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サイバーシェイプとアタック8 大検証!2

今話題のSTIGAから出ているサイバーシェイプを約2週間に渡って、検証した感想をお伝えしたいと思います〜。

スィートスポットが広い、打ちやすいなどの良い話を聞きつつも、自分には合わない、使うのを辞めたという声もちらりほらりと聞きます。定価3万円(実売2万円前半)というラケットだけに、万一自分に合わなかった時のことを考えると簡単に手を出すこともできません。(まあ、メルカリがあるか!w)

とりあえず、実際に使用している人からラケットを借りて打ってみたりもしたものの、実際に自分が使用しているラバーで打たないと、正直あまりピンっときません・・・。

ということで、今回サイバーシェイプカーボンに自分のラバー環境と同じ状態にして検証をしてみることに〜!つまりラケットは最新の8角形デザインに、時代錯誤と言われる1枚ラバーをバック面に貼っての検証です!(1枚ラバーでサイバーシェイプカーボン検証なんて他にはあまりないから、異質ラバーを使っている人にも価値あるレビューかもしれませんw)ちなみに、表面にはテンション系の裏ソフト(Vega TourとVictas VENTUS Stiff)を装着です。

まあ、サイバーシェイプカーボンはかなり前から気にはなっていたのですが、今回検証に踏み切った理由は卓球王国別冊「卓球グッズ2022」の特集記事!その中でSTIGAの塩野さんのインタビュー記事にて「表ソフトにもすごく合う」「ミート打ちやりやすい」という内容が書かれていたことですね〜。さらにいろいろとサイバーシェイプカーボンについて書かれていますが、ぜひそれは「卓球グッズ2022」を購入してじっくり読んでください!(オールカラーでこのページ数で税込900円は通常あり得ない安さです・・・)

ということで、手元にきたサイバーシェイプカーボンですが、僕の想像していた大きさより意外とコンパクトで驚きです!

今回の検証は

・表ソフト、1枚(OX)のラバーとサイバーシェイプカーボンの相性
・初級・中級にも使いこなせるラケットなのか?
・クリエイター的サイバーシェイプカーボンのまとめ

の3つを中心にお届けしたいと思います。

まずはサイバーシェイプカーボンの打球感をお伝えするために、7枚合板、カーボン、特殊素材(ファイバー)、そおしてサイバーシェイプカーボンの4種類のラケットのバック面にアタック8の1枚ラバーを貼り、試打して見ることに〜。

■7枚合版
返球は、安定しているものの、スピード感は他のものよりない。そのため、あまい返球をしてしまうと次に強打されやすくなってしまう。台上で簡単に2バウンドさせたりなどの短い返球にも長けている。


■カーボン
飛びすぎるため、返球は一番不安定。しっかりとした面を作る必要がある。ただ一番スピード感があり、攻撃的な展開はしやすい。


■特殊素材(ファイバー)
アタック8を意識して作られたかのような安定感があり、適度なスピード感もあるため攻守に渡って色々なことがしやすい。台上で2バウンドさせたりなどの短い返球にも長けている。


■サイバーシェイプカーボン
カーボンのため弾んでしまうのだが、ボールの軌道が他のものと比較して低く、台上にしっかり収まってくれる。カーボンなのでスピード感はありつつも、一番安定していた特殊素材同等に安定して扱える。(ラリーをしていてミスがダントツで少なかったです!)


これはまさにサイバーシェイプによるスイートエリアの広さのせいではないかと思います。この素材がカーボンでなく、合板やファイバーなどの特殊素材だったら、もっとすごいのだと思います〜。

僕もそうですが、バックが苦手としていた人にはこの広いスイートエリアはかなりありがたいです。80年代、日本でテニスが流行った時に、スイートエリアが広いデカラケットが流行りましたが、まさにそんな感じです。ミスが少なくなると卓球がもっともっと楽しくなります!

