月別アーカイブ: 8月 2016

すぐに本誌を作らないと・・・

別冊が終わり、さてさて休もう!と思いきや、すぐに本誌がやってきます。

早くとりかからないと!!

9月は連休があるので、下版が早い!何もやってない!やばい!

 

なので、人数少なめに紹介

良い匂いがするでお馴染みのVi.パブロビッチ

なんとこのたび、用具を変えてます!

フォアがテナジー、バックの粒高がフェイントロング3はそのままですが、

ラケットがギオニスディフェンシブ(日本未発売)

 

シンガポールのチェン・フォン

ビスカリアにキョウヒョウ&テナジーとお得意用具

シンガポールは今回団体には出ていません。今、チームランキングも26位と低迷気味です。

ガオ・ニンはまだ強いけど、ヤン・ツーは勝てなくなってきており、3番目のチェン・ヅーユは厳しい。あれ?李虎はどこいった?

李虎はランク55位だけど、世界選手権には出られないので、チームランキング対象から除外されてしまう。3番目のチェン・ズーユは176位。それではチームランキングが低いのも頷ける。

五輪の団体戦には16チームしか出られないのですよ。

加盟協会は222もあるのに。

 

そのチェン・フォンはフィンランドのオラーに負ける。

ティモボルZLCに両面テナジー。

フィンランドも中堅どころが出てきています。スターはいないけど、五輪や世界選手権で名を上げればブンデスやロシアリーグが声をかけてくれるかも。

 

インドのゴーシュ

上のオラーと全く同じ用具

ぽっちゃり体型ですが、よく動き、当たり前ですが両ハンドセンスがやばい

ウズベキスタンのケンジェフ

水谷隼スーパーZLCにテナジー

 

見事な太もも!

チェコのヤンカリク

彼はまだアディダス用具を使っているようです。アベンジャー7にテンゾンウルトラ

 

今やもうなくなってしまったアディダスですが、ラケットの開発者はとても用具マニアで資料も非常に細かく、かつ用具を知らない人でも把握できるものでした。

何度がお酒をご一緒しましたが、話が尽きない。何時間でも用具の話で飲んでられました。非常に優秀な人でしたが、今何をしているのかなぁ

 

資料(アベンジャー7)

これは資料のほんの一部分ですが、

構造、感覚、性能で特徴を箇条書きしていたので、わかりやすかった。

 

私としては読んでて楽しかったし、勉強になりました。またお話したい人です。

リオ五輪特別号、もうすぐ発売

本日も元気に出社です

 

もうすぐ五輪別冊が完成しそうです。

オールカラー154ページ!

当初は96ページという告知でしたが、大幅なページ増。

通常ならばシングルスのチャンピオン→勝ち上がり→ベスト16→団体へ

というようなページ作りですが、

リオ五輪号は DAY1〜DAY12というふうに、日ごとに追っていきます。

見応えあります。もちろん重要な試合には試合の詳報、コメントも掲載。

もうすぐ完成しますので、ぜひぜひ手にとってください

9月5日発売です!

 

さて、五輪の用具はまだ初日をさまよう

ロシアのドルギフ

朱世爀にテナジー、バックの粒高はフェイントロング2

オーストラリアのレイ・ジェンファン

ラケットは桧7枚のセプティアーC

裏ソフトはファスタークS-1。粒高は大維のやつです。

 

タイの天才少女・サウェータブット

少女といっても、もう22歳になりました

タイを代表する卓球選手ですね。

ティモボルZLCに両面テナジーです。

 

エジプトのダウラトリィ

サムソノフフォースプロに両面エボリューション

テナジーの赤に比べてもっと深い赤。

エジプトは今回、女子チームで唯一のアフリカ勢。エースのメシュレフ、そしてダウラトリィ、3人目はヘルミー。

メシュレフも以前はメガネ選手でしたが、すっかり脱メガネ

こちらも22歳です!

エジプトは意外な美人軍団

 

世界ジュニアをあと何度経験するのだろう。

プエルトリコが生んだ奇跡のボールタッチ、A.ディアス

まだまだ15歳ですが、どんどん体がごつくなっていく。彼女のお父さんはイノシシみたいな体型なので、体も選手としてもビッグになっていくかもしれません。

ラケットは張継科スーパーZLCです。ビッグなラケット!

