カテゴリー別アーカイブ: 卓球馬鹿な生き方

久々の試合出場

手首を痛めてから、卓球を自粛して早3ヵ月。すっかり陽気は春ですね〜。
そんな中、実家のある茅ヶ崎の卓球仲間より連絡が。

卓球仲間Sさん「今度、団体戦の試合あるんだけど、人数がひとり足りないんだよね、出られない??」

そろそろ試合とかにも出てみたいという気持ちがありつつも、我が家の場合はまずはかーちん(うちの家内のこと)にお伺いをたてないと試合には参加できないという肩身の狭い立場です。

まずはかーちんの機嫌の良い時を見計らいさりげなく「なんか、人数足りないらしいんだよね〜」と、あくまでも頼まれている感を強調し、許可が出た時のみ試合に出場できます・・・・。(なので、試合会場で見かけた場合は、あー許可が出たんだな〜と思ってやってください・苦笑)

今回はこの難関を突破して、久々に試合に参加してまいりました〜。

僕が学生時代に使われていた体育館は、現在は旧体育館として使用されているようで、現在はこんな立派な体育館が使われています。

まあ、今回も人数合わせのお豆での参加ということで、楽しみながら真剣に試合をしておりましたが、予選リーグが終わり、2位通過で、2位リーグの決勝トーナメントではあれよあれよという間に決勝戦の舞台に進出することに。

しかし、自分たちの決勝トーナメントは試合進行が遅かったため、決勝戦がはじまる時にはすでに他のトーナメントの試合は男女共に全て終了しており、体育館にいるすべての人達の視線がこの対戦に注がれるという状態で試合をすることに。

そして始まった決勝戦。
お互いに譲らずの2−2で向かえた最後の試合に登場しなければならなかったのが
お豆のヒラヤマユウジです〜!大汗。
(うーーー、最後まで回さないでくれ〜!)

対戦相手「こんな最後の1台でみんなが見ている試合なんて公開死刑みたいなものですね〜汗」

本当、そんな感じです・苦笑。
そしてその公開死刑にされる確率はどう考えても、僕の方がです・大涙。

相手選手のラケットを見せてもらうと、なんと中国式ラケットに表面は表ソフトで、裏面はツブ高という超異質の卓球スタイル〜!!!!しかも本日10試合目。こちらは下半身がすでにボロボロ状態なのに、相手の選手は元気はつらつの20代〜!

ここで勝てば優勝。(2位リーグですが・・・・)
負ければ、チームメイトから村八分を喰らう状況・・・。
(僕が勝つと言うことは競馬でいうところの大穴という感じの状態です)

ただでさえ疲れているのに「えーと、表で打った時とツブ高で打った時はどんな感じで違ってくるんだっけ・・・・」などと考えているだけで頭の中がパニック状態。

しかし〜、
勝負の神様はなんとなんとヒラヤマユウジにほほえんでくれました〜!!!
(大穴です!)

正直、自分の実力では勝てなかったと思いますが、そこをサポートしてくれたのが同じチームメイトの皆さんのアドバイス。

1ゲームごとにベンチサイドに戻る度に「もっとこういう感じで攻めたら良い」「こういう組み立てをしたら良い」などやはりプレーしているとわからない客観的な視点でのアドバイスをもらい、それをプレーに活かしての勝利でした〜!

チームの皆さん、ありがとうございました〜!!

実はマッチポイントは、相手コートにポトッと落ちるネットインで申し訳ない終わり方。会場がシーンと静まりかえっておりました・・・すみませんでした!!

といった感じの復活戦でしたが、時同じ頃にTリーグでもファイナルが行われていました。早田選手と張本選手と、そして僕と同じ喜びを感じていた一日であったと勝手に思っております〜w。

レベルは違えど、やはり卓球は楽しいですね〜。なんとかかーちんの許可を得て、できるだけ今年は試合に参加したいと思っています〜。

ヴェガ ツアーどうよ?