例えば、モリストSPのように攻撃的に表ソフトを使いたいという方には、球離れと弾く感覚がよいため、他の表ソフトを使ってもら従来のラケットより攻撃的な使い方ができる感じがします。(検証ではアタック8 L粒43度を使用しました)

アンチでの検証はしていませんが、OXや表ソフトの使用感をみると、結構低い弾道でよい感じのプレーができるのではと思います。


◆異質ラバーとの相性のまとめ
結果、サイバーカーボンとアタック8のOXを中心とした異質ラバーは非常に使いやすいです。僕のようにまだまだ表ソフト、OX初心者にはスイートスポットの広さでミスをカバーできるという感じがとても強かったです。(試合、練習中の凡ミスがかなり減りました)

ラバーウォーマー

かなり前から気になっていたアイテムの中に冬季にラバーを温めてくれるラバーウォーマーなるものがある。

そうDONICから出ているまさにあれだ!

以前に卓球王国でも取り上げていたことがあります。
(過去記事はこちらです)

実は、僕がよく顔を出しているチームの練習場所は小学校の体育館を利用させてもらっているため、冷暖房の設備はなく、夏はくそ暑く、冬はクソ寒いのだ〜!

ひどい時はいくら練習しても、指のかじかみが取れず、ろくにサービスもできなかったり、相手の強打が指にあたった時などはかなり痛い!!

そんな状況下では、当然ラケットのラバーもカチカチなのは言うまでもない。
ただでさえ、上手くないのに輪をかけてサービスは切れないし、ドライブはかからない。

もしこのDONICのラバーウォーマーがあれば、通常に近い状態でサービスが切れたり、ドライブがかかったりするのであろう・・・・。

しかもデザインもおしゃれで、カッコいい。使い勝手も良さそうです。

しかし、値段が決して安くない!

僕の場合は片面は異質ラバーなので片面ですむが
通常両面分の購入を考えると2万円は下らない・・・。

確実に家族会議で却下されます…。

いろいろとWEBを見ていると、代替えの商品を考えている卓球愛好家おりますね・苦笑。そう、DONICのウォーマーのようなカッコ良さは全くないけれど、代替え品として、USBで使用する足を入れるウォーマー、ヒーターパッド、電熱マフラーなどなど使えそうなものがいっぱいあります。

これはちょっと試してみたい!っと、万一卓球で使えなくても私生活で使用できればと、今回2000円弱の電熱マフラーを購入してみました〜!

早速、冷たいラケットをこのマフラーに包み、限りなく氷点下0度に近い練習場である体育館に突撃です!

事務所から車で15分の道のりを電熱マフラーに包んでいたのですが、体育館の中でもラバー表面はホクホクっと暖かいです。さらには柔らかいです!これは期待できそうです!

早速、ドライブの掛け合いをしてみたところ、相手の球より気持ちよくドライブの回転がかかっているのがわかります〜。

おー、使えるではないですか!!

さらにはサービスもいつもより切れます。クリエイターの下手レベルだからかもしれませんが、余計にその違いがわかります・苦笑。

しかしながら、その寒さの状況によると思いますが、やはり10分くらいでそれなりに冷えてきてしまいます・涙。DONICのラバーウォーマーを使用したことがないので比較はできませんが、きっと同じような感じなのではないかな〜と勝手に想像しています。

練習を休んでいる間に再びウォーマーに包み、再び温め、次の10分のスタートダッシュには機能発揮してくれます。

見てくれ的にはかなりダサダサですが、僕と同じように家族会議でDONICのウォーマー購入を却下されそうな方はぜひ一度お試しください〜w

一枚ラバー卓球生活 その2

ボロボロの状態で、不安を抱えての大会出場ほど悲しいものはないですね。

一枚ラバーに変更し、軽くなったラケットが災いとなり、攻撃の要となるフォア側の調子が今ひとつ上がりません。

しかも今日の大会は団体戦。同じチームの卓球仲間からブーイングを受けることが試合前から予測できます!苦笑。

今回の大会は、コロナ禍のルールということもあり、リーグ戦で勝っても負けても昇格降格なし、2ゲーム先取の3ゲームマッチ、そしてダブルスなしのオールシングル。大会という名の、他の卓球クラブとの練習試合感覚です(と、思っているのは僕だけだったりして・汗)