 

また美人を発見!

ベラルーシのプリワロワ

ベラルーシは美人モデルが出国禁止らしいですね。テレビ知識ですが・・・。

用具は劉詩雯とテナジーの組み合わせです

 

本日のラストは大御所が締めます

日本のお茶の間でも大人気となった倪夏蓮

土曜朝のズムサタでもジャイアンツの選手が「卓球のあのルクセンブルクのおばさん、おもしろかった!」とコメントしてて、ビックリ!

53歳、まだまだ現役!

クマハラ(ブラジル)、シェン・イェンフェイ(スペイン)に勝利して、馮天薇からも2ゲームを先取。

名実ともに最強のペン粒です。

ラケットはずっとパーソンパワースピードを愛用

でもラバーはころころ変えているようです。14年東京大会で見た時はフェイントロングにアクーダS3だったけど、

今回はカールP-1

そして裏ソフトもテナジーへ

魔女の用具変更は世界の粒高ユーザーに影響がありそうです。

デカイぜバトラ

このブログへのアクセスを調べると

サファリが4割、クロムが4割、その他2割なんですよね。

グーグルクロムの多さにビックリしています。

スマホ対応になれば、もう少し読みやすいんですが、お金がかかることなので安易に提案はできないのです。。。

 

五輪の用具もまだ初日です。でも日が進むごとに出る選手の被りがあるので、どんどん少なくなっていきます。前半のほうがむしろ多い。

インドのM.ダス

ウェアはリニンなんですね。インドといえばいつもスタッグなのに・・・。

フォアはスペクトル、バックはテナジーなのですが、

ラケットがどうにもわからない。ヤサカというのは確定ですが、見た目は

「スーパーレオ」

でもそんなラケットを使っているわけがないので、ヒノキレオかなー。

とにかくかっ飛ばし桧ラケットっぽいです。

 

コロンビアのルアノ

こちらも珍しい銀河のウェア

イエローのテープ、グリップエンドはリニンのテープで止める。テニスラケットみたいで奇抜です。

ラケットは劉詩雯に両面テナジー。こちらは奇抜ではない。

 

眼力美人・グルジボウスカ

ご結婚されたようで、名前がグルジボウスカ-フランク・カタリーナ

長い!

ずっと使っているティモボルZLF

ラケットはなかなか変えられないようです。

 

チェコのバチェノフスカ

ティモボルZLCに両面テナジー

09年横浜大会で劉詩雯と死闘を演じた時は、「これから欧州はバチェノフスカの時代がくるんだろうな」と思っていたが・・・。来なかった。

これは

2015年世界選手権蘇州大会でのチェコチーム

記者会見場で記念撮影を撮ってました。便乗して私も撮らせていただいた。

 

さて続きへ

地元ブラジルのグイ・リン

ラケットが馬林エキストラスペシャル 7枚合板です!

インド2人目 こちらはバトラ

裏ソフトはテナジー、バックの粒高はグラスディーテックス

ラケットは・・・スタッグ製

どうせ買えないから紹介する必要ないか・・・と思っていましたが名前だけでも一応

「ピーターカールソン カーボン」

木材3枚+カーボン2枚、そして平均重量は88g。粒高の変化攻撃とフォアのミートを可能にするのはこういう用具なのね。

ペンホルダーもありますが、インドにペンっているのかな??聞いたことがない。中国市場のためかもしれません。

 

ちなみにバトラはデカイ

台なんて股下ですよ。

立てばスコート下ですよ!

 

男子コーチよりもデカイ

公称身長は180㎝! うわ!オレよりもデカイ!

マニキュアはインド国旗です!このあたりは21歳の女性らしい。

 

フォルム、体躯、戦型、用具、そして国! 何をとっても魅力的な選手です!

五輪用具、そろそろ大物!?

知らない選手ばかりで面白くない!