相変わらず手首と肘には湿布とサポーターを巻きつつ、昨年末からの手首の痛みもだいぶよくなり、卓球の練習を少しずつ再開しているヒラヤマです。

卓球をやれるという喜びもあるのですが、卓球によって大人になっても体力を持続できるのは嬉しい限りです。

ちょっと練習していなかっただけで、下半身がすぐになまってしまいますよね。ここのところは階段の上り下りが辛いくらいの筋肉痛になっています。

さてさて、そんな状態でちょっと遅れてしまいましたが、昨年末王国の「ヴェガ ツアー」のモニター募集に運良く当選してのヒラヤマユウジ的な検証報告を今回させていただきます〜。

僕自身、王国編集部からのオススメで長年に渡り「Vega」シリーズいろいろと使ってまいりました。そして一番使用しているのが「ヴェガ ヨーロッパ」。台上のプレイをはじめ、全てのプレーが安定していて、初心者から中級者にはとても扱いやすい裏ラバーというイメージがあります。

そして今回の「ヴェガ ツアー」、サイクロイド技術によるヴェガシリーズの最上位ラバーとメーカーさんでうたっているので、検証がとても楽しみです。

で、いきなりですが結果から入らせていただくと

今まで長年お世話になってきたヴェガ ヨーロッパは、もう使わないっと断言できるほど、ヴェガ ツアーはスゴかった。

ヨーロッパと比較するなら、ヨーロッパ同等に安定したプレーを可能にしつつ、打った時のスピードとボールの伸びがパワーアップした感じです。そしてメーカーもうたっている「低い弾道」というのが、初中級レベルのクリエイターの僕でも一目瞭然でわかります。

とにかく低い。
低くてスピードあるボールは攻撃力として非常に嬉しい限りです。

僕の卓球スタイルは前陣速攻で、早い打球点でパンパンとボールをミート、スマッシュする卓球なのですが、そのスマッシュのスピードが速いというのがよくわかります。

また僕もそうですが、この手のスタイルの選手は試合中にあまりドライブを使わず、ドライブもそんなに上手くなかったりします・苦笑。

まあ、打球点のタイミングが違うというのがありますが、個人的の感想ではヨーロッパ以上にラバーの力でよい感じでドライブを入ってくれるという印象を持ちました。

ヴェガシリーズ、特にヨーロッパを使用している人にはぜひ試してもらいたいラバーです。
ラバーの力でワンランク上の卓球をすることができると思いますよ〜。
(あっ、自分でした!苦笑)

Tリーグ、いよいよファイナル!


(Go for T.LEAGUEより)

Tリーグの2018-2019レギュラーシーズンのゲームは全て終了し、残りはファイナル決戦だけとなりましたね。

開幕した時点では、いろいろな意味でハラハラドキドキしておりました。
そしてリーグが進むにつれ、Tリーグに関しての良い話、悪い話などが入ってきます。

まあ、そんな外からの話は置いておき、客観的に見たいち卓球馬鹿なクリエイター視点でいわせていただくと、実に素晴らしい開幕シーズンであったのではないでしょうか〜。

イベントなどを運営していても、100点満点のものなどひとつもありません。
必ず反省点や改善点が出てきます。

なので、個人的には今後のより素晴らしくなるであろうTリーグの展開にとても期待しています〜。

結局僕自身は記念すべき今シーズン、結局1試合しか見に行くことができませんでした・大涙。

なので、偉そうなことは言えませんが
僕にとってTリーグの試合は、イベント的に卓球観戦そのものを楽しむ場所であり、自分の卓球にとって少しでも技術的に役立つ場所、そして卓球のトッププレイヤー達と一時でも距離を縮めることができる場所といったイメージを持ちました。

各チーム、チームやファンを盛り上げるために様々なチームイベントを行っていましたが、客観的にみて一番盛り上がっていたのは、「T.T.彩たま」だったような気がします。

監督をはじめ、スタッフ、選手が一丸となって、ファンと共に盛り上がっている様子がネットを通じて伝わってきました〜。(シーズン途中に埼玉にアパート借りようかな〜とSummoにて物件探しておりましたw)

そしてテレビ各局のスポーツ番組では、いつの間にか当たり前のようにTリーグの試合結果が放送されるようになり、これは卓球ファンというより、卓球とあまり縁のない一般の方々への情報拡散といった意味で、日本における卓球業界の押し上げに大きな役割果たしているのではないでしょうか。

僕のまわりでも「Tリーグの試合に行くときは、一緒に連れてってくれ〜」といった声があがっておりました。嬉しい限りですが、スポーツ観戦なんだからぜひ自力で行って下さいw。(僕自身でさえ行きたくても1試合しかいけなかったんですから〜涙)

やはりTリーグスタートシーズンということで、今シーズンは男女それぞれ4チームしかありませんでしたが、次シーズンはチーム数が増えることを期待したいですね〜。

北海道、東北、北陸、四国、九州と、そのエリアに住まれている卓球馬鹿な方々はきっと地元にチームができることを楽しみにしているのではないでしょうか。

来シーズンが楽しみです!という前に、まだ今シーズンのファイナルが残っておりました〜!