とりあえず、ラケットが軽くなってタイミングがおかしくなっているのであれば、ラケットを重くすれば良い!とばかりに事前購入したバランサーを使い少しでも改善をはかります。

ほとんどぶっつけ本番でのバランサーの使用ですが、まあ男は度胸です。
ラケットが15gほど軽くなっているなら、バランサーを10gほどラケットに貼り付け、ラケットの重さ改善を図ります。

ただでさえ、底辺卓球というのに、これで改善できなかったら今日一日は練習大会とはいえ、地獄です。

そしてこの練習大会での内容はというと

まさに地獄でした〜!号泣

バック面のアタック8M粒OXにてこしらえたチャンスボールをことごとくフォア面の強打ミス。バランサーを10枚無謀に貼ったせいか、ラケットの重心そのものも変わってしまったようで、いつもの感覚で打ったボールがラケットのホットスポットでうまくミートできません。非常に嫌な感覚が手に残ります・・・・。

いつもなら入るボールもオーバーしたり、ネットしたりと、思うように決まりません・・・。しかも強打するのが怖く、繋いだ球は逆に強打で打ちかさえるサンドバック状態〜涙。

心もカラダもボコボコです・・・。

でも今日は練習大会。こうなったら勝敗を気にせず、思いっきり自分のやれる卓球に切り替え楽しむことに〜。

チームはそこそこ良かった中で、ひとり足を引っ張る結果となりましたが(まあ、いつもと変わりがないといえば、それまでです・・・苦笑)

チームメイトには申し訳なかったのですが、一枚ラバーデビュー戦としては、勝敗は別にして、楽しませていただきました〜!(ここが大切w)

今後の時代逆行のラバー展開にそうご期待!
卓将コーチは海外遠征のため不在で、コーチング受けれないので、皆さんからのアドバイスはウィエルカムです〜!w

アタック8 OX検証 その2

以前に「アタック8を使うなら、やっぱりM粒でしょう!」と王国編集部の方から助言をいただいた過去があります。アタック8のM粒は本当にいやらしい変化を生み出し、それを自分のものにできたなら怖いものなしです!

ということでアタック8の表ソフトを使ってから最初の頃は、一生懸命M粒を使って練習してきましたが、やはり社会人、練習時間がそんなに取れません・涙。たまに決まるアタック8のいやらしいまでの攻撃での得点より、自らのミスでの失点が多く、コントロール重視のL粒に変更し、今までに至っています。

そして今回、アタック8のM粒は一枚ラバーではどうなのか、改めて比較検証してみたいと思います〜。

と、書きつつきも、L粒よりM粒の方が変化が大きくというのは打たなくてもわかります・・・・・。

そんな固定観念を持ちつつ、アタック8の一枚ラバー(OX)のL粒とM粒を比較検証!とにかく様々な球を打って、打って打ちまくりました!!!

やはり、打つ前に予想していた通り、アタック8のM粒はL粒より、変化系の球が出やすいです。スポンジがないせいか、その変化がクリエイターレベルでもよくわかります。

そしてL粒に輪をかけて、球が飛びません・・・汗。
(あ〜、どんどん飛ばない卓球になっていく・・・・)

しかし意外な発見がありました!
(やはり、検証って大事だな〜涙)

なんと皆さん、表ソフトではその制御に苦しんだM粒が、一枚ラバーではそんなに制御困難ではありません!!!

これは大発見です!

ただ、L粒よりさらにきることができません・・・・・。アタック8のM粒で打った後にコバルトX-1を打ってみると、表ソフトのようにこちらからもガンガンきることができます。

でも、このアタック8 M粒の変化は超魅力です!!!

