ユースの男子

ユース五輪男子編いきます

アベンジャー・5を使う彼の名はジョンソン。

セントクリストファー・ネイビス連邦という西インド諸島の小アンティル諸島内のリーワード諸島に位置するセントクリストファー島(セントキッツ島)とネイビス島の2つの島からなる英連邦王国の一国たる立憲君主制国家。

というちょっと学校の授業ではカバーできないところからやってきた男!

 

ハンガリーのスディ選手。

ビスカリア!ではなく、ビスカリアライト!

 

シンガポールのイン・ジンユエン。

硬くて重くてかっ飛ぶスティガのCC7を使用。

タイのパダサーク。クリッパーCRWRBを使用。

スウェーデンのラーネフール。ローズウッドを使用。

バタフライとスティガは国を問わず人気がありますね。

 

ちょっとケンカは勘弁したい彼はチュニジアのベンヤヒア。

ラケットはコニヨールの軽量ラケットシリーズ エアロスのOFF。バックは表ソフトのスペクトル。スペクトルも国や地域も関係なく人気がありますね。

 

五輪であるが故に、メーカーロゴの規制がかなり厳しかったようです。

ラケットもロゴはひとつしか見せてはいけないとのことで、

グリップエンドにシールを貼られる選手が続出。

ウェアも規定に従い、ロゴを隠されます。

村松君なんかは大変です。

松下浩二オフェンシブを使っている村松君ですが、松下ラケットは両面にレンズがあり、どちらにもVICTASロゴが入っています。そしてもちろんグリップエンドにもVICTASプレートがあります。

3カ所のうち、2カ所を隠さないといけないのです。

ということで、

手が乗ってしまうバック側のロゴを生かして、

フォア側とグリップエンドのロゴを隠すようにしたようです。

 

まだ深く握っているグリップだから良かったものの、浅いグリップの選手だったらかなり影響が大きいのではないか!?

五輪の規制も難しいところですなぁ。

ユースの女子

ユース五輪の続きです

インドのムケルジ。

インドはダスやもうひとりのムケルジなど、なんでこんなに強いんだろう。その中でもトップはアチャンタ。もう一歩飛び抜けた選手がこれから出てくる可能性はありますね。

ラケットはメイス。プレーはスマッシャーです。

 

ウガンダのセーラ。

エキストラ7を使うな女。それにフォアはブーストTC。バックは表ソフト。

エキストラ7は良いラケットでした。薄くて硬くて、反発力があって。。。宋恵佳ちゃんもずっと使っていましたね。

後継ラケットはギャラクシャです。

ベルギーのルン。ベルギーまでも中国系の代表に・・・。

今や逆チキータすら標準装備なのか・・・。

ティモボル・ZLFにテナジー。バックはエボリューション。

 

ウズベキスタンのキム。

水谷隼を使用。女子では珍しいですね。さすが世界の水谷!

オーストラリアのブイ。

安定のインナーフォース・ZLCですね。

エジプトのサード。

ティモボル・ALC。このラケット、世界で一番売れているんじゃないかな・・・。

クロアチアのラコバッツ。

こちらも同ブレードのビスカリア。

美人さんですが、ユースなんだからもう少しバッチリ化粧じゃなくても・・・と個人的に。

 

と、ざっくりと女子を見ていきました。

男子、メダリストに続きます!!

世界の若者の手元に粒高

あまり報道はされておりませんね。

ユースとはいえ、五輪なので報道に制限があるため、水泳やバレー、高校野球に話題を持っていかれている感は否めませんが、ユース五輪で日本の村松・加藤が大活躍でした。詳しくは速報を見ましょう!

 

そこで世界の有望な若者の用具をチェックします。

日本の2選手はおいといて・・・

まずはベルギーのアレグロ

本人の名前はラージラバーですが、

ティモボルスピリットに両面グリーンスポンジのラザント系。

フォアはラザントターボのようです。

ハンガリーのイムレ。

エバンホルツNCT5ですね。

フランスのザリフ。

フォアはフレアストーム2、バックはテナジー。ラケットは日本では廃番となったインナーフォースAL。

オーストリアのミシェク。

ティモボル・ALCに両面テナジー。超王道です。

タイペイ期待の粒高使い、邱嗣樺はクリッパーウッド。

気になる粒高面は、

これです。

大維の388D。変化よりも安定タイプで、プレーもチャンスをつくって、フォアで攻めるスタイルでした。

新たな粒高ヒロインの誕生ですかねー。

ユース五輪は人も少ないし、いろいろな用具もあったので、じゅんぐりと紹介していこうと思います。

プラ対応用具がいち早く登場

地獄のような体調不良から片足だけ生還させて帰って参りました。

ただの夏風邪のようですが、20年ぶりに38.0度を超えて布団を汗だくにさせてやりました。ここまで悪化すると卓球打ちたいなんて思わなくなるものです。

 