もう良い席のチケットは完売状態なので、2階の隅っこの席でファイナルの激戦を楽しもうと思っておりましたが、なんとファイナルの試合日17日は、自分自身の地元での試合が入っておりました・・・大汗。

一度、狂った歯車はなかなか元に戻りませんね・・・。

仕事と卓球が出来ない日々・・・

昨年11月末頃から手首を痛め、「まあ時期に良くなるだろう〜!」と気にせず卓球を続けていたものの手首の痛みは悪化するばかり。

最終的にはドアノブを回すことが全くできない状態になってしまいました〜!

クリエイターという仕事がら、腱鞘炎などにも過去何度かなっているのですが、ここまでの手首の痛みというのは人生で初めてでした〜。

ペンやマウスを握りしめる時間が長いというのに加え、いろいろなラバーの検証を慣れないバックハンドで一生懸命手首を使ってしまったのが原因なのかもしれませんね〜汗。

ということで、ここ3週間ほど全くラケットを握っておりませんでした!

そんな時に追い打ちをかけるように、やってきた家庭内インフルエンザ〜!

実は僕自身はインフルエンザどころか、最後に風邪をひいたのは7〜8年くらい前?というくらい、滅多なことで風邪をひかないDNAの持ち主なのですが、今回は家族を病院に連れて行ったり、看病しているうちに、風邪にやられてしまいました〜!

久々に熱が38.4度まで上がり、これはまずい!とばかりに対風邪対策に。

平熱が35.5度くらいと非常に低いため、37度を超えると世の中がユラユラ揺れたように見えてしまいます。
そんな人間にとって38度越えは、もう幻覚の世界〜!

とりあえず、市販の風邪クスリを服用し、部屋を蒸し風呂状態にし、厚着のまま布団に入り込み、ひたすら汗をかく体勢を作ります。そして枕元には、2リットルのポカリスエット。

夜から朝にかけ、汗でびしょびしょになった下着を数回着替え、むかえた朝には熱は36.8度まで下がりました〜!
急激に熱を下げたということもあり、若干くらくらするものの、仕事問題なくできる状態!との自己判断で会社に向かうことに。

すると会社のスタッフ達からは「来るな!」コールと罵声が・・・。

えーーーーーーっ、熱下がったのに・・・。

とりあえず、その足でかかりつけのドクターのところに出向き、インフルエンザの検査をしてもらうと、予想通りの陰性。

もう熱も下がり一応は仕事ができる状態なのですが、会社のスタッフ達に風邪をうつしてはまずいとばかりに、自宅に戻って自粛モード。とりあえずインフルエンザで寝込んでいる家族の介護を再びすることに・・。

あーーー、仕事も卓球もできない〜!

と、こんな状態でバタバタしているタイミングで
こともあろうかTリーグのプレイオフ ファイナルのチケットがすでに発売されておりました〜!

発売日失念していました〜!

慌ててチケットを購入しようと試みるも、すでにアリーナ周りの前方席は売り切れ状態・・・。

がーーーん

なんということでしょう・・・大涙。

ひとつ歯車が狂うと、すべてがうまくいかないものですね・・・。

3週間ラケットを握らなかったということで、現在はだいぶ手首もよくなって痛みもなくなってきました〜。

まずは卓球練習再開で気分転換ですね〜

 

千葉の卓球スクール その3

卓球アカデミー ストリームの後半クラスの生徒達がやってまいりました。
いよいよ、たけるくんに似ているという生徒との対面です〜!

小川先生「ヒラヤマさん、この生徒がたけるくんに似ているんです!」
王国で長年に渡り連載していたマンガの主役たけるくんに本当に似ているのか〜!

