように自分がどうのこうのというより、相手が皆僕以上の実力でバコバコと決めるといった試合展開でしたね〜。

50歳後半以上の方は、しっかりと定期的に練習してから試合に参加した方がいいですねー、きっと・苦笑。

今年は中国のスーパーリーグも楽しみです!

先日終了したWTTスターコンテンダー・リュブリャナ、中国選手を次々と破り、見事長崎美柚選手が優勝。決勝の相手は木原選手との日本人対決。ここのところ大藤選手をはじめとした若手女子達の飛躍がすごかったので、今回の長崎、木原選手達の活躍、そして試合内容は改めて日本女子の層の厚さを感じさせてくれましたね〜。

そんな中、ちょっと自分自身の見直しをはかっている平野美宇選手。ゆっくりやすんでいるのかな〜と思いきや、他の日本人選手達より一足先に、今シーズンの新しい活躍の場となる中国のスーパーリーグに出場していました!!!

最初のダブルスはちょっと緊張している感がかなり強くありましたが、ダブルス、シングルスともにチームメイトの蒯曼(クアイマン)選手、孫選手らと戦っておりました。

えっまだ見ていないという方は、Youtubeの卓球「PingSundayEmRatThich」にて配信していますので、ぜひご覧ください。

かなり前の動画になりますが、王国でも紹介されていた中国男子チーム(樊振東、許シン、馬龍)VS中国女子チーム(陳夢、孫穎莎、劉詩雯)の動画などもあります。女子選手に2ポイントのハンディーをあたえ、6-8からスタートするエキシビジョンマッチなのですが、かなり面白い動画です。ベンチに男女それぞれの大勢のスーパーリーグのトップ選手達や、私が個人的に好きな王楠元中国代表の姿もありました〜。

こちらの動画のリンク先もアップさせていただきますねー

https://youtu.be/nTA5WFjNQtQ?si=uK5IRpvQ1JQLd9DV

今シーズンは日本からスーパーリーグに出向く日本選手達の活躍がとても気になりますね。木下グループに感謝です!!1

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