表ソフトの時にアタック8のM粒に断念した方も、ヒラヤマユウジに騙されたと思って再挑戦したらいいと思いますよ〜。
(クリエイターレベルの卓球選手でも、これはイケる!と感じていますw)

逆にアタック8のL粒の選択は、変化はかなりなくなりますが、安定性は向上します。でもアタック8のどちらかを使うなら、M粒推しでしょうか。

ちょっとこの変化楽しすぎます!!
しばしこのアタック8 M粒OX生活を続けてみたいと思います〜。

アタック8 OX検証 その1

今後、もっと動けなくなる時に回り込まずに、一枚ラバーで突き刺すようなナックルバックはかなりの武器になるのが想像できます。このままコバルトを使い続けるのもありなのですが、やはり今まで長年に渡って色々な種類のアタック8を使い続けてきたヒラヤマにとっては、アタック8の一枚ラバー(OX)を使わない訳にはいきません。

単純に頭の中で考えると、通常の一枚ラバーよりもアタック8が生み出す打球は、さらにいやらしいのではないかと期待です。

ということで、今回は一枚ラバーのコバルトX-1(OX)とアタック8 L粒(OX)を比較検証してみたいと思います〜。

表ソフトから1枚ラバーに張り替え、初めて使用した時は「うわ〜、全然飛ばない・・・大汗」と感じましたが、アタック8のOX(一枚ラバー)は、さらに飛びません・・・。それぞれのラバーを2本の同じラケットに貼り、基本的な打ち方やオールランドを数時間おこなってみたところ

●弾道
コバルトの方が直線的な弾道で、コバルトと比較するとアタック8はゆるい弧を描くような弾道に感じます。

●球離れ
さほど変わらないような気もしますが、コバルトの方が球離れが早いです。

●ナックル
コバルトは1.4mm、アタック8は1.2mmでコバルトの方が0.2mm粒は高いのですが、ナックルをはじめ、変化はアタック8の方が出しやすいです。

●粒の大きさ
アタック8L粒よりコバルトX-1の方が粒は小さく、高いのですが、変化はアタック8の方が強い感じです。

●スピード
打ち方にもよるかもしれませんが、コバルトの方がスピード感を感じます(球離れの速さも影響していますね)

●弾み
コバルトの方が弾みます。これはどのような組み立てをしたいかによりますが、台上で2バウンド、3バウンドといった球はアタック8の方が出しやすいですね。

●攻撃のしやすさ
これも好みによるかもしれませんが、単にスピードで押し込むような展開なら、コバルト。スピードや飛距離は若干落ちるものの、変化を混ぜたりするならアタック8ですね。

●ブロック
これはアタック8の方が短く止まり、強打のブロックもしやすく感じます。

●カット
基本一枚ラバーはきれにくく、ナックルと言われていますが、コバルトきれますw。特に下回転より横下回転とかの方が切りやすいと思います。(クリエイターのワンポイント:コツとしては、なるたけ引きつけてボールが当たる瞬間に手首に力を入れてクッッと切ります!って、テキストだと伝わらないですねw)コバルトが10としたらアタック8は5ぐらいの切れ味といった感じです。

●安定性
どっちもどっちですが、やはりコバルトですかね・・・。

という検証結果になりました。(あくまでもクリエイター視点ではありますが、様々な異質ラバーの検証を初めて早6年。検証にはちょっと自信が出てきました・笑)

1枚ラバーの球離れによるスピード展開で一枚ラバーらしく攻めるならコバルト。スピードが若干落ちても変化・ナックルを重視するならアタック8ですね。

どういう卓球スタイルをしたいか、どういう組み立てをしたいかによって選択が決まりそうですね〜。

初めての一枚ラバー(OX) その2

初めての1枚ラバー、ちょっと打ってみた感想は、「前陣には使いやすい」という感じです。

今まで裏面に表ソフトを使用していたので、感覚的にはさほど難しくないのですが、表ソフトと比較するととにかく飛ばないのですが、その分、相手の強打に対して今までの表ソフトだと飛んでいってしまったりしたボールが、良い感じで相手の台の中に返球できる感じです。

実際にはスピードはないのかもしれませんが、とにかく球離れが早いためスピード感や差し込むようなナックルが出しやすいです〜。またとにかくメチャクチャ軽い!(これはとても大事な要素かもしれません・・・)

今更、一枚ラバー・・・?
時代逆行じゃないの?
表ソフトの方が、最近は結構攻めてたし合ってるんじゃないの?