おーーーー!感動のご対面!
と思いきや
たけるくんとはちょっと違うかな・・・・・

どちらかというと、たけるくんの後輩の山田くんにソックリではないですか〜!
山田くんが実在したらまさにこのイメージです!
(でも山田くんより、かなりカッコイイですね)

山田くんこと、藤澤くんは現在千葉県の公立中学卓球部に所属する中学生。ストリームでも頑張って練習しているとのこと。

マンガでの山田くんの設定はジュニアの時代から卓球をやっていて、そら豆中では一番強いということになっているので、藤澤くんにも頑張ってもらいたいですね。

このクラスの生徒達も、基本練習といった部分は行わず、応用的な実戦のための練習を取り組んでいました。

通常、僕との打ち合わせではやさしい小川先生も指導中は厳しいまなざしで、要所要所のポイントに対してアドバイス。

生徒の欠点を見抜き、そこを修正させる。長所を見抜き、そこをさらに伸ばすといった感じです。そんな指導のもと、全中やインターハイへ送り出す選手を輩出することができるのかもしれません。

実は今回、私ヒラヤマユウジも練習に参加させていただき、本日練習にきていた全生徒の皆さんと練習試合をすることに。

最近、大学生とはよく練習や試合をするものの、中学生や高校生とラケットを交えることはほとんどありません。(ちなみに対大学生との試合では勝率かなりいいんですw)

今回もやはり王国に携わっている人はスゴいや〜と思ってもらえるように
老体に鞭を打って、ガチ真剣モードで全員と練習試合です!

えーと、試合相手の人数は1、2、3、4、、、名です!
望むところです!(涙)

ストリームで鍛えられた生徒達の下半身を徹底的に揺さぶりまくろうと思います!

そしてその結果はというと、、、、

いろいろな意味で全敗してしまいました〜!涙。

やはりピッチの速さ、ミスの少なさ、そしてどこに振ってもベストポジジョンで打ち返してくるフットワークのよさ、練習を見学しているだけでなく、ラケットを交えることでよりよくわかります。気がつけば、僕があちらこちらに振られておりました・・大汗。

顔洗って出直してまいります・・・・。

小川先生「夏や年末などにはご父兄の協力もえて、ここで合宿などもするんです。週末は試合会場に足を運んだりしているので、去年は結局1日も休むことできなかったですね。今年はどこかのタイミングでちょっと休もうかと思っていますよ」

まあ、僕の知る限りこういう指導者に限って、結局休まないと思いますw
それだけ小川先生は卓球が好きで、卓球を指導することが好きなんだと思います。

それが生徒だけでなく、親御さんたちにも伝わっているんだと思います。全中、インターハイを目指して頑張って下さい!

千葉エリアにて、もっと卓球を本格的にやってみたい、指導してもらいたいと思われている方にはオススメです。ちなみに、今回は学生クラスを見学しましたが、ママさん向けのクラスもあるようです。

詳しくは卓球アカデミーストリームに問い合わせてみてください〜。

卓球アカデミー ストリーム
千葉県船橋市飯山満町1ー918
070-5011-2293

PS
この翌日は下半身は筋肉痛、痛めていた手首と肩を悪化させ死んでおりました・・・・涙。

千葉の卓球スクール その2

そのフットワークや下半身を重視している内容ですが、強豪校などでは当たり前のように加えられている2台の卓球台を使用したフットワーク練習。

見ている方も「うわ〜、辛そう〜!大汗」と思ってしまいます。

僕がこの練習をやらされたら1日で卓球を辞めてしまいそうです・・・。

そんな練習の最中にちょっと目に留まったのが、卓球ネット。縦長で実にコンパクトであまり見たことがありません。どこのメーカーの卓球ネットか小川先生に聞いてみると、

小川先生「実はこれ卓球用のネットではなく、ホームセンターなどで売っている洋服用のハンガーラックをプチDIYして作ったものなんです」
なるほど!これは稼働も収納も楽そうでとても便利そう。早速真似させていただきます〜。

そんな感心をしていると、生徒のひとりが下半身にスポーツギブス的なものを装着して練習開始。

まさに、巨人の星でいうところの、強制ギブスじゃないですか!