という声が飛んできそうなので、そろそろ有名どころを紹介します。

 

その前に

昨日のふたり

勝っても負けてもお互いに讃え合う。それが五輪

 

カナダのチャン・モー

使用ラケットは孔令輝の7枚合板+2枚カーボンの重厚ラケット

これは

パリの卓球ショップで店員さんにオススメされたことがあります。

2013年のブログ参照

https://world-tt.com/blog/yu/2013/06/13/パリと卓球ショップを散策/

 

フォアはスピーディーPO、バックがテナジー

 

アラミヤン兄弟の弟のニーナ。

インナーフォースレイヤーZLCにテナジー

ジャパンオープンで用具のこだわりを聞いたんで、そのうち本誌で紹介します。

 

アメリカのジャー

ティモボルALCにテナジー

ティモボルALCは恐らく世界で一番売れているラケットかもしれません。

 

チェコのマテロバ

両面テナジーですが、ラケットはALCでもメイス

やや板厚が厚く、飛距離が出やすいのがメイスです。水谷くんが全日本で初優勝した時のラケットもメイスでした

 

ユース五輪の銅メダリスト

アメリカのリリー・チャン

バタフライがやめてしまったULC(ウルトラライトカーボン)のイシュリオンを使用

次のユース五輪は2018年ブエノスアイレスで開催します。代表は各国男女1人ずつ。かなり狭き門

 

ベネズエラのスタッフジャンバーはレーサー的

 

お!大物きました!

ドデアン

表記はモンテイロ-ドデアン・ダニエラ

なんともわからん。ポルトガルのモンテイロと結婚したら、国籍はポルトガルになるんじゃないのかと思ったが、国籍が取りやすくなるだけで、現状国籍のルーマニアでOKのようです。国際結婚は難しい。

ポルトガル勢は超イケメンのアポロニアが、先日ドイツのバーテルと結婚したので、最後のフレイタスの行方は・・・。

水谷君の結婚話・お子さんもメディアにたくさん出てきてますね。子どもに応援されることで今までにないパワーが湧いてくるのでしょう!

20代後半の選手が次々に結婚していってます。結婚ラッシュ!

 

あ、ドデアンのラケット忘れてた。

プリモラッツカーボンとテナジーです。

五輪に夢中になっていたある日、兄貴から「プリモラッツって聞かなくなったね」とラインがきました。

実家ではスカパーのスーパーサーキット効果はまだ続いているようです。

続々・五輪用具

調子に乗って、本日2度目の更新

女子最多出場のオショナイケ(ナイジェリア)

なんと6回目の出場です

ラケットはシュラガー

フォアがキャリブラLT、バックがブローフィッシュ

表ソフトの速攻&変化で勝負

彼女のラケットのグリップエンドには

キティーちゃんが!

さすがにこれは広告扱いにはならないようです。サンリオ万歳!

 

広告が厳しい五輪は既存のウェアだと大変なのです。

テープで隠し、マジックで国名を書いて埋める。LIBはレバノン

 

こちらはオセアニアの準王、ヤン・シン

中国の帰化選手・・・だよね??

クリッパーCRにキョウヒョウ、テナジーというお決まり組み合わせ。

 

正真正銘の帰化選手、ワン・ジャナン(コンゴ共和国)

私より1歳年上の33歳。

水谷隼ZLCにフォアはテナジー。バックの表ソフトは珍しいエクステンドPO

なかなか渋い!

 

バヌアツのヨシュア・シン

バヌアツですよ!

こんなバカンスなところで、卓球をやってくれていること自体がうれしい

青い海、青いウェア、そして青いラケット、それはインナーフォースALC!

というわけでないですが。

 

対するラテンの代表、メキシコのマドリッド

インナーではなくアウター

ティモボルスピリットにテナジー

普段着みたいだが、カッコイイ!

続・五輪用具

第二弾いきます。今回の選手もまだまだマニアック

 

パラグアイのアギーレ

もう3度も五輪に出ているけど、まだ21歳

初出場は北京五輪。その時は15歳でした。パラグアイの天才

ティモボルZLCに両面テナジーなのですが、それ以上に気になるのは

左腕の刺青(いれずみ)

「ヨテモノ」?と読めるが・・・。

日本語なのか、違う言語なのか、はたまた文字ではないのかもわかりません。

 

プエルトリコのアファナドル

用具は張継科スーパーZLCに両面テナジーなのですが、、、

この選手も気になるところが・・・。

自分の名前入りのサイドテープ

さらに

プエルトリコの国旗まで入っている

五輪は極力メーカー名を隠すため(メインスポンサーに配慮)、サイドテープも塗りつぶされます。

大抵はこんなような真っ黒いテープにされます。張継科は青いテープを貼っていましたね。

それを知ってしっかり自分用のサイドテープを作ってきたアファナドル選手の細かさにビックリです!