一枚ラバーの検証をはじめてから、いろいろな方から助言やアドバイスをいただきます。そしてそのほとんどが表ソフトの時の方がよかった気がするといった声なのですが、当の本人はというと一枚ラバーの方が勝てる気がしますw。

とにかくちょっと真面目に一枚ラバーを使ってみようということで、改めてちゃんとラケットサイズ合わせてYASAKAの一枚ラバー「コバルト」を導入。

ラバー云々もですが、このコバルトのパッケージデザイン、やばいです。お洒落です。レトロ感満載です。これを見て、昭和を感じる人は少なくないのではないでしょうか。このパッケージデザイナーは、アールヌーボのデザインを多少意識されたのではないでしょうか〜。本当、素敵です。

と、パッケージの話はほどほどに一枚ラバーの検証です。

新しく張り替えた一枚ラバーのコバルト(X-1)。このラバーについて調べてみると、コバルトは一枚ラバーの中でも、このラバーは飛ぶそうです・・・・汗。そうですか、、、一般的な一枚ラバーはもっと飛ばないんですね・・・・大汗。

とりあえず、表ソフトと1枚ラバー(OX)を打って比較してみると

その一番の理由は表ソフトの時より、安心して攻撃できる!です。
(一枚ラバーなのですが・・・・)

もともとバックハンドのセンスがないといえばそれまでなのですが、どうしてもバックハンドで攻撃するとフォア側よりかなりの確率でミスをしてしまいます。そのため、競り合った試合ではなかなかバックハンドでは勝負できず、動いてでもフォアで打つというパターンが多かったのですが、一枚ラバーだとコントロールしやすいのか今まで以上に積極的に攻めていける感じがします。(ただし、打撃力は表ソフトよりないです〜涙)

次は相手の強打に対する返球率の高さでしょうか・・・。
裏ソフトから表ソフトに変えた時にもこの感覚を感じたのですが、それでも前陣ではなかなか抑えきれない強打があったり、打ち返しても飛んでいってしまったりといったことが少なくないのですが、一枚ラバーだと元々飛ばないため、非常に良い感じでミート打ちにて打ち返せます。

その他、まとめてみると・・・

●球足の速さ
やはり一枚ラバーの球離れの速さが、ワンテンポ早い返球を可能にするというのは前陣速攻の選手にとってはありがたいですね〜。差し込むような攻撃が、表ソフトよりやりやすいです。

●軽さ
当たり前ですが、スポンジがないためラケットがメチャクチャ軽くなります。軽すぎます・・・汗。そのため、フォアバックの切り替えがとてもスピーディーにできます。またラケットが軽すぎてブンブン振り回してしまったり、相手の強力な打球におされてしまう可能性が・・・。その場合、反対面のラバーのスポンジを厚くしてパワフルな卓球を目指したり、バランサーなどでラケットの重さを調整したりと、自分の卓球スタイルに合わせての選択肢が広がりそうです。このメリットは大きいですね〜

●ブロック
ブロックはやりやすいですね。表ソフトより飛ばないので、台上2バウンドの球が出やすいです〜。

●回転
1枚ラバーの返球はほぼナックルと言われがちですが、このコバルトで打ってみると、強力なドライブは無理ですが、相手の下回転などのサービスを下回転や、横下回転での返球はなんなくできます。(コツとしてはインパクトの瞬間にグッとラケットに力を入れて手首を入れる(ちょっと動かす)感じです・・・・って、テキストで表現するの限界ありますね・苦笑)

ただし、大きなデメリットとしては、単純に返球すると、ナックルとはいえ、相手にとってはチャンスボールとなる棒球が出てしまいます。それはまさにサンドバッグ状態。なので、そうならないように緩急をつけたり、攻めたり、ブロックしたりと相手選手を戸惑わせる組み立てが要でしょうか〜。

人間の感覚というのは実に不思議なもので、慣れてくると1枚ラバーは飛ばないな〜とスタートしたくせに、良い感じで返球できるように・・・。逆に表ソフトが飛びすぎる!!と感じてしまうから不思議です。