小川先生「この生徒にはさらなる下半身強化とフォームの修正を施すために使用しているんです」

確かにギプスを付けていない状態と比較すると、ちょっと前屈み気味かなっと思っていた姿勢がピシッと伸びています。僕の時代には体幹といったものを取り入れる練習方法はあまりありませんでしたね。しかも、これはかなり下半身強化になりそうです。

隣では、踏み台らしきものを使用して下半身強化をはかっている生徒の姿が・・・。単に下半身強化といっても、生徒ごとにその強化するための異なったカリキュラムがここストリームでは用意されているようです。

そしてさらに気になったのは練習場の隅に置かれたドラムセット。
ヒラヤマ「これはやはり、リズム的な感覚を身につけるために使用されたりするんですか?」
小川先生「あっそれ・・・それは単に置き場がないから置かせてくれと預かっているだけですw」

変な期待をしていたのに残念です・・・苦笑。

そしてこの後、カーリングで一躍有名となった「もぐもぐタイム」の時間に突入!(休憩です)

学校の授業後の部活の練習を終え、その後お母さん達の運転する車にのって1時間。そして、ここストリームでの練習ですから、当然お腹も減るはずです。やはりこういう環境で頑張るからこそ、千葉の上位に入ったり、代表になったりできるんですね。

でも、先ほどまでのアスリートの顔と違い、女子高校生らしい笑顔が垣間見られる時間です。いろいろな意味でこういったスイッチの切り替えは必要ですね。

その3へ続く

千葉の卓球スクール その1

アタック8などの異質ラバーの検証などでいろいろとお世話になっており、このブログにも何度も登場していただいている小川先生ですが、実は卓球アカデミーストリームという卓球スクールを千葉県東船橋にて運営。

僕がスクールに顔を出すときはいつも生徒さんがいない時間帯のため、どのような卓球指導がこのスクールにて行われているのか興味があっても、その練習の様子をまだ見たことがありません。

小川先生「実は今来ている生徒の中に、ヒラヤマさんのマンガのたけるくんにソックリな生徒がいるんですよ。今日は彼も夜からの練習に参加予定です。」

え〜っ、マジですか〜!!
自分の描いてるマンガのキャラに似ている生徒がいるとか言われたのは、連載されてから10年経ちますが初めてです〜!

これは他の約束をキャンセルしても、練習の様子を見ていかなければなりません!ということで、今回は卓球アカデミーストリームの練習風景をお伝えしたいと思います。

千葉県といえば、東京も隣接しているし都会です。しかしながらそれは一部で、やはり広い!都内のスクールと異なり、スクールに通うにも親御さん達が車で1時間以上かけて送り迎えするのは当たり前といった世界です。

この卓球アカデミーストリームに通う生徒さん達も例外ではなく、多くの生徒さん達が片道1時間以上かけて通ってくるとのこと。

それでも、50名以上の中高生が通っており、すでに夜の時間帯はフルに埋まっているというから、ここのスクールの人気ぶりがわかります。

駅から少し離れているところにあるスクールは、小川先生が建設業者の方々と一緒に卓球の練習空間を意識して設計し、自らも建設作業に参加したという筋金入りの空間。いやいや、本当に卓球するにはとてもよいスペースです。

入ってすぐの入口には、伊藤美誠選手をはじめとしたトッププレイヤーの使用しているラケットと同じ物がサイン色紙と共にディスプレイされておりました。

卓球王国をはじめ、卓球関係の書籍もいろいろとおいてあります。休憩時間や練習前後に生徒達がいろいろと読まれるみたいです。

卓球練習にはほどよいスペースに卓球台が4台常設してあり、基本このうちの3台を使用して練習しているということ。

小川先生「基本個人レッスンは行わないで、1台にて僕がついて指導、もう1台にて生徒達に課題を与えての練習、もうひとつの台をマシンを使った練習やサービス練習に使い、ローテーションでまわします。」

他にコーチなどはおらず、全ての生徒の指導を小川先生ひとりで行ってるという。そのため、常に合理的な手法にて練習カリキュラムを組んで指導しているといった感じです。

遠方から時間をかけて通ってくる生徒さんにとっては1分1秒大切に活用したいというところもあると思います。

中学生は卓球の基本的技術を学ばせ、高校生にはそこから特化した部分のさらなる技術の向上や、応用的なものを練習カリキュラムに加えているという小川先生ですが、他のスクールと比較した時に感じたのは、常にフットワークを重視した練習内容。

