各国の様々なウェア

ジャパンオープンの記事は現在発売号に掲載中です。

今回は趣向を変えて、ウェアに注目してみます。

 

ウェアは国によって規定は違いますが、

日本の場合、国際大会には公認の代表ウェアを着る必要があります。(自費参加を除く)

男子だったらVICTAS、女子だったらミズノ。

 

たとえば、愛工大名電高校所属の田中選手も

VICTASのウェアにANAやスターツなどの日本代表スポンサーのロゴ入り。

所属選手とは言えども、「MEIDEN」のロゴを入れることはできません。

 

例外として、日学連推薦の選手は日学連のロゴが入ったウェアを着用

 

中国は全員が代表ウェアのリニンを着用します

 

ただ、最近他の国はその選手の個人契約メーカーや、所属チームのウェアを着るようになっています。

 

日本ではウェアではなくて、Tシャツとして売っているニッタクのシャツ

同所属の選手でしょうか

こちらはウェアとして売っている物。

ハングルが読めないので、わかりません。

 

このふたりは恐らく高校生

ベンチの彼の胸には天安中央高と書いてある

高校のウェアだろう

 

 

プレーしている選手は中遠高のようだ

 

韓国は本当にTシャツ多いですね

 

タイは代表ウェア。

このバタフライウェアも相当にタイに馴染んできました。

ウェアのデザインとタイ国旗がいい感じにリンクしています。

 

バタフライ、こんなビビットなウェアあったの?

とタイペイ。特注か、海外限定か。

 

サムスンはエクシオンのウェア

胸には三星(サムスン)生命

 

ドイツのドゥダは個人契約メーカーのVICTASのウェア

 

こちらはヤサカ。珍しい!

 

 

少し前まではKappaだった香港ですが、最近のFILA(フィラ)も馴染んできました。

 

なんだか、数が多すぎて、とりとめがなくなったため、続きは次回へ

卓球場がどんどんできてます

ココ最近、どんどん卓球場ができています。時間があれば、いろいろ行きたいですが、まず最初は。。。

VICTASに勤めていた尾留川くんが独立し、卓球場をオープンしました

 

 

T−Port(ティーポート)卓球スタジオ

HP:http://t-portjp.com

十条駅から1分です

全然場所も調べずに、駅前のアーケード街を散歩していたら

 

 

 

すぐあった

 

おお、なんかいい感じ

 

 

広い!!

 

この日は翌日にイベントがあったようで、1台手前に設置して用具を置いてありましたが、普段は

 

こんな感じで広々使える

 

それにしても、

 

更衣室あり、ロッカーあり、そしてきれい。

 

 

スペースに余裕があるのがいいですね。

 

 

卓球台やフェンスなどは前職のパイプを活かしてVICTAS&TSPを採用

でもボールはしっかりニッタク。

東京はニッタクボールの試合がほとんどですから、ニーズがわかってる。

 

尾留川竜貴くんはインターハイのシングルスでベスト8入り、

大学時代もインカレでランクに入り、学生選抜ではベスト8入り

端正なルックスで、性格はとにかく優しい。

 

去年の2月に彼の独立を記念に練習&ご飯へ行ったのを思い出しました。

 

新宿区コズミックスポーツセンターで2時間練習後→目の前のビッグボーイにて。

 

頑張れ尾留川店長!!!

GTT45が好評らしい

今月発売の卓球王国本誌の作業が一段落しました。

グッズ特集は

「世界の選手に聞いた 用具のこだわり

 

 

メンツが渋すぎる!

来年の自分にプレッシャーかかります。

ハンガリーなので、警備が緩いと良いんですが(練習場への出入りが可能かどうかで、だいぶ成果が違う)

 

さてさて、春製品が次々に発売されて、いろいろと評価が聞こえてきました。

今回は

なんかやたらと人気があるらしい。

 

 

GTT45

別冊グッズ2018でも他の用具ソムリエの方々が勧めていました。

どれどれーと自分も使ってみました。

 

まず、厚さが1.6mmしかないので、選択肢がない。

初心者は逆に「この厚さが最適だよ!」と言われたほうが良い。

ぼくも卓球をスタートして2年くらいは「中」を使っていました。

理由はよくわからない。周りが中だったから。

 

すごいのは、価格が

3200円

というところ。

マークVと同じ価格ですよ。入門用もここまで来たか!という性能。

 

名前のとおり、スポンジ硬度は45度

作りはヘキサーとほぼほぼ同レベル。つまりスピン系テンション。

もともと6千円で売っていたラバー(今は5千円)レベルと思うととてもお得。

さて、打ってみよう。

 

