年別アーカイブ: 2017

全中国の用具はまだ終わらず

再び、全中国運動会へ

人が多いので終わらない・・主要なところだけ少しずつ紹介していきたいと思います

アジアカップも制した林高遠

変わらずビスカリアを使用

中国には張継科の組み合わせを使う若手がかなり多い

 

ビスカリアは日本では廃番になっていますが、ティモボルALCと同じブレードなのですが、あえてビスカリアがほしいという人が多い。

ティモボルALC、張継科ALC、松平健太ALC・・・全部同じブレードだけど、ビスカリアが良いという人が多い。人の名前が入っているのが苦手という人も多いからだろう。

 

グリップの違いから多少バランスは違うけど。

本当に多いよビスカリア

写真は四川チームの朱霖峰

 

許昕インテンシティと天極、そして裏面にはキョウヒョウ

なんちゅう組み合わせなんだ許昕

ブンブンと振り回すパワーがあってこそのラケットです。

5枚合板であれだけ後陣から吹っ飛ばすんですから、実はカーボンとか入っているんじゃないかなと思っていましたが、

この前、撮影の時にラケットを持たせてもらい、ちゃっかり確認すると、普通に5枚合板。

用具を活かすのも使い手次第なのですね

 

 

ペンつながりで最後は厳昇

団体準決勝3番で張超を破り、決勝進出の立役者となったペン表

ラケットはクリッパーCR

フォアの表ソフトは安定のスーパースピンピップス

バックはテナジー

スティガ・TSP・バタフライ

という中国選手に人気があるメーカーの組み合わせです

社名変更・・・VICTAS

VICTASの新ブランド説明会に行ってきました

 

本当に斜めに切られているカタログ

ロゴに合わせてカタログも切る徹底ぶり

 

 

ウェアもシンプルで良い感じ!

 

ラバーパッケージも箱も変わります

 

社名がVICTASに。

TSPもあります。つまりVICTASという会社の中にVICTASブランドとTSPブランドがあるということ。

 

 

ゲストは

南国の怪物くんこと、岩井田駿斗選手

 

全日本2位の吉村和弘くん

 

今日だけT4内もVICTAS一色でした!

バック表の神様

湖北省の張瑞(チャン・ルイ)

解放軍戦のラストで胡麗梅のカットを打ち抜いた

ラケットはまたもCRW7

バックはスペクトル

 

中国でのスペクトル人気はすごい

そもそもはこの人のおかげかも。

秦志戩と馬琳と楽しく喋っている人

 

バック表の神様

王涛

 

バック表の人は彼のビデオを擦り切れるまで見たでしょう

 

さて、次回からは

男子編も行きたいと思います。というか、女子もまだ団体の準々決勝のみなので、まだまだ続きます。

全中国の入り口

全中国運動会編、まだまだ続きますが、本日も女子選手

 

北京チームの盛丹丹(ション・ダンダン)

XIOMウェアなんですよね。

珍しい両面テナジー。ラケットはインテンシティ。重いボールが出そうです

 

バック表の有望株・何卓佳(ヘ・ジュオジア)

以前、ジャパンオープンに来ていた時はスペクトルだったのですが、今大会はまさかのフェイントソフト

スポンジが厚いので、十分攻撃が可能。田勢美貴江さんタイプへ。

 

ナイキのヘアバンドで登場した胡麗梅(フー・リーメイ)

13年世界選手権パリ大会の代表選手

中国でしか売っていない、TSPブランドの松下浩二

 

武揚(ウー・ヤン)はしっかりスペクトルを使用

フォアはキョウヒョウではなく天極

 

ペンドラの張薔(チャン・チアン)はインテンシティだけど、

 

許昕インテンシティ

 

許昕は江蘇省の先輩だから、もらったのかな。

 

今週は13〜15日までといろいろ取材で出ずっぱりになりそう

全中国運動会の用具へ!

最近、コーヒーが美味くて困っています。

作馬さんが山崎コーヒーを送ってきてくれるからです。

アンドロジャパンの山崎社長の実家が珈琲屋さんで、そこのコーヒーが美味いのです。

 

さあ、ようやく全中国用具です

頑張ります。「日本人が怖ろしいのはこういうところだ」と中国のニュースで流れたようにマニアックな部分にとことんこだわっていきましょう

そのニュースはこちら

 

本日は女子団体決勝のメンバー

黒龍江省のエース 王曼昱(ワン・マンユ)

世界チャンピオンになるのだろうか・・・ただ、食が細いらしいが、堂々たる体格とリーチ。

ラケットはビスカリア

両面キョウヒョウを貼るパワー女子

 

2番手の車暁㬢(チェ・シャオシ)

とにかくスイングが速い!この選手も女子離れしています

ラケットはカーボネード145

 

3番手は愛ちゃんコピー選手でお馴染みの王璇(ワン・シュアン)

やっぱりスピンアートなのか?やっぱりアタック8なのか?という疑問を持っていましたが、

役割を終え、全く別の用具になっていました。

 

ラケットはスティガのCRW7

フォアラバーはエボリューションMX-P

バックはフレンドシップのラバーに変わっていました

 