定位置でひたすらラリーを続けるというよりは、前後左右など常に動いている状態にてラリーを続けているといった感じです。

その2へ続く・・・

ヤサカのボール

38mmから40mm、セルボールからプラボールとボールに関してのレギュレーションが変わり、その当時はその微妙な変化にあーだ、こーだとあちらこちらで検証が行われましたが、今となってはもう当たり前のように40mmのプラボールを使用しちゃっていますよねw。

日本では卓球のボールと言えば「ニッタク」と言わんばかりに、関東に住む僕の周りではニッタク球の使用率がかなり高いです。そして関西では「TSP」の使用が多いとの話を聞きます。

普段の練習で使用するのは主にこの2つのメーカーが多いのかもしれません。あとは皆さんの参加される大会での使用球に合わせて、ニッタク、TSP、そしてバタフライといった感じで大会前に使用球にて練習をしたりするのでしょうか。(ちなみに、2018年のラスベガスでのベテラン卓球ではJOOLAが使用されました)

まあ、メーカーによって、打球感の重さ、回転のかけやすさなど微妙に異なってくるのですが、一般消費者の僕が気になっているのは
やはりボールの価格です。

まあ、それでも僕のような個人レベルではそうでもないですが、やはり部活、サークル、スクールといったところで多球練習や大量にボールを使用するところでは、予算や経費は少しでも抑えたいとういのが正直なところです。

とはいえ、安ければどんなボールでも良いかというと決してそういうわけにはいきません。

そんな中、最近すすめられたのが「ヤサカ」のボール。

僕にとってヤサカといえばマークⅤ。中学生時代にタキネスと同じくらい使っていました〜。しかしながらヤサカというメーカーからボールというイメージは全く浮かんできません・・・・・。

今までいろいろなメーカーのボールを使っていましたがヤサカのボールは人生で一度も使ったことがありませんでした・・大汗。(スミマセン〜!)

でも僕だけでなく、日本で卓球している人でヤサカのボールを使ったことのある人はそんなに多くいないのではないでしょうか〜!

とりあえず、試しに打ってみたところ
「あれれ、いいんじゃない〜♪」
といった感想に。

いやいや、正直悪くないです。

知り合いのコーチ曰く「ニッタクのJトップ並みかもね」との一言。

そして気になる価格も1球あたり約50円。
(2019年1月現在にて、1スターのものも同じような価格にて販売しているみたいです)

ということで、その価格につられ、とりあえず120球ほど入手し、マシン用のトレーニングボールと普段使いの練習ボールとして使用してみることに。さらには、卓球仲間などにこのヤサカのボールを練習や練習試合で使用してもらい感想を聞かせてもらったところ

・練習ボールとしては全く問題ない
・回転もニッタクみたいな感じでかかる
・打球感がよい
・悪くない
・打球感が重い

といった意見が多く

・色がニッタクのものより白くて嫌だ!

というニッチな意見もありましたw。

結果、トレーニングボールとしては全然ありです!というのが皆さんの意見でした。

そしてもうひとつ気にしなくてはいけないのが、ボールの割れやすさ(耐久性)という部分。

現在約1ヵ月使用し、割れたボールは2個。ボールの寿命というよりは、品質レベルの確率だと思います。

基本的に僕はスマッシュを前陣でバシバシ打つタイプの卓球スタイルなのですが、ヒラヤマ的には問題なく使用できています。というか、コストパフォーマンスは高い気がします。

まだ1ヵ月しか使用してないので、耐久性に関しては何とも言えない部分ありますが、以前使用していたトレボールより割れにくい感じがします。(WEBなどでもそのようなコメントが多々見受けられました)

部活やスクールなどでの練習ボールの選択肢に加えてもよいかもしれませんね〜。

2019初打ち〜!

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします〜。

部活のある学生の皆さんはすでに練習もはじまり、すでに初打ちなどは終わっていると思いますが、多くの卓球愛好家の方々はいかがでしょうか?