 

こちらはレバノンのサハキアン

カーボネード190にキャリブラ、そしてバックはスペクトル

表ソフトはまだまだスペクトルが強い。レバノンでスペクトルが使われているって不思議な気持ちになりますね。

コンゴ共和国のサカ

見るからにパワーがあります。上回転のラリーには滅法強い。

両面キャリブラのキンキン打球。ラケットは懐かしのゲルゲリー

オセアニアの王様・パウエル

上下黄色のアディダスウェアも良いですね。

用具は奇をてらわずティモボルALCにテナジーです。

 

卓球からアディダスは撤退してしまいましたが、ウェアはやっぱり着たい。

アディダスならではの格好良さがあります!

ウェアだけでも・・・いや、シューズもお願い!と思うばかり。

五輪の本気用具

五輪の卓球競技が終わりました。

只今、卓球五輪別冊に取りかかっております。

世界最高の舞台ですね。さすが4年に1度。毎年ある世界選手権とはモチベーションが違うのも仕方がない。

 

今大会、卓球台が美しかった。

緑に映える素晴らしい台。ほ、ほしい・・・。けど、移動が大変そうだ。

芝生の上の選手が見やすいように、卓球も緑地がいいのかな。

 

さて、本日から少しずつ選手の勝負用具を見ていこうと思います。

4年に一度の舞台に挑む用具。人生を懸けた本気用具!

 

コンゴ共和国のハン・シン

見ての通りの帰化選手です。なので、クリッパーCRにキョウヒョウというお決まりの中国用具

バックは表ソフトですが、判明せず。

帰化選手はいろいろと言われてますね。相手がドイツなのに2人中国人なのかよ!とか。

でも職を求めて海外にいくのもありじゃないですか。

そして日本も少し前までは帰化選手に頼っていた時期もあります。それで世界選手権でメダルも獲ったし、今更自分たちを棚に上げて他国を責めてはいけません。

 

メキシコのシルバ

インナーフォースZLCに両面テナジー

 

ウエーブカイザーブルク4を履いているのはやや珍しいか。

 

シリアから参戦したアレジー

インナーフォースZLCにブーストTS

 

フィリピンのラリバ

ティモボルALCにテナジー/ブルーファイア

こちらは今大会の最年少15歳

フィジーのサリー・イー

筋力を補うプリモラッツカーボン

 

地元のクマハラ

コルベルスピードにテナジー

 

という感じで初日はマニアックなメンバーでお送りしました。

順々にいろいろと紹介していこうと思います。

中国は海外勢をどう見てる?男子団体編

日本男子準決勝が始まる前に・・・・

最後の男子団体編をお届けします。

中国記者から見た海外勢の戦力

何度も言いますが、私の評価ではなく、中国の雑誌からです。

 

ドイツ 脅威度★★★★★

ロンドンからの4年間、世界の男子の卓球界にはわずかな変化はあるが、ドイツが最大の脅威であることは変わりない。

ボルはすでにドイツの2番手になったが、プレーの上では改善された部分もある。以前のボルはプレーの調子が悪いとガタガタ崩れて簡単に負けることがあったが、この2年くらいはその悪癖がほとんど出なくなった。ボルの技術は威力もあるしテクニックもある。前陣でのテクニックも良いし、試合での経験も豊富だ。彼がひとたび牙をむけば、中国チームとしては危険な相手だ。

オフチャロフはもともと中国にとっては危険な存在だ。彼のボールは回転量が非常に多いし、バックハンドのレベルも突出している。ただ、フォアのスイングが非常に大きいので、中国選手との対戦では連続攻撃の速さでかなわなかった。

しかし、プラスチックボールになって球速が落ち、逆にオフチャロフのフォアハンドは怖さを増している。技術面の弱点をプラボールがカバーした形だ。対中国選手、特に対張継科は、ボールの質がオフチャロフは増し、張継科は下がるようになったことで、張継科は以前のように優位を保てなくなっている。