 

対する四川省のエースは

世界2位の朱雨玲(ジュ・ユリン)

17年世界選手権ではバック側にロゼナを貼っていて、驚かせてくれましたが、今回はテナジーへ戻っています

ラケットはカーボネード45

 

それにしてもロゼナの勢いがすごい。

8月の用具ランキングではついに1位。今後はさらに勢いがつきそう・・・。

 

四川の2番手は郭艶(グオ・イェン)

ラケットは紅双喜のパワーG3

 

ラストは范思琦(ファン・スーチィ)

この選手もとんでもないスイングスピード

 

個性的なしゃがみ込みサービスも使います

 

ラケットはインフィニティVPSⅤ

 

スティガはもともと人気がありましたが、最近のカーボネードの人気っぷりが目立ちます

極端に145と45が人気。一大ブームになりそうな勢いです。

粘着と合うのかねー。特にキョウヒョウと。

 

でも自分はゴールデンタンゴが今、良い感じです。

 

全中でラクザ

次回くらいから全中国運動会ネタでいけそうです。

でも今回は全中です

 

ぼくは取材には行っていないのですが、

明徳義塾の手塚選手が快刀乱麻の活躍で優勝したと。

彼は小学生時代からヤサカの契約選手で、用具もオールヤサカ

 

プレースタイルは両面裏ソフトでの前陣速攻

下がってビュンビュンドライブを振るタイプではなく、前陣ドライブとブロックでのさばき、そして必殺技のバックプッシュ。

男子の両ハンドオールラウンダーの流れに一石を投じましたね

 

ラケットは

7枚合板の馬林エキストラスペシャル

本人曰く「打球感がすごく良くて、ボールも安定する。自分はカーボンが苦手なので、7枚が良い」とのこと。

 

前陣タイプでは珍しいSTを使用

そういえば、ジュニア優勝の笹尾明日香選手もこの7枚合板でしたね。

クリッパー系には弾みは勝てませんが、回転量は多い馬林SP。コントロール性能というか、扱いやすさはすごいです。5枚合板みたいな使いやすさ。

 

ラバーは両面ともラクザX

 

地味にラクザの流れが来ているのかも。

自分はラクザXは硬すぎて、Xソフトくらいがちょうど良いです。

発売から3年経って、今全中のタイトルを獲るとは・・・失礼ながら思いませんでした。

続・ゴールデンタンゴを打つ

引き続き、継続使用をしています。

ヨーラのゴールデンタンゴです

 

使えば使うほど、なかなかに魅力が出てきますね。

 

特徴のひとつに「弧線が超高い」こと。

 

あまりに高いと逆に嫌なんですが、ボールの飛び出しがめちゃくちゃ高くて、それゆえにバウンド後もグオーンと上に跳ね上がる。

弾道が異様で特殊

おもしろい。

フォア打ちの段階でめっちゃ上に飛ぶから、「オーバーミスした」と思っても、そこからグイッと台に収まる不思議な感覚。距離感をつかむのに慣れが必要でした。

相手の台にやや浅くドライブが入った時は、弾道の頂点が肩よりも上にいくので、めちゃくちゃ打ちにくそう。イメージは速いループドライブ。

吉田海偉さんが「ループドライブはできるだけ高いほうが良い。相手は怖くて上から抑えるだけになる。逆に低いと角度を合わせやすい」と言っていたのがよくわかる。

 

スピードは結構出ます。今までの粘着ラバーの中でもかなり出る。翔龍よりも速いんじゃないかな!

 

 

そしてインパクトの許容範囲がすごく広い。

粘着ラバーの特長でもあるレシーブのやりやすさはかなりのもので、台上での止まりも良い。

やや強く打つ(中打)、結構強く打つ(強打)、という攻撃技術でもイイボールが出ます。

粘着のデメリットとしては一定以上のインパクトで打たないと、棒球になってしまう・・・。

でもゴールデンタンゴはそれがない。テンション系のように、広いインパクトに対応してくれる。これはありがたい!!!

 

デメリットとしては、基本的にボールが上に飛ぶので、ブロックが難しい。

入るけど、次も打たれる。バックには向かないかな。バックバックで常にかけていければいいですが。逆にふわんと前に落とすブロックはやりやすい。

 

レベルとしては、しっかり振れる中級者以上の選手。

しっかり振れることが前提で、その中でインパクトの強さを変えて様々なボールを操ることができる。そこに弾道の特長が個性として活きてくる。

 

使いやすいとはいえ、ヴェガヨーロッパやラクザ7ソフトのような扱いやすさではないので注意。でも47.5度のスポンジが使える人であれば、問題ないでしょう。

 

これは、、、、、アリ!!!