裏面表ソフトを使用していて、ガンガン攻撃したいけど、なかなかうまく攻撃できない、ミスが多いなどで悩んでいる人は、試しに一度一枚ラバー(OX)を使ってみるのは良いかもしれません。面で打つ感覚やタイミングがとてもわかりやすいです。(慣れてきたら、また表ソフトに戻すっといった練習方法もあるみたいですね)

僕はというと、約6年間の表ソフト生活に終止符を打って、しばし1枚ラバーを使った卓球スタイルを追求してみようかと思います〜。

初めての一枚ラバー(OX) その1

シェイクの裏面を表ソフトに変えてから、早6年。

アタック8を中心にいろいろな表ソフトを試し、そしていろいろな方に指導していただき、裏ソフトにはない楽しみがありました。

最近では大会などでも表ソフトでバックハンドの攻撃が少しずつできるようになり、さらに卓球が楽しくなってきておりました。

そんな最中、一緒に練習をさせていただいている卓球仲間の柴崎さんという方に「ヒラヤマさんの卓球なら一枚ラバーとか試してみたら〜?」と助言をいただくことに。

大会などでは何度となく、一枚ラバーを使っている方と対戦したことはありますが、自分自身が一枚ラバーを使おうと考えたこともありませんでした。

 

表ソフト少し攻撃ができるようになって人並みの卓球がようやくできるようになってきたかな〜というこのタイミング。一枚ラバーを使うのは正直ちょっと勇気がいります・・・・汗。

と、悩んだの束の間、柴崎さんから古い一枚ラバーをいただき、早速一枚ラバー(OX)を試してみることに〜!(ラケットサイズに全くあっていません・・・苦笑)

そして、人生初体験の一枚ラバーの最初の返球は・・・・

全く飛びません・大汗。

ネットにも届きません。

スポンジがないだけでこんなにも違うものなのか〜!を体感することができました・・・・。

これは正直ちょっと辛いかな・・・・と思ったものの、しばらく打っていると一枚ラバーの面の角度に慣れ、プッシュする強さもみえてきて、なんか非常に打ちやすいではないですか〜!

飛ばないせいか、コントロールもしやすく感じます・・・・。

前陣の選手は、相手に強打されると、その返球がオーバーになってしまったりするのですが、一枚ラバー、飛ばないので今まで苦労していた相手の強打を止めやすいかもしれません・・・汗。

ちょっとこれは本格的に検証してみたくなってきましたよ〜。

魅惑のラケットケース

前回のブログでご紹介した昔懐かしいバタフライのラケットケース。使用していたのは40年近く前のことでしたね〜。

卓球のラケットケースといえば、ラケットを入るのは当たり前ですが、ボール、チャック、ゼッケンなどの小物も収納できる実用性も必要不可欠かもしれません。

その点は、皆さんと同じなのですが、やはりお洒落に楽しく卓球以外でも使えるラケットケースについつい目がいってしまいます。

そんな中でも自分が使っているケースでお気に入りのものをちょっとご紹介。

まず最初は、XIOMのラケットケース。サイケなグラフィックスとても気に入っています。卓球をやっている人はラケットケースと気がつくかもしれませんが、僕周りのクリエイター仲間には、卓球のラケットケースと想像する人間はひとりもいませんでしたw。小型のハードディスクやバッテリー、USBケーブルなどがまとめてしまえるのでとても重宝していますw。無論、ラケットも一緒に余裕で入りますw。

出先の打ち合わせで、万一卓球をする機会が発生した場合に役立ちますw

次に紹介するのは、特注で作ってもらっている革製のラケットケース。もっとこうして欲しい〜など次々にお願いしていたら、3個になっていました・汗。

このラケットケースは、僕の中ではラケットケースとしても使える革製ポシェットといった感じです。いつも持ち歩いている画材などを入れたら、もう卓球とは無関係の商品ですね〜。

ラケットをベースにしたシェイプは、多くの仲間には動物の胃や膀胱を連想させ、水筒にも見えるみたいですw。かなり気に入ってますw

そして最後は、先日三英さんのところで出会った一目惚れのラケットケース。これも僕的にはラケットケースとしても使えるポシェット的な位置づけですねw。

自転車やスクーターで街中に飛び出してみましたが、「お洒落なバックですね」「かわいい〜」と知り合いのお店の人からも評判でしたw。やはり誰一人ラケットケースとは気がついていません・・・。

多分、三英さんのラケットケースは、ポシェットとしてプレゼントしたらきっと喜ぶクリエイター仲間大勢いそうです。誰がどう見ても大きながま口型のポシェットにしか見えませんw。

一般の人が知らないうちに卓球に巻き込まれる展開、僕も考えてみたいですね〜

三英=卓球台ではなかった!