インターハイが終わり、すぐに全中がやって参ります。

インターハイはおもしろかったです。用具?用具はつまんないですよ。

上は画一化されすぎてブログでは取り上げません。ベスト8の使用用具については来月号(9月発売)でご確認ください。

しかしその中でこのラバーを使う選手がいたので、XIOM新作紹介でも致しましょう。プラスチックボールの対応をうたっています。

 

まずは

オメガⅤのアジアとヨーロ

当初はふたつともスポンジ硬度45度で出すという話でしたが、プラスチックボール対応のためにかわりました。

①スポンジが変わった

硬度はアジアが50度、ヨーロが45度ですが、そもそもツアーとプロとスポンジ自体が変わった。硬度だけでなく、よりつかむスポンジに変更。

②シートは踏襲

アジアがプロのシート、ヨーロがツアーのシートを装着。

③ヨーロはちょっと女性を意識

実際に実物を見るとヨーロのパッケージは赤紫のような女性っぽい。男子のバックや女子のフォアに良いとのことで、女子でも使えるオメガをイメージ。実際にインターハイ使用選手は女子のフォアでした。中級男子にはフォアでも良いでしょう。

 

まとめると

こういうこと

アジアは柔らかいシートでつかんで、50度のスポンジで吹っ飛ばす。

ヨーロは硬めのシートで引っかけて、45度のスポンジで気持ち良くコントロール。

個人的にはヨーロかな。最近軟ラバブームが来ています。軟ラバのストックがたくさんあって、困っているくらいです。そのうち自腹買いで感想を載せますね。

 

 

ラケットはもっと種類がありますよ。

すごくおもしろい合板構成のヴェガツアー

現在、ヴェガプロとヨーロが発売されていますが、ツアーはおもしろい。

上板:桧/添芯:アユース/中芯:桂

そしてアウターにゼフィリウムエックスカーボン。

めちゃくちゃな合板です。しかし打球感は意外に軟らかくて、正直想像より飛ばないです。もっとガチガチかと思ったら、むしろコントロールが良い。

回転のかかり具合も良くて、弧線もしっかり。これ、おもしろいですよ。使いたくなるほど。

 

そして

ラケットのオメガシリーズ。

こちらもツアー/プロ/ヨーロ の3種類。

ラケットオメガは7枚合板シリーズです。

簡単に言うと、ツアー=黒檀。プロ=紫檀。ヨーロ=洋材 を使った7枚合板です。

ええ、あのシリーズが頭に浮かぶことでしょう。

そして他にも黒檀や紫檀を使ったラケットはあります。

ではどこに違いを出すのか。それは上板の作り方に秘密があるようです。

ヒントはブレードに書かれたジョイントレス

ハッキリ言って、これが卓球にどう良いのかはわかりませんよ。でも他との違いのひとつですね。

全部7枚合板ですし。

 

ラバーと違い、いまいちXIOMのラケットが認知されていないのは、名前が似ていて、しかも性能差がわからないということがあるでしょう。

一般的には

ツアー プロ ヨーロ

とあれば上から弾みが良いと思いますが、それも違う。

ヴェガは ヨーロ、プロ、ツアー

オメガは プロ、ツアー、ヨーロ の順で弾むようだし。

その辺をいったん整理する必要があるかもしれないですね。いくら性能が良くても理解しにくい物、よくわからない物だと手が出しづらいです。

これだけのスペックで4本とも15000円ですから、良心的な価格かと思います。見つけたもん勝ちのメーカー、用具はまだまだ埋まっています。

さあ、プラボールになりますよ。用具をもっと盛り上げていきましょう。

これからプラ対応用具がどんどん出てくることでしょう。

ちょっと寝ます

一週間のインターハイを終え、

本誌の編集作業に追われ、ようやく落ち着いたところです。

今月号には速報という形で7Pほどインターハイの様子や結果を掲載します。詳報は来月号です。用具情報も来月号です。おもしろい?用具は、1つ2つ程度なので、その部分はおもしろいかも。

男子は特殊素材ばかり。スーパーZLC、ZLC、ALC、などなど。

ベスト8に木材はひとりだけでしたね。逆に女子はまだまだ木材が強い。

やっぱり中級者は “トップの女子に学べ!” である。

前陣での打ち合い、いかに入れるかの用具、ループドライブ、カウンター、そしてロングサービス。

女子卓球こそ、中級者男子が参考にすべき技術と用具が満載だと思います。

あー、山梨は良かったなぁ。

暑かったけど、爽快な暑さで−。

 

さてさて、本題です。

疲れました。寝ます。

お盆休み後にまた起きます

行って帰って、行って帰って!