僕は高校時代の恩師がこの3月で定年を迎えるとのことで、1月2日に神奈川県立相原高校卓球部にて、現役高校生を中心にOB、OG、そして様々な関係者が集うの初打ちに顔を出してまいりました〜。

神奈川県の女子というと、横浜隼人。そして次に出てくるのが県立相原高校。男子も昨年は神奈川ベスト4といった感じで、卓球では男女共に強豪校であります。それにしても1月2日からガチ卓球モード。さすがです・・・。

そしてこの相原高校、高校としては、実は農業・商業に力を入れている大正時代設立の歴史ある学校で、校舎や校内施設から風情が感じられます。しかしながら、実はリニアモーターカーの開通に伴い、現在学校のある場所がその駅になり、学校そのものはこの4月から新しい場所に移転するとのこと。多くのインターハイ出場選手を輩出してきた卓球場もこの3月に取り壊されてしまうとのことです。

一般的な体育館よりこじんまりとした相原高校の卓球場は、非常に卓球の練習に使用しやすい大きさで、建物自体も古く長年に渡る伝統を感じます。

OBやOGなどからは寂しくなるとの声を聞こえてきましたが、ぜひ新しい場所での新しい歴史を作ってもらいたいものです。

僕の恩師でもある外部顧問の平屋先生。現在、ドイツのブンデスリーグに参戦している平屋広大選手、元明治大学卓球部主将の平屋慶四郎さんのお父さんでもありますが、僕が現役高校生の時に新任教師として高校にやってきました。かれこれ30年以上昔の話です〜苦笑。先生との再会はこの卓球王国、そして世界卓球横浜大会のおかげでもありますが、恩師の新任時と定年時に立ち会えるというのは非常に嬉しいものです。

この会には九州は宮崎の実家から先生のお父さんもかけつけておりました。

今回は初打ちということで、現役高校生、大学生、OBOG、そして様々な方が楽しく真剣にといった感じで卓球を楽しんでおりました。まあ、楽しむという割にはレベルはかなり高かったような気がします・・・汗。

初代教え子としての最年長にて、私もちょこっとだけ参加させていただき、同じチームの皆さんと記念撮影〜!今回、年末年始ということで帰省していた四天王寺中の菅澤さん。平屋広大選手とレベルの高い試合をしておりました。(結果は当然、平屋選手の負けです!w)

菅澤ゆかりさん「今日ここから6時の新幹線で大阪に帰ります〜。明日からは学校で通常練習なんです。」

ひい〜、やはり正月3が日をのんびりコタツで過ごすという訳にはいきませんよね・・・。

トップを目指す次世代の選手達は当然ですが、休む暇なく卓球です。中国などでもそうでしたが、皆親元離れての環境にての卓球生活。正直、親御さんとしては頑張ってもらいたいと思いつつも、ちょっと寂しいですよね〜。まあ、中学、高校、そして大学と同じような境遇の学生さんは多いと思いますが、遠方で親御さんが単に応援しているのではなく、寂しい思いもしつつ応援しているということをさらなる頑張る励みにしてもらいたいものです〜。

本日も、卓球場の外では現役選手達の親御さん達が寒い中、お汁粉を作っておりました。ありがとうございます。

長年に渡って使用されてきたこの卓球場の最後の初打ち会に参加させていただき、楽しい一時を過ごすことができました。

恩師・平屋先生にはすでに1歳になる初孫がおり、それだけでご満悦の様子w(卓球は三の次くらいになっていましたねw)僕の現役時代は、大学卒業したばかりの若い先生でしたが、すっかりおじいちゃんですねw。

平屋先生「いやいや、まだまだ俺は卓球指導していくよw」とは申しておりましたw。

ちなみに、初打ち会は一応チーム対戦形式になっており、平屋広大チームが優勝いたしました。おめでとうございます〜。

平屋先生「長男の慶四郎、あいつはあれでも明治大学の時はキャプテンで、最優秀新人賞ももらってたんだけど、あの体格じゃもうダメだな・・・・」
ヒラヤマ「でもさっきから良い感じでドライブ決まってるじゃないですか?」
平屋先生「あいつさ〜、カットマンなんだよw。それなのに動けないから、さっきからサービスからの3球目攻撃ばかり・・・ダメだね」