いよいよ、梅雨入り。このシーズンのジメジメした感覚は好きではないけれど、梅雨があるお陰で、日本は緑に恵まれていることに感謝です。そして、ドライブマンには回転がかかりづらいシーズンであり、前陣速攻で面打ちの僕にはありがたいシーズンでもあります・笑。

ラバーや卓球台表面につく湿気は卓球の流れ大きく変えますよね。思えば、このブログをスタートしてから卓球台に関してあまり触れたことがありませんでした。

ということで、今回は卓球台のメーカーとしてお馴染みの三英さんの本社にちょっとお邪魔してまいりました〜。

卓球人にとっては、卓球台といえば三英、三英といえば卓球台という認識を持っている方が多いと思います。あのリオオリンピックで使用されたインフィニティーは正直スゴかったですよね〜。

卓球台+デザインとか、卓球台+アートといった感じでした。100万円越えもうなずけます。

そして今回の東京オリンピックにて卓球台として使用予定の「Motif(モティーフ)」も様々なコンセプトをベースに作られています。その詳細は卓球王国8月号(6月21日発売)にてご紹介!王国誌面をぜひチェックしてくださいね〜!(あっ、勝手に先行予告してしまいました・汗。まあ、いいか〜)

その他にもグラフィックスやアート感が強い、P-TABLEなどにも卓球台+αや遊び心を感じます。

ものを作るときの+αはとても大切なのです〜っと長年に渡ってクリエイティブに携わり、モノマガジンなどの雑誌の編集に携わっていたものとして、痛感します。

そんな三英さんの作る拘りの卓球台を制作過程を見たいと思いつつも、それは北海道の工場にお邪魔しなければ見られません〜。

そんな訳で今回は、強引に本社の三英さんの社長室にお邪魔させていただくことに〜!

実はこの社長室、まだ王国の誌面上にも出たことがないとのことで、卓球関係の皆さんスクープものです!!!

足を一歩踏み入れると、ガッチリとしたお堅い企業の社長室というより、遊び心漂うクリエイティブな空間。

そういえば、1階の出入り口、会議室などにもアンディー・ウォーホルやキースヘリングなどのポップアートのシルクスクリーンが飾られていました!(うちの事務所は本物購入できないので印刷物のが2枚あります・涙)

卓球台を作っている会社というとお堅いイメージが漂うのですが、予想していた以上にアートやクリエイティブ的な感じがします。

三浦代表「ものづくりは楽しく、そして卓球に関して言えば、いかに一般の人を巻き込む商品開発ができるかが大事ですね」

ごもっともです。卓球業界の多くの人は、卓球をやる人しか見ていませんが、業界を育てていくには、やはり多くの一般人をいかにうまく巻き込むかということを考えることが大切です。

三浦代表「三英では卓球台だけじゃなくて、こんな商品も出しているんですよ」

三浦代表が見せてくれたのは、がま口型をはじめとしたラケットケース!

三英さんからキティーのグラフィックスをもちいたラケットケースが出ていたのは知っていましたが、ちょっとコロナの影響で卓球から離れていたせいか、完全に見落としていました!

これはヤバいです!僕の心に突き刺さるラケットケースです。まさにこれなら、ラケットケースとしてだけではなく、普段の生活でもポシェットとして使用できそうなケースです。また、口の開け心地と、ケースの質感が気持ちいいです〜。

また布製のケースも、ヤバいです。僕の好きなインドやバリ島などのサリーなどのファッションにフィットしそうなケースです。ファスナー部分のポップな感じがまたお洒落です。

三英さんが、こういった商品を作っていること知りませんでした・・・汗。

三浦代表「うちの会社は卓球関連は35%くらいで、他65%は公園の遊具やスポーツ関連商品の製造・販売になるんですよ」

えー、三英さんといえば、卓球台一筋で制作している会社というイメージ(きっと多くの読者も納得していると思います)

三浦代表「そもそも、僕は卓球やらないんですよw

ガーン!