新しい粘着性ラバーとして、十分な存在感があります。

とりあえず自分は継続使用です。下回転がおもしろいくらい上がりますし、何より弾道を操る感覚が面白い。

 

価格が5800円と、ちょっと試すには躊躇する値段なんですが、、、

ザ・粘着 ということではなく、今のスピン系テンションにスピンマックス(だいぶ前に発売されていたラバーを粘着性に変身させる道具)を塗ったらおもしろそうだなーと想像している人にオススメです。

 

いろいろなラケットに貼りましたが、これとのコラボが良かったです。

一度、ゴールデンタンゴで試合に出てみようかな。

ゴールデンタンゴを打ってみた

ゴールデンタンゴ

少しですが打ちました。

 

情報のおさらいをすると

粘着性ラバー

テンション系

スポンジ硬度が54度

ドイツ製

のラバーです。

 

54度というと、近年のドイツ製ではほとんどない。

攻撃用ならば硬くても47〜50度。

50度以上はカット用のVS>401(57.5度)くらいで、ガチガチのラバー。

あまりに硬くて、重すぎて、あとカット用ということも考慮されてMAXが発売せずに、2.0mmが最高厚だったくらい。

 

それに近い硬度ということですが、、、果たしてどうなんだろうと思い、フォア打ちをすると・・・

 

あれ?

硬くない。ちっとも硬くない。

しかも重くない。

どうなってるんだ?と思いましたが、、、

 

触ってみるとシートがすごく軟らかい。

粒間隔が空いているわけではなく、粒が詰まっていながら軟らかい。

つまり素材が軟らかいということでしょう。

フォア打ちやブロックでもクニュっとシートに食い込む感覚があります。

柔らかくて微粘着のトップシートは、タキネスチョップのようなクセのない回転のかけやすさ。

そのシートでボールをキャッチし、テンションスポンジでパキーンと飛ばす。

なるほど、そういう方法で回転とスピードを両立したのか。

 

また、スポンジにもちょっと工夫がありました。

携帯カメラなので、見にくいですが、

 

いつもの気泡系のスポンジではありません。

09年のヘキサー(アンドロ)が発売してから、ドイツ製の定番となった気泡系スポンジですが、このゴールデンタンゴには採用されていません。

 

むしろ、スピード系のスポンジ。これならスピードが出るはずだ。

しかも硬度以上に柔らかく感じ、重量が重く感じないのも納得。

 

粘着シートでクニュっとつかみ、スピードスポンジでパキンと飛ばす。

その組み合わせのせいなのか、打球音も独特で、ピキン!みたいなワンランク高い音が出ます。

カウンターも落ちないし、ドライブもテンション系の打ち方でも飛ぶし、いいですね。

粘着らしいミートでの飛ばなさと台上の飛ばなさは踏襲していますが、少々ボールはキレイに飛びます。

それでもオメガVツアーと打比べると、相手はゴールデンタンゴのほうが圧倒的に取りにくいとコメントしてました。

 

むむむむ、なかなか良い粘着かもしれません。

もう少し使って、性能を探ります!

新製品・・・何使う?

しばらく試合がないもので・・・用具をあれこれ使っています。

 

夏〜秋の新製品も少しずつ。

注目度と性能でいったら

 

ミズノのQ3ですね

テナジーとドイツ製に割って入る第三勢力になるラバーです。

独特な打球感と性能

今まで感じたことがない飛び方をします。

おもしろいのが、かかっている感じが全然しないのに、ボールは意外と回転がかかっているところ。

シートでギュン!スポンジでグッ!ともって回転をかけている感覚があまりない。でもちゃんとラバーがレスポンスして回転がかかる。

軽く当てただけでも結構かかる。下回転をキュッと合わせて持ち上げた時に、今まで以上の回転を感じました。かかっている感じがないのに、なんでこんなにボールが上がるんだ??と。不思議な感覚です。

 

もう少し使い込んで分析したら、また追記しますね。

 

もうひとつはすでに発売しているゴールデンタンゴ

 

まだ打ってはいないんですが、春の展示会で感触が良かったのを覚えています。

今日、少し試打してみます。

 

プラになって翔龍がヒットしていることもあり、粘着ラバーもある意味良いんじゃないか、個性として使えるんじゃないか、テンション系と張り合えるんじゃないかという感じがあります。

 

攻撃の良さは折り紙つきですが、守備ができる粘着がほしいところ・・・。

この2枚はさてどうだろうか。

 

粘着はトップの意見も大事ですが、中級レベルの意見も特に大事だと思います。

続・カットマン

カット編をもう少し紹介

明徳義塾の加藤選手

ラケットは松下浩二スペシャル

 

意外と多い松下SP。

特殊素材入りなので、球離れはやや早いですが、そのぶん相手の強打の影響も受けづらい。

 

大フィーバーを起こした鶴岡東の内田選手

今大会、唯一木造くんに土をつけた

ラケット・・・なんだこれは?松下プロモデルかな??

ブチ切れバックのラバーはカールP1ですね

 

就実の中村選手

裏裏です。

ラケットは剛力。え?剛力に裏裏でカット?? 重そう・・・。

 

四天王寺の大川選手も同じく剛力系

ミキハウスの選手たちの剛力率がかなり高い!!

 

富田の渡辺選手

安定のデフプレイセンゾー

同じく富田の加藤選手

こちらは松下浩二

 

 

うーむ。カットマン、多いぞ

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