 

ほほほ、

結構良い

 

「中」だからこそのコントロールの良さ、抑えやすさ、ミートのやりやすさはもちろんですが、

ツッツキの切れ味や上回転のかけやすさは、スピン系テンションの恩恵を受けている。

 

バック対バックは、キュッとかかるので、かなり良い。

普通の高弾性やスピード系テンションならば、バック対バックのかけ返しで落ちちゃうけど、GTTは入りますね。

ミートも良いので、当てすぎても入るからありがたい。ミートはややナックルで飛ぶので、相手も取りづらい。

 

当然、下がると飛ばないから前陣向け。

回転をかけてもそれほど飛距離は変わらない。むしろ飛ばない。チキータはちょっと強く当てないといけないです。

いないか。初心者でチキータする人・・・。

逆に言えばツッツキは切りやすいし、止まるからOK

 

ヴェガイントロはもう少し硬質で、かけやすさよりも、回転量の上限が高い。

GTTは回転量よりも、かけやすさとコントロール。

同じ3200円次世代入門スピン系テンションの中でも棲み分けがされています。

どちらかと言えば、GTTのほうが、より入門用かなーと思います。

だから、国際卓球とかでも入門用セットとして好評なんですね。

 

侮るなかれ、GTT

シューズは大切

なんと、国内のシューズシェアの55%がミズノシューズらしいです。(ポップを見ただけなので、何の大会のデータかは忘れました)

55%って、これ以上はなかなか伸びないんじゃないかな?むしろ、アシックスが力を入れてきているので、少なからず削られていく気がします。

来月にはアシックスの新作が発売されるみたいです。

 

エクスカウンター2

 

ブレードライト4

 

など、ハイエンドモデルがリニューアル。

ドミネイトに続いて、市場を騒がせそうです。

 

かくいうミズノも

ドライブネオ

 

が発売されます。

 

色の選びがいがあります。

ドライブネオはブルーのほうが限定商品。

 

発売はまだですが、年末にもカッコいい新作が出てきます。

 

さて、世界選手権での選手のシューズはどうだったのでしょうか?

 

 

今年流行っていたのは黒

鄭栄植のフットワーク(XIOM)や

メイスやポルトガル勢などはブラックのレゾラインマッハ

 

他には個性あるシューズが増えてます

 

今やいろいろと選べる時代ですね。

 

でも一番見たのは

ウエーブドライブ

青も赤も多く見ました。赤のほうが多かったかな。

 

 

卓球シューズもどんどん高性能とデザインの時代へ!

そのへん含めて、7月発売号でシューズ特集をやりたいと思います。

 

カットマン必見

発売されました、Q4

「早くね?Q3出たの半年前だよ」

と思う人もいると思いますが、本当は『Q3』と同時に発売したかったらしい。

 

理由は2枚が同じスポンジを使い、トップシートが違う仕様になっているから。

良いゴムができたから、2種類のトップシートで性能の違うQシリーズを試してもらいたい、ということ。それで遅ればせながらQ4が登場。

どちらもスピン系テンションなので、イメージでは

Q3がテナジー80ならば、Q4はテナジー05

Q3がバランスタイプで、Q4がスピンタイプ

という感じでしょうか。

 

打ってみるとQ4はシートが強くて、ボールにガッチリ噛み付く感覚があります。

ドライブを打つと、ボールが深い。

逆にQ3は深く入らないけど、安定する。それこそ、ドライブでもミートでも、守備でも攻撃でもなんでもやりやすい。

フォアQ4、バックQ3という感じかな。

 

おもしろいのが、2枚の重量がほぼ同じということ。

普通は粒が詰まっているQ4のほうが重いはずだけど、粒の高さも少し短くなっているからその分だけ帳尻があっている。

 

Qシリーズは何より打球感が独特。

テナジーやドイツ製はそれぞれの特有の打球感があるけど、Qシリーズもこれが住友理工製なのかという独特の重い打球感。新鮮だ。

 

上回転のラリーは申し分なく、カウンターも相手の威力に負けないのは、最新のスピン系ならではだ。Q3より攻撃的になって好まれそうだな−と思って、下回転系の試打に移ったら・・・・

 

何???どした???

 

という打球が!!!