ここ1週間はいろいろと外へ出ておりました。

まずは25日

なんかオシャレな大学。淑徳大へ!!!

元気があり余ったのふたりにトークで押されっぱなしでしたが、、楽しく取材。

さて、次の日の26日は、すでに知っている人もいるかと思いますが、

塩野くんの撮影!

パートナーはこの人

みんなのオノタツ!

見るからに胸筋がすごい賢二くんも途中で登場などなど。

何をやったのか詳しくは

↓↓↓↓↓↓こちらをご覧ください「塩野真人のOn your mark!」

http://www.donic.jp/blog/shiono/2014/07/27/dvd撮影/

なんじゃろうねこの現場(笑)

 

さて、翌週は。。。

29日は

スーパーひたちに乗って、

ヒレカツサンドを食いながら1時間半

目の前に海が広がる日立駅へ

最近無敵のまっつん

クルー! っとポーズを取る美咲ちゃん。

グラビア撮影のようです(撮影者:松澤茉里奈

夏っぽい雰囲気出てますね(撮影者:松澤茉里奈

え?この撮影のために行ったわけではありませんよ。

 

さて、翌日30日には

ディズニーランド(舞浜駅)をすり抜けて、東京アートへ!

相変わらずの打球点と攻撃力の大矢君。

カッコイイですね!

とまあ、いろいろと行って帰ってととと、、豪華な場所にお邪魔しておりました。

さて、これは何の企画でしょうか!?

次号をお楽しみに。

来週からはインターハイに1週間行きます!それまでに今月号を終わらせないと・・・。頑張ります!

カヌレに出合う

柔らかい7枚合板に両面軟らかいラバーで金属音をキンキンと鳴らしてラリーを楽しんでいます。

威力よりもコースを突く年齢になってきたのでしょうかね。ぎっくり腰がクセになってきているので、技術の幅を広げるチャンスと思ってやります(泣)

 

16日の水曜日には突如、福澤朗さんが「練習させてください」と来社。

21日の東京卓球リーグに向けての追い込み練習らしいです。

お土産にカヌレをいただきました。オシャレな食べ物ですねー。

今まで出合うことがなかった食べ物で、喰わず嫌いの多い自分としては恐る恐るでしたが、おいしいです。

 

さて、実業団選手権が終わりました

日本リーグから日にちもあまり経っていないので用具変更はほどんどなかったですね。(写真を見る限りですが・・・)

瀬山くんがアコースティック→ティモボルW5

あとは田代さんがラケットを変えたくらいですかねー。

それにしても

ギガラリー・賢二くん。

メガ痩せです!

 

さてさて20日は我が卓球王国も東京卓球リーグ(4部)に出場しました。

とは言っても自分は同日に人数がギリギリだった墨田区リーグ(7部)へ。

オール3-0で優勝し、昇格しました。

墨田区リーグは10部まであり、上へ行くにはかなりの時間がかかるのです。

後期は6部・・・。まだまだ先ですね。

ガツガツせず、日曜卓球程度で気長にがんばります。

東卓に出た王国チームは4部残留だそうです。

 

いやー、久々に試合に出て、試合も早めに終わって、風呂に入って(墨田区総合体育館には風呂があるのだ!)、飯を食って、、、良い日だなーと思いけりゃ

京王線、死亡。

19〜22時まで3時間ほど運転見合わせ状態。

復旧後も各駅のみで、全然発車せず。。。

どっと疲れました。

インターハイまでもう少しです。それまでにいろいろと終わらせないとーーー。

頑張ります。

 

こいつは丸ノ内線に配備された東京メトロの新兵器(?)

冷気のミストを送り、涼しさをプレゼント。水蒸気を噴出しているので当たりすぎると服がぬれます。ご注意を!

ジンタク

ジンタク関東学生選手権で活躍!

ベスト4入り!

ブンブン振り回す!

おっと、打ち込まれて劣勢だ!

隣コートの丹羽くんが飛んでいったボールを拾いに行く

まだまだー!ここから粘るのがジンタクだ!

ロビング体勢に入るジンタク!

丹羽くんは拾ったボールで自コートに戻るところ。

ロビングをなぜか見守る丹羽くん。

まるでダブルスを組んでいるようだ。

 

そんなふたりが準決勝で激突!

4-2でチャンピオン丹羽くんが勝利したが、惜しいぞジンタク。さすが3年前の全日学王者だ!

最終学年での全日学の大暴れに期待しよう!

