先日のクラブ選手権大会の神奈川県予選にてのお話ですが、対戦したチームの中に日本人の中にひとりインドの選手が参加していました。
彼の名前はHIRAさん。以前にインドの卓球事情の取材でニューデリーに足を運んだ時に、インドの卓球レベルが伸びているなーなどと感じておりましたが、HIRAさんの試合を見ていると50代以上の部なのですが、ミスは少なく、力強いバックハンドで、とても強いです!
もしかして、インドで知り合った当時ナショナルチーム女子およびジュニアチームなどのコーチをしていたサンディープさんをしっているのではないかと思い、声をかけてみました。
HIRAさん「サンディープ!知ってるよ!」
やはり、知っておりました。過去ブログよりチームが練習していたスクールの写真などを見せると
HIRAさん「おー、HANSRAJ MODEL SCHOOLじゃないですか!僕もここでよく練習してました」
やはり、そうでしたか。インドではプロリーグなどもあり、卓球の底上げを頑張っていますが、やはりそれなりの卓球レベルとなるとそれなりに少なくなるし、きっとお互いに顔を知っているし、練習する場所も限られてくるのではないでしょうか。
そして後日、HIRAさんと一緒に卓球練習をすることに。
HIRAさんに誘われて向かった場所は、川崎市の総合施設かルッツかわさき。HIRAさんはこの施設近くのインターナショナルスクールにて先生をしており、この施設にて毎日卓球の練習をしているとのこと。ミスが少なく、安定したプレーができるのも、毎日の練習の成果ですね。強さに安定性が加われば無敵です!
HIRAさん「ヒラヤマさん、どのくらい練習しているの?」
ヒラヤマ「えーー、月に2〜4回くらいですかね・・・」
HIRAさん「えーーーそんなに少ないの!ダメですね!」
いやいや、確かに少ないですが、仕事とかのことを考えると、大抵の50代卓球人はこんなものじゃないでしょうか・汗。
毎日練習しているHIRAさんが異常なんです〜・大汗。
ヒラヤマ「実は今日も、最後にHIRAさんに大会会場にて会って以来の卓球なんです〜」
HIRAさん「えーーー、そんなに練習していないの?それじゃ話にならないね〜」
といった流れの中で、練習および練習試合をおこないましたー!
まあ、僕ぐらいの年齢は練習してる量の頻度で変わるのは、ちょっとしたケアレスミス(まあ、これは大きいのですが)、そしてフットワークと体力。もっている卓球能力は練習したからといって、いきなりレベルアップはしません・・・苦笑。
まして僕の場合は左利きで、バック面にアタック8の半粒なので、練習していないとはいえ相手はかなりやりずらいと思います。
そしてしばしの練習を終え、練習試合スタート!
練習試合とはいえ、これは日本とインドの対戦です。最近は日本のトップレベルもインド選手を相手に結構苦労していることも多いので、ここは僕がバシッと手本を見せなければいけないです。さらに本日のウェアは僕の大好きなインドの神様ガネーシャ!ガネーシャが味方につけば負けるはずありません!
という姿勢でいどんだものの、4ゲームしてほぼ全敗!です・・・汗。
HIRAさん「僕の周りは左利きの人が多くて、左利きのプレイヤー大好きなんです!」
そうかー!そういうことか!っとショックを隠せませんでした・涙。
HIRAさん「僕は利き腕の肩と肘を痛めているので、フォア側がダメなんだよね。なので腕を痛めてからは、バックハンドを中心に卓球するようになりました」
なるほど、そうなのかー!そういえばバックはすごいパワフルで安定しているけど、フォア側はあまり思いっきり打ってきません。それなら、フォア側を中心に組み立てれば勝機があるかもしれませんっと、ここからもう1ゲームすることに。
ヒラヤマ「じゃあ、ウオームアップも終了したので今から本気でやりましょう!」
HIRAさん「OK ! No Problem !!」
そしてここから本気の試合が始まります!
腕を痛めてパワフルなフォアを打たないHIRAさんのフォアサイドを適当に狙いつつの試合を目指していたのですが、フォアに振っても回り込んでのバックハンドを打ち込んでくるではありませんかー大涙。そしてさらには僕の方は連発してのサービスミス(本気モードなのですが・・・・・)
日本対インドの直接対決は、インド快勝という結果に終わりました。
HIRAさん「ヒラヤマさん、サービス全然入りませんねー。練習してください!」
本当にごもっともです。返す言葉はありません。
HIRAさんはあちらこちらの大会に出場し、年代別で輝かしい成績をおさめているそうで、前回出会った時のクラブ選手権予選も決勝トーナメントで優勝し、全国大会へのキップを手に入れておりましたー!HIRAさん、そして梅屋敷卓球クラブのチームのみなさん、全国大会頑張ってくださいねーー!
そして僕は、まずはサービス練習ですね・・・苦笑。