 

上回転系は違和感なく打てていたのに、下回転系が今までのラバーにないほど特徴的。

飛び方、回転のかかり具合、反応、反発

すべてが他のラバーと違う。

 

具体的に言えば、下回転がびっくりするほど飛ばない。

そしてびっくりするほど真っ直ぐ飛ぶ。

普段の角度で打ったらツッツキなんてネット一直線ですよ。

不思議なほど下回転が上に跳ねないので、ふわっとした軌道を想定しているとネットを超えない。

そのかわり、角度さえ覚えれば、ツッツキが全然飛ばないので、ブチギレツッツキ&ストップが可能。意味がわからないほど下回転が飛ばない、上回転はちゃんと飛ぶのに。不思議だ。

 

 

ん?

この性能って、攻撃型はもちろんだけど、カットマンが欲している性能なんじゃないかな?と思ったわけです。

 

攻撃時は弾んで、カットしたら収まる。

ということで、下手くそながら自分がカットをしてみたわけですが、ぼくレベルのカットでも無茶苦茶収まる。

そして本職カットマンにしか出せないような低くて真っ直ぐ飛んで相手のコートにスッと落ちる「糸をひくようなカット」が面白いほど打てる。

振っても振っても収まるので、カットもブチ切れる。低くてブチギレのカット。これはすごい。なぜか上回転を下回転で返す(順で返した)時だけ、相手の回転の影響をあまり受けないんですよね。『Q3』の時は感じなかった感覚です。

案の定『Q3』でのカットはあまり良くない。

 

「Q4はカットマンに最適だ」と自分が思っているだけでは良くないので検証。

半信半疑で知り合いのカットマンにも打ってもらったら……。

「やばいです。これです!」

と一言。

 

ぶっち切れカットに中陣での反撃。

今の時代、カットマンでもフォアにテナジー05やV15、ブルーファイアなど、超攻撃型が貼るラバーを使っていますが、

みんな「攻撃で点数が取れるラバーが良い。カットだけを考えているわけじゃない。カットのやりやすさを考えたらもっと違うラバーがあるけど、仕方がない」と言います。

 

いやーー、出ましたよ。

攻撃もカットも質が高いラバーが。

 

もちろん攻撃型にも良いですが、、、カットマンの間でヒットしそうなラバーです。攻撃型も下回転が飛んでしまって悩んでいる人にも良いかも。

 

Q4はカットマンならば一度試してもらいたいラバーです

ティバーと言えば・・・

世界選手権ではそのメーカーのパワー、つまり世界でどれだけ浸透しているのかわかってきます。

バタフライのNo.1は国内外ともに変わらずですが、

世界的にはドニック、ティバーが続きます。

用具を使っている選手も多いですが、ウェアも多い。今大会のウェアはGEWOが相当伸ばしてきている感がありました。

ドニックはまだしも、ティバーは日本ではやや存在感が薄い。しかし、三英と組んだことで今後いろいろ仕掛けてくると思います。

 

ティバーのトップ選手といえば、

サムソノフです

いつでもナイスガイ!

あなた、いつまで強いんですか!と言いたくなる若手の壁です

 

サムソノフはラケット変えすぎで、追っていけません。笑

ラバーも今回、フォアはエボリューションではなかったもよう。

 

16年ヨーロッパチャンプのルベッソンも看板選手

 

日本未発売で自分の名前を冠したルベッソンを使用

 

 

10年契約の陳建安

自分モデルのCCA Unlimitedを使用。CCAとは彼の名前のChen Chien-An の略です

これも日本未発売

 

去年大ブレイクして、グイグイ来ているスッチ

女子の看板選手です

まじで強くなってます。ヨーロッパで一番強いんじゃないか・・・。

苦手だったカット打ちも、我慢&要所でスマッシュが打てるようになり、キム・ソンイにも勝利

ラケットはサムソノフフォースプロ ブラックエディション

これは売ってます。良作です。

この活躍なら、彼女のラケットも出るのかなー。でも女子ラケットは売れないから出ないだろうなー。

 

ベルギーのニュンティンクもティバー契約

ラケット、見たことない。何だこれ?と思ったら、、、

彼のモデルが発売されてた

 

ニュンティンク ハイブリッドZC

アウターのZLC的なラケット

日本未発売

 

 

同じくベルギーのデボス

フォアにアウラスプライムを使用

 

このように、良い選手&良い用具があるが、未発売が多い。

今後はいろいろ投入してきてくれるとうれしいです

ここからのティバー旋風、期待したい。

ワルドナー先生

香港オープンのドローを見ていたら、、、、

候英超がカナダに帰化しているじゃないか・・・。

これは・・・五輪狙ってるな。

 

世界戦で当たるチャンスがなくて、五輪トーナメントの一発目でいきなり候英超って怖すぎる。

一時期、でっぷりしていましたが、これから絞っていくのかな。

 