 

写真を見る限り、神君は馬林カーボンからまたもデュラングルに戻っているようです。

私も最近ラクザ7ソフトが気に入っています。フォアに貼ったらラケットとの相性なのかめちゃくちゃ良いですなぁ。しばらくこれでいきます。

インカレ後半。

インカレ女子の用具は男子ほどいろいろなラケットを見ません。

おそらく最も使われているのが「インナーフォース・ZLC」でしょう。

最強留学生・劉莉莎をはじめ、

淑徳大、佐藤優衣選手、

茄子、ではなく鈴木李茄ちゃん、

同志社大の政本さん、などなど。

上げればきりがないほどいました。

女子はインナーフォース・ZLCか柔らい素材系、そして木材と前陣に特化したラケットが多いですね。アコースティックとかも多かったです。

ではここからは珍しい? あまり見なかったのを紹介します。

今や戦型すら珍しい、左角ペンドライブは板橋さん(愛み大瑞穂卒)。使用ラケットは呂林。9ミリ単板素晴らしい!

カーボンより硬いと言われる7枚合板フォルティウスを使うのは前瀧選手。平野早矢香ちゃんを全日本で破った強打者です。

昨夏のインターハイは感動的でした。インカレでも専修大の王凱選手に勝利した上村選手。使用ラケットはキョウヒョウ龍。

インナーフォースZLFは高橋選手。

ペンドラの温馨選手はテナー(シェーク)のグリップを切断した特注(一応ニッタクさんが切っているとのこと)。

最近、超強い大島選手はフォルティウスFT。なんと7枚合板。

イシュリオンを使うのは花木選手。

シュートドライブの達人、富川選手はステランベンクソン。

 

カットマンは

庄司選手、永田選手=ティルナ

市川選手=羽佳

英田選手=高島H3

厚谷選手=朱世爀

池上選手=バタフライ特注

緒方選手=松下浩二

などなど、勢力が分散しております。高島シリーズが少しずつ入ってきているのがうれしいですが、カットマンは繊細ですから・・・人によって合う合わないはありますよね。

 

最後は団体戦ならではのガッツポーズ&のけぞり集です

大会の詳報、報道記事は今月発売号(19日発売)に掲載されます。

お楽しみに!

ZLC→ALC。特殊素材は2強時代

ねっとりとしつこい暑さで、クーラーのある時代に感謝している毎日です。

熱かったり、湿気が高かったり、日本人でもこんなに嫌なのに、海外の人はもっと嫌なんでしょうね。

あー、近づいているインターハイが心配です。今回は体育館と武道館に分かれているとのことですが、片方には空調がないとか・・・。選手、、、ガンバレ!

 

さて、先週の土日はインカレに行ってきました。とはいいつつも、東京なので泊まりではなく通いです。

インカレで用具を見ていて思うことは

ALCが多い!

ZLC勢だった人も徐々にALCに変わりつつある。

特に男子は一時ZLCがかなり普及していたが、今はZLCが6に対し、ALCが4くらいのイメージだ。

吉村くんはZLC→SP-ZLC→ALCと渡り歩く。

大坂くんは、フィルメア(インナーカーボン)→ファイヤーフォールAC(インナーALC)とALC寄り。

殊勲賞の平野君。硬めZLC(ティモZLC)→柔らかいZLC(水谷隼)→ALC。

徐々にだが軟らかめにスライド。

駒澤の二枚目、鈴木選手。ALCの中でも少々板厚ラケット(メイス)使用

エリアカから駒澤に進学した松田くんもALC。

早稲田の山本勝也くん、ALC。

40年ぶりのベスト8入賞した関西学院大の久野選手もALC。

埼工大の郭選手もALC(ビスカリア)

 

そして何と言っても

丹羽くんがALCを使用しているのがでかい。

木材→ZLF→ZLC→SP-ZLC→ALCという変遷

 

ちなみにお姉ちゃんは

インナーフォースT5000。

インナーULC→3枚+ZLC→インナーカーボンという異色の変わりよう。

 

それまで主流だったALC

その後、性能の高さでZLCが人気になったが、結局ZLCだと扱いづらいという人が、インナーZLCに移る。

だけどインナーZLCだと決め球に欠ける人が再びALCに戻る。

特殊素材トラックのマラソンが始まっております。

ALCは打球感の軟らかさと回転のかけやすさが人気なので、それに慣れているとどうしてもZLCは硬く感じてしまうのでしょうね。

今はALCとZLCの2強。そこにSP-ZLCが割ってはいるかどうかは楽しみです。

「張継科・SP-ZLC」はみなさん、「あれ?思ったほど弾まない」と思った人が多いようですが、「水谷隼・SP-ZLC」はかなり飛びます!2本の比較などは今月発売の卓球王国でドーンと特集するのでお楽しみに!

女子の動向は次回紹介します。