スウェーデンで開催されたWTTヨーロッパスマッシュのせいで、連日寝不足になった方も多かったのではないでしょうか。
スウェーデンには友人が多くおり、ここ数年内に足を運びたいと思っていたのですが、ここのところ出費がかさみ、懐事情があまりよくないため見送りになってしまいましたが、今回もU-NEXTにて日本人選手達の熱い戦いから、最終日の決勝戦2試合まで楽しませていただきました。
今回のヨーロッパスマッシュを見ていて強く感じたことがあります。
それは選手達の疲労。
日本選手もそうですが、中国、韓国、そして他の国の選手達も、プレイの精度が低くなり、いつもならしないようなミスが試合の中でかなりあったのではないでしょうか。まあ、皆同じ条件下といえばそうですが、いろいろと波乱の多い試合が多かったように思います。
今回の大会の様子はスウェーデンでは、国営放送にて放送していたようで、多くの国民が観戦する中での決勝まで残り、そして自国の大会で優勝したモーレゴード。中国の林詩棟選手には申し訳ないですが、終始モーレゴードを応援しておりました〜。シーソーゲームのゲーム展開の中、3ゲームオールでむかえた最後のスマッシュとロビングの攻防は本当に両選手ともとてもすごかったです。日本人の僕がこれほど興奮しているのですから、自国スウェーデン人の人たちはかなり盛り上がったと思います。試合を視聴していた人は強く感じていたと思うのですが、あの中国の応援とスウェーデンの応援がほぼ同じ、いやスウェーデンの応援がまさっていたかもしれません。中国の応援にまさる応援などここしばらく見てなかったような気がします。まあ、最近、卓球がかなり人気になりつつあるスウェーデンで、卓球人口かなり増えるのではないでしょうかーw
いろいろなメディアですでに多く取り上げられているので、ここでは細かいことは割愛させていただきますが、男子ダブルス張本。篠塚選手のベスト4、女子ダブルス張本・大藤選手の準優勝、伊藤・大藤・橋本選手らのベスト8、対中国相手に健闘している姿を毎日朝3〜4時くらいまでカラダを反らせながら観戦・応援しましたw。
その他の日本選手もどう転ぶかわからない試合展開の中での悔しい敗戦が多かったように思います。
そして最近中国に恐れられている、カットマンの橋本帆乃香選手。ぜひ、中国の方には帆乃香選手より、タクシン会長のおじいちゃんの方がもっと恐ろしい存在ということを知っておいてもらいたいですね〜。
WTTのランキングで上位に留まるため、また留まることで出場できる大会があるため、どんなに過酷なスケジュールでも選手達は出来る限り参加の意向示すわけですが、その密なスケジュールにより今回のように選手達の疲労がところどころに見えてくるようになってきたり、また日本の選手だけでなく他国の選手でも経済的な余力がない選手はWTTの大会に実力があっても出られなかったりといった問題もチラリほらりと見えてきます。ぜひぜひ少しづつでも良い方向に改善されたらよいなーと感じてます。WTT頼みますよ〜。