確かに、全然カットしてません・・・もはやカットマンではありませんw。まあ、かわいいお孫さんのパパなんだからそれでもう十分ですよね〜。女子が強く、人数が多い卓球部ということもあり、多くのOG・OBがこどもを連れて新年の挨拶と同時に同窓会モードに入っておりました。今回顔を出してくれた多くのこども達の中から、きっと卓球をはじめる子達も出てくるのでしょうか〜。

最後は皆で記念撮影、3月の取り壊しまでもう少し時間がありますが、皆で長年に渡って使用した卓球場に感謝です。そして新たなる練習の場で、皆さんの活躍を期待しています〜。

特注アタック8 【45度スーパーイエロー】

先日までの様々なラバー検証にて、すっかり手首と肘を痛めてしまったヒラヤマですが、

「練習や試合で手首痛めるとかならわかりますけど、検証で痛めるってありえないですよね〜笑」と心にまで追い打ちをかけてくる王国担当編集者の高部氏。確かにありえませんよね・・・汗。

実は先日のKO Proの検証の後に、異質ラバーのエキスパートともいうべき、卓球アカデミー・ストリームの小川先生が「せっかくなのでいろいろと試してみませんか〜」と様々なメーカーのアンチ、粒高、表ソフトなどを試打させていただきました。皆さんもそうだと思いますが、やはりいろいろなラバーを試してみないと自分に合っているかどうかわかりません。

おー、このラバーはこんな感じなんですね〜などと小川先生と軽くオールラウンドをしつつ、僕のプレースタイルを見ていただくこと15分。
小川先生「ちょっと待ってて・・・」とアカデミーの事務室から1枚のラバーを持って戻ってきました。

アタック8 スーパーイエロー

なんとそれは見たこともない
黄色いスポンジのアタック8〜!

小川先生「これアームストロングのベクターの45度のスーパーイエローのスポンジをアタック8に貼ってもらった特注品なんです。多分、ヒラヤマさんのプレースタイルには合うと思います」

【ヒラヤマスタイル】
台にへばりついて、全く下がらないバタバタ卓球の前陣速攻。バック面に表ソフトをはり、台上にて変化プレーでしのぐものの、バックハンドでの攻撃にイマイチ自信をもてない人のスタイルのこと。

アタック8ユーザーの方はご存じかもしれませんが、アタック8は一般的に店頭に販売されているのは硬度40度のスポンジで、その他にこのブログでも紹介させていただいた41度、43度、48度、53度というのがアタック8のスポンジ硬度のラインナップ。

45度というのは基本存在しません。

無論、現行のカタログにも、アームストロングのWEBサイトにものっていません。

僕自身は昨年より48度の硬めのアタック8を使用しているのですが、48度の魅力はなんといってもストップ。台上で2バウンドするストップや、フワフワとした遅めのストップで相手の打つタイミングをずらすというのにとても効果的でした。

しかしながら、それなりにパワーがないとパンパンといった相手のコートに突き刺すようなボールをなかなか出すことができない〜!という部分も多々ありました。

逆に40度〜43度では、突き刺すようなボールは出しやすいのですが、台上で2バウンドといった死んだ球を出すのが48〜53度のように楽ではありません・・・。

そんな中間的な硬度45度の特注アタック8は、ベクターのスポンジというのも影響しているのかもしれませんが、従来のアタック8の変化を残しつつ、48度のように止まり、そして48度より攻撃しやすいです。(非力の僕が言うのですから、うまい人が使ったらかなりすごい武器になるのではないでしょうか)

アタック8 45度 スーパーイエロー

早速、メーカーのアームストロングに問い合わせてみると、なんと特注にて一般販売も可能だそうです〜。
(メーカー小売り希望価格4700円(税別)だそうです〜)

なんか一般に販売されていない特注というだけで、嬉しくなってしまうのは僕だけでしょうか・・・苦笑。
(それだけで、強くなった気になれますw。)

ちょっと硬めのアタック8を使用していて、もっと楽に攻撃したい!と思っている方や、通常のアタック8で、もっとストップを止めたい、ボールの威力を殺したいと思っている方は試す価値がありありの1枚です。

興味のある方はぜひアームストロングにお問い合わせみてください〜!。
(店頭経由での注文も可能だそうです)

あっ、商品名はアタック8 特注45度スーパーイエローです!
※粒の大きさ、スポンジの厚さなども確認くださいね〜