今回、ブースがこじんまりとしていて、コレ!というものがなかったので、ほとんど買い物をしていません。

大きさ的にも昨年ドイツに比べて5分の1くらい、一昨年の中国に比べると10分の1くらい。

価格的に魅力だったのはドニックブースでしたが、

 

 

「中国式ペン? ハハハ!!置いてないよ」

と笑われてしまいました。

ぐぬぬぬ、オフチャロフオリジナルセンゾーカーボンを買おうと思ったのに。

 

スウェーデンはあまり卓球が盛んではないので、あまり在庫も持ってきてはおらず、最低限の商品くらいです。

買い物というより、各国の選手・コーチが挨拶&商談&契約の話をしていました。

メーカーにとっても新しい契約選手を開拓するチャンスのようです。

 

昨年のドイツ大会のブースにもありましたが、

 

新しいブランドのLAO WAも置いてあります。(写真は去年のもの)

 

ワルドナーのブランドです。

 

今回はシャツだけじゃなくて、パーカーやダウンジャケットもありましたが、

日本に帰ってきてもダウンジャケットを着るのはあと半年後になりそうなので、見送り。

 

名前の由来は

LAO=老(中国語で先生の意味)

WA=ワルドナー

 

つまり、ワルドナー先生

ワルドナーは中国でそう呼ばれているらしいです。

 

デザインにワルドナーらしさがあるのかどうかわかりませんが、ファンならほしいですね。

というか、今大会、、、スウェーデンで開催なのに、一度もワルドナー見なかった。アペルグレンも・・・・。

パーソンに遠慮したのかな。

涼しいが、虫も多い

最近、朝がいい気候です。

気持ちいいですが、虫も多くなって、一長一短です。

汗っかきなので、蚊にさされまくり。今年はどうやって回避しようか。

 

 

 

さて、今大会、田志希やA.ゾルヤなど、第一次帰化選手の移籍解禁が解けて、世界選手権に出場していました。

写真はシンガポールのリン・イエ

グランドファイナルU21優勝など、力はありましたが、中国からの帰化のため、ずっと出場できなかった。今回解禁です。

 

馮天薇とユ・モンユの2枚看板にもう一枚ほしかったところ。

この加入はでかい。でもユ・モンユの力が落ちてきているので、そこが惜しかった。カット2枚のウクライナに負けて、ベスト16で終わってしまった。

リン・イエもあまり伸びていなかった

 

キョウヒョウブルースポンジとテナジーの中国選手仕様

でもラケットが違う。トルネードキングスピード。アウタータイプです

 

 

 

中国男子の新星は王楚欽

ビスカリア使用。日本でも増えてますが、売ってないビスカリア。

 

この前、別冊グッズ2018で試打に行った時に

長年ビスカリアを使っていた弓取くんが

 

「このラケット!どのビスカリアよりもビスカリアです!」と絶賛してました。

意味わからないけど、意味わかりますよね。

各メーカーから数々のビスカリア風ラケットが発売されてますが、今まで使ったどのラケットよりもビスカリアに近いということです。

自分のラケット(ビスカリア)と打ち比べて「同じ!」とひと言。

オフチャロフトゥルーカーボンはビスカリア名人が太鼓判を押すビスカリアのようです。

 

長く活躍しているクリサン。

一時期はティモボルキラーとして名を馳せました。

バックハンドの気配がなく、それでいて打球点が早くてコンパクト。

滑るように深くコートを走る。

バッククロスで左利きのフォアサイドへズバッと強襲。ティモの急所を突く。

今大会は劉詩雯を使用していますが、いつの間にか劉詩雯も廃番。

前陣ドライブ型にとって最強のラケットが廃番になってしまった・・・。

 

今やインナーフォースレイヤーZLFとも違うので、別ラケットでの復活を希望です。

 

その本人でもある劉詩雯は・・・

 

一時期、カーボネード45を使っていましたが、今はバタフライ特注へ

何だろうこのラケットは・・・・。

間違いなく織ってる。

間違いなくインナー。

恐らくZLC。

 

見たイメージですが、

普通のインナーより深い気がするが・・・どうだろう。

これは見て楽しむ程度にしておきます。

 

 

