たかがメダル、されどメダル

近年のオリンピックにおけるメダルを何個ゲットできたか報道には、正直首をかしげたくなる部分もあります。

優勝とか、準優勝が、金メダル、銀メダルという表現になっているのもその理由かもしれないけれど、戦う選手達と、応援する側やメディアの姿勢は異なるべきだと思います。

実力のある出場選手が優勝を目指すのは当たり前!
だけど、筋書き通りに行かないのがスポーツの世界です。

特に毎回見ていて痛々しいのが柔道。
銅メダルや銀メダルを取った選手が、こんなものには価値がないような台詞を残すシーンがちらほら見受けられます。これは指導する側や周りの環境に問題が大ありなような気がしてなりません。

それなら、準優勝や3位入賞を放棄して、メダル受け取らなければ良いのにと思ってしまいます。

やはり自分を倒した選手には悔しくても敬意を払うべきだし、 4位以下の選手に対しても失礼なんじゃないのかな〜と感じてしまいます。

「今回は負けたけど、次回は今回のようには行かないよ!」というのがスポーツのよいところであり、どんな色のメダルであろうと誇りをもってもらいたいものです。

という前置きはこのくらいにして、
卓球の男女団体でのメダルと水谷選手の個人メダル、本当におめでとうございます〜。正直、勝敗に関係なく、日本選手の数々の試合展開に感動させていただきました。

そして、なんといっても今回特に嬉しかったのが、日本男子の様々なメディアへの露出度です〜。

リオのスタジオ、帰国後のテレビ出演、今後の一般雑誌などの取材。もう水谷選手などが出演している番組を探すためにリモコンでテレビのチャンネル変えまくり状態でしたw。きっと多くの卓球を知らない日本人が、水谷選手、吉村選手、そして丹羽選手の顔と名前をおぼえてくれると思います〜♫

前回のロンドンオリンピックでは女子団体が銀メダルをとり、多くの報道陣に囲まれ、様々なメディアから取材されたのですが、男子に関しての取材は、あんなに健闘してがんばったのに有無の状態。

おいおい、マスコミふざけるなよ〜!とばかりに実に悔しい思いをしました。(ん?選手でもない自分が悔しい思いしてすみません・・・・汗)

確かにスポーツですから、結果が最優先なんでしょうけど。でもメダルを取った取らなかったで、こんなに報道に差がつくのには首をかしげたくなってしまいます。

マラソン女子の福士加代子選手の「金メダル取れなかったあ! ほんとしんどかったあ! 暑いけどなんか、しんどすぎて、いろいろなことがしんどすぎて。でも金メダル目指したから最後までがんばれました」のコメント。いろいろと物議を醸しているようですが、僕的にはとても素敵でさわやかなコメントとして受け取れました。彼女のあのコメントのお陰で、他のメダルを逃した選手達も堂々とコメントできたと思います。

そう、誰ひとり負けようと思って試合をしている訳ではないし、その時の自分の出せるベストを尽くして戦っているんですからね〜。ぜひぜひ、様々なメディアの方々はメダルを取れなかった多くの選手達にもフォーカス当てて下さい〜。

選手の皆さん、本当にお疲れ様でした〜。
(特に卓球の皆さん、改めて感動をありがとうございました〜)
早く50肩治して、卓球したいです〜。

たかがメダル、されどメダル” への 6 件のコメント

    1. コメントありがとうございます〜
      もう何個メダルとったかとかやめてほしいですよね〜

  1. ホント素晴らしい試合でした!
    水谷選手の今までの苦労がやっと実を結んだと思い感涙でした(T ^ T)
    みんなありがとう!
    私もオリンピック目指します!^^;

    1. コメントありがとうございます〜
      感動いっぱいのオリンピックの卓球でしたね。オリンピックぜひ目指してください!そして新たなる感動お願いします!マジ目に楽しみにしています!

  2. これを機に、卓球もやるスポーツだけでなく、見て楽しむスポーツにもなって欲しいですね。目指せ、Jリーグ!

    1. コメントありがとうございます〜。今回のオリンピックで卓球とバトミントンは見る者をかなり熱くさせるスポーツだな〜とあらためて感じました。2020年までは無理かもしれないけど、プロ化期待しましょう〜!

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