3番手のシュテガーはチームの弱点。中国チームはボルとオフチャロフを十分に警戒しながら、必勝を信じて戦うことだ。全体の実力からすれば、やはり中国のほうが上なのだから。

 

シュテガーをバッサリと弱点!のひと言で片付けるあたり恐ろしい。

韓国 脅威度★★★★

韓国チームのビッグゲームでのファイティングスピリットは、中国チームもすでにオリンピックにおいて何度も味わっている。88年ソウル五輪の男子シングルス決勝は韓国選手同士の対戦だったし、04年アテネ五輪では、王皓がそれまで負けたことのなかった柳承敏に敗れた。世界選手権では長くタイトルを獲っていないのに、オリンピックでは2回も金メダルを手にしている。今回も韓国はふたりのシェークドライブの若手を起用し、団体戦での大物食いを狙っている。

韓国のふたりの若手、鄭栄植と李尚洙は、中国チームにとって怖いテクニックは何も持っていないが、怖いのは彼らが試合で見せる「不合理」なプレーだ。

ふたりを支えるベテラン朱世爀は、ここ数年中国スーパーリーグでプレーしていて、中国選手に対する理解が深い。すでにベテランだが、打法も多彩で警戒すべき相手だ。


これは「あいつら五輪だけなぜか強いんだよ。しかも不合理でめちゃくちゃなプレーでかき回してくるんだよ」と言っているよう。

一発当たれば怖い。それを押さえ込め!ということか。

 

日本 脅威度★★★

日本チームの3人は実力が接近し、3人がバランス良く勝っていくスタイル。韓国チームのような攻撃力はないが、非常に手強いチームだ。

水谷は日本チームのベテランで、プレーは安定している。特に対ヨーロッパは非常に安定している。現在の世界ランキングでは中国とオフチャロフを除けば一番高い。

丹羽孝希は非常に特徴のあるプレーをする。技術力全体を見ると弱い部分もあるが、ボールセンスもあるし、試合での戦い方は非常にシンプルだが非常に効果的である。丹羽と戦うときは彼の弱点をしっかりついて、やりたいプレーをさせないことだ。雑伎団のようなカットショートなどをさせないようにする。

三番手の吉村真晴はダブルスでのプレーが非常に良い。しかしシングルスでは明らかな弱点もあり、中国のトップ選手に比べるとまだ差は大きい。しかしコートの上ではファイトがあり、頑張る選手なので、我々中国選手も全力でプレーする必要がある。

 

丹羽のプレーを雑伎団という表現にしているのがなかなか。でも馬龍も使うじゃないか・・・。

他にも★2つにチャイニーズタイペイとポルトガルが登場。

男子のほうもなかなか辛口。

結局、中国が優勝することは信じて疑ってはいないようです。

さあ、これから日本対ドイツ!

頑張れ、日本!決勝へ行って、中国に一泡吹かせてやれ!

中国は海外勢をどう見てる?女子団体編

胃が痛い・・・

今、女子の日本対ドイツをテレビで見て、どっぷりの疲労感に襲われているところです。

惜しかった・・・。でも頑張った。気を取り直して3位決定戦に臨んでもらいたい。

 

では日本の3位決定戦を前に中国記者から見た海外勢ー女子団体戦編を紹介します

 

最も警戒しているのは

日本 脅威度★★★★★

石川佳純は日本女子のエースでテクニックの合理性やラリーでの全面性から見ても日本チームで最も優れている。

日本チームの最も未知数なのは若手の伊藤美誠だ。全体的な実力ではまだ劣るが、ボールの威力では福原より上で、精神面も年齢では不相応なくらい成熟している。試合で勝負強く、番狂わせを演出できる選手だ。重要な試合になるほど、彼女はファイトを燃やす。

 

残念ながら、決勝へは進めませんでしたが、最大のライバルと評してくれたことがうれしい。

 

シンガポール 脅威度★★★★

純粋な帰化選手チーム。

今までは3番手がいなかったので、全体的に実力は落ちていたが、周一涵(写真)が入り、総合力が上がった。馮天薇はピークに比べると落ちるが、試合経験が豊富だし、中国チームと戦った時に頑張る選手だ。そして大事なポイントになった時に技術や戦術やサービスの変化で相手を欺くのが抜群にうまい。卓球に対する理解がより深くなっている。