個人的には選手が特注で使っているラケットは、どうせ買えない&他人に勧められないので、興味の優先順位からやや下がってしまいます。

だから廃番品&レトロ商品にもあまり興味がありません。

「これ、めっちゃいいよー」と言っても、他の人が使えないから。

自分だけが使って勝っても世界が狭いので。

かくいう自分は良い中国式ペンの合板がないので、シェークを切って使っていますが・・・。もちろんバタフライが特注対応をやっていたらサブラケ含めて作ってます。

今は少々のカスタマイズということで。

 

 

別冊グッズのこだわりすぎた男たちに比べたら全然まだまだです。

 

 

現在使用ラケット

福原愛プロZLF(FLを削って短くカスタマイズ)

両面:パワーセルウルトラ45(2.1mm)

総重量162g

 

作馬さんには怒られそうですが、軽いのじゃないとホビープレーヤーは振れません。特に全然卓球やってないので、振り遅れでのミスはイライラしてしまう。

 

 

表面は特注っぽくていいんですが、

ひっくり返すと

ちょっと可愛い感じになってしまってます。

ピンクのラインを残しているのがミソです。

この福原愛プロZLFですが、別冊グッズでも書きましたが名品です。素晴らしいブレード構成です。

機会があれば、ぜひ使ってみてください(シェークの人)

少しづつ世界用具を更新

許昕の新ラケット

許昕レンズ&ブレード面にはCOMING SOONの文字。

発表までもう少々お待ち下さい。ペンドラ期待のラケットです。

 

キム・ソンイはディフェンスプロとテナジー&フェイントソフトは変わらないのですが、大会中にVICTASのブースで何やら用具相談と買い物をしていたとのこと。

松下浩二と村松雄斗を持っていったらしい。次の大会では変わっているかも。

 

カットマンつながりで、スウェーデンのリンダ。

松下浩二にVS401、バックはカールP-1

横振るカットで、振り終わりが他の選手とちょっと違う

 

手がもげそう。

エクホルムと一緒に2点使いされたリンダ。

大活躍でした。

韓国の進化

今回、韓国の男子選手の進化は目を見張る物がありました

 

昨年の世界選手権で3位に入った李尚洙

抜群のサービス力、速すぎるフットワーク、そしてメダル獲得でついた自信。

素晴らしいポテンシャルでした。

彼は速すぎる。中陣で打っても体が全然崩れなくて、体がのけぞらない。

そして何と言っても、

バックハンドが超進化!

シェークオールフォアだった一時期とは見紛うほどのバックハンドの完成度。

前陣でのタッチ、快帯、一発。ヨーロッパのような中陣からの盛り返しはないものの、サービス後の3球目はほぼ両ハンド待ちで、回り込みはチャンスボールのみ。

ちょっと前までインナーZLFタイプを使っていた李尚洙も今回はインナーフォースレイヤーALCに変更

 

 

日本戦で2点取りした鄭栄植

 

イケメンです。

昨年までバタフライの契約選手でしたが、現在は違います。

そのため、用具をガラリと変えて登場。

 

バックの安定感と威力、鋭さがエグくて、強かった・・・。

フォアも独特なボール。

大会序盤はフォアのカウンターミスが多くて、あまり状態は良くないなぁと感じていたんですが、徐々に入るようになり、日本戦では最高の仕上がり状態でした。

 

 

負けない3番手

張禹珍も今回大活躍

 

身体能力が高くて、縦横無尽に走り回る。

ロングサービスがうまいので、ストップ&チキータ主軸の選手は戦いにくいでしょう。

また、以前は少し団結力に欠けてる感じがあったのですが、今回は積極的にアドバイスをしたり、応援したり、ムードメーカーになってました。

世界ジュニアで優勝して、台に乗ってパフォーマンスしていた頃が懐かしい。

 

彼の最大の長所は

台上ドライブ

 

相手のレシーブが少しでも浮けば、ためらうことなく踏み込んで打ち込んでいく。

ロングサービス後は下がって両ハンド待ち、

それを警戒している相手にはハーフロングでストップを少しでも浮かせて台上ドライブ。そしてまたロングサービス。

この連携が効いてました。

 

実は鄭栄植と張禹珍の用具は全くおなじ

ラケット:キョウヒョウ龍5

フォア:キョウヒョウ3ブルースポンジ

バック:オメガ7アジア

 

用具の中国選手化が見られますが、バックがテナジーor中国ラバーではなくオメガというところが特徴的

しかも7アジアということでスポンジ硬度が52.5度という硬いラバー。

非常に重そうだ。でも振り回せたら・・・・ゴクリ。

キョウヒョウのえぐさ、キョウヒョウに合わせたラケット、そして別弾道が出せるオメガ

技術向上もですが、用具変更も今回の強さの一端を担っていると思います。