三英の社長ともなると、寝ても起きても卓球三昧、卓球台をベッドに寝ている方だと想像していました!

そして卓球以外の65%の部分が上の写真のような公共施設、教育機関などへの遊具やスポーツ機器の開発。公園の遊具などを見ても、実にお洒落です。こども達は無論、大人だってこんな遊具見たらワクワクしてしまいます。「遊具があればそれでいい!」というお役人の考えにしっかり+αされてますよね〜。

実は三英さんの開催する卓球イベントは、単に有名選手を招いてイベントを開催するといったものではなく、湘南の海で開催したり、クラブのようなバーで開催したりと、いつも一般の人にも楽しんでもらうということを考慮されています。

三英さんはもっとスタイリッシュなデザインをベースにものづくりを追求している会社かと思いましたが、今回卓球やものづくりに対するポップで楽しいクリエティブな考えもしっかり備えているメーカーだと改めて感じさせていただきました〜。

今回は三浦代表が卓球をしないということが一番の驚きでしたが・汗。

また、いきなりお邪魔させていただきたいと思います〜。今回はありがとうございました〜。

底辺卓球とディグニクス

卓球王国のブログを見てくれている卓球仲間より連絡をもらいました。

卓球仲間「王国ブログすごいね」
ヒラヤマ「ん?何がすごいの?」
卓球仲間「最近のブログは伊藤美誠ちゃんとヒラヤマさんの2人だけが書いてるよね」

確かに言われてみれば、そうですね・・・・汗。

卓球仲間「いやあ、本当すごい。日本の、いや世界のトップレベルの卓球選手と日本の底辺に近い卓球選手の2人が書いてるんだもんね。完全二極化。本当、すごい・・・」

言いたかったことは、そこですか・汗。

コロナ禍ということもあり、確かに最近は南米ネタも、ベトナムネタも、なかなか更新されていません。その分、クリエイターとして唯一卓球に貢献できるこのブログ。頑張らなくてはと思っていたのですが、僕自身も昨年からはコロナの影響もあって、仕事に、営業にバタバタしておりなかなかブログが更新できていませんでした・・・・すみません。

まあ、4月からは頑張って更新頻度を高めたいと思っています!
(まだ伊藤選手の半分にも達していませんが・・・・大汗)

さて、さて実は、いろいろと悩んだあげくに、バタフライの最高峰ラバー「ディグニクス」を卓球仲間のアドバイスにて使用することになりました〜!

卓球下手くそなのに、そんな高級ラバーを使って大丈夫?っとお思いの読者はきっと大勢いるかと思います。

確かにその通りです!

何度もこのブログにも登場している道具マスターの王国の祐さんの「下手くそだから、良い道具で補う!」という道具に対する考え方が僕のハートを射止めていますw

今まで多くのテナジーを使用している選手達とラケットを交える機会がありましたが、確かにテナジーだからどうのこうのということは特に感じなかったのですが、ディグニクスには正直驚かされました!

周りの多くの卓球仲間でこのラバーに変えた人達と対戦すると、見た目よりサービスが切れていたり、今まで以上の回転のかかった重いドライブをかけてきたりと、ディグニクスの凄さを目の辺りにしてきているんですよね・・・汗(底辺レベルの話ですが・・・)

そして、裏面はいろいろなコーチに指導を受け、現在も愛用しているアタック8!この裏表のギャップが最強ではないだろうか〜!っと、勝手に想像しています。(つまり、自分の実力はラバーによって、90%以上サポートされている訳ですね・・・涙)

普通に購入すれば、それこそ1万円近くする高級ラバー。家族で食事に行けてしまう値段です。まだ、恐れ多くて使用していませんが、ディグニクスが底辺レベルの卓球選手にも幸をもたらしてくれるのか、そうご期待!

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