周一涵は中国にいた時は一流選手と比べるほどの選手ではないが、ポテンシャルはかなり高い。中国で長年練習してきたので基礎レベルは高い選手だ。

 

ドイツ 脅威度★★★

ふたりのベテランとひとりの新人というメンバー。

新人のゾルヤは非常にセンスがある。ここ最近のヨーロッパ出身としてはもっとも優れた選手だ。安定感もあるし、ボールセンスが非常に良い。

ベテランふたりは年齢は高いが、打法に特徴がある。

特にハン・インは非常にカットの基礎レベルが高くて、女子ではカットを苦手としている選手が多いので、ハン・インの存在がドイツチームのポイントになる。シャン・シャオナーはシングルスでも実力者だが、ダブルスも素晴らしい。ゾルヤとのダブルスは重要な戦力だ。

北朝鮮 脅威度★★★

ベールに包まれた未知のチーム。

選手の技術の基礎レベルは非常に高い。リ。ミョンスン、キム・ソンイというふたりのカットマンは実力が高い。国際大会の経験は不足しているが、打法が多彩なのに加えて、朝鮮民族ならではの闘志がある。

中国チームがもしドローで当たることがあれば、謎めいたチームに対して相当な注意が必要だろう。中国選手は、試合の中でカット打ちがうまくいかないとペースを乱すことが非常に多い。カット打ちは予想外のミスが出やすいので注意が必要だ。

 

しっかり、準々決勝で当たり、しっかり勝利。余裕に見えて、準備は入念にすることが、ストレート勝ちの要因なのでしょう。

 

 

くううーーーそれにしても悔しい!

3位決定戦で(たぶん)シンガポールを撃破し、メダルを獲ってほしい!

中国は海外勢をどう見てる?女子シングルス編

続いて、女子シングルス編

中国の卓球雑誌、ピンポン世界でのリオ五輪予想ページです。

つまり、中国記者からみた海外勢の戦力分析。

単純な強さではなく、対中国の強さに重きを置いているようです。

 

最大のライバルにあげたのは

馮天薇 脅威度★★★★★

馮天薇とやるときはいかに先手を取るのかが重要になる。彼女はビッグゲームでも超一流の中国選手に勝ったことがある。万全の状態でこられると丁寧と李暁霞でも注意が必要だ。ただ、中国代表がしっかり準備をすれば実力どおり、負けることはないだろう。

 

一番手にあげときながら、「負けることはないだろう」って・・・。中国女子がどれだけ強いのかわかる記事だ。

石川佳純 脅威度★★★★

この2・3年は非常に充実している。かつては福原愛に比べて日本で一番怖い選手ではなかった。

今はボールに威力が出てきている。特徴は第1に速さ。第2に連続攻撃。そして3番目にサウスポーであること。最近中国選手との試合を見ても、速さで明らかに中国選手に不利というわけではない。そういう選手は少ない。大体が中国選手の速さについてこられない。石川佳純は3球目、4球目のあとでも速さについてこれる。それが彼女の強さを物語っている。

なかなか高評価。でも★の数は馮天薇よりも低い。やはりビッグゲームでの対中国の実績でしょう。2010年モスクワ大会の馮天薇はそれだけサプライズでした。

そのほかには★3つに

リー・ジャオ、ハン・イン、福原愛、鄭怡静の4人

帰化選手かアジア選手。生粋のヨーロッパ人はひとりもいませんでした。

愛ちゃんの評は

スポーツ選手向けの性格でビッグゲームになった時に自分の力を発揮することができる選手。しかし、戦型のうえでの限界がある。バックハンドでの決定打は難しく、フォアの威力も十分なものではない。

これはかなり辛口。誰と比べてるんだ。。。閃光のようなバックハンドは、十分に決定打になるし、フォアの連打も決定力がある。しかし、丁寧、李暁霞に比べると・・・ということか。中国記者の目線は厳しい。

日本選手のところに、

日本選手はコートでのマナー、試合態度が良いし、非常にファイトのあるプレーをする。2020年東京五輪に向けて意欲、野心がある。

というコメントがありました。

日本人のマナーが認められているのはとても誇れることです。中国記者がそう言うのだから、記者会見の時のスマホはやめさせてほしいと思